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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2001-07-22

_ 今日は

私主宰で内輪のモデル撮影会。 しかし前日の夜半、いや、当日の集合時間になるまで、モデルさんが来るかどうか未確定で、しかもくだらない奴のメンツの為に2人お願いしたモデルさんのうちの1人が出られなくなったりと、準備段階からいろいろ有りすぎました。 トラブルに関しては面白い話から面白くない話までいろいろ有るのだけれど、書くだけ野暮なので止めて置きます。
モデルさん1人、レフ・小道具のアシスタント1人、撮る人は私も含めて7人でこじんまりとやりました。 あまり少なくても間が持たないし、多すぎると撮りにくいし、この位が頃合だろうと思います。
参加者のカメラは、レンズ交換式デジカメ3人、一眼レフ・一眼デジカメ併用2人、デジカメのみ1人、デジカメ無し1人(私)。
このレポは別に書きます。 何とか無事には終わりました。 次回は秋風の吹く頃に。


2004-07-22

_ 今週の読書

今月の「東京人」の書評欄に出ていた辻静雄の「フランス料理を築いた人びと」を書店にて購入。 文章そのものは平易なのだけれど、料理の専門用語が当たり前に使われていて、細部が理解できない。 料理事典を買おうと思う。

「私はこれを、特に濃い生クリームだけでエスキャロップにしたヒラメをポシェすることにして、ポシェした後の残り汁を煮詰めてオルランデーズと合わせて出すのである。」

・・・と言うくだり、フランス料理情報サービスなるサイトの用語集で調べるとエスキャロップは薄切り、ポシェはワインやだし汁、湯の中で静かに加熱したものと判ったが、オルランデーズが判らない・・・卵黄・バター・酢で作るマヨネーズに似た温かいソースですか、有難うございます。
何故、今頃フランス料理に首を突っ込み始めたかと言うのには事情がある。 昨年暮れの「SHIPクリスマスライブ&パーティー」で食べたレストラン欅さんの料理は非常に美味しかったのだけれど、料理の技法に関する知識が少なすぎるため、口に運んでも何をどうしたのか想像がつかなくて、けっきょくなんだか判らないまま嚥下しなければならず、精神衛生上あまりよろしくなかった。 とっかかりになりそうな本を見つけたので何とか次に行くまでに多少の知識を頭に入れておきたい。

_ クリスマスパーティーのメニュー

何をどうやって作ったのか気になって仕方が無かったので、後日教えていただいたメモがあったのを思い出した。 判りやすく書いていただいたので、参考までにここに写しておくことにする。 以下、メモより引用。

初めに
 昭和42年、酒田で初めてフランス料理店を開店。以来36年、地元の素材に拘り、魚介類は全て酒田港で水揚げされた物を使用しております。その新鮮な素材を活かす為、ソースはなるべくシンプルに軽く仕上げるようにし「フランス風郷土料理」であると自負しております。

赤目フグのベニエとヤリイカのファルシー
 ベニエは言ってみれば「洋風天ぷら」の様な物であり、隠し味にビールを衣に少量混ぜる事で衣をふんわりさせています。ソースは「ソートピストー」(エストラゴン、エシャロット、トマト、ニンニク、レモン汁、オリーブオイル等)です。生野菜と合えて、さっぱりとサラダ仕立てに仕上げました。
 ファルシーというのは「詰め物」という意味です。地場の野菜をたっぷりと詰めこみ、中の野菜の旨みを引き出す為にトマトフォンデュというソースを掛けました。

大越中バイ貝のパイ包み焼き
 地元の人からも珍しがられるこの貝も、勿論庄内浜で獲れた物です。殻ごと白ワイン、香草、水で3時間程じっくりと煮込み、中の身を柔らかくします。その後、身を取り出し、一口大に切り分け、きのこ、煮汁、白ワイン、ブルギニョンバターを加えて殻に詰め直し、パイの皮をかぶせてオーブンで12分間焼いて出来上りです。

的鯛のムース挟み焼き
 的鯛は非常に淡白で刺身にしてもおいしい白身魚です。難点は水揚げされてから短時間で風味が落ちてしまう事です。その為、この魚を扱う店は新鮮な魚貝を使っているという点で信用される程です。「ムース」は今回、帆立貝を主に白身魚と共にすり身にし、生クリーム等で味を整えた、いわば「洋風かまぼこ」の様な物。贅沢なムースを的鯛で挟み、ソースブールブラン(白ワイン・バター・トマト等をベースの軽いソース)で仕上げ、さらに帆立貝の貝柱まで添えてみました。たまりませんでしたでしょう!

牛フィレ肉ステーキ
 山形牛のフィレに、ソースシャスール(3種類のきのこ、エシャロット、フォン・ト・ヴォー(子牛肉の出し汁)・バター等で仕上げた茶色のソース)を掛けただけ。如何だったでしょうか?

パン
 形は丸いけれども「フランスパン」です。パン屋さんは、こんな形は手間がかかるので焼いてくれませんが、系列店の「ママの台所」(パン・お菓子・デリカの店)は手間を惜しまずに焼いてくれます。そして私は、この焼きたてのパンを敢えて冷凍します。お客様に提供する直前に解凍して、オーブンで焼いております。

コーヒー
 開店以来浮気することなく、「コクテール堂」さんの豆を使用させていただいております。独特の極深煎りの苦みばしった味こそが、私どもの料理を最後に引き立ててくれると固く信じており、期待通りによろこんでいただいております。

以上SHIPクリスマス特別メニュー如何でしたでしょうか?的を絞った皿数で私どもをご理解いただけるように工夫いたしました。よろこんで頂けたら幸いです。

レストラン欅  太田


引用終わり。
読み返してみると、凄いものを戴いていたんだなぁ・・・と、感慨深い。 次回こそは是非・・・。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [Sauce Hollandaise: オランデーズソース。卵黄・バター・酢で作るマヨネーズに似た温かいソース。]

# 『あのよろし』か? [手が込んでるなあ! 読んでるだけで五感と食欲を揺さぶられる。フランスに赴く動機はなくても酒田だったら行きたくなる。S..]


2006-07-22 炎天…とまでは行かないが

_ お台場へ

起きられず、秋葉原は素通りしてお台場へ。
整理券受け取ってDoCoMoブースへ。
暑い。
宇佐美友紀さま御出勤も、あまりのさりげなさに古参客まるで気付かず。
しかし、暑い

_ お台場冒険王 池広場特設ステージ

チームKから「ふしだらな夏」の九人(秋元、宮澤、大島、河西、松原、増田、大堀、野呂、梅田)が出演。
次があるとは限らないので、死ぬ気で撮影。
コンタックスRTSII+50mm/f1.4、135mm/f2.8、240mm/f2.8。
ミノルタXE+100mm/f2.5。
フィルムはいつものTri-X

ストロボ焚く程の曇天でもないと思うのだが、結構同じタイミングで焚いてる連中が多い。 ロボ被りが心配。
ライブは三曲と短めだが、DoCoMoさま絡みでテレ電じゃんけん大会やトークコーナー。

「チームK」と言うべきところを「Kチーム」と言ってしまい、普通は「もとい」とか「失礼」とか言って言い直すんだが、宇佐美は

「Kチーム、ウソ!、チームKなんですが・・・」

反射的に直せるのは凄いのだけれど、語彙が貧弱で誤用も多いのが疵。 「ウソ!」は流石に不味かろう。
ジャンケン大会のテレ電が繋がって初めに出たのが秋元。 声の小さい人でマイクテストをしたのか、秋元がいつもの様に腹から声を出して挨拶したらこれがまたべら棒な音量でスピーカーから出てきて、さながら音波兵器。 死ぬかと思った。

_ DoCoMoブースじゃんけん大会

宇佐美の仕事振りを見に行く。
家族連れ向けなので遠巻きに。
客あしらい、客いじり、共に上手く、安心して見ていられる。
ブースの性格上おとなしめの服装。

_ AKB48 チームK公演

撮影優先でお台場直行だったのでチケットは勿論買えず、キャンセル待ちも39番では中に入れる筈も無く、カフェでPV。
例によってカフェ内のスピーカーの音が小さく、客に頼まれたカフェ娘が少しだけ音量を上げたら、例によってコワモテのスタッフ氏が飛んできて、これまた例によって元の音量よりさらに絞ってしまい、あまつさえ客前でその娘を叱責。
別のスタッフによって、音量は聴きやすいレベルまで上げられて、そちらは事なきを得たが、カフェ娘は泣いてしまっていた。
理由はどうあれ、客前で女の子を泣かすなんざどうかしている。 裏方としての能力が仮に有るのだとしても、客前に出たときの無能さ加減はお話にならない。
その後も無線で呼ばれたんだか何だかまた飛んできて、劇場に入る際に扉をバァーンと開けっちまって後を締めない。 警備スタッフが慌てて締めていた。
よく見られる光景だが、件の大先生が踏ん反り返ってのし歩いてるのを客が避けてる図なんざポンチ絵にもならない。
裏方として有能なのであれば、裏方に徹するようにして(させて)然るべきだ。 公然部門と非公然部門がしっかり分かれていない組織は総じて長続きしない。

気を取り直してチームK公演。 大分ゆとりが出てきて、自己紹介MCも面白くなってきた。 大島に頼らなくてもなんとかなるようになった分、負荷が減った所為か大島の血色も良くなり、大島の本領である役者の部分が上手く出せているのではないかと思う。
松原の自己紹介が牧歌的で良い。 小林も「どうかしている部分」がプラスに振れていて良い味。
アンコールの途中で高田誕生日企画が発動。
「うぇーん、うぇーん」と漫画みたいな泣き方の高田。 無駄に正直な挨拶が微笑ましかった。


2007-07-22 握手しない日曜

_ AKB48 チームB公演(マチネ)

小雨そぼ降る中、秋葉原へ。
CD発売に伴う握手会の参加券を求める人々が道路向かいのヤマギワで列を作っていて、劇場のチケット列は少な目。
CD販売の列がまるで進まないので訝しく思っていたが、向こうに並んでいた友人によると、まぁ色々有ったようだ。

昼夜のチケットは無事買えたが、入場抽選は最悪に近く、なんとかお立ち台の片隅を確保。 今日も飛び道具を使いつつ観覧。

片山が左膝に湿布だかテーピングだかをしていたが、動きには影響なく安心。

自己紹介の際のお題は「どんな着メロ・着歌を使っているか。」
渡辺が「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐の声だと言い出して驚く。
「わっはっはっは。 見ろ、人がゴミのようだ!!」だったらどうしようかと思ったが、「私はムスカ大佐だ。」と言う当り障り無いものだった。
着信音がムスカ大佐の声だと言う事は、これ即ち寺田農の声だと言う事であり、実に夢のある話だ。

これ迄いじられ放題やられ放題だった柏木に逆襲を開始した片山が楽しい。 お題の件はあっさり済ませて「関係無い話をして良いですか」と断って話し始める律儀さ。
マチネでは、以前長電話した際に、話の途中で反応が無くなったので心配して呼び掛けたら寝ていた事を暴露。
片山の逆襲に臍を噛んだり膨れっ面をする柏木も微笑ましくて良い。

「Blue rose」は、柱で米沢しか見えないので、じっくり米沢を観る。
だいぶ余裕が出て来ており、終始柔らかい表情。
マイクスタンドを蹴って引き戻すと、相変わらずマイクが上を向いてしまうが、その辺りの対処は手馴れたもの。

「禁じられた2人」は、仲谷の科白部分を中心に。
科白回しだけでなく、表情にまで気を配っているのには感心した。

「雨の動物園」は、目の前に来た動物を観察。
8人揃うと柱で遮られても誰かしら視野に入る。 平嶋が来ると、パッと明るくなる。

「日付変更線」や「転がる石になれ」「シンデレラは騙されない」など、真顔で歌う曲の片山の表情が実に良い。
曲が終わると表情が和らぐ訳だが、その切り替わり方も面白い。

_ チームB写真販売

ソワレ迄の時間潰しも兼ねて、生写真販売列に並んでみる。
五枚で千円。 ホワイトバランスがおかしいのか、白バックが物によってはグレーなっていたりするが、表情は良く撮れていて、値段相応の価値は有った。

知己とあぁだこうだと批評をしつつ「今日のはハズレ無し、早乙女が意外に可愛く撮れていた。」なんて大声で話していたら、AKSの入っているビルから出て来た当人らが目の前を横切って冷や汗を掻く。

_ AKB48 チームB公演(ソワレ)

この週末の抽選入場の籤運の悪さは破滅的で、最終順入場。 お立ち台もヘッタクレも無く、下手側で立ち見。
マチネで片山の面白さを再発見したので、片山を中心に観覧。
舞台中央で起こっている事をある程度捨てて、下手側の視界を確保して見るなんてのは、チームAの「PARTYが始まるよ」公演以来。

兎に角、長時間の並び、立ち見、睡眠不足の三重苦で肉体的に疲れていたのと、CD販売に伴う厭な話を聞きすぎて精神的にもよろしく無い状態にあったのと、メモを採れるような状況でも無かったので、楽しかったと言う漠然とした記憶しか無い。

「マイブームは何か」とか何とか言うお題の時と、もう一箇所で計2回片山の「ブリっ子の真似」なるものを見られた。 眼福。
「よく『昭和だ』と言われる」と片山。 なるほど納得。

終演後に劇場で行なわれる握手会は、整理券の番号順ではなく並んだ順だという事で、終演を待たずにそそくさと劇場を後にする浅ましい光景が久し振りに見られて、「お見送り」があった頃を思い出した。
あれももう、一年以上前の話になってしまった。

_ 週末総括

柱や人垣で遮られた為に、これまであまり見て来なかった部分を観る事が出來た。

米沢や早乙女の表情が良くなったのには驚いた。 特に早乙女。

何か吹っ切れたような浦野。 自虐に成り過ぎず、良いバランスの喋り。
後先考えずに、とりあへず頭に浮かんだ事を喋る仲川の扱いが上手い。

一番の収穫は、矢張り片山。
これでチームBの公演を私なりに楽しく観るポイントを掴めたように思う。


2012-07-22 宿題消化週間 2

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 29号

有村架純
表紙と巻頭グラビア6ページ10カット、撮影は細野晋司。
水着"も"有るグラビアなのだけれど、水着で押さない構成。 寧ろ水着を水着として見せないカットの方が多い。
それを求める向きには物足りないかもしれないが、4ページ目と5ページ目(特に5ページ目)などは細野晋司の本領、実に良く撮れている。
久し振りに見応えのあるグラビア。

石田晴香
巻末に5ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
山椒は小粒でピリリと辛いAKB48の八百屋お七に、写真の余白に思いの丈を書かせて埋めて、「お侠な部分」を引き出したグラビア。
幼児体形でありつつ、デッコマヒッコマもしっかり有る、アンバランスなバランスの妙。
惜しむらくは石田の持つ「侠気」を、写真そのものではなく、グラビア総体として漸く引き出し得たと言う事。 写真に映り込めば申し分なかったが、何分難しい人なので贅沢は言いっこ無しで。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 30号

前田敦子
表紙と巻頭グラビア7ページ13カット、撮影はHIROKAZU。
笑顔と真顔を半々で構成。 笑顔が表層的で真顔に凄みが有り過ぎることから見て、この日は「機嫌の悪い前田」だったのかもしれない。
この「凄み」の部分が、前田敦子の役者としての強みになってくるのではないかと思う。

ももいろクローバー
裏表紙と巻末グラビア6ページ、撮影は塚田和徳・塚田亮平。
道具立ては凝っているが、それだけ。
事務所の意向なのか何なのか、様々な格好をさせた写真を雑多に並べた、例によって例の如くの箸にも棒にも掛からない屑グラビア。
零点。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 31号

岡本玲
表紙と巻頭グラビア7ページ17カット、撮影は宮坂浩見。
モデルとしても役者としても、この世代の中では仕事の出来る部類に入る岡本玲を以ってしても、光量過多で全篇ほぼ死んだ表情。
辛うじて見られるのはホテルの部屋で撮ったカットのみ、表紙もその中から。 何をしにグアムくんだりまで出掛けたのか理解に苦しむ。
岡本玲の芸歴に汚点を残すグラビア。 カメラマンが折角の素材を全く活かせていない。

藤原令子
巻中で4ページ7カット、撮影は細野晋司。
見るからに寒そうな曇天下の浜辺での水着グラビア。 半分以上が凍えそうな表情で哀れを誘う。
天候や気温によって撮影計画を練り直せばもう少しマシなものになったのではないか。

日南響子
巻末に3ページ3カット、撮影は桑島智輝。
公式HPに載せた未公開カットから投票で選ばれた3枚。
全て紋切り型の笑顔なのはいただけないが、1位になったカットは流石に可愛らしく撮れてはいる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 32号

北原里英
表紙と巻頭グラビア7ページ9カット、両面ピンナップがオマケで付く。 撮影は桑島智輝。
久々の巻頭グラビア。 表情は良いのだけれど、ポーズにぎこちなさが残る。 仕方の無いことではあるのだけれど、隠すほうへ隠すほうへ意識が行ってしまっている。
そこを責めるのも酷だとは思うが、北原里英があと一歩のところで売れ切れないのも、この辺りの詰めの甘さに起因しているように私には思われるので、敢えて記しておく。
表情に関しては及第点どころか満点に近いだけに尚更惜しい。

菅本裕子
巻中グラビア7ページ10カット、撮影は小池伸一郎。
話題がその肢体の方に偏りがちだが、なかなかどうして表情も良い。
柔らかく光が廻った曇天で且つ地元での撮影と言うこともあってか、全篇柔らかな表情。
小池伸一郎の、構図に奥行きを出す上手さも再確認。
背景の線の組み立てが巧み。

_ アイドルフェス・イン・ボートレース多摩川 Vol.5

さてはて、何から書いて良いやら。
年末恒例行事の北伐と重なって見られなかった第1回以外はずっと観て来た訳なのだけれど、過去最悪の愁嘆場であった。 会場に着いてから帰るまで終始不愉快。

諸事多端で寝坊をして、会場に着いたのは11時を廻ってから。 その道すがら「しず風の客が無作法でヒドい」との報。 暗澹たる気分で競艇場に着くと、事態は想像を超えていた。

しず風や lyrical school の客のモラルには期待していなかったのだけれど、これまで比較的民度は高いと思っていたバニラビーンズの客も便乗して辺り構わず馬鹿騒ぎ。
モラルと言うものは、かくも容易に崩壊するものなのか。 他の客の振る舞いがどうでも、出演者でありつつ主催者でもあるバニラビーンズの客が働く無法はバニラビーンズの二人の顔を潰す事にもなる。
その辺りに無自覚且つ無邪気にはしゃいでいる。

会場はベンチを並べた椅子席と、後方と左右の立ち見エリアに分かれているのだけれど、しず風の客は椅子席を上下に分ける舞台正面の通路に殺到。 そこを橋頭堡にしたのち、なし崩し的に舞台と客席を隔てる仕切り部分に荷物を置いて椅子席一列目の前に立ち見ゼロ列を構築。
こうなると椅子席に座っても舞台の上なんざ見えやしないから椅子席にはそこかしこに空席。 見えないので開演後に立ち去る人もちらほら。

一旦舞台上の話に戻す。

バニラビーンズ
割りとキツめのスケジュールの中でも綺麗な動き。 巻きが入った後の収拾の付け方にいつものキレが無かったようには感じたし、客の無礼・無作法を前にして眉を顰めがちなところはありつつも、ナビゲーターとしての仕事はこなせていた。

lyrical school
曲はまったく食いつけないが、悪くは無い。
然し乍ら、1ステージ一曲で終わらせて下がり、控え室素通りして即物販を始める商魂にはゲンナリ。
舞台前中央のみに客が集中するという異常事態とは言え、目の前の客に餌をやるばかりで客席全体を見ていない。 縮小再生産の悪い見本。

しず風&絆~KIZUNA~
今日の凶事は全てはこのグループのスタッフ、メンバー、客から。
先ず、スタッフが無能。
このイベントは各レースの舟券販売中の短い時間にライブを何回か挟み込む構成になっているのだけれど、販売終了5分前のアナウンスを会場に流す必要が有る為、その前にライブを終わらせなければならない。
然るにここのスタッフは制限時間を優に越える長さのセットリストを組んで強行。 制限時間に即したセットリストも組めない。

そしてメンバーが無知蒙昧。
販売終了までの時間は、ステージ上からも確認出来る時計に表示されるのだけれど、販売終了4分前になっても次の曲を始めようとする(巻きの指示を出した会場スタッフは無視)。 その曲が漸く終わって「早く捌けろ」と指示が出ているのに告知をだらだらと。
イベントの性格上、レースが(舟券の販売が)主であり、ライブイベントは従なのだけれど、そういった根本的な常識が無い。 無知であるのは本人たちの罪であり、教えてこなかったスタッフの罪でもある。
販売終了時間が迫って会場スタッフがヤキモキする様は此れ迄にも見た事はあったが、頭を抱えたのは初めて見た。 結局、捌けたと同時に会場モニターには舟券販売終了の文字列。
lyrical school の項でも書いたが、このグループも目の前の客に餌をやるばかりで客席全体を見ていない。 これまでに出たグループも色々あったが、ここまで近視眼的な輩は初めて。 何の為にこう言うイベントに出るのか、目的意識が著しく欠けている。目の前の客からの収奪で生計を立てるなら、名古屋に帰って閉鎖環境でやれば良い。

さらには、客が馬鹿。
前述の通りの場所取りの荒っぽさにも呆れたが、会場スタッフからの「巻き」の指示を無視するようにメンバーを教唆扇動。
荷物は財布やらカメラやらを入れたり出したりしつつ客席後方に山と積み上げて放置。 比較的治安が良いとは言え、ここは鉄火場なのである。 11レース12レースともなれば自然と殺気立ってくる。 そんな中でも放置。
何故盗難事件が起きなかったか、それは馬鹿な客が狂騒の巷に居る間、会場警備の人がつきっきりで見ていてくれたからなのである。

スタッフ・メンバー・客が三位一体で社会性を欠いている。 世の中に迷惑の種を振りまかぬ為、今後は名古屋から出ない方が良いのではないか。
私はこのグループを(客やスタッフを含めて)金輪際見たくないし、私の見たいグループと同じイベントに出るのは真っ平御免蒙りたい。

最後の最後で10月に「アイドルフェス・イン・ボートレース多摩川 Vol.6」開催との告知が有ったが、仮にそれが飛んだら(または縮小されたり次が無かったりしたら)、その責任の一定部分を しず風&絆~KIZUNA~ の客とスタッフ担った事は間違いない。

_ タワーレコードの功罪(主に「罪」)

タワーレコードがアイドル専門レーベルの T-Palette Records を立ち上げてから一年、私は淘汰されるべきではないものが報われる慈雨だと思っていたし、バニラビーンズ Negicco についてはそうであった(そうである)と今でも考えているのだけれど、しず風&絆~KIZUNA~を見てその考えが揺らいだ。
慈雨だと思っていたものは、淘汰されるべきものを無為に生き永らえさせる「ぬるま湯」なのではないか。
客層の拡がりを求めず、目の前の客からの収奪に明け暮れるものに、今日は有っても明日は無い。 尽きるべき命運は尽きて然るべきではないか。

そしてレースの合間の大々的物販大会。
儲かっているとはこっちも思っちゃいないが、イベントの趣旨からしてレースの合間は予想と舟券の購入に宛てて貰うのが筋。 そこで大々的に物販大会なんざおっ始めっちまうものだから、物販ブースには長蛇の列。 舟券は何時。
物販机を遠巻きにする馬鹿が通路を塞ぐので会場スタッフが一般客の動線確保に借り出されていたが、それもタワレコ側の仕事では無かったか。
そして全グループ同時に物販を始めるとどうなるか、舞台前の一角に置かれた場所取りの荷物には、ライブ中と同じく会場警備の人が張り付くこととなり、ライブが終わって会場警備の人が持ち場を変えると、無人の野に宝の山。
流石に不味いので会場スタッフに声を掛けて注意を喚起して貰ったが、客の間抜けさも去ることながらタワレコの無計画・無定見は指弾されるべきであろう。


2015-07-22 10年経っても「また井上か・・・」

_ PIP定期公演第二章 #10 :PIP月イチ定期公演2015年7月:澤村・橋田・柚木卒業公演

プロ野球負けられない宣言
PIPEACEで司会を務める石橋哲也と空井による前説代わりの野球談義。
リハーサルが長引いたため、メンバーを舞台に呼び込んで準備を整えてから駆け足で現状の順位とチーム状況についてひとしきり。
兎に角ホークスが強すぎるのであるが、それにしてもロッテも西武もパッとしないと言うか、不安材料が多く、オールスターでも良いところは出しつつピッチャーがメロメロで双方ぼやきに終始。

PIPEACE
前半はネット配信のバラエティを1時間。 
小室がお休み、山下緑と森崎恵プロデュースの派生ユニットから ゆたんぽ% が参加。 (北川萌絵は「リバプールの風」とかそう言ったものになってしまったのだろうか)
お題は「夢のデートコース」
高校生以下のメンバーは具体性の無い甘酸っぱいことを書いてくるのだけれど、大人になるにつれ身も蓋もなくなってきて、梅雨が明けていきなり暑くなった所為か、家でカウチポテトを決め込むか外に出ても水族館と言う感じで聊か話を拡げにくい。
そこは上手く突っ込みどころを見つけて回していた。

森崎は企画意図すら超越した妄想の暴走。
森崎の振る舞いに関しては多少もてあましている風ではありつつも、石橋が上げたり下げたりすることで間が持つ。
途中からおずおずと小室が合流。 ナックルボールのように行き先が読めないところはあるが、話を振れば(振らなくても)兎に角なにかか起きる 機械仕掛けの神。
小室にしろ森崎にしろ、計算できる面子が居ると弄り難い連中にも話を振りやすくなる。

グループの中核を担ってきた連中がごっそり3人抜けることが分かっている状況下であったが、とりあへずはバラエティ番組として成立させていたのは褒めて良いと思う。

定期公演
後半はライブを90分。
今日で辞める三人が影アナ。 「盛り上がってますか?」
それは流石に無理であろう。
自らの未来を切り拓くために辞めると言うことは了解しつつも、それはそれとして「おいてけ堀」を食らっても居る訳で、賑やかでありつつしめやかな、芸人のお弔いのような雰囲気で開演。

序盤はオリジナル曲から。
櫛の歯が欠けて全員出ても舞台に収まる規模になっており、歌はともかく踊るほうはあやふやな山下と派生ユニットのメンバーであるゆたんぽ%以外全員で。

軽く自己紹介など挟みつつユニットコーナーへ。
森崎恵プロデュースの派生ユニット LasRabbi は「ハロー、ミスターチョコレート」。
ボーカロイド曲の所謂「踊ってみた」であり、どうなるかと思ったがきっちり見世物にはなっていた。
「アイドル」を観に来た客にどこまで訴求し得るかは正直なところ分からないが、森崎なりの目算はあるのだろう。

初期に3チームに分けて居た頃に演っていた「禁断のカルマ」「アーモンドクロワッサン計画」「Baby! Baby! Baby!」
一と癖ある面子の揃っていた「禁断のカルマ」も残っているのは4人、一人辞めて一人休業なりで恐らくは見納め。
さいごと言うこともってか、柚木はリミッターを切った凄味のある動き。 今日で遣り切ると言う強固な意志を感じる。

澤村と瑞野の「高嶺の林檎」も見納め。
初演から徐々に質を高めてきた演目の集大成。 瑞野が自分を出すことでバランスが整い、これまでで一番良かったように思う。

「てもでもの涙」
工藤がスタンドマイクを持って出てきてイントロが流れたと思ったら裏でドンガラガッシャン的な物音。 なにやらひっくり返したようだったが、柚木が反対側から出てきて歌い出しにはなんとか間に合わせていたが、このあたりも鬼気迫るものがあった。

「君のc/w」
澤村、小室、空井。 ほっと一と息。

「ウィンブルドンへ連れて行って」
福田、橋田、柚木。 可愛らしく演るべき曲ではそのように振舞う柚木。
のっけから目を潤ませ、声を震わせる福田。 柚木ですら瞬きが妙に増える中、つられて感情を乱さないのが橋田。  

小室と空井が入って「スカート、ひらり」
全員出てきて上手下手で賑やかし乍ら濱野、柚木、空井で「初恋サイダー」。
なんでこんな陳腐な曲をと思ったものだが、濱野曰く「定番曲ですが、業界最高を目指します。」
こう言うよく分からない拘りがPIPをPIPたらしめて来たと思う。 良くも悪くも。
春先以来こうした「妙なこだわり」が薄らいでいるように思う。

曲が終わって「やり切れましたか?」と石川、「まだです」と柚木。
客に謎を掛けて置いて捌けて行く、この後演る曲は決まっているのだけれど、予定調和に堕さないこの仕込みは良かった。

アンコール明けは辞める三人が「ごめんずっと」(澤村)「頑張ってる途中」(柚木)「コネクト 」(橋田)
澤村の伸びのある高音、裏まで使える技倆に今更ながら驚く。 つくづく惜しい。

橋田は息が上がらなくなることも表情が死ぬこともなくなり、常に舞台の上の人としての自分を保てるようになってきたところなので、やはり惜しい。

歌い終えたところで「やり切れましたか?」と石川、「はい」と柚木。

花束贈呈などの後、今後の展開など告知。
CDのリリースに関してはワロップ放送局が立ち上げるレーベルから第一弾として・・・までは良かったが、同時リリースが桃井はるこというオマケが付いてきた。
友人と顔を見合わせて「また井上か・・・」と歎息。
頭がグラグラ、グラディウスであった。

これまでグループの中核を担ってきた柚木と橋田が辞めてしまった。 解り難く喩えると榎本喜八と落合博満が同時にいなくなってしまったロッテと言う感じ。

PIP:Platonics Idol Platformは飛車角落ちで夏を迎える。

_ 今日の一枚

小室 志織</b>(PIP:Platonics Idol Platform)
小室 志織(PIP:Platonics Idol Platform)
ペンタックスK10D + ヘリオス44M-4 58mm/f2.0 ほぼ開放 
iso=200 1/200s 1/3アンダー補正
湿っぽくなりがちな日は、小室の明るさに救われる。


2017-07-22 リック・ランセロッティ

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 28号

澤北るな
表紙と巻頭、撮影はTakeo Dec.
「夏だ海だ水着グラビアだ」と言う感じの、良く言えば古典的、悪く言えば退屈極まる8ページ12カット。
ほぼニコパチの、眩しくて目の開かない歯見せ笑顔。 身体を見せるものと考えればこれで良いのであろう。

仲村美海
巻末6ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
こちらも良く言えば初々しく、一寸硬いが、光が柔らかく廻る環境で撮っているので表情は辛うじて生きている。
粗を隠して美点を見せるポージングも相俟って見られる出来。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 29号

中井りか
表紙と巻頭8ページ14カット、撮影はHIROKAZU。
或る程度自由に振る舞える媒体では水を得た魚の中井りかであるが、静止画との相性がよろしくない。 謎の拘りがあったりして撮る側も大変だとは思うが、宥めたり賺したり試行錯誤を重ねて撮ればそれなりに当たりカットは出来て来る。
これがコンスタントに出て呉れれば楽なのだけれど、当たればデカいがホームランか三振。 打率2割1分8厘でホームラン39本のような感じ。表紙をめくると現れる扉の写真なぞは、まさに先頭打者ホームランの趣だが、打棒爆発とは行っていない。
丸くなったら詰まらなくなってしまうのかもしれないが、撮られる事には慣れて欲しい。

倉野尾成美
巻末6ページ11カット、撮影はHIROKAZU。
トヨタらしいと言えばらしい、アイドル界の都市対抗・・・の、ようなもの、AKB48チーム8熊本県代表の倉野尾成美。
目まぐるしく変わる表情を見せたかと思えば、カメラと素で向き合うことも出来る。
撮る側撮られる側撮らせる側、息の合った佳品。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 30号

えなこ
表紙と巻頭6ページ13カット、撮影は桑島智輝。
この手の限られた材料で組み上げて行くグラビアは矢張り巧い。
元になる漫画に寄せ過ぎると窮屈で退屈なものになりがちなのだけれど、換骨奪胎して被写体を生かしている。
コスプレ方面のモデルは「見せたい自分」しか見せたがらないのだけれど、八割満足させて二割やりたくない事もやらせるような人の悪い撮り方。

小日向結衣
巻中4ページ12カット、撮影はHIROKAZU。
こちらは「コラボグラビア」を言い訳に、最低限の部分でやるべきことをやったら、あとは野となれ式のもの。
モデルの特質は生かして撮れている。

加藤里保菜
巻末5ページ13カット、撮影は西村康。
眼鏡ありきでの人選だったのか、全篇眼鏡。
同じデザインでレンズ入りのものとレンズ無しのものを使い分けるなど、芸は細かい。
眼鏡が同じだと、視点が引っ張られてしまって表情に変化が付きにくいのだけれど、口の開け閉めを大袈裟にしてアクセントにしている。
この辺り、伊達に長くやっていない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 31号

竹内愛紗
6ページ18カット、撮影は藤本和典。
「あの事務所が好きそうな顔だ。」と言う友人の評に唸る。 よくもまぁ見つけてくるものである。
表情は単調なのだけれど、動かすことで引き出しを開けている。
顔見世としては充分以上の出来。

松下玲緒菜
巻末6ページ9カット、撮影は細居幸次郎。
屋外撮影分をアクセントに、屋内でじっくり撮る細居幸次郎の横綱相撲。
撮り手が古谷完ではこうは行かない。 引き合いに出して上げたり下げたりするのは好まないが、マネジメントをしたいのか手活けの花にした上で見せびらかしたいのか判然としない遣り口には毎度辟易していたので、腕っこきのカメラマンにきちんと撮らせたグラビアになっていたのは喜ばしい。
ウエストを細く見せようとするあれやこれやにが苦笑を誘うが、写真としての出来は悪くない。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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