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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
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写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2001-08-26 初ピカピカ [長年日記]

_ 戸越銀座夏祭り

野暮用を済ませて漸く三田線の春日駅についた頃には5時半を回ろうとしていた。 ピカピカさまの出番まではあと30分しかないが、一か八かとりあへず戸越銀座まで行ってみることにして地下鉄に乗る。 6時5分前、戸越駅着。 電話で場所を聞いて兎に角現場へ。
戸越銀座は西は中原街道から第二京浜を挟んで東は豊町の1丁目まで続く総延長1キロを超えるアーケードなしの物としては日本最大規模の商店街であり、そう云う商店街のお祭だから当然人出も多く、商店街の中ほどに作られた仮設ステージにたどりつくと既に人垣が出来ていた。
出遅れたかと思ったら一寸押しているらしく、まだ二人組の「癒し系ユニット」アスミックという人たちが歌っており、ビールケースに乗った見るからにピッカケな人々が既に踊っていた(笑)。 30分押しで漸くピカピカ様が登場するも、日は既に暮れかかっており、撮影は諦めて静かに見る事にした。
ご当地アニメの主題歌を唄っていることも有って、最前の2列は小さいお友達に開放、その後ろにビールケースが並びピッカケの大きなお友達が、さらにその後ろには最前に入り損ねた小さいお友達を肩車したお父さん連が、さらにさらにその周りに地元住民、さらにさらにさらにその周りにビールケースに乗り損ねたピッカケ連、噂を聞いて見に来たと思われる各方面の「えらいひと」「ダメなひと」「ひとでなし」が取り囲み、アスミックの時とは打って変わった異様な雰囲気の中ピカピカさまのステージは始まった。
曲は「ウルトラメンゴ」→「ピカピカ音頭」→「ドキドキデート」→「なつやすみ」→「ウルトラメンゴ(ぢごくのロングバージョン)」の順。 このあたりの詳しいレポは他のまともなピカピカファンサイトにお任せして、私は断片的な印象などを・・・。
私はピカピカ様を生で見るのも、歌を聴くのも今回が初めてだったのだけれど、兎に角感心したのは歌やMCをひっくるめた出し物全体の纏まりの良さであり、驚いたのは生で見る実物のあまりの可愛らしさであった。 宣材写真を見て多寡を括って今までピカピカ様のイベントを見に行かなかった事を後悔しつつも、今回無理をして見に来て良かったと心底思った。 そんな訳で、こうしてファンサイト(のような物)を作っている。
横で一緒に見ていたごくらくWEB主宰ひろろん長官が「ピカピカは逆コナンだ」(「カラダは大人ココロは子供」の意)と言っていたのだけれど、まったくその通りであり、しかもそれがかなりプラスに働いているように思った。 「最年少、17歳のはるかです!」という野見山嬢のMCにあるように、他のメンバーは皆「それ以上」なのだけれど、とてもそうは見えない。 しかし、ステージ上ではコドモの可愛らしさを振りまきつつ、オトナの自覚できちんと勤め上げる。
澁谷様御製による「なつやすみ」の詞もどう考えても小学生の夏休みであるのだけれど、あの詞は小学生そのものには書けないように思う。 コドモの心を持ったオトナだからこそ書けるのではなかろうか?。
そんなこんなで、オトナとコドモの微妙なバランスがピカピカ様の魅力であるように感じた戸越銀座夏祭りであった。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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