_ 六月二十一日から
漸くアルバイトを始めた訳なのだけれど、このアルバイトは好きな仕事で且つぼーっと物事を考える時間も持てる、お給金があまり頂けない事と社会保証もへったくれも無い事をさっ引いても理想に近い仕事であった。
ただ、六月の中ごろから別件でイベントの裏方を引き受けて、考える事のできる時間と休みの殆どをそちらに振り向けたので、カメラやら何やらとは御無沙汰の一月となった。 しかも7/25までお給金が出ない、出ても先方のコンピューター入力ミスにより5168円しか入らず、動けない状態には更に拍車がかかって、勢い荻窪やら阿佐ヶ谷やら中野からは足が遠退き、日記に書くネタなんざかけらもない事になってしまった。
さらには5168円しか入金されなかった旨雇い主に文句を言おうと思ったら、その前に先方から異動して欲しいと半強制的な「お願い」。 次の日に面接。 その次の日には早速出社と言う慌ただしさ。 しかし給料は入金されず。
_ で、
その「べつの現場」とは一日10時間近く立ちっぱなしで働き詰めの工場の充填工程の労働者であった。 慣れない所為もあるのだけれど、兎に角何時間寝ても眠いし、疲れも取れない、帰ってから何かしようと言う気にもならない。 昨日なんざ10時に寝てしまって結局朝迄起きず仕舞い。 テレホもへったくれも有りゃしねぇ。
朝6時に起きて、着替えて、飯を喰って、6時半に家を出て、七時十五分にF駅に着いて、送迎バスの発着地点まで歩いて、七時半に来たバスに乗って、七時四十五分に工場に着いて、着替えて、八時からラジオ体操と朝礼。 八時十分頃から機械が動き出して、十時からの十五分休憩、昼休みの一時間、三時からの十五分休み以外は空の一斗缶を並べたり、充填した一斗缶を近代的マジックハンドでパレットに並べたり、廃油を捨てたり、汚れ物を洗ったり、と、9〜10時間働き詰め。 唯一の慰めは、あまりの忙しさに時間感覚が麻痺して気が着くと仕事が終わる時間になっている(含残業)事だ。
後片付けを済ませて、着替えて、食堂の冷水機で喉を潤しつつ帰りのバスの発車を待ち、ぼーっとしたまま機械的に帰宅して一っ風呂浴びて飯喰ってクソして寝るだけの生活が当分続きます。