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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2000-12-16 [長年日記]

_ 朝起きて

市内のG軒で朝飯。 ワンタンメンと餃子。 観光客が押し寄せる前のひまな時間だったのでちゃんと作っていて久しぶりにちゃんとしたのを喰った。 ちゃんと作っているときは流石に旨い。
ここは只のラーメンとワンタンメンでは微妙にスープが違うのだけれど、私はワンタンメンの方が好きだ。
そのあと軒の傾いだ和菓子屋で一個10円の饅頭を30ケと一個75円のきんつば゜(いはゆる「大判焼」)を5ケ購入して渋茶をすすりながらパクつきつつテレビゲームやらバカ話やら。 この10円の饅頭ってのがなかなかどうして侮れない代物で、親指と人差し指で○を作ったくらいの小さな物なのだけれど、本当に採算が取れてるのか怪しいくらいちゃんと作っていてとても旨い。
白饅頭のほうは小豆の漉し餡。 この漉し餡がちゃんと豆くさいあんこを使っていて旨い。 茶饅頭の方は、一寸しょっぱくて醤油臭い皮の中に白の漉し餡。 きんつばは弛めのつぶ餡でこれはこれで旨い。 他にもいろいろ売っていたけれどどれも大概100円以下であった。 恐るべし。
うめえうめえ言い乍ら喰っていたらおばさんが茶など点ててくれた。 煎茶には茶饅頭、抹茶には白饅頭が遭うに感じた。
晩飯はしゃけの焼きおにぎりとあぶらげの焼いたのと寄せ鍋。 またこのあぶらげが肉厚で旨い。 五枚くらいぺろっと食べたらおばさんが「東京には油揚げも無いのか?」と呆れていた。 東京にも油揚げと名の付くものは有るが、まるで違う。 東京はこう言う基本的な食い物がどんどん不味くなって来ているような気がする。 蕎麦然り、豆腐然り、ラーメン然り、饅頭然り。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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