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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-08-11 長い一日 [長年日記]

_ 先ず四ツ谷へ

鹿沼へ行く面々はまず四ツ谷に集合して余計な荷物をコインロッカーへ預けてから上野に戻る事にしていたのだけれど、神田駅の階段を下りている最中に私の下駄の左前と右後ろの歯が同時にもげるという思いも寄らない不吉な壊れ方をした。 時間に余裕があったので、平井まで戻って他の人たちは朝飯。 私は家に駆け戻って下駄を履き替えて平井へとんぼ返り。 ご迷惑をお掛けしました>関係各位

_ さらに宇都宮へ

途中昨今のピッカケ情勢に関する話をしたり寝たりしながら宇都宮に着いたのが1時過ぎ。 山♪田さんお奨めの店でたらふく餃子喰ってから鹿沼へ。

_ 祭りは何処だ?

鹿沼に着いて電車を降りると居ないはずの人が二人いてまず驚く。 改札を出て祭りの「ま」の字も無いのに再び驚く。 カチコチだったセブンティーンアイスが見る間に溶けていく熱さに驚き、祭り会場が遠いのに驚き、やっと見つけたと思ったら客が少ないのに驚いた。

_ 暑いけど寒い祭り

日よけのテントの中で休んでいたら東京から呼ばれたらしいロックバンドの人たちのステージが始まった。 しかし、炎天下の河原の運動場には全く客がおらず、ほとんどテントの中に避難している。 主催者は呼ぶだけが仕事じゃなくてそこから先、気持ちよく演奏してもらえるようにいろいろやらなきゃいけないと思う。 サクラを何人か配置したりしないと無人の客席にいきなり人は集まらない。

_ 本命登場

バンドの人の後に森田・森谷コンビ。 テントにいた遠くから来た客は皆ステージ前に移動。 森田友人と思しき女子3人、家族親類縁者などもちらほら。

テントの中に居た遠方からの人間がステージ前に移動すると、興味を示しつつも遠巻きに眺めていた地元の人々も集まり始めた。 地元と言う事で多少はにかみつつも嬉しそうな森田有希は非常に良い感じの表情。 「暑いですねぇ、かき氷の差し入れとかは無いのでしょうか?」なんて言ってみたら見た目は怖い客が買ってきてプレゼントしたりしつつ3曲。 森谷佑子は友情出演扱いながらも同じくらいの時間を貰ってやっていた。 ここでいい仕事をしたのが次元堂先生。 これまでピカピカ・VANVANの怪奇系キャラの客と言うと醜悪な面相の人間ばかりだったのに、次元堂先生は常軌を逸した行動と男っぷりのよさの二つを兼ね備えているのはずるい。 但し、森谷佑子は困惑しているように見えた(苦笑)。

_ 鹿沼市長暴走

お約束で登場した鹿沼市長のなんたら言う親爺が森田の個人情報をこまごまと暴露(苦笑)。 必死に誤魔化す森田と馬鹿にされたと思ってムキになる市長の掛け合いは壮絶だった。 善意でやっていても結果的に極悪という昨今ピカピカ周辺で見られる現象がこんなところにも。
森田に「おにいさんは何歳ですか?」と訊かれた市長、「おにいさんじゃなくて市長です。」「18歳と19ヶ月です」「なに?わからない?足すと54歳になりませんか?」
ならねぇ

_ 物販

出番が終わった時点で既に4時を回っていて、4時半の日光線に乗らないと四ツ谷の開演に間に合わないのでさっきのロックバンドの人たちが再び登場して演奏している横で無理やり物販をやらせる怖い客たち(苦笑)。 森田・森谷のポスターが新しくなっていたのだけれどかなり出来は良かった。

_ 駅へ

下駄で鹿沼駅まで走る羽目になり、浴衣は壮絶に着崩れて仕舞った。 ギリギリ間に合って→宇都宮→赤羽→新宿→四ツ谷。 開場にはナントカ間に合った。

_ 藪崎ご生誕祭

前回より椅子は少な目。 お誕生日席はより広く・豪華になっていた。 司会は前回誕生日を祝ってもらった澁谷さまとBooさん。 澁谷さまは濃い水色の浴衣、Booさんは甚平。 客席にも浴衣やら甚平やら中には作務衣の客なんかも居た。 非常に私服っぽいあまり高そうでない服を着て登場した藪崎さんは貢物で埋まった席に座ると暑いのに巨大な熊のぬいぐるみとくんずほくれつ。

_ 森なつこ

プレイステーション用ソフト「学校をつくろう」の宣伝ユニットつくろう学園新聞部の時に作った制服で登場。 ブラウスの畳み皺がいい味。 嗚呼「つくろう学園新聞部」、事務所OKは出てるのにバカ学生が権力を弄ぶために設定した撮禁で持ってったカメラが無駄になった一昨年秋の電機大鳩山祭  <参考>ひろろん長官レポ  で私も見たのだけれど、一回で終わらすには惜しいユニットだった。 で、そのときの曲「学校であいましょう」、池田さんがつけた振り付けが大幅に簡略化されていたのは残念。 旧清水さんは無理としても池田さんは見たいなぁ、ライブインマジックで。 高橋由美子の「Fight!」は良いとしても誕生日に田中陽子をやるのは不吉すぎるような気がした。

_ VANVAN3

鹿沼へ行っちゃった森田・森谷のおめでとうビデオメッセージ(何故かその場に居る久野さやか)のあと、ここのところいにしえのフォークソングを歌う事の多かった久野さやかがオリジナルの盛り上がる曲を並べてきた。 これは吉と出て会場は良い盛り上がり。

_ しみじみ演歌

ライブインマジックつながりで小沢亜貴子さん登場。 デビュー10周年との事だがまだ25歳。 歌は流石の安定感、客席をざわつかせない所は流石。

_ ビデオその2

ピカピカメンバーからお祝いメッセージ。 それなりに神妙な澁谷・武田・野見山の3名。 ダメ出ししまくりの清水さやかさまが良い味だった。

_ 藪崎ソロ

落ち着いた茶系の色の浴衣に着替えた薮崎さんがPaPaさん、大月教授、浜ちゃんを従えて「時の流れに身をまかせ」「メモリーグラス」など子供の頃にお父さんの編集したテープを車の中で聴いて憶えたという歌謡曲をしっとりと。 大分緊張していたようだったけれど、最後に持って来た難曲「星に願いを}(英語)をちゃんと歌いこなしていたのは流石だった。 「あなたと星の上で」ネタを繰り出す北関東の黒い帽子の悪魔に悶絶する年寄り数名。

_ デ・ブカブカ

深夜のテレビ出演を控えて尻に火が付き出した10時過ぎ、スタッフと客によるピカピカコピーユニット「デ・ブカブカ」が漸く登場。 全員甚平かミニ浴衣で揃えてきた。 客3人の振り付け習熟度が非常に高く「デ・ブカブカ」としては過去最高の出来。 照れてもいい加減にやらないところに好感が持てた。 今後もやるなら今回出た面子は固定して欲しい。

_ ピカピカ

最後に登場したピカピカはエセ制服衣裳で何曲かやったあと、メンバーからのお願いとして誕生日を区切りに「こんばんにゃ」を止めて欲しいというもの。 即却下(苦笑)。 あと赤ジャケットの巨大蝶ネクタイと言うインチキ司会者衣裳を着せられた薮崎さんが「きよしのズンドコ節」を歌わされたり、メンバー4人が「いとしのエリー」の替え歌「いとしのエミー」を歌って薮崎さんを泣かせて「あー、泣いた泣いた(震)」と喜んだり。 最後に「ウルトラメンゴ」を歌って綺麗に〆た。

_ 大団円

出演者総登場で恒例のお誕生日ソング「今日はハッピーバースデー」を歌って3時間に及ぶご生誕祭は幕。 カレーも呑みも無く帰宅。

_ 深夜に都内某所のお寺にて

フジテレビの深夜番組「本能のハイキック」に出演。 わんこ☆閣下をはじめ見た人の多くは激怒。 私は部屋にテレビが無いので他の人の報告待ちだったのだけれど、こうなるともはやビデオを借りて迄見る気にはならない。 澁谷さまは収録語に吐いたそうだ。 ご自愛ください。

_ 地獄への道は善意で敷かれている

ゑろ野郎のつっこみの通りでして、動機に悪意が無ければ許されると思ったら大間違い。 鬼畜ヤジを飛ばすゑろいのの方が善人に見える現状はおかしいと思う(苦笑)。
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# ゑろいの (2002-08-11 07:42)

The road to hell is paved with good intentions.
という事ですね(苦笑)



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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