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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-09-11

_ 漸く

明日、給料日。
財布には100円。


2004-09-11 SHIPを見に行く

_ 酒田への道

SHIPは酒田で見るのが一番だと私は思うので、これまでに蓄積した移動や現地での飲食・宿泊に関するノウハウをまとめようと思っている。
思ってはいるものの、なかなか形に出来ずにいたのだけれど、とりあへず備忘録的に書き連ねておこうと思う。

_ 飛行機

最も所要時間が短いのは、やはり飛行機。 庄内空港へは、札幌、大阪(伊丹)、東京(羽田)からの便がある。 問題は運賃の高さ。 東京からだと、往復割引を使っても片道で1万5千円以上かかってしまうので、実際に使った事は無い。
しかし、関西方面からだと、運賃はさほど代わらないだけに、鉄道を使うより圧倒的に短い所要時間は大きなメリットだと思う。
発着時刻、運賃等は庄内空港ビルサイトでご確認を。
ちなみに庄内空港から酒田市内までは、リムジンバスで約40分、料金は720円。

_ 鉄道

料金と所要時間のバランスを考えると、一番お薦めできるのは新幹線と在来線を乗り継いで行くルート。ムーンライト越後を利用して、鈍行乗り継ぎで行く方法も有るが、消耗する体力と掛かる時間と金額を考えると新幹線・特急使用した方が良いと思う。
普通に切符を買うと、片道で13000円からかかるが、何種類か割引切符が出ている。

おはよう庄内往復切符(普通車)
つばさ103号の指定席が残っている場合に販売され、満席になると販売終了となる。 つばさ103号に乗る事が条件の割引切符なので、乗り遅れた場合、往路分の切符は無効となっしまうのが難。 料金は都区内からで16000円。 新幹線を利用した場合は、この切符が一番安い。

おはよう庄内往復切符(グリーン車)
同じ趣旨の切符。 グリーン車を利用する場合は19000円と3000円高くなる。

土日きっぷ
18000円。 連続する土日に、JR東日本の指定区間で新幹線を含む特急と普通列車に乗り放題。 逆に言うと「土日しか使えない」ので、祝日のイベントには使えない。 4回まで指定席を取る事も出来る。

庄内往復きっぷ
22000円と少し割高なのだけれど、「あけぼの」のB寝台も利用できるのと、有効期間が7日間と長いのが利点。

普通列車で移動したい方は上野・酒田間の移動を普通列車で(いずみ氏による)をご覧になると良いでしょう。

_ 夜行バス

庄内交通が、渋谷マークシティと酒田庄交バスターミナルを結ぶ夜行高速バスを運行している。
 運賃は、都内の各停留所からは片道で7,870円、往復で14,170円。 大宮駅前からは片道7,750円、往復13,950円。
混み具合と、車内の乗客の民度によっては寝苦しい事も多いので、耳栓は用意しておいた方が良い。 これだけで大分違う。
椅子の形状が身体に合わない場合も寝にくいので、枕の替わりになるものを何か持っていくこともお薦めする。
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2006-09-11 目白へ

_ fun!寄席 立川吉幸の会

目白駅から目白通りをてくてく歩いて下落合。
丸正の向かいの床屋さんでの落語会。
開演20分前に着いたら私を含めて3人くらいしか居なくて、どうなるかと思ったらあれよあれよと言う間にほぼ満席。
床屋なので、床屋の椅子とパイプ椅子が並んでいる最前の床屋椅子で大名気分を満喫。

「新聞記事」吉幸
「メイド漫談」おさなぎ色
「短命」吉幸

休憩無しで三席。
吉幸さんは元々旨いのだけれど、見るたびに面白くなっている。
おさなぎ色は下ネタの分量が抑え目で声も張り過ぎなかったのが良かった。 こちらもよくなっている。


2008-09-11

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第11回

下書きのまま、気がつくと一週間経ってしまっていた。

まだまだ続く晩夏の特別編。 今回は「小林香菜、二宮金次郎を語る」の巻。

そこら中に二宮金次郎の銅像がある町で育った小林は、二宮金次郎像が好きだ。
しかしと言うか当然と言うか、二宮尊徳先生が何をした人かは全く知らない。 知らないどころか伊能忠敬と混同している始末。

例の展開で「絵に描いてみましょう」。
出來た絵がまた小林ならではのうろ覚えどころか虚構の二宮金次郎。
オマケに表記が「金じ路」 しかも足偏に各じゃなくてマロ。 簡体字作った中国人もビックリだ。

好きな事を語る小林は、空前の良い笑顔。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第12回

前回のレビューを書こうと思って覗いたら、更新されていた。
今回は「お絵描き大会」

最初のお題は「天国」と「地獄」
描き忘れて描き足した地獄の鬼はネコにしか見えない。
小林が描くと、むしろ地獄の方が楽しそうなのが面白い。

次なるお題は「100年後の未来」
何故かヒト(・・・のようなもの)を描く小林。
100年後の自分なのだそうな。
「100年後の未来」と言われて、「100年後の世の中」ではなくて、「100年後の自分」を描く所がまた小林らしい。

次回も引き続きお絵描き大会。 次々回、9/25更新分から宇宙編スタートとのこと。


2010-09-11 マネジメントなんざ糞喰らえ

_ レスなど

>kamoさん
とりあへず、二つ。
「マネジメント」と言う言葉をどのような意味で使っておられるのか判りませんが、「売り込み」「売り出し」と解釈して話を進めます。
太田プロの意向でやるにしてはやり方が雑に過ぎ、話も大きすぎるあれこれを考えるに、より高次の意思決定であるように私には思われます。 それが一つ。 こちらはどうでも良いこと。
もう一つ書いておきたいのは「だから何だ」と言うこと。
事務所の方針かどうかより、指原がこの先どうなるのかがより重要な問題である訳です。 「根本的属性認識錯誤(ファンダメンタル・アトリビューション・エラー)」だから何なのか。
とまれ、ご自分の言葉と考えでものをお書きになる事をお奨めします。 5点。

_ 雑誌レビュー UTB 10月号 前半グラビアページ

表紙と巻頭グラビアに大島優子。
表紙を捲って制服向上委員会の1ページ広告に驚く。

大島優子
表紙+巻頭グラビア、9ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
ページを繰って1カット目の見開きから引き込まれる。
例の茶番以来の過酷なスケジュールの所為か、草臥れた感じがそこはかとなく肌や表情に漂うが、元々健康的な印象も無いので然程気にならず、程よいやる気と過不足無い仕事で良いグラビアに仕上がっている。

空色のキャミソールワンピースで撮った3カットが秀逸。
様々な意味において見せず隠さず、意味深長で想像力を掻き立てる。
一と齣に永遠を詰め込んだようなカットが多く、撮りも撮ったり撮られるも撮られたり、ここのところの大島優子のグラビアの中では出色。

松井珠理奈
6ページ6カット、撮影は細居幸次郎。
白いキャミソールワンピースと制服で、夕方から夜に掛けて撮ったもので、大人っぽさに焦点を当てた為かメイクは濃い目だが、笑顔から物憂げな表情まで多彩に。
夕暮れのグラウンドで撮った最初の3ページが良い。
インタビュー迄含めて、松井珠理奈らしさが溢れている。

橋本愛
熊谷貫の撮影で5ページ7カット。
カメラマンが被写体に引き込まれて行って出来た圧巻の7カット。
4ページ目などは写真を見ているだけの私でも、瞳の中に引き込まれるような恐ろしさを感じる。

武井咲
7ページ7カット、撮影は橋本雅司。
写真集からの先行公開。
4カット目のブレボケだが躍動感のある写真と美形感を強調したクローズアップの対比の妙。 水着多めのグラビアだが、凡百の水着グラビアにはなっておらず、面白い。

ももいろクローバー
5ページ24カット、撮影は栗山秀作。
早見・百田、佐々木・有安、高城・玉井で組にして1ページずつ、見開きで細かい写真を散りばめつつインタビュー。
二人ずつ組ませた写真は決め顔で。 細かい写真は学校の休み時間(もしくは放課後)のスナップと言った趣。
アルトリコーダーを持たせるけれど吹かせない、タイガー・ジェット・シンのサーベルのような使い方。 仄めかし以前の、抑制の効いた演出の妙。
カメラマンもモデルも、やるべき事をきっちりやっている良い仕事。

スマイレージ
7ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
逆光で背景を白く飛ばしたり、夏らしさを醸す撮影手法が生きている。
撮影協力に木村屋(三崎坂の下あたりからよみせ通りの方に入って行った左っ側の駄菓子屋だと思われる)と安田楠雄邸庭園と有り、諏訪神社の鳥居が写り込んでいる事から見ても、あの辺で撮ったのだろう。
最近は古くて趣のある建て物がどんどん減り、無作法な中高年の路地裏の散歩者が跋扈してきてもいるので、足を運ぶ機会も減ったが、こうして見るとなかなかどうして捨てたものではない。
福田花音の写真。 被写体のブレが吉と出て、切り取った時間にシャッタースピード以上の幅を持たせている。

真野恵里菜
8ページ7カット、見開き1箇所。 撮影はTANAKA。
水着は蛇足であるように思える程、その前後のカットの表情は良い。
曇天乍ら真っ昼間の夏の浜辺での撮影とあって矢張り光は強く、眩しげな表情も多いが、その分夏らしさは出ている。


2016-09-11 抒情的で質の高いグラビア

_ 週刊ヤングジャンプ 2016 41号

馬場ふみか
巻頭8ページ9カット見開き1か所、巻中4ページ9カット。撮影は藤本和典。
緩く結んだポニーテール、白の半袖ポロシャツにグレーの膝上丈のプリーツスカート、短めのソックス。 靴はアディダスの SS 80s だろうか、青のラインの入った古風な白いスニーカー。
制服っぽいようなそうでないような出で立ち。 身体の線を描き出し過ぎないブラウスのサイズと、スカートへの裾の入れ具合も程よく。
衣装などは伊井田礼子。

グラビアのモデルもやるが、服を見せるモデルも芝居もやっている。 これらの相乗効果で見応えの有る18カット。
服に「着せられた感」がなく、服だけを見せるグラビアにも自分だけを見せる写真にもなっていないのが良い。
水着はどうしても肉感的なところを強調したなるのであるが、服を着たカットでは露出は抑えて仕草や表情で見せる。
巻頭2ページ目上段のヘアゴムを加えて髪を束ねようとするカット、巻中の扉のワンピースの裾を少したくし上げるようなカットが、撮りも撮ったり撮られも撮られたり、頭抜けて良い。

水着も肉感的なところを生かしたものが選択され、煽情的ではありつつもあからさまなポーズはとらせず、程の良い色気。

そして小さめの活字のキャプションポエム。 これが珍しく琴線に触れた。

ロケーションや衣装まで含めて、ヤングジャンプらしい抒情的で質の高いグラビア。
藤本和典の仕事の中でも出色。

片山萌美
巻中3ページ6カット、撮影は唐木貴央。
写真集の広告のような感じであるが、悪くは無い。

早乙女ゆう
巻末5ページ10カット、撮影は細居幸次郎。
曇天の屋上が一枚ある他は屋内。
ワイシャツっぽい白のセーラーブラウスに臙脂のリボンタイ、ミニ丈のライトグレーのプリーツスカート、白のミニハイソックスに黒のペニーローファー。
合皮のスクールバッグを提げたり抱えたり。
一寸面白いデザインのブラウスなのだけれど、大きく使われたのは最初のページのみで、あとは小さく3カット。
リボンタイの結び方が雑なのだけれど、これが現実的な形なのかもしれない。
水着を見せなければならないので仕方がないと言えば仕方がないのであるが、道具立てが面白い。
「スタイリング:森千鶴子」これは記憶しておきたい。

薄いピンクと濃紺の三角ビキニ。
水着になると隠したり切り取ったりぼかしたりして粗を隠す戦略。
そこまでするのであれば服を着ているカットをもう少し増やしても良かったように思うが、まぁ色々あるのだろう。

柿崎芽美
欅坂46のメンバーが週替わりで12人プレゼントページに登場との事で、不覚にも見落としていて、これが3週目。
モノクロ1ページ1カット、カラー1ページ1カット、撮影は細居幸次郎。
一寸白く飛ばし過ぎなような気もしないでもないが、表情の切り取り方は良い。


2017-09-11 わくわく祭り

_ 朝練講談会(第262回)

その日見たいものがその日見たいかどうかはその日にならないと分からない。
ふらっと行って入れるのが、それでも客はある程度いるのが、そして混みすぎないのが理想。
演者からしてみれば予約が入ることで安心できると言うのはわかる。
しかし縛られたくはない。

朝練の常連客は、開場してから開演までの時間に三々五々やって来る。
それなりに埋まって開演。

「藤堂高虎 出世の白餅」田邊いちか
「紺屋高尾」一龍齋貞橘

いちかさんは良い意味で図太くなったと言うか、物に動じなくなった。 
安心して聴ける。

貞橘先生、例によって脱線を繰り返すがなんとか戻ってくる。
盛り上がってきたところではぐらかす。 間合いを一寸外す。
で、締めるところは締める。
誰が良いですか、ひとに訊かれたら「貞橘先生」と答えている。

講談にしても浪曲にしても、朝練講談会は顔付けも敷居の低さも「入り口」として好適。
千円持ってふらりと行けば確実に楽しめる。

_ ツルノヒトコエ(29.09.10 東豊名店街 わくわく祭り)

桑原みずき、桑原彩音姉妹率いるレビュー集団「ツルノヒトコエ」が何故か団地のお祭りに出ると言うので見に行ってきた。

豊島五丁目団地は豊島区も外れ。 江北橋を渡れば足立区。
環七の西新井大師付近から江北橋を渡って明治通りに出る古い参詣道路の途中にある。
鉄道駅は遠く、何路線か通っている都バスが主たる交通手段。
王子駅前からが一番早い。

急拵えの舞台では、吹奏楽やダンススクールの発表会などが行われ、その流れで「ツルノヒトコエ」。
何故このお祭りに出て来るのか分からなかったのだけれど、次回公演を日暮里辺りの劇場で打つかららしい。
直線距離としては遠くないのであるが、交通の便で考えると近くもない。 やはりよく分からない。

歌い手抜きのダンサーのみの編成。
桑原姉妹は喋りは達者なので間延びはしないし、踊る技術と練度に関してはケチのつけようがない。
ただ、如何せん曲が古い。
分かり易さを採ったのかもしれないが、「ダイヤモンド」と「年下の男の子」で耳目を集めることは出来ない。

やっている事自体のレベルは高いのに、見せ方が上手くないのは勿体無い。
「凄いもの」ではなくて「凄そうなもの」に人は集まる。
虚仮脅しみたいな事を好んでやる桑原ではないだろうし、今のやり方でも興行としては続けられているので、これはこれで良いのかもしれない。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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