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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-06-02

_ 酒でも

呑まなきゃやってられない気分であったりするが、酒を呑んでしまうと何も出来なくなってしまうので、ハーシーのミルクチョコレートを喰っている。 旨い。

昨日から暇な時間にニーチェを読んでいるがやはり面白い、かさぶたをべりっとやられたり、傷口に塩を擦り込まれる様な所も多く、痛くて重いが、やはり面白い。

実は最近ニーチェを読んでも今一つピンと来なくて途中で止めていたのだけれど、それは自分に都合の良い文言を探しながら読んでいたからであったようで、素直に文字を追って行きさえすればのって読んでいく事ができるようだ。

のって読んでいると、自然に凄い言い回しにぶち当たるようで、今日はフランスパンを棒のまま齧りつつグレープフルーツジュースで流し込むと言う情けない二百四十二円の昼飯の最中に

「いつのことか、わたしは屍色をしたたそがれのなかを、陰気に歩いていた・・・」

なんてところを読んでしまって、思わず泣きそうになってしまったりした。

更に困るのが、電車の中で読みながら寝てしまうと悪夢に直結してしまうことだ。 特に夢うつつで現実と夢の境目がはっきりしない時にはその傾向が強く、

ふと目がさめると車内の人間がみな悪意を持ってこちらをみてるようなきがしたりして一寸びっくりした。

しかしこれではキチガイ野郎だ、明日から気を付けようと思っている。

_ -今日の言葉-

かれらにとって美徳とは、謙虚にさせるものだ。

おとなしく飼育されるものだ。

この美徳によって、かれらは狼を犬に変えた。

人間そのものまで、人間の最善の家畜に変えた。
 

Friedrich Nietzsche 「ツァラトゥストラはこう言った」より


2000-06-02

_ 今日も今日とて

職安へ。 面接のアポをとったあと地下鉄で戸越銀座へ。 戸越銀座商店街は、駅から離れれば離れる程趣を増し、時間の流れもゆったりとしてくる感じで心地よく散歩。
 中延のうらぶれたガード下も捨て難いが、戸越銀座のゆったりした感じは非常に良かった。
 馬込、西馬込も歩いてみたが疲れただけだった。


2001-06-02

_ 仕事帰りに

駒込へ。 テント芝居を見に行った。 「パラダイスロスト 懐かしい夢」水族館劇場。 途中から見たのだけれど十分面白かった。 私は芝居とか映画には没入できないタチで、いつもなら大道具・小道具、照明・音響の入り・切りなんかに意識が行ってしまうのだけれど、この芝居にはすんなり入って行けた。 筋の矛盾とか観念的な長科白とか嫌いな要素もあったのだけれど、さほど気にならなかった。

_ 気にならなかったと言えば、

席が一番後ろで立ち見だった事も、団子坂を登り下っていくバスやタクシーの音すら気にならなかった。

観念的な長科白とか、私の嫌いな部分もあるにはあったし、話の筋やこまかい科白に矛盾はあったりしたのだけれど、あまり気にならなかった。

それだけ面白かったということだろう。

春先に見に行った新国立劇場の芝居とは大違いだ。

舞台装置も思いのほか凝っていて、正面奥と上手・下手の建物が回転して舞台が転換するし、舞台中央は床が外れて奈落がプールになっており、上手・下手のほかにもそれぞれの建物やプールの奥からも入り・はけが出来るようになっているので、思わぬところから人が出てきて思わぬところへ去っていく。 プールからは盛大に水が吹き上げ、上からも大量の水が降ってくる。

間口は狭いのに高さと奥行きはある舞台で客席よりも広いくらい。

はじめはいつものようにメモはとらぬまでも、日記を書く事を前提にみていたのだけれど、そんなことはどうでも良くなり、途中からはただひたすらぼーっと見ていた。 ラストは舞台の高さ・奥行きと大量の水を生かした物凄い物であった。 次も是非見に行こうと思っている。

_ 終演後、

誘った主である阿佐ヶ谷北氏を探すと、もはや毎度の事になりつつあるが、いない。

探しているうちに打ち上げが始まってしまい、そのまま終電まで呑んだ。


2002-06-02 徹夜明けの黄色い朝日

_ 暗室開き

都内某所に構築した非公然アジトで漸く暗室作業を開始。 一晩で30枚くらい焼いた。 ネガ濃度から露光時間を割り出す勘が鈍っていて試し焼きに時間を取られたのと眠いのとで能率は上がらなかった。 澁谷さま献上用のポストカードが出来上がったので良しとする。

_ 松浦新曲ばなし 2

グラビアのえらいひとから「したげる」は、関西(近辺)の方言ではないかと思いますが…。松浦、つんくともに関西出身ですし。とのご指摘。 うーむ、私は「はしゃいじゃってよいのかな」と同じで つんく♂ が耳に引っ掛かるように一寸換えてみたんじゃないかと思うのです。 まぁ根拠無し(悪意有り)の深読み解釈ですが(苦笑)
さういへば、CDTVリピートを見ていた家のものが「この曲酷いよね・・・。」「サビはまだいいとしても他のところは・・・。」・・・と言っていました。 アヤヤマンセーではない普通の人から見ると、やはり「なんだかなぁ」なようです。

_ 5/26のGoGoライブ

ビーチプロモーションの人からの突っ込み(笑)によると、上杉綾子のマネージャー氏はフエニックスの撮影会を抜け出して観に来ていたらしい。 まぁ同じ事務所の娘がでているから言い訳もしやすかったと思われ(笑)。 ・・・って言うかアイヲタだったんですか?(苦笑)

_ 各地で話題の「元 清水美穂」

一回某撮影会で見たのですが(後述の理由で殆ど撮ってない)、目の焦点が合ってなくて非常に怖かったです。 なんか「オカルティックな意味合いにおいてヤバイ」と言う感じ。 ちなみに私はその日の夜から謎の高熱を出して寝込みました(苦笑)
野間コラム2/20分を読み返すと、誠実そうな文章の裏側に潜むものが垣間見られるような気がします。

_ 高橋課長

H社の高橋利幸課長(何課なのかは不明)が天野めぐみ公式掲示板に登場。 ハンドルは「meijin」(苦笑)。 ・・・っていうか、まだ課長でしたよねぇ?>こころあたり

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# わんこ☆そば [なにが不思議って、あみちょんはプロデューサーと分離されてたのに、あややはワンセットな言われ方をしてること。まあ、なん..]

# raffine [たぶんこころあたりではない気がしますが、高橋利幸名人は(株)ハドソンの連結子会社である(株)未来蜂歌留多商会において..]

# ルカ [エースファイルトレカのデザインを担当されたあと、大阪営業部に飛ばされましたYO!]


2003-06-02 毒ガス

_ ここはアウシュビッツか?

職場の隣人からアンモニアを含んだガスが大量に発生。 鼻に来る分にはまだ我慢できるが、目と喉に来たのには閉口。 仕舞いには頭まで痛くなってきた。
かいた汗が分解して午後から臭くなるのならまだ判るが、朝っぱらからいきなり臭いってのはどう言うことだ?
仕事の性格上逃げるに逃げられないので一日中アンモニア臭の漂う中に居たら人生そのものが馬鹿々々しくなってきた。 明日もまた・・・。
嗚呼、人生不可解。

_ 一週間経って

漸く月蝕レポ(芝居部分)を脱稿。 今日はもう寝ます。

_ 最近一番堪えた殺し文句

「あ、いつもサイト拝見しております(笑)」


2006-06-02

paraiso氏の日記で知ったのだけれど、小栗虫太郎のアレ(注 テキストだが重い)が、ついに青空文庫で読めるようになった。
社会思想社滅亡後、現代教養文庫の入手が難しくなっていただけに嬉しい。
うちのは・・・、さて、誰に貸したっけ?。

_ ちなみに

他にも色々ある。
宇佐美さんには是非読んで頂きたい。

_ さてはて

これ読んじゃうと私のペダンティスムなんてカキワリみたいなもんだ。


2007-06-02 例の北伐

_ 酒田へ

給料日に明細を見ると憂鬱になる今日この頃ではあるが、気散じに酒田へ。
途中鶴岡に寄って、アートフォーラムで 「パレットの記憶」展。
渡邊榮一さんの絵を見て来た。

古今東西の画家のパケットと絵画を並べて展示する企画展。
香月泰男と宮本三郎が見られたのは良かった。
渡邊さんは油彩と銅版画とコラージュを何点か。
面白い絵は他にも有ったが、部屋に飾りたいと思ったのは、渡邊さんのものだけだった。

_ 今月の「しばらく」

「やまと桜」の出品酒を嘗めながら煮魚と蕗でつなぐ。
マハタ、オーヨ、モーヨ、コブダイ、フグ(白子のせ)、ショウフクジ(味噌のせ)、生ハモ(塩で)、生シャコ、タラバエビ、ガサエビ、オキニシ貝。

えーと…、もう一杯何か(失念)注いで貰って、カワマス、ワラサ、生アンキモから、最後にエビコ、ヒラメコ、ムラサキウニの軍艦三連弾で締め。
抜けはあると思うけど、18カン。

オマケで生牡蠣四つ。
味噌汁はエビの頭のダシに白身のしんじょ。
ごちそうさまでした。


2016-06-02

_ 週刊ヤングジャンプ 2016 27号

入山杏奈
巻頭8ページ13カット、見開き1か所。 撮影は佐藤裕之。
築百年以上と言う箱根の温泉旅館での撮影。
強羅駅前で饅頭を食べるカットから始まり、浴衣を羽織って脱衣所に腰掛けるカットで終わるのであるが、時系列で並べるようなことはせず、湯船に浸かったり、浴衣で涼んだり。
短篇でもなく、かいつまんだ粗筋でもなく、長い物語のところどころ抜き読みをしたような。 8ページで収まらなかった部分を見たくなる佳品。

何を着てもサマになると言うか、着て映えない衣装が無いのだけれど、デザインとしてだけでなく、体形に合わせて選び調整されているのは良い。
入山の写真を見るときには、未だにどこか身構えてしまうところが有り、そうさせる何か(恐らく有るであろうポーズや構図の制約)を探してしまったりもするのだけれど、入山の表情は飽くまで柔らかく、カメラとの向き合い方も悪くない。

最後のカットを見終えて最初のページに戻ると、饅頭をかじっている。 このカットかあとから効いてくるのであつた。

江籠裕奈
巻末6ページ11カット、撮影は門嶋淳矢。
SKE48に11歳で入った江籠裕奈、16歳である。 上手く年を取っている。
全体的に、水着になると更に表情は硬めなのであるが、カメラと正面から向き合おうとしているのは良い。
じっとこちらを見つめるようなカットが多用されているのだけれど、これが実に厄介で、引き込まれてしまう。
策を弄さずに正面から撮ることで、カメラと正面から向き合おうとする江籠裕奈を余すところなく捉えている。 眼福。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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