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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1998-11-08

_ 更新

トップページの誤植を直す。できるかな(仮)のバランスを直す。
今なら買える絶版雑誌を加筆の上訂正。


2002-11-08 さて、これからどうするか・・・

_ 本日の

GOGOLIVE VOL.28終演後、マネージャー安井さんより、 「年内でピカピカ活動停止」「さやか引退」「はるか語学留学」等の発表があった模様。

客が怒ったり荒れたりってのは無かったそうだ。 現場に行った人からの報告が追々揚がってくると思います。 さすがに今日は飲みに行かずに出待ちの人が多いようです。

_ 追記

藪崎、武田、澁谷さまはVANVANで活動を続けるとのこと。 これが澁谷さまがプラチナエスからVANVANに写る事を意味するのかどうかは不明。

12月28・29が最後のライブになります。 万難を排して参加したいと思います。 終了後は多分朝まで呑みですな、自棄酒万歳!!(泣)。

_ 公式発表

オフィス・ヴァン・ヴァンサイト内ピカピカページにマネージャー安井さんからの発表が出ました。
こうやってきちんと対応していただけるのは有り難いです。

_ 年末の予定

28が土曜日なので、多分この日で仕事納め。 銀箱担いで仕事に行きます。 納会かなんかある筈だけど、そんな物ぁすっぽかして四ツ谷直行。  ん!?、昼間にライブやられると見られないな。 ライブ終わりで朝まで飲み。 →仮眠してからライブ。 終ってまた呑み。 その後は傷心旅行でもします。


2003-11-08 一の酉

_ 浅草 鷲神社

たまにはアイドルの「ア」の字も無い週末を過ごそうと酉の市へ。 友人との待ち合わせ時間まで余裕をもって出かけたので、観音様をお参りした後、奥山を一回りして六区からひさご通り→千束通りへ。 待ち合わせ場所に着くと、予想通りまだ来ておらず、15分くらい遅れると言うメールが来たので先に一回りしておく。 私は正直なところ、こう言う大きなお祭り、商売っ気たっぷりのお祭りてぇのは好きじゃないんで、外を一回りするだけで気が滅入る。
露店で目に付いたのはドネルケバブと餡餅(シャーピン)とタイラーメン。 これが何軒か出ていた。 餡餅は日本人が多くて驚いた。
漸くやって来た友人と中へ入って見るが、境内には当然の事乍ら熊手を売る露店しかなく、つまらないので参拝した後、早々に退散。

_ 三ノ輪

裏へ抜けて北上。 ジョイフル三ノ輪商店街をぶらぶら。 パン屋で朝飯を購入。 昔からの個人商店が減って、なにやら訳の判らない店が増えていた。 他所に比べると空き店は少ない方だと思うのだけれど、惣菜屋ばかり目に付く。

_ 都電

都電に乗って先ず「宮ノ前」まで。 ここは都電の中でもまぁ一番路面電車らしい区間で、熊野前から宮ノ前までが分離軌道。 道路と同じアスファルト舗装だけれど、道路と軌道はブロックで区切ってある。 宮ノ前から小台までは併用軌道。 車と電車が同じ道路を走る。 小台から先は専用軌道。 普通の線路の上を走る。 この3つを一遍に見られるのがここのミソなのだけれど、道路の拡幅が進んでいて、いずれは分離軌道になってしまうようだ。 見るなら今のうち。

_ 荒川遊園

ひと電停なので歩いて荒川遊園へ。 隅田川っぺりにある、小さな遊園地。 浅草の花やしきは入園料が900円だが、こちらは160円。 中学生以下は入園無料と言う事もあってか、客の殆どは家族連れ。 入り口を入ってすぐのところに建っている「ふれあいハウス」なるものは簡略化されているが明治村にある「西郷従道邸」のパクリなのが笑える。 めぼしいアトラクションは二両編成のローラーコースターや周りに高い建物が無いので以外に見晴らしがいいらしい小さな観覧車くらいだけれど、のどかで良い。
「どうぶつ広場」には馬、牛、カビバラなど、さほど珍しくない動物がのんびり昼寝をしている。 ここでさっき買ったパンを食ってまた都電へ。

_ 雑司が谷

鬼子母神へ行く前に寄りたい所があったので一つ手前の雑司が谷で下車。 墓地沿いを歩いて二丁目界隈へ。 このあたりには「雑二ストア」と言う人がすれ違えないくらいの小さな商店街がある。 何年か前に火事があり、火元の店の人が亡くなったそうで、そこは空き地になったままなのだけれど、残りの店はまだ営業している。 手押し車に掴まった婆さんが聞き間違いコントのような買い物をしていた。 豆腐屋の裏を抜けて鬼子母神へ。

_ 鬼子母神

丁度七五三の時期だったので、肩揚げをした晴れ着を来た子供がお参りに来ている。 駄菓子屋の猫はどこか散歩でも出ているらしく、一匹しか居なかった。 参道のケヤキ、境内のイチョウ共に紅葉まであと少し。

_ 大鳥神社

ここでも酉の市。 浅草に比べると規模は数十分の一だけれど、のどかな秋祭りで私はこちらの方が好きだ。 お参りをした後、お神楽を暫らく見て境内を後にした。

_ 昼飯

鬼子母神近くのラーメン屋で中食。 友人はねぎ豚ラーメン、私はつけ麺。 ・・・二度と行かないと思う。

_ 古書店めぐり

早稲田でひさびさの古書店巡り。 「青磁砧」芝木好子、「話のたね」池田弥三郎、「呑々草子」杉浦日向子、を購入。

_ 第8回談慶支援の会@新大久保アールズアートコート

立川流の二ツ目である立川談慶さんの独演会と言うか勉強会。 開口一番で快楽亭ブラ汁「目黒のさんま」と立川談一「弥次郎」。 ブラ汁さんはソツの無い出来。 不思議だったのは談一さんで、全体的に拙い感じはするのだけれど、ところどころで妙に面白い。
続いて談慶さんの「心眼」。 二ツ目の格の違いってものを見せつけるような気合の入った落語。 客をひきつける力は凄かった。 なんとなくざわつていた客席が何時の間にか高座に集中していた。 一席終った後、雪駄タップで「一番駕籠で行こう(「A列車で行こう」の三味線バージョン)。 ただタップを踏むだけじゃなくて、駕籠を担ぐような振りも入っていてなかなかの見物。 ただ「心眼」が重い話なので、それを引き摺って客席の空気が重かった。 明るい話の後ならもっと映えたと思う。
中入りを挟んでもう一席、「らくだ」。 この人の芸風は、噺の組み立て方は入れ込んで膨らませていく圓生師に、演じ方はマルセ太郎先生のひとり芝居にそれぞれ近いような感じがした。 なんと言うか「徹底したリアリズム」のようなものが基本としてある。 ディフオルメも入ってるんだけど、そのディフオルメが「説得力」に振られている。 客を引き込んでいく力ってのは、そこから来ている物だと思う。 会場から出て行く客も、感に堪えないような声で「いやぁー、・・・良かった。」などとはなしていた。
ただ、私にはチト重い。 こう言う落語はアリだと思うが、私の求める物とは違っていた。
芸そのものはしっかりしていて、金を払う価値も大いにあると思う。 芝居好きな人なんかにはお薦めできる。

_ とりいそぎレス

>キナセさん
それは言わぬが花ということで。 落語見た帰りがけに食った末広町の「黒船」のつけ麺は旨かったですよ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# きなちゃん [ラーメン屋って、「梅もと」ですよね?]

# Dwightsa [priligy for women <a href=http://dstvmediasales.com/sitem..]


2006-11-08 会いに行く

_ AKB48 チームK「PARTYがはじまるよ」リバイバル公演初日

仕事帰りに秋葉原。 カフェでモニター越しにでも…と思って行ったら「まだ入れます。」
チケット買って劇場入り口に行き、中に入ろうと本多芸能にチケットを見せると、「あ、ご新規さんですね。」

公演も中盤、「キスはだめよ」の途中。 ユニット改編も無かったようで、佐藤・大堀・野呂。
6月までとは明らかに違う自信に満ちた表情と動きに驚く。
「星の温度」も高田・河西・秋元・宮澤。 秋元の大きく力強く深く沈み込む動きに柔らかさが加味され、表情も優しくなっていた。 一と皮も二た皮も剥けている。
MCも含めて以前と同じ構成らしく、喋るところは少なくなり、その分公演時間も短くなっているが、公演そのものの完成度は高いので、危惧していた割高感は無かった。
聴かせる部分も成長の跡が見えて、全員のユニゾンも綺麗に纏まっていたし、余裕がある所為か客席を煽ったり、投げキッスをしたり、動きにオカズを入れているものも居た。
「どっちを見たいか?」と訊かれたら、それは「2ndです。」と答えるけれど、あれだけ激しい事をやりながら新しい曲を丸々一と公演分覚えるってのも無茶な話しなので、これはこれで仕方ないのかもしれない。


2015-11-08 乃木坂のenfant terrible

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 11号

ゲンセキ10(佐藤美希、松本愛、寺田御子、大貫彩香、朝比奈彩、大澤玲美、谷口愛理、柳いろは、小林麗菜、片山萌美)
巻頭巻末ぶち抜きで15ページ34カット、見開き1箇所

グラビア本編の撮影はTakeo Dec.、その他は後藤倫人と藪下剛士。
流れ作業の顔見世グラビアではあるが、上手く売り物になる写真に仕立てている。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 12号

雨宮天
8ページ12カット、見開き1箇所。 撮影は細居幸次郎。
踏み込んで撮らない典型的声優グラビアでありつつ、所々切り込んだカットを織り交ぜてある。
7ページ目、縦に三枚並べたカットが良い。

椎名ひかり
5ページ9カット、撮影は桑島智輝。
見せたい自分しか出したがらない被写体の意に添うような撮り方をしつつ、そうでもなさそうな物も撮っている。
5ページ目から漂う仄かな悪意のようなものに唸る。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 13号

武田玲奈
7ページ11カット、撮影はTakeo Dec.
カラーコンタクトの功罪について考えさせられる。
寒空の屋外で撮った水着以外は生きている表情ながら、目が死んでいる。
アップになるとこれが顕著で、6ページ目などは正視に堪えない。
素材は良いだけにカメラマンの腕ではどうにもならない部分で残念な出来。

山地まり
5ページ10カット、撮影は橋本雅司。
眩しそうになっていないカットでは柔らかい表情も見せているが、そうでないカットは布面積少な目な事もあって陰惨な印象。
後半2ページは良い。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 14号

西野七瀬
7ページ9カット、見開き1箇所。 撮影はTakeo Dec.
過去五回の掲載分からのミニフォトブック付き(こちらはHIROKAZU、大江麻貴、Takeo Dec.)。
boyish、formal、stylish、dressyの4パターンを着こなし撮られ分ける西野七瀬と、撮り分けるTakeo Dec.
寄って撮ってピント薄めの6ページ目が良い。

伊藤万理華
5ページ8カット、撮影はHIROKAZU。
衒いが有るようで無く、見る者を(もしかしたら撮る者も)翻弄する enfant terrible。
4ページ目、見透かすような横顔が良い。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 15号

有村架純
巻頭は京王沿線、巻末はハワイ。 合わせて16ページ27カット、撮影は大江麻貴。例によってハイキーで飛ばし気味、撮影時期が離れていなかったとしても、ハワイと西東京で似たような色にしてしまうセンスが良く分からない。 表情は柔らかく切り取れているが、季節感が薄い。
素では無いが臆することなくカメラの前に立てる有村架純に助けられており、1ページ目6ページ目などは良く撮れている。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 16号

向井地美音
7ページ10カット、撮影は西田幸樹。
7ページ目の変態的ライティングに唸る。 影の出方がどうかしている。
子役上がりで物怖じしない被写体で、仕草の芝居も細かい。 この辺りは大島優子にも通ずる食えない部分なのだけれど、大島のような盛り込みすぎるヤニっこさは無く、程が良い。
それが食い足りなくもあるのだけれど、モデルとして良い仕事はしている。

佐藤麗奈
5ページ14カット、撮影は宮坂浩見。
宮坂浩見なので全く期待していなかったが、意外に悪くない出来。
佐藤麗奈は表情に階調が乏しく、笑顔と真顔以外の違いは口の開き方くらいなのであるが、切り取る角度を変えて変化を付けており、ハズレカットは無い。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 17号

山本彩
7ページ10カット、撮影は門嶋淳矢。
タイガースモチーフの衣装と大道具小道具を揃えつつ、面倒臭い諸々は回避しているところに先ず唸る。
原色の生かし方の上手い門嶋淳矢と、どんな衣装でも自分なりに着こなしてしまう山本彩が凝りに凝った道具立てを生かして、阪神の「は」の字も出さずにそうとしか見えない物に仕上げている。
隙が無さ過ぎるのが瑕と言えば瑕だが、撮られる仕事としては完璧に近い。

益田恵梨菜
5ページ11カット、撮影はTakeo Dec.
撮られ慣れていない被写体を動かして、考えさせずに撮ったお手本のようなグラビア。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 18号

宮脇咲良
12ページ23カット見開き1箇所、インタビュー4ページ19カット。 撮影は桑島智輝。
前半はスタジオに桜の木(人工的なものではあるが)を立ててかっちりと。 後半は古汚い民家でごろごろと。 自分なりの決め顔しかしない時期も有ったが、カメラの前に気負い無く立てるようになって表情にも仕草にも幅と厚みが出た。
前半のかっちりした部分でも求められる仕事をしているが、肉まんを頬張るインタビュー部分も含め、後半のごろごろした部分での素に近い表情が新機軸。

_ 週刊ヤングジャンプ 2015 19号

乃木坂46アンダーメンバー
表紙と裏表紙、巻頭巻中巻末、おまけフォトブックまで含めると33ページ使用。
巻頭は集合で3ページ、部活動モチーフで数ページずつ。 一人一人の顔写真とプロフィールはミニフォトブックに。 撮影は細居幸次郎。

科学部(伊藤かりん、能條愛未、和田まあや)
2ページ7カット。
バドミントン部(渡辺みり愛、北野日奈子、新内眞衣)
2ページ8カット。
漫画部(佐々木琴子、斎藤ちはる、寺田蘭世)
2ページ6カット。

巻中も集合で1ページ、部活動モチーフ。
吹奏楽部(鈴木絢音、樋口日奈、井上小百合、永島聖羅)
3ページ7カット。

巻末は中元日芽香が写真部として狂言廻し。

写真部(中元日芽香)
1ページ2カット、その他カメラを持って写り込み。
ダンス部(川村真洋、中田花奈、川後陽菜)
2ページ7カット。
かるた部(伊藤純奈、斎藤優里、山崎怜奈)
2ページ7カット。

青年漫画誌の限られた紙幅でも突き詰めれば此処まで出来ると言う見本、素晴らしい出来。
学校と言う設定と狂言回しの中元日芽香が効いていて、伸び伸びと柔らかい表情で撮られている。
高校の写真部でライカのM9を持っていると言うのもなかなか無いとは思うが、ストラップを可愛らしくしてそれらしく。
カメラを構える中元日芽香を画面に入れる事で被写体がこちらを向いていないことにも辻褄が合い、目線が来ていないどころかこちらすら向いていないカットを入れる事で見る側が画面内に入りやすくなる。 女子高の賑やかな雰囲気が卒業アルバムのページを繰るように仄かに甘く香り立つ。
アイドル専門誌でも、此処までしっかり作りこまれたグラビアは滅多に見られない。 眼福。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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