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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2001-05-03 Spring Summer LIVE Cruise [長年日記]

_ Spring Summer LIVE Cruise@四ツ谷Live inn Magic

 さして急ぐ事もあるまい、と思っていたのだけれど、申し込んでみると整理番号は127番。 なんでも実質的には一部で(まぁ Z−1 な訳ですが)先行電話予約が行われていたとの事。 箱の大きさを考えるとちょっと入れすぎのような気がしないでもない。 しかも私の後にも申し込んだ人はいる訳で、結果150からの予約が入った模様。
 そんなことが有りつつもライブ当日を迎え、前夜から自分のサイトのCGIをいじっていたらどうにも収拾がつかなくなってしまった為結局徹夜して眠い目をこすりつつ四ツ谷へ。
 現地へ着いてあたりを見回すと人相も悪く人品も賎しい集団がそこかしこに屯している。 私を含めて(笑)。
 チケットの引き換えが始まると、モスクワのパン屋か銀行の取り付け騒ぎの如く有象無象が列をなしてチケットを受け取る。 ここでも更にチケット絡みの厭な話を聞いた。 N口さん(仮名)のイベントなのにおかしいなぁとは思ったが、全部に目配り手配りしろというのもまぁ無理な話。 中身に期待することにした。
 入場は電話予約分の1〜60番とネット予約分の61番〜の客の並列同時入場。 些か間抜けでは有るが、販売チャンネルが複数になった場合は致し方ない。 入ってみれば予想通りほぼ満員、これは撮禁でも納得。 こんな状態で写真なんぞ撮らせたら収拾がつかない。
 客の内訳は   AceFile系>Z−1系>池田系>アルテミス残党系   と言った感じ。 教唆・煽動に長けたプロの客2名がそれぞれ日和って別の現場へ行ってしまったため池田系の客も今回に限っては至って静かなもの。
 そうこうしているうちに開演。 出演者全員がお揃いの髪型、お揃い(但し色違い)のTシャツにパンツルックで登場。 振りも揃っていたのが見ものだったのだけれど、これはプロデューサーたるN口さん(仮名)の手腕だと思う。
 出演者はAceFileの4人とZ−1の4人、そして池田早矢加先生と森なつこちゃん・鷲見麻由美ちゃん。 池田先生のステージはゲームショーのカラオケを除けば昨年のクリスマスライブ以来。 鷲見麻由美ちゃんは初見だったがなかなかの美形、100回殴る前の倉木麻衣と言った感じ。
 やった曲はおにゃんこ系・乙女塾系・TPD系が中心。 おにゃんこの曲には反応するのにTPD系の曲の認知度はかなり低かった。 曲名とか曲順とかはメモしてないのでわかりませんし、時系列でも書けないので雑感を記して行きます。

 AceFileは矢張りバランスが取れているなぁと感じた。 久志麻里奈の役回りは良くわからなくて、正直浮いているようにも感じられたのだけれど(一人だけソロの曲が無かった)、それ以外の3人はキャラクターがしっかりしていた。
 奈良は 「とにかく元気」(C)エモーション と言った感じで、声量の無さと下手糞さを元気に歌い愛嬌を振りまく事で上手く誤魔化していた。
 吉川は歳の割に幼げでほんわかしたキャラクターとそのいたいけな声を生かして下手なりの可愛さを上手く出していた。 この声で歌ってくれれば下手糞だろうがなんだろうが全然構わないし、寧ろ心地よい。
 工藤はとんでもないキャラクターと絶望的なまでの写真写りの悪さで知られているが、歌い方は至って素直で実力以上に上手く聴こえた。 自分の出せる音域と声量をわきまえて、その範囲内で出来る事をやっている感じ。 ごくあくアイドルWeb主宰ひろろん長官が「工藤あさぎの『つらいレス』は癒される名曲だ」とかなんとか書いていたがなるほど納得だった。 そしてやはり現物は写真で見るのとはまるで別物の可愛さだった。
 私の中での好感度は 工藤>吉川>久志>奈良 の順。 奈良は如何にも可愛いのだけれど、あざとさが鼻についた。

 逆に拍子抜けしたのがZ−1. 最近バラ売り戦略が露骨になっている上戸は飛び抜けて可愛いと言うほどでもなく、グループ内で一番目立っていたのは春川ますみ化した根食だったりした、一時痩せたと聞いたいたのだが・・・。
 もう一つ拍子抜けしたのは上手い々々と聞かされていた根食の歌唱力。 骨格的にはどうやっても声は出るように出来ているのであとは如何にそれをコントロールするかなのだけれど、小手先のテクニックでこねくり回すような歌い方で、全然声量が生かされていない。 その割に「私は歌が上手いのよ」ってな感じの驕りと紙一重の自信がかんじられて一寸厭な感じだったのだけれど、出る声をコントロール出来ていないので正直下手糞に聴こえた。
 逆に思ったより良かったのが西脇と藤谷の二人。 踊りにもキレが有ったし、自分の力量を客観的に把握出来ていてその範囲内で出来得る限りの事をしている一途さのような物が感じられて好感が持てた。

 森なつこと鷲見麻由美の二人は予想外に良かった。 事務所の力関係とか諸般の事情とかを考えると、あんまり目立っちゃまずかったり色々あったりすると思うのだけれど、バックでサポートに徹しなければならないところではしっかり黒子になって主役を支えていた。 他の面子より比較的暇だったりしたのかも知れないけれど振りも揃っていたしコーラスも綺麗だった。 あと鷲見ちゃんはとても可愛かった。

 さて、私のお目当ての池田先生のご様子はと言へば・・・。 いやはやとんでもなかった。 この人は鬼だ。 「国定忠治は鬼より怖い、にっこり笑って人を斬る」なんて言う俗諺を踏まえると国定忠治並ってことになろうか? 終始笑みを絶やさなかった池田先生ではあったが、我々、少なくとも私は細切れに切り刻まれて膾にされるくらいの衝撃を受けた。
 バックコーラスに回ってひかえめに声を出しても声の張りと音程の正確さですーっ前に出てしまう。 踊っても、止め・跳ね・払いの美しさが際立っているので目を引いてしまう。
 圧巻はソロでやった高橋由美子の「Fight!」。 くの一忍法帳の如く舞台袖から側転で飛び出してきた池田先生は、「振り」って言うよりも「ダンス」とか「バレヱ」に近しいような激しい動きで歌い踊りつつも全然息が上がらない。
 歌も勿論上手いが「ほぅら上手いだろう」なんて厭味はかけらも無く飽くまで心地よい。 この人のステージはいつも見るたびに驚かされるのだけれど、この人に好き放題やらせたステージを見たいと、今回は切実に思った。
 他との兼ね合いも有ったと思うが、はじけていたのはこの一曲のみ、正直もっと見たかった・・・。 あと笑った事が一つ。 妙に慣れている「ラッキーラブ」。

 こんな凄いのの後はさぞやり難かろうと思うのだけれど、そこを上手くまとめてエンディングへ持っていくN口さん(仮名)の手腕には感心した。
 「歌姫じゃねぇか、コレ」とか言われようが何しようが良い物は良いンで、是非今後も続けていっていただきたい。

 最後の30分は真っ白化したいつもの寝間着のような衣裳に着替えて登場したAceFileのオンステージ。  シングルの曲2曲と奈良のソロデビューシングルと吉川と工藤の掛け合いの曲、そしてアンコールでもう一度「タイムマシンでつれてって」をやってお仕舞い。 とにかく挙動不審で変な顔で不穏当な発言でしかもべら棒に可愛い工藤あさぎを見られただけで満足。 この娘は生で見ないと本当の良さがわからない。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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