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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-09-28 連休なので無茶をするの記 [長年日記]

_ りえくらぶ撮影会

2度寝しつつも何とか起き出して都内某所へ。 「青空撮影会」と銘打つだけあって通常は雨天中止なのだけれど、今回は中止にならず我々参加者の想像をはるかに越えた場所での初の屋内撮影会となった。 モデル2人に客10人、しかもモデルは交代で1人づつとなると大抵それなりに殺伐とした撮影会になるのだけれど、それなりにのんびりまったり撮る事が出来た。 これはそう言う撮影会を求めて来ている客だからってのもあるけれど、りえりえとスタッフの方のの人徳ってのも大きな要因だと思う。 りえりえには人を巻き込む力のようなものがあって、居るだけで場が和むだけでなく、時間の流れもゆっくりになる感じがする。 スタッフの方も、ああだこうだとは細かく仕切らないんだけど、要所要所を〆て来るので、まったりはするんだけど客が暴走しない。

_ 今日のモデルさん

木塚咲ちゃん藍原まゆりちゃん
木塚咲ちゃんは芝居の稽古で作った青痣が漸く消えたということで、珍しくスカートだった。 表情もくるくる変わるし、一齣ごとに微妙に動いてくれて、しかもピンとの補正がしやすい範囲内なので撮りやすい。
まゆりちゃんは撮影会の仕事は初めてということで最初は緊張していたのだけれどすぐに慣れて来たようで、たのしそうに撮られていた。
モデルさんが撮りやすかったので、狭い割に楽しく撮る事が出来た。

_ 今日の撮影機材

35mmは、コンタックスRTSII+プラナー50mm/f1.4、ディスタゴン35mm/f2.8。 フジカST605+マミヤ21mm/f4. ライカD-III+ズマリット50mm/f1.5. ゾルキー1d+ジュピター3 50mm/f1.5.

ブローニーはローライコードI(トリオター75mm/f3.8)とプラウベル・ロールOP(アンチコマー75mm/f2.8)

フィルムはすべてモノクロで感度は100. 35mmがコニカでブローニーはアグファ。

狭かったので広角中心に撮影。 ライカの50mmは借り物、レンズテストを兼ねて回した。 ジュピターと同じ光線状態で撮ってどう違うか。 ちゃんと撮ろうと思うとどうしても機材で冒険が出来ない。 次回はペトリも回そうと思う。

_ 神田へ

皆で飯を喰った後、私は機材を置きに帰ってから友人と神田へ。 須田町のまつやへ行って一杯ひっかけてから本屋を回ろう・・・と思っていたのだけれど、思いのほか混んでいたので友人は大ざる、私は大もりを手繰って酒は飲まずに店を出た。 友人が「揚げ饅頭の店は何処だ?」と訊くので、路地を入って甘味処の竹むらへ。 お土産に揚げ饅頭頼んで出来るのをボォーっと突っ立って待ってるのも間抜けなので、私は粟ぜんざい友人はあんみつを注文。 出て来た桜湯で口を湿らせているうちにぜんざいとあんみつが出て来た。

このぜんざいがまた容赦なく甘いのだけれど非常に旨い。 口直しに出て来た山椒の実の塩漬けも、容赦なく塩からいんだけど実に旨い。 

_ 罠だらけ

腹ごなしにてくてく歩いて、駿河台下の文庫川村へ。 100円均一の籠の中に内田百閒の「御馳走帖」

、しかも旧字旧仮名のやつが有ったので購入。 明大裏の以前ホテルだったビルの地下にヴィレッジバンガードが出来てるってんでそっちへ行ったら澁澤龍彦の新刊が出ていたので購入。 他にもいろいろ欲しいものはあったがここは我慢。

岩波ブックサービスセンターの上の山陽堂へ行ったものの欲しい本が無くて早々に退散。 さくら通りからすすらん通りに入ってスヰートポーヅの前を通ったら珍しく空いていたので入って餃子ライス。 三省堂の手前のキントト文庫に入ったら店内は罠だらけ。 目の毒なので店の前で友人を暫し待つ。

買った本を持ってさぼうるへ。 コアップガラナがあったので思わず注文。 友人の買った本は宮武外骨ものを2冊。 滑稽新聞の縮刷版の方を借りて暫し読む。 友人と中野で別れて私は都内某所の暗室へ。

_ 眠い

フィルム現像の作業用にジーンズと上着を脱いだまでは憶えてるんだけど、その後の記憶が無い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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