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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-07-06 またぞろ「電波」に悩まされるの記 [長年日記]

_ また「電波」

友人の詩人が"自称"「詩人」で「教養学者」の偏執的ファンに悩まされ、訳のわからない長文の手紙を送られたり、HPの掲示板にイヤガラセの書き込みをされたりしていて、掲示板上で暴れたときに釘を刺したり、詰問するメールを送ったのが気に入らなかったらしく、うちの本サイトの方の掲示板にまでやってきて暴れたので、その対策に追われていました。
くどくど経緯を説明するのも疲れるのでリンクだけ貼っておくことにしてお仕舞い。
うちの本サイトの掲示板
うちの本サイトの荒らし隔離掲示板
その"自称"「詩人」で「教養学者」のサイト

_ 木曜

新宿の某店に委託に出しておいたレンズが売れたので、代金を回収ついでにマップカメラに寄ったら、この店ですらコシナ・フォクトレンダーのベッサRが2万円台の中盤まで落ちてきていた。
時間がまだ浅かったので中野へ移動して南口のPで、修理に出していたOM−1を回収。 下手にばらさない方が良いと言うことで金もかからず。 その足で北口のFヤに行ったら、ベッサRの黒で21000円なんてのがある。 外装に傷が有るものの、動作に異常は無さそうだったので購入。 これまで何十台と無くカメラを買ってきたが、平成生まれのカメラを買うのは初めて。

_ 金土日

暗室に入るも兎に角眠くて、プリントはせず、寝てばかりいた。

_ 土曜

撮影会で疲労困憊。

_ りえくらぶ撮影会@新宿御苑(山口まなみ/二葉葵/久田美佳)

早朝に寒さで目が醒めた。 二度寝すると昼過ぎまで起きられないので、そのまま部屋の片付けなどしてから、いつもより早く新宿へ。
インフォメーションセンターの中で涼みつつ、他の客と談笑しているうちに時間になり、入場。 今日はモデルさん3人とも浴衣と言うことで、日本庭園へ移動。 四阿(あづまや)に荷物を置いて池に掛かる橋の上で撮影。 出番でないモデルさんは荷物番を兼ねて四阿で休憩。 ところが薮蚊が矢鱈多くて、しかも元気で大きい。 モデルさんたちは軒並み喰われて大変な事になっていた。 私もレンズ交換の際に耳だの指の又だの眉毛だの、掻きにくい所ばかり刺されて閉口した。 この季節は虫除けと日焼け止めは必須だな・・・と今更思ったがもう遅い。 こう言う物は業者サイドで用意しておかないといけないし、モデルさん本人も自己防衛の為に持っておいたほうが良いと思う。
今日のカメラは
コンタRTSII+プラナー50mm/f1.4、ディスタゴン35mm/f2.8、コムラー24mm/f3.5
コシナ・フォクトレンダー ベッサR+ジュピター3 50mm/f1.5、ズマリット50mm/f1.5
ライカD-III+上海エルマー50mm/f3.5
リコーフレックス・ダイヤL(リケノン80mm/f3.5付き)
フィルムは35mmがコニカパン100、ブローニーがアグファAPX100. 
山口さんは初会なんだけど、黙っていれば凄いぺっぴんさん。 しかし暫らく黙らせておくと「キィーーーーーーーッ!!! モー耐えられない!!」と絶叫してわらうんこさんの日記にあるように好き放題の暴走を始めて、これが又おもしろい。 そば屋の割り箸みたいな木の簪で髪をアップにしていたのだけれど、これを抜いたあとのみだれ髪が良かった。
二葉さんはもうお馴染みである。 この娘、顔の造作はとりたててどうと言うこともないのだけれど、身に纏った空気に何か謎の物質が含まれていて、撮っていると何故かとてつもなく可愛いような気がしてくる。 これを何とか写真に写し取れないかと色々やってみるのだけれど、なかなか上手く行かない。
「おなかへった、なにかもってませんか?。」
流石に食い物は持ってない。
大学生の筈なのだが、歳を訊くと「16歳です●」(●はハート)と答える。 大体こう言う事を言われると「16歳?どの口が言うか、どの口が!!。」と口の端をつねり上げたい衝動に駆られたりするのだけれど、この娘の口から発せられると、なんと言うか「脳内のいる・こいる物質」みたいな物が分泌されて、「しょうがないしょうがないしょうがない、16歳なんだからしょうがないネー」とどうでも良くなって許せてしまう。
この無軌道な二人に挟まれた久田美佳15歳。 こちらは本当に15歳。 おしとやかなお嬢さんなのだけれど、時間の経過と共に感化されて、お転婆な地が出てくる。 禍転じて福。 生き生きとした良い表情の写真が撮れた。
かなり回したのだけれど、久しぶりに撮り足りない気分のまま時間切れ。 スタンプが溜まったので一休みしてから4部にも言ってみる事にした。

_ りえくらぶ撮影会@りえくらぶひみつ基地(山口まなみ/二葉葵/久田美佳)

時間が空いたのでカメラ屋を冷かしたら知人に会い、飯を喰いに行ったのだがそこで喰ったハンバーグが不味いの不味くないの。
ひみつ基地に着いたら3部で帰る人たちを山口さんが難詰している(笑)。 怖いのでコージーコーナーで買っていったシュークリームで餌付けをして歓心を買ってみた。
山口さんは敢えて黙らせて撮っているとタイマーが切れて暴走モードに入るので、その切り替わりを楽しみつつ撮ってみた。
二葉さんは怪しげなメイド服。 冥土服。 微笑むと言うよりほくそえむと言った方がぴったり来るような感じで撮ってみたり。
久田美佳15歳は真っ当なメイド服だったのだけれど、二人に感化されすぎて表情が怪しい(笑)。
写真撮ってるより後ろから撮影風景を見ている方が楽しいくらいの、なんだかよく判らないけれど面白い撮影会であった。 この3人はまた撮りたい。

_ 日曜

詩の同人誌即売会「東京ポエケット」の為に上京する友人を引き回して東京見物と洒落込んだ。

_ 東京案内

朝起きたら5時を回っていたので慌てて着替えて東京駅。 先方はバスで来るのだけれど、列車と違って着く時間が一定しない。 そんな訳で余裕を持って出かけたのだけれど、この日は道が混んでいたらしく、6時を回ってもまだバスは着いていない。
「あじさい」のボソボソと不味いざるそばを手繰って腹を落ち着けてから八重洲中央口へ歩いていったら丁度着いたってんで落ち合って鶯谷へ。 入谷鬼子母神の朝顔市へ行ってみた。
駅前の「悪質なポン引きや外娼が増えています」の看板を見せてから言問通りを東へ。 雨は降ったり止んだりしているが幸い暑くはなく、散歩にはまぁいい日和だ。
路地裏のパン屋でサンドイッチとオムレツパンを買って寺の軒先で友人と朝食。 マーガリンたつぷりのオムレツが謎に旨い。
朝顔は買っても持ち歩く訳に行かないし、送ると高いし面倒なので買わず、朝顔の形のお守りを買う。
清洲橋通りを南に下って、稲荷町から銀座線で浅草へ。 観音様に挨拶をしてから水上バスの始発待ちがてら松屋前のスターバックスへ。 場所柄かなんとなくよどんだ空気が漂う店内で暫し談笑。 水上バスは子供会御一行さまや、広東語を喋る団体さんが多く、乗った人数の割に騒がしい。 天気が悪い所為かカモメはおろかカラスすら居ない。 レインボーブリッジとフジテレビが並ぶ光景を見た友人は目を輝かせて喜んでいた。 ベタな絵だけれど、喜んでくれると矢張り嬉しい。
日の出から浜松町まで歩いて国鉄で中野へ。 泰陽飯店で昼飯。 私は牛肉とトマト炒め、友人はトマトと卵炒めの定食。 少食の友人には些か多かったようだったが、味には満足していただけたようで良かった。 食後はクラシックで泥水アイスコーヒーを啜りながら涼んでみた。 時間が早い事もあってか、店内は客もまばらで、2階に昇ったら我々だけだった。名曲喫茶なので静かにしてくれ とか、店内で写真を撮らないでくれ とか、ゴミを持ち帰れない人は食べ物を持ち込まないでくれ とか、以前は無かった張り紙が張られていた。 無作法な若者に踏み荒らされてとんでもない事になっているのかもしれない。 名曲喫茶にしては珍しく客の振舞いに口を挟まない、敷居の低いところがこの店の味噌なので、客の方もぶち壊さないようにしたいものだ。
朝から歩き詰めだったので、このままここで昼寝でもしたいところだけれど、ポエケットの会場時間が迫っていたので店を出た。

_ 東京ポエケット

両国の江戸東京博物館の会議室にて開催。 野田の悪行は主催者はもとより参加者の多くに知れ渡っていて、友人は会場に入るなり寄ってたかって慰められていた。 友人のブースは主催者のすぐ隣の机で、主催者の人も「何か有ったらすぐ知らせてください」と心強い。 当の野田はと言えば、主催者の目の届きやすい真ん中辺のブースで店番。 ざわつく会場にあってエアポケットのようにぽつんと1人座っていた。 主催者の人たちに迷惑が掛かっても不味いので、遠くから人相を確認するだけに留めた。
私には居心地の悪い空間だったので挨拶をして帰宅。

_ 悪夢

二度寝て、二度同じ夢を見た。 訳の判らないことで糾弾され、会社を馘になった(苦笑)。
あまりにリアルなので、明日出社するのが怖い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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