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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-11-01 [長年日記]

_ 昨日

高校の時の生徒会執行部の先輩から電話が有って、来年の一月三十一日に結婚式を挙げるので写真屋になれとの事。 快く承諾してはみたものの、良く考えたらまともなカメラが無い(笑)。 いらない変な物を整理してまともなカメラを調達しなければ成らなくなった。
 と言う訳で蛇腹売ります。
 セミパール(戦前型) ヘキサー75mm/f4.5 デュラックスB・1〜100s
 ウエスターシックス  ウエスター 75mm/f3.5 B・1〜200s
価格についてはお問い合わせ下さい・・・って、こんなの欲しがる人いるのか?(笑)


1999-11-04 [長年日記]

_ おかげさまで

このサイトも今日で一周年です。 思えばOSが飛んだり、怪我をしたり、荒らされたり、置き引きに遭ったり、楽しい事てんこ盛りの一年でした。 怪我はほぼ治りまして、今月の頭から怪我をする前の部署に復帰しました。 ネタ涸れなので古い奴を掘り起こして来て「八木山の一夜」をアップしました。 自分で読んでもあんまり面白くないですね、すいません。 またちょこちょこ変えて行きますので今後とも宜しく。


1999-11-07 [長年日記]

_ 昼頃

起き出して荻窪へ。 プリズムでトグロを巻こうとおもったら「海外出張の為八日まで休みます」の貼り紙が・・・。 仕方なく東中野から新宿迄散歩。 大久保駅前から職安の辺りの裏通りの再開発途上の空家を撮影、地上げ臭い臭いがして厭になり直ぐ止めて新宿へ。 ダックビルで胡散臭いカメラをためつすがめつした後、焼き鳥横丁の岐阜屋でラーメンとビール。 マクドナルドで時間を潰した後、コマ劇場横のトークライブハウス「ロフトプラスワン」で「お茶の間コマーシャルEXPO’99」と言うイベントを観覧。 久方ぶりに日本船舶振興会の火の用心CMを見た。 すっきりした。
 このイベントの首謀者の一人であるところの「めもる」師が経営するスタジオ・キューブのホームページは凝っていて格好よくてしかも軽い。 真似をしたくても多分無理だろうと思うのだけれど凄い。 ちなみにこの会社は「デザイン・レイアウト・モデリング・ビデオ撮影・ビデオ編集・マルチメディアコンテンツ制作・コンピュータシステム開発・ライブイベント企画・司会・演奏・専門学校講師派遣・Tシャツ製造販売(爆)、その他もろもろ、手広くこなすマルチクリエータ集団です(笑) 」と言う感じ。 たぶん日本国政府より有能です。


1999-11-09 [長年日記]

_ プリズムに

行ってみた。 「海外出張」とは上海にカニを喰いに行くことだった様だ。 ついでに仕入れて来たと言うカメラはかなり凄い物で、江西光学で作っている鳳凰(PHENIX)ブランドの新型なのだけれど、色も形もペンタックスのMZシリ−ズにそっくりなのに、中身はシーガルでマウントはミノルタMD。 しかもなんと、あの、ルイジ・コラーニ氏のデザイン。 効果の怪しいチューリップ型のフードとエルゴノミクスデザイン(笑)な素人モデラーが手捻りで作った様ないびつで且つ指がかりの悪い巻き上げレバーが可愛い。 危うく買うところだつた、あぶないあぶない。 ちなみに現地価格999元(約一万五千円相当)。


1999-11-11 [長年日記]

_ ネット上でも

それ以外でも、私は判る人にしか判らない様にものを言ったり書いたりする事が多いので、ネタを振っても反応が無い事が少なく無い。 判り難い例を挙げると、高校の修学旅行で新幹線に乗ってる最中に悪仲間がマージャンをしていたので、「こんなトコでそんな事をしていると関東軍に爆殺されちまうぞ」ってなことを言って、判る奴だけげらげら笑った事が有るのだけれど。 判らない人には何が面白いんだかぜんぜん判らないし、なにが面白いんだか説明したらそれこそ野暮だ。 (判らない人は「張作霖爆殺事件」を調べよう)
 さらに頓智が効く奴だと「鉄橋の上が危ないらしいぞ。」とか「前の方の車両に乗っていれば助かるらしい。」ってな感じで切り返してくるのだけれど、そんな奴はそうはいない。 

 で、判り難すぎて誰も突っ込んでこなかった奴をひとつネタばらし。
 OB展の感想の中のこのくだり。

>O海
>年年歳歳で植物もの二点とコラージュ一点。コラージュ物は新しい動きがあった。 歳歳年年です。


 これは「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」(来る年ごとに咲く花の姿は常に同じようだが、それを眺める人々の姿はそのたびに変わっている。)、劉廷芝の「代悲白頭翁」と言う七言古詩を踏まえて、ぶっちゃけた話が、その、新しい彼氏が出来た様で有るなぁ(詠嘆)・・・と婉曲に表現してみたのだけれど、判り難すぎたようで誰も突っ込まなかった。


1999-11-12 [長年日記]

_ 昨日の分は

日記と言うよりも愚痴なのだけれど、そのままだとお利口自慢になってしまうので、まず補足と説明から。 漢詩・漢文の引用にあたっては講談社学術文庫の「中国古典名言辞典」諸橋轍次著 ¥1800-を使用しています。 ひとの文章をうろ覚えで引用するのは嫌なので、引用する際にはなるべく原典を使用する様に心掛けていますが、この手の物はそうもいかないのでこの本を使っています。 ちなみに著者の諸橋さんは大修館の大漢和辞典を一人で編纂した人です。


1999-11-13 [長年日記]

_ 学生写真展

がらみの友達(ひたひた、ばく、アユム、気分は形而上(仮))と高円寺で呑み。 まず、抱瓶(だちびん)と言う沖縄料理居酒屋へ。 オリオンビール中ジョッキ2杯。 泡盛(請福、三十度。どなん、四十三度。)ストレートで一杯づつ。 壁に来店した有名人の写真が貼ってあって、友達はソウルフラワーの中川敬とか喜納昌吉とかの顔を見つけて喜んでいたが、私が秋山祐徳太子を見つけてもひたひたしか反応してくれなかった、つまらん。 ゴーヤ以外はおいしかったが、音楽がうるさい。

_ 二軒目は

ガード下の「竜屋長兵衛」と言う店、ここは当たりだった。 ペルツォフカ(ウオッカ、35度)一杯、ダバダ火振(栗焼酎)ストレートで二杯、立山(日本酒)二杯。 里芋ととり肉の煮付、牡蛎酢、山芋の千切り、梅安冬の闇(大根と油揚げと浅蜊の小鍋立て)、刺身盛り合わせ。
 兎に角つまみはどれを取っても旨いし、酒の保管状態も非常に良く、大当たりの店だった。 特に旨かったのは大根と油揚げと浅蜊の小鍋立てと山芋の千切りと刺身だったのだけれど、いちいち説明するのも野暮なので省略、ただ何より驚いたのは刺身のつまの大根おろしが、きめ細かくて、辛くて、それだけでも十分なくらい旨かったのには心底驚いた。
 ばく、アユム、気分は形而上(仮)の職業カメラマン(・・・とアシスタント)3人は仕事の話で暑くるしく盛り上がってしまったので、私とひたひたは隅の方でひそひそ今後の悪巧みをしつつ、適当に茶々を入れつつ、今度何時食えるか判らない旨過ぎるつまみと酒を胃袋に詰め込んでいた。
 帰るのが面倒になったのでアユムくんに泊めてもらった。


1999-11-14 [長年日記]

_ ヤマモトダメ映画の

撮影の手伝いに来ていたイナダくん四ッ谷で待ち合わせて胡散臭い店巡り。 先ずは澁谷に有る洋書とCDと軍装の店「アルバン」へ。 イナダ君はドイツものを、私はソヴェトものを物色。 ロシア民謡のCDは沢山有るのに、私の欲しい「ソヴェト労働歌集」みたいなものは無くて、結局イナダ君が「ドイツ第三帝国名曲撰」を買っただけで、HMVへ移動。 私は酔い覚ましに外の風にあたっていたが、イナダ君は二万円以上の大散財をやらかしていた。 そして御徒町の珍満と言う中華料理屋で饂飩くらいの太さのやきそば(これが謎に旨い)を喰った後、東京で(たぶん)一番の品ぞろえを誇る軍装品の店、中田商店へ。 時間が無かったのでざっと見てカタログをせしめて出て来たが、八路軍、夏服薄、上・下組、帽子、弾帯、袖章付、¥7000-、なんて物が有ってびっくり、欲しい。
 更に新宿に移動してヤマモトらとお茶。 眠くなったので皆と別れてとっとと帰った。


1999-11-15 [長年日記]

_ 昨日書いた店の

「梅安冬の闇」と言う品書きの由来は、池波正太郎の連作時代物で仕掛人藤枝梅安シリーズってのが有って、それの「冬の闇」と言う章で梅安氏が喰っていたのを作ってみたとのこと。
 皮を剥いて輪切りにして、面取りをして隠し包丁を入れた大根を浅蜊のだしで下煮しておいて、出す時には小鍋にだしを張って大根を二つ、そのまわりには浅蜊を並べて、大根の上には1:2:√3の直角三角形型のあぶらげを四枚(つまり一枚分)並べて火に掛けて一煮立ち、浅蜊に軽く火が通ったところで出される。
 実の所、煮た大根を喰って旨いと思ったのは生まれて初めてだ。

 あと吃驚したのは山芋の千切り。 これは文字通り山芋を千切りにして、刻み海苔を振って山葵を添えただけのものなのだけれど、上手い人が良い包丁で刻むとぬめりが少なく、太さも揃っていて角もしっかり立っているので非常に旨い。 その分下手糞が切れない包丁で作ると、角がぐすぐずのぬめぬめになって、手が滑るから太さもまちまちになってとんでもない物が出来上がる。 家で作る時にはこのぬめり(どうしても普通の人が作ると出てしまう)を取る為に軽く酢水で洗ってやってから薪の束みたいに向きを揃えて小鉢に盛って、上から鰹の塩辛を一匙かけてレモンかスダチを軽く絞ってやると誤摩化せるし、これはこれで旨い。

 で、「冬の闇」なのだけれど、池波正太郎の本に出てくる食いものがらみの部分を抜き書きして解説を付けた本が何冊か出ているので、それなら時代物に興味の無い人でも涎を垂らし乍ら読める。
 ・・・と言う訳で本のコーナーに「食いものの本」をアップ。

1999-11-20 [長年日記]

_ 二十二日に

法政市ヶ谷キャンパスで行われる怪しいイベントにて、ゲームショーでとった写真を写っている人たちに渡してもらう為、新宿駅小田急線改札口で伝令と待ち合わせ。 しかし、改札が少なくとも四つ以上有る事が駅に着いてから判明。 お互い戸籍名を知らない為、放送で呼び出す訳にも行かず、候補を二つに絞り、行ったり来たり二往復半したところでようやく相手を見つけてネガの受け渡しに成功。 そのイベントを撮影したいと言う伝令氏に、撮影する状況に合わせたフィルム撰びとか、必要なレンズとかをレクチャーして、中古屋を案内して別れた。 なんだかいつもこんな事をしている様な気がする。
 しかし、当日。 彼はフィルムの装填に失敗して一齣も写らないと言う悲劇に見舞われた。 私も流石にそこ迄は考えていなかった。

 今日から当分の間、日記に於ける「(笑)」の使用を自粛する事にした。 オチをつけたいときには便利なのだけれど濫用し過ぎている様な気がして来たので。


1999-11-21 [長年日記]

_ ソヴェト・ロシア製の

カメラ・レンズを愛好するダメ人間集団「ロシアンフォーカス」の撮影会が小金井の江戸東京たてもの園で行われた。
 武蔵小金井の立ち喰いそばは何時の間にか酷い味になっていた。 ひさびさに「揚げ玉がつゆに溶けてゲル状になるたぬきそば」を食べた。 味の素の味。
 早く着き過ぎたので駅から徒歩で会場へ。 玉川上水沿いの道には色々な思い出があって、どんよりした気分で集合場所に着いてみればなんだか私が一番乗りで、人々が集まってくる様をずーっと見ていた訳なのだけれど、目印になる様な物は首から下げたカメラしか無いのに、怪し気なカメラを首から下げた人々が吸い寄せられる様に集まってくる図は如何にも珍奇であった。
 江戸東京たてもの園は読んで字のごとく江戸時代から近現代迄の東京の建物(主に住宅と商店)が、農村・郊外・山の手・下町から満遍なく集められていて、調度品の類いも最大限そのまま持って来ているので生活の匂いがそのまま残っていて、誰が行ってもそれぞれの懐かしい建物をみつけられるようになっている。
 問題は食いものが異様に高い事位か、お子さまサイズのカレーが六百五十円、そのかわり缶ジュースは園内一律百円だ。
 そろそろ色付き始めた武蔵野の広葉樹林・・・がどうのこうの、と、きれいごとを書いて締めようかと思ったけど馬鹿馬鹿しいのでやめた。


1999-11-23 [長年日記]

_ 夕方から

有楽町でカメラ関係のメーリングリストの怪しいオフ会。 久々に自分よりタチの悪い(良い意味で)趣味人と話が出来て非常に面白かった。 カメラよりオーディオ方面の話が主だったのだけれど、「m/4〜5千円のコードよりもm/四百五十円の電力ケーブルを使った方がむしろ音が良い話」とか「トップガンのF−14の着艦シーンの音はオーディオでも再現出来る話」とか「生のオーケストラを聴いた事も無い奴の語る音の再現性評価が如何にナンセンスであるか」とか「◯原一式はとても工業製品と呼べる代物では無いけれど、おもちゃカメラとしてみれば結構おもしろい」とか「コシナの社長の密かな野望の話」とかそれはもう録でも無い(良い意味で)ばかりで有意義な呑みであった。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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