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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-12-20 冬型の気圧配置 [長年日記]

_ 酒田へ

結局、眠らずに朝まで過ごし、一番の新幹線でひとまず新庄へ。 新幹線の中ではひたすら寝ていて、気がついたら米沢。 外は雪だった。 寝なおして気がついたら新庄。
酒田行きの快速「最上川一号」まで一時間空くので、駅前の一茶庵分店でラーメンでも・・・と思ったら改装中。 雪の中、本店や支店を探しなおすのも面倒になり、並びの「急行食堂」と言ういかにもな名前の食堂で鳥もつラーメン。 ラーメンに鳥もつが入るとどうなるのかは理解できた。 そう言う味。
駅前の多目的スペースみたいな所で地場産品の直売をやっていたので、おこわを購入。 快速「最上川」はワンマンのディーゼルカーだったので、一人掛けのクロスシートに陣取り、先ほど買ったおこわと、東京駅で朝飯に買ったものの寝ていて食べなかったサンドウィッチを肴に雪見酒。 何時の間にか寝ていて、気がついたら酒田。 雪は止んでいた。

_ 市内ぶらぶら

駅前から中町までいつものようにカメラ片手にぶらぶら。 質流れ・金融新品専門の店とか、ガラス戸に「粉屋」と大書した店とか、そんなものを撮りつつ大通り商店街から中通り商店街へ。 仏壇のさとうさんで絵蝋燭を購入。 来年の干支の根付けと福引きの抽選券をいただいた。 福引はハズレで箱ティッシュをいただいた。 それからまたいつものように「わいわいネットプラザ」に寄って、無料のインターネット端末を使ってこうして日記を書いている。 これから浪漫亭でランチでも食べようと計画中。 夕方からは浪漫亭で忘年会。 今回は鍋らしい。
SHIPのイベントは明日の午後だけなので、今日の午後と明日の午前中は街の中をぶらぶら写真を撮って歩く予定。

_ 昼飯

浪漫亭へ行ったら既に かりん さんが居て飯を食っていた。 今日のランチはたらちりかポークソテー。 私はポークソテーを選択。
ケルンにて食後のコーヒーを飲みつつ、録でもない話をしているうちにSHIPのラジオは終わっていた。 生放送だったらしい。

_ 散歩

かりん さんが地蔵の湯旅館へチェックインするついでに、山居倉庫から最上河畔の白鳥飛来地へ散歩。 空を見上げると東西南北に竜の巣のようなものすごい雲があるのに、酒田市上空だけ晴れている。 初めのうちは数羽しか居なかった白鳥は、どんどん帰ってきてなかなか壮観だった。

_ 若浦屋旅館

我々の泊まる旅館へもチェックイン。 町外れではあるのだけれど、中心街から日和山へ抜ける一本道をずっと歩くだけなのでさほど遠くは感じない。 「古いので安い」と言う触れ込みだったが、そんなに古びた感じも無く、手を入れるべき所には手が入っており、掃除も行き届いていて、寝具も新しく清潔。

_ 忘年会@浪漫亭

鈍行で来る貧乏人どもは雪と風の影響で大幅に遅れ、宴会開始時には半分しか揃わない。 「来ない奴が悪い」と言う事で、鱈鍋と蟹鍋のおいしい所は先に頂いた。 わたしは蟹には執着しない、と言うか、面倒臭い食べ物は嫌いなので鱈鍋にガッツいてみた。 味噌と酒粕の味付けだと思われる。 白子おいしゅうございました、肝おいしゅうございました、あらおいしゅうございました。
魚介なのでビールではなく日本酒でいってみた。 今日は鶴岡の大山の純米吟醸、実に旨い。
毎度の事ながら話に夢中になって誰も〆ないので、日付変更線を超えた所で強引に終わらせて撤収。 このあたりは毎度いただけない。 野暮の極み。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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