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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-07-03 疲弊

_ ここのところ

疲弊していて更新する気力も無く、下書きはしつつもアップロードには到らず。
ネタは有るんですがね。

_ ボンブラ

飲酒青年同盟(と勝手に命名)の人たちは、その場その場で楽しく騒げれば、彼女等のこれからがどうなろうとどうでもいいんですかね?
これは去年のルイードの頃からの疑問だったりするのですが・・・。
山♪田さんにチクリとやられているので、漠然とした話にしておきます(苦笑)。

_ 地獄の3連休の予感

7/19 りえくらぶ撮影会「りえくらぶだよ!全員集合!」(金田ちあき・桑原彩美・桜井美侑・かわばた久美) もしくは SHIP 携帯用ラジオ「すてきなRadio」発売記念「SHIPすてきなRadio Station」 及び 「僕ピンフォトコンテスト」表彰式&記念ライブ

7/20 上杉鷹山公生誕際 *山形県米沢市 伝国の杜特設会場11:00-21:00(出演予定時間18:30−)

7/21 「りょんりょんハッピーバースデイ!」バースディボウリング大会

さぁて、どれに行ってどれを切るか・・・。 しかし、何故いつもボウリングなんだろう・・・。 ボウリングじゃなければ迷わず行くんですが。
19日はフォトコンテストの結果次第。

_ ガマニア 「クリック美少女コンテスト」

不正投票まつり開催中
この手の企画は余程手を掛けて不正投票分を修正していかないと、お祭り野郎以外投票しなくなります。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# きなちゃん [オールスターの川崎祭りも修正したほうがよかったですかね? なかったことにして。]

# きなちゃん [メール下さいと言われても、メアドわかんないし(苦笑) 自分のメアド入れといたので、返信願います。]


2007-07-03 新橋に引っ掛かる

_ レッドペッパー新火曜寄席

新橋のジャズバーで、毎週火曜にやっているのに毎度忘れていて、終わってから思い出す落語会。
今回は前日に思い出したので何とか行けたが、残業で時間を食って二席目から。

「大山詣り」瀧川鯉之助
<中入り・吉幸二つ目披露>
「幇間腹」立川吉幸

「大山詣り」のような仕込みで説明が必要な噺は、その辺でリズムが悪くなりがちなので、少々演りにくそうではあったが、仕込を済ませてからの運びは良くて、後半は楽しく聴けた。

中入りを挟んで二つ目の披露と言うか挨拶と言うか。
贔屓にしている人が、初めて羽織を着て客前で挨拶する瞬間に立ち会えたのは実に感慨深かった。

最後は吉幸さんの「幇間腹」。
探るようなマクラから噺に入って自分の間と空気にして行く腕は流石。

店の中で軽く打ち上げ・・・になる筈が、日本酒をチェイサーにバーボンを舐める羽目になり、気がつけば浅草で呑んだくれて真夜中に帰宅。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [kamagra pills india <a href=http://dstvmediasales.com/sit..]


2008-07-03 久し振りに雑誌レビュー

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 8月号」

アップトゥボーイのリニューアル第2号。 特集が「歌姫復権」と言う事で、表紙は中川翔子。 裏表紙も街金の広告の中川翔子。
水着グラビアが殆ど無い構成は潔いが、何がしたいのかは見え辛い。

グラビアは後回しにして、先ずは読み物ページから。

読み物ページは玉石混交ながら玉が多い。  「玉が多い」と書いておいてナニだが、石の話から。
まず、ブレーメン大島の真実とはほど遠い「インディーズアイドルの真実」が酷い。 地下アイドルと書かなかったのは評価できるが、それだけ。 事実に反する事を「真実」と書いてしまう事より、あまりの悪文に頭を抱えた。 

Parfumeのグラビアから続いて宇多丸と吉田豪の対談「なぜ歌うアイドルは素晴らしいのか!?」
宇多丸も相変わらずテキトーな事を言っているが、対談の相手が吉田豪なので、宇多丸がテキトーな事を言うたびに吉田豪のツッコミが細かく入って軌道修正。 通して読むと形にはなっているし、宇多丸と一緒に出たお陰で吉田豪の扱いも良い。
対談より、「吉田豪のヤバ過ぎアイドルディスク15選」の方が読み応えがある。

テキトーはテキトーでも、筋金入りのテキトーである秋元康はプロのペテン師としての風格があり、インタビュアーは結構鋭く突っ込んでいるのだけど、動じないし、もっともらしい言葉を発し続けて破綻しない。
80年代を語っても、秋元の口からは客の側から秋元を語る際に大抵出てくる「早瀬優香子」「原宿バナナワニ園」「高井麻巳子ファンクラブ、結成即解散事件」と言ったトピックは語られないのだけれど、それでも読み応えのある2ページが出来上がるのだから、引出しの多さには恐れ入る(引出しの多さもさることながら、こじ開けた聞き手も偉い)。
秋元康の仕事は時代に鉋を掛ける事だと私は思っているのだけれど、上っ面だけで薄っぺらいけれど、判っててやっているからこそ、とても美しい鉋屑が出来るのではないかと思う。

斉藤貴志の「女性アイドル歌手 THE DEEP CHRONICLE」は、面白味は薄いが手堅い筆致で、教科書としての価値はある。

相変わらずウスッペラな桃井はることか、途中から「俺トーク」になるサエキけんぞうとか、いやはやなんともな部分はあるが、半田健人にアイドルを語らせたのは良い人選。
70年代80年代のアイドルと並べて、「アイドルのプロ」として松浦亜弥を語っているが、これは立ち読みでも良いので一読していただきたい。

私的トピックとしては、小林香菜の連載がモノクロ1Pながら始まった事。 これの為に財布はたいて買った訳だ。
やっている事が大胆な割に極度の人見知りで小心者の小林なので、写真の表情はやや硬いが、それでものびのびやらせてもらっている所為か、初めての一人仕事にしては小林なりに可愛らしく写っている。
初回と言う事で、小林の小林っぷりを読者に解説するために「軽いジャブから」って事なのか、日本地図と人体図を書かせているのだけれど、これの出来が筆舌に尽くし難い宇宙規模のイカレっぷりで、買う前に立ち読みした丸の内の丸善で軽い眩暈に襲われた程。 未曾有の衝撃が読む者を襲う。
学校教育とは如何に無力なものであるかを思い知らされるが、「それでも生きていける」人間という生き物の根源的な強さもまた感じさせる怪作。 続きが読めるというので、勢いでワニブックスの携帯サイトにまで登録してしまったが、月額315円の価値は有ると思う。

さて、グラビアの話。

巻頭グラビアは、中川翔子のファッション写真っぽいグラビア6P+コンサートレポ1P。
私の嫌いなシノヤマ系の作りこみ写真。 衣装にも凝り過ぎず、背景もうるさくない表紙の写真は良い。

中川翔子の後は、平野綾(ex.Springs)、谷村奈南、ハロプロ絡み、Aira Mitsuki、AKB48、アイドリング!!!、岩田さゆり、バニラビーンズ、波瑠、林未紀、Parfumeと言う並び。
グラビアの並びもそうだが、Parfumeのグラビアの後に宇多丸と吉田豪の対談が続くところに編集にあたっての気遣いが見て取れる。
何を伝えたいか、見せたいかより諸般の事情が勝ってしまっている感じ。 商業誌なので仕方が無くはあるのだけれど。

巻頭のグラビアページは、つまるつまらない以前に、私の興味の外のものが多いのだけれど、事務所的には突っ込んで欲しく無さそうだけれど、本人には突っ込んでも全然大丈夫だと思われる「Parfumeの二番煎じ」と言う危険部位に突っ込んだAira Mitsukiのインタビューが面白い。
デートピアと言う事務所が放つ腐臭を、Aira Mitsukiが触媒となって上手く消しており、「やらされてる感」は有るが「騙されてる感」は無く、自分のやりたいことをやっている爽快さがあった。 
隣のページの前田敦子より可愛く写っていると言う事は、写真としても成功しているのだと思う。

谷村奈南は「胸にさえピントが来ていればOK」と言う感じの、割り切りすぎた写真が並んでいる。 インタビューが救い。

AKB48のページは「はい、そうですね。」もしくは「あぁ、そうですか。」としか論評の仕様が無い。
撮り方は凝っているのだけれど、ポーズと表情に面白味が無い。 そもそも定石通りの人選がつまらないのだけれど、これはまぁ需要と供給のバランスなのだろう。

巻頭の1ページずつのグラビア「彼女の音楽&彼女が聴く音楽」と巻末の2ページずつのグラビアの出来は良い。  特に「彼女の音楽&彼女が聴く音楽」は、これだけのために買っても良いくらいの佳品。
「彼女の音楽&彼女が聴く音楽」は、同じカメラマンが撮影環境と撮り方を変えつつ、ヘッドフォンを付けさせた写真で1ページずつ4組。 ヘッドフォンもモデルに合わせて4種類。 正面からではなく、可愛くもしくは綺麗に見える角度を探りつつ、絶妙な角度から撮られていて、ピントの置き場も深度も適切。 
岩田さゆりの左手の、二の腕から指先にかけての線と、唇まで含めた表情。
林未紀のヘッドフォンから延びるケーブル。 その行き先と、つまむ指先。 手の配置、表情。
この4ページは隅々まで、穴が開くくらい見ていただきたい。
CDジャケットと公式サイトの写真が可愛く撮れていないバニラビーンズが、少なくとも可愛く無くは無い状態で写っていて安心した。 インタビュアーはマッシュルーム担当の方がハロプロオーディションを受けたのを知っていて書いているのではないかと思われる。

巻末は成海璃子のセルフポートレートが凄い。
橋本雅司がセッティングをしているので、写真の色自体は橋本のそれなのだけれど、成海璃子の表情の付け方と写真の選択眼には畏怖すら感じる。 この人は、これでも食える。

これら以外では、真野恵里菜のP3とP4が良かった。
P4はもっと引いても良いと思うが、そうなるとモデルが小さくなり過ぎて事務所NGかもしれない。

広告以外での水着グラビアは、鈴木愛理で4P、浅尾美和で2Pのみ。
ワニブックスとして出版している写真集は月々一定数ある訳で、そこから使わずに撮り卸しの写真だけで雑誌を作ろうとする志は買えるが、写真そのものの質にばらつきが有り、志の高さが雑誌としての魅力に上手く繋がらない恨みがある。

編集の好みなのか、デザイナーの好みなのか、ハイキーな写真が多すぎて、画面に潤いが足りないように思う。

次号特集は「フリーキャスターのチカラ大研究」で、巻頭は小林麻央。
これまでの購買層とズレている気がしないでもないが、競合誌の中には、写真に関しては全く期待できない物もあるので、写真が判る編集者が作る雑誌には是非頑張っていただきたい。
(7/3/2008 加筆訂正)

_ アップトゥボーイ 8月号雑感

「歌姫復権」の号の巻頭が中川翔子と平野綾である事に疑義を呈する向きが有り、言わんとする事は判るのだけれど、これはこれで良いのではないかと私は思う。

コアなアイドルファンには喰い足りない部分は有ると思うけれど、ハロプロやParfume、中川翔子や平野綾しか知らない層に、「そこから先の世界」の存在を見せようとする構成は、購買層を開拓する意味に於いては総じて雑誌が売れない現状での販売戦略として妥当だし、初見では序列で並んでいるように見えたグラビアも、よく見ると「見せたいもの」「推したいもの」がさり気なく挟み込まれている。

アイドルを語りたがるが実はハロプロとParfumeしか語れない宇多丸に博覧強記の吉田豪を付ける事に依って話を拡げて、Parfume目当てで買った向きにも否応無く外の世界を見せたり、読み物ページも練られている。
こうしても見ると、Parfumeのグラビアの続きとして宇多丸の対談が配置されているのも上手い。

期待しないで買って、期待しないで読んで、初めはさしたる感興も起こらなかったのだけれど、レビューを書くにあたって通読してみると、見えなかったものが見えてきて、読めば読むほど面白いし、写真に関してもページ数の少ない細かいグラビアの出来が実に良い。

問題はページ数の多い(多いと言っても4ページかそこらだが)グラビアページが面白味に欠けること。 来月も表紙が小林麻央と言う事で、細かいグラビアに期待して発売日を待とうと思う。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第2回

アップトゥボーイ本誌との連動企画と言う事で、連載ページの詳細を見ることが出来る(毎週更新)。
先週の第1回は「日本地図」と「人体図」だったが、今週は「漢字テスト(読み)」と「お絵かき」。
写真の表情はまだ硬いが、「漢字テスト(読み)」と「お絵かき」では小林の小林っぷりが実に良く出ている。
小林の繰り出す珍答や怪奇画を、イライラしたり頭を抱えたり、泣き笑いしながら見て良くと、最後に

「ニョキ☆(にっこり)」

小林の魔法で全てが還元されていく。
次回更新は7/10とのこと。


2010-07-03 憂愁

_ 雑誌レビュー UTB 8月号(2)

モノクロ読み物ページは、スマイレージのインタビューと業界四天王の対談から。

スマイレージ
インタビューや心理テストなどで3ページ。
こちらに纏めて持って来た為、グラビアページは写真だけで押す構成になっている。 それだけに写真の出来の悪さが殊更惜しまれる。

業界四天王対談
この人達(北川を除く)の書いたものを読んで育ったので、こうして大御所然として時事放談的な記事になっていると妙な感じ。 取材と構成は例によって村山義典。
「グループアイドル戦国時代を斬る」ってんで、束ものアイドル花盛りの昨今の情勢と今後の展望をしつつ、さりげなく自分の好きなグループを推してみたり、相変わらず食えない。
定見は有りつつも節操は無い人達なので取り上げるグループは多岐にわたり、実際に見たうえで話しているので的外れな発言も無い。
テーマがテーマだけに仕方ないと言えば仕方ないのだけれど、束もの全盛の中、単騎奮戦する真野恵里菜に一と言くらい触れてやっても罰は当たらないのではないか。

_ 雑誌レビュー UTB 8月号(3)

渡り廊下走り隊
後半グラビアページは渡り廊下走り隊から。 6ページ6カット。 撮影は細居幸次郎。
集合で1ページ、個別で1ページずつ。 成長であったり、その他の事情であったり、それぞれ表情に変化が出てきているが、それが一番良い方向に向いているのが仲川遥香。
尾木プロが採った時は正直なところ「何故、仲川?」と思ったものだが、何時の間にやら綺麗になっていた。 黙っていれば。

新曲のタイトルに合わせてか、それぞれ国旗を持っているのだけれど、フランスの国旗を肩から掛けてご機嫌な渡辺麻友が微笑ましい。

6ページ目の平嶋、その魅力を引き出して撮って貰った写真が少ないように思うが、これは当たり。
立ち方にしてもポーズにしても意識が高い。
薄着のグラビアより、こうして普通に服を着た写真の方が映えるように思う。

小野恵令奈
5ページ5カット。 撮影は熊谷貫。
過渡期にある小野恵令奈の大人の部分に焦点を絞っており、1ページ目3ページ目あたり、小野の"今"を捉えている。

継続して取材してくれる専門誌の有り難味を感じるインタビュー。
2008年12月号の読み物ページで対談した吉田恵輔監督の映画「さんかく」に重要な役どころで出演した経緯と裏話など。
この人は仕事に恵まれている。 仕事に恵まれず、妙な形で脚光を浴びたりするのを目にするに付け、来た仕事はしっかりこなして次に生かして欲しいと切に思う。

前田敦子×大島優子
前田と大島で5ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
前田の表情が良い。 ニューヨークでの機嫌の良い顔とはまた違い、何と言うか、安心したような顔。
そんな前田に影響されてか、遣り過ぎる事の多い大島も珍しく過不足無い仕事。 将に相乗効果。
この二人は良いバランスだと思う。

AKB48 おひとり様 第2回
前回の小森美果に続き飛び道具が登場。 石田晴香でグラビア1ページ4カット+読み物1ページ。 撮影は古賀良郎。
1ページ乍ら石田晴香の外見上の美点は上手く引き出されており、不摂生からか時折見られる戸島花のような隈の棚田も消してもらったのか偶々出ていなかったのか、目の下もすっきり。

モノクロページのインタビューが泣かせる。 初舞台の頃の爆発的な人気を考えれば、とっとと正規メンバーになっていてもおかしくなかったのだけれど、それを下積みのまま腐らせかけたオタンコナスな運営。
石田晴香には強く生きて欲しい。

夏帆
2ページ2カット。 撮影は藤本和典。
今ひとつスイッチの入りきらないような表情。 役者属性の人はこの辺りが難しい。
2ページ目の黒バックの前に立つ写真。 元の写真だときっちり出ているであろう髪とバックの境目が、印刷になるとはっきりしない。 印刷になったときにどう見えるのかの想像力が撮る時に働いていない。

Mizca
2ページ2カット。 こちらも藤本和典の撮影。
あまり上手いと思った事が無いのだけれど、これは粗を隠して良さを引き出せている。
粗が出たのはモデルではなく、衣装の問題。

恒吉梨絵
2ページ2カット。 撮影は長野博文。
目次には載っていないセントフォースの若手キャスターを集めた写真集の宣伝ページが夏帆のページの前に挟まっているのだけれど、それと較べるとこちらの方がより長野らしい写真になっている。
最近、この人の影響なのかデジタルカメラで撮影した写真を加工して妙な色味にしているものをよく見るが、ここまで一定の色合いに仕上げられたものはついぞ見たことが無く、大抵は失敗に終わっている。
技術を練り上げて自家薬籠中のものにする事の難しさと大切さを改めて感じる。

少女団地 vo.13 (重本ことり)
アライテツヤの連載グラビア。 2ページ2カット。
只一つ残る震災復興建築の集合住宅である同潤会上野下アパートでの撮影。 まずロケーションが素晴らしい。
私の好みに嵌っているという事もあるが、心に沁みる良いグラビア。
階段室で外光を拾って撮った2ページ目が秀逸。

佐山彩香
4ページ6カット。 撮影は小塚毅之。
屋外で制服、屋内で水着。
屋外では眩しげな表情だが、屋内は柔らかく。
水着のカットは被写界深度を浅く、前後をぼかして視点を誘導して煩悩を刺激する撮影手法。 このあたり、巧い。

前田憂佳
ソロ写真集からの5ページ7カット。 撮影は根本好伸。
水着と着衣での構成だが、インタビューで本人も「水着の撮影は一生なれないと思います」と語っているように、水着部分は聊か硬い表情。
反面、服を着た写真は実に柔らかい表情。
2ページ目と4ページ目を見比べて頂きたい。

矢島舞美写真館 meet again
前号で終了した連載グラビアからの写真集刊行に合わせてのアンコールグラビア。 5ページ7カット。

引き出しの多いモデルを様々なカメラマンが撮り、纏まった量の写真を掲載する良い企画だった。
表情は佐藤裕之撮影分の1ページ目、写真から漂う楽しげな雰囲気は今村敏彦撮影分の4ページ目、写真としての美しさは6ページ目の根本好伸撮影分。

_ 雑誌レビュー UTB 8月号(総評)

写真そのものはいただけなかったが、インタビューとグラビアを分離してそれぞれを充実させる構成は良かった。
これを含めて散見される質の低い写真が気にはなったが、全体の質はまだ同業他誌より高い。

_ 立ち読みで済ませたもの

金曜発売の写真週刊誌に、今週も〓(the Artiste Formerly Known As Nakanishi Rina)。 この件では取り巻く多くの人が涙したようなのであるが、AKB48友撮と同じ雑誌の中で同居しているのが妙な感じ。
まぁ売れりゃ何でも良いのだろう。

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2011-07-03

_ 未来 with TAURUS BONEHEAD インストアライブ(銀座アップルストア)

未来(a.k.a 石田未来)のインストアライブがあると聞いて銀座。 ガラス張りで且つ各駅停車のエレベーターに戸惑いつつ3階へ。
スクリーンになっている壁と階段状の客席が向かい合うミニシアターのような造りで、客は石田姓当時からの人が多かったのではないかと思う。 5割ほどの入り。
7時を回って店の人の前説から開演。 まずは TAURUS BONEHEAD の二人が出てきて一曲、そして未来を呼び込んで曲の説明などを交えつつ4曲。 正味30分程度のミニライブ。

先日23歳になったと言う未来は23歳なりの容貌と服装で、往時の凄みこそ薄れたが歳相応の可愛らしさはあった。

曲は良く言えば爽やか、正直に書くと耳に引っ掛からない。
後ろの二人が腕っこきなのと、気心が知れていて息が合っているのとで、曲の好みはともかくとしてライブとしての出来は良かった。

アイドルのアイドル後の人生のひとつの答えとして、やりたい事を見つけて、それを出来る範囲で無理せず形にして行く未来の音楽活動は、最適解かどうかはさておき、幸せな答えであることは間違いない。

活動拠点が地元である名古屋と言うことで、なかなか見る機会もなかろうとは思うが、こうした気軽に足を運べるライブがあれば、また行って見ようと思う。

_ 更新情報

コラム置き場に

等号・不等号

をアップロード

_ 東京女子流ミニライブ(イオン下妻ショッピングセンター)

辺鄙な場所にあるショッピングモールのイベントスペースでのミニライブ。 場所が場所なのでアイドルとは無縁の友人に頼み込んで車を出してもらい観覧。
開演30分前くらいに現地に着くと、ステージ前にはブルーシートが敷かれており、後方に椅子席。 どちらも既に八割がた埋まっていたが、知己の隣が空いていたので潜り込む。

ブルーシートの桟敷には、大きなお友達と小さなお友達と家族連れ。 椅子席には大きなお友達と年齢層高めの買い物客。 客席の半分以上は地元の買い物客で埋まっていたのではないかと思う。
avex はこう言ったショッピングモールでイベントを打つ意味を正しく理解しているので、買い物客への周知にも余念がなく、また会場でもより多くの人が快適に見られるよう、気を配ってもいた。
椅子に荷物を置いたまま席を離れて戻らない無作法なアイドル客を角が立たない形で牽制し、嗜めつつ、放置された荷物をスタッフが預かるかたちで席を地元の客に回したり、そつの無い運営。

前述の通り、若者や親子連れだけでなく比較的高齢の買い物客も足を止めており、感心しながら観ていたのが印象に残った。

既に八割がた埋まったところで、開演前にリハーサル。 これで更に客を集めて、散らないうちに本番を始める流れも上手かった。
正味30分ほどのミニライブだが、その前にみっちりリハーサルをやることでイベントにも厚みが出ていたし、立ち位置や振り付けの確認を入念にやっている事を目にした地元の人の反応も良好。
「東京女子流」と言うのが今日初めて聞いた名前だったとしても、ここで与えた良い印象が、彼女らをテレビや雑誌で目にして繋がったときにプラスに働くのは間違いない。

私の近くで1部も2部も観ていた老夫婦は、リハーサルを見ては「おぉ、練習しとる」「えらいねぇ」。 激しいダンスを見ては「すんごいねぇ」。 小西彩乃のソロパートを聴いては「んまいねぇ」と一々感心していた。
その場でCDを買ったり迄はしなかったようだけれど、確実に心には響いていたと思う。

「目当て」の客を囲い込んで収奪することに血道を上げがちな昨今のアイドル業界ではあるが、「目当て」では無い層にも響くイベントが増えれば、アイドルというものの裾野も間口も広がるのではないかと思う。
温かい、良いイベントであった。

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# シモツマン [ちょっと下妻の人間バカにしすぎではないですか?]


2012-07-03 繁忙期 明日は明日の 風が吹く

_ バニラビーンズ“ノンセクション”インストアイベント(タワーレコード渋谷店B1)

締め切り・納期等が重なっててんやわんやの繁忙期。 今日出来ることは明日に延ばして渋谷へ。
タワレコ名物レジ前行列に巻き込まれたりしつつ、店員が巡回してバニラビーンズ目当ての客を誘導していたのでなんとか時間前には会場に入ることが出来た。

平日の夜にしてはまずまずの入り。 開演が七時半なのだけれど、とりあへず働いてはいそうな客層だったので妥当な線。
定時で逃げ出してなんとか間に合って、一寸残業したくらいの時間に衣服の乱れもなく帰れるので、所帯持ちの宮仕えにも優しい。
上手から見ることが多いのだけれど、日曜に下手から見た視界が新鮮だったので今日も下手から。
横に二人並んだ状態で見るより斜交いに見たほうが、振り付けの解釈や動きの質の違いが判り易い。 客を目配りで殺しに掛からないので、正面に陣取らないほうが気楽に見られると言うのもある。

一曲目が「LOVE&HATE」で驚く。 オープンスペースでのイベントとは違い、目当てで来た訳知り向けのセットリスト。 先日のワンマンライブの成功が生きている。
「LOVE&HATE」も発売当時は「ナンダコリャ?全然北欧じゃねぇ!!」(≒タンバリンスタジオ的な音造りじゃない)とムカッ腹を立てたりしたものだが、今こうして聴くと悪くない。
PVと写真集(ブックレット)には言いたい事・書きたい事も有るが、曲そのものは良い。 今日は演らなかったが、カップリングの「秘密」はオケだけでも繰り返し聴きたくなる佳曲。

アンコールは写真集の表紙の衣装で「君は僕を知ってる」。
忌野清志郎の歌い方とはまるで別物だが、その分物真似感は無く、曲に籠められた精神を換骨奪胎して自家薬籠中の物には出来ていた。
曲としての好みは分かれると思うが、良いカバーではある。 オケの作りの良さもあるが、コピーではなく、ちゃんとカバーになっていた。

シングルリリースの度に、こうして面白いものを見せて(聴かせて)くれるのも嬉しい。
幸せな気分で帰宅。
明日からも日曜まで怒濤のインストアイベント攻勢なのであるが、さてはて何回観られますやら。


2016-07-03 荒唐無稽

_ 朝練講談会 前座勉強会vol.13

猛暑日の予報が出ていたが、朝から既に暑い。
暑い中並ぶのも物憂いので開演前に着くよう、蕎麦を手繰ってからゆるゆると。
今日も太鼓の音が聞こえてくる。

ゲストで鶴遊先生と言うのもあってか、なかなかの入り。

「渋川伴五郎」田辺いちか
世話人からの前説が無いのでどうしたのかと思ったら、前座の仕事の一環でもあり、演者の口から。
発声と口調は悪くないのであるが、一度蹴躓くと後を引くきらいがある、考えなくても出来ることが増えてくれば、何食わぬ顔で読めるようになっていくと思う。

「寛永宮本武蔵伝 偽巌流」神田みのり
寛永年間、武芸もの、根多は被ってしまっているがそこはまぁ前座勉強会。
灰汁が抜けたと言うか、きっちり読めるようになってきた所為か癖が気にならなくなってきた。
はたり、はたはた、ぱん、バン、バンバン。 張り扇で句点読点段落分け場面転換、使い方に幅が出てきた。

二人とも未だ前座。 瑕疵もあるが伸び代も感じるので、今後も足を運びたい。

「山田長政遠征記 シャム王国」田辺鶴遊
若手真打が出演すると自分達の頃の前座勉強会の話になる。
私が講釈の会に行くようになったのは黒門町の路地裏の料理屋になっていた本牧亭が無くなる少し前からで、鶴遊先生が出ていたころには間に合っていない。 興味深く拝聴。

九時過ぎから始まる会とあって、眠たげに目をしょぼしょぼさせながら昔語りをしているうちにシャッキリしてきて、山田長政を生い立ちからシャム渡航までみつちり。

織田信忠のご落胤と言う設定に先ず驚いたが、立川文庫的な荒唐無稽な話も楽しい。
時折挟み込まれる一鶴先生のエピソードも懐かしく聴いた。

_ ミスiD×青山裕企 写真展「わたしだけがいない世界。」

早稲田(住所としては文京区関口になる)の YUKAI HANDS Gallery (ユカイハンズ・ギャラリー) で開かれている写真展を見てきた。
最寄駅は有楽町線の江戸川橋か東西線の早稲田、もしくは都電荒川線の早稲田電停になるが、どこからも等しく遠い。
都バスなら鶴巻町と関口一丁目の間になり、さほど歩かずに済む。

大きなガラスの引き戸を開けて中に入る。 傘立てがあるので辛うじて入り口であることが分かるが、引き戸には見えないデザインであり、入り口としての表示もない不親切な設計。

モデル一人辺り三枚ずつ、壁二面半くらいにズラリ。 動画をプロジェクターで壁に投影しているので室内は暗くて、写真を見やすい環境ではない。 見やすい見やすくない以前に、見せるための工夫が無い。
中央の机に写真集が山積み。 写真を見せることより、写真集を売ることに重きが置かれているのが視覚的に判る。

長澤茉里奈などは撮られるのも上手く、素材そのものも良いので可愛らしく写っているが、それだけ。
敢えて日の丸構図で撮りました系の写真で、青山の撮る写真にありがちな被写体を踏み付けにするような底意とか、女性そのものへの呪詛みたいな臭気は無いのだけれど、写真としての面白味もまた、無い。

凌雲閣の「東京百美人」を百年遅れでやっているような顔見世写真。

ギャラリーの造りから展示方法から撮り方まで、すべてが独りよがり。
ここまで不愉快な写真展もなかなか無い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
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