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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-06-01 [長年日記]

_ 芝居に野次

おとついのピチピチパニックの芝居部分で気になる野次が二つ有った。 見ていない人には判らないと思うが、見た人に向けて書いておくことにする。
 一つ目は「ストーリー壊すなよ!!」と北見さんを名指しで叫んだ奴。 これはもう死んだ方が良い。 ゲームのコーナーのガチンコの野球拳から、芝居部分の予定調和の野球拳に移ってくる良い流れが、こいつの一言によって断ち切られてしまった。
二つ目は決勝戦で久田美佳扮する「委員長」がマントを羽織っている分、着ている物が一枚多かったのに対して入った「おい、委員長。 一枚多いぞ!!」と言うツッコミ。 これは女優名指しではなく、役柄としての委員長に対しての野次なので私はまぁ許容できるのだけれど、芝居の盛り上がりに水を差す余計な一言ではあるのは確かだし、怒る人が居るのは当然だと思う。
しかし、これに対する久田美佳の対処は絶妙だった。 一瞬はっとした様だったが、ニヤリと笑うと、やおらマントを脱ぎ捨てるや、丸めて客席に投げ込んで芝居を続けた。 アドリブだったらしいが、良い切り返しだったし、集中力を切らずに芝居を続けた根性にも恐れ入った。 これで芝居がガタガタに成っていたら野次を飛ばしたその知人の髪の毛を毟り取るくらいの事はしたかも知れないが、怪我の功名で凄いものが見られたので善しとした。
それにしても観劇のマナーは全般的に悪すぎる。 マナーが悪いだけでなく、客としてのスキルもモラルも低く、笑うところではないのにゲラゲラ笑ってみたり、後ろの人間の迷惑も顧みずかぶりものを被ってみたり、隠し撮りを画策したり、毎度ゲンナリさせられる。

_ 小ネタ

「不正改造車を排除する運動」のキャンペーンガールに山崎れおな。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# mind [まったく…、芝居の1つも見たことない輩ばかりなんでしょうね。私はそれらのヤジにつられて小声(あるいは無声)で苦笑して..]

# TooL [どこか”別の団体”のヤツと同じものだと思い込んで行動して いるんじゃないですかねえ・・・]

# べろちゃん [見てはいないけど、演出の狙いはわかりました。確かに最低の野次ですね。もっとも言った本人は良いツッコミをしたくらいにし..]


2004-06-03 死守セヨ [長年日記]

_ まいった・・・

ほぼ半年振りに来た補充兵は、典型的な「勤勉なバカ」。 指示を曲解して訳の判らん事を延々やっている。 味方の被害は甚大。


2004-06-04 人生の厳しさを知る [長年日記]

_ SHIP写真撮影会コンテスト

詳細が漸く出たのですが、参加条件が・・・。
「さくら&あじさいの2回の撮影会での4人のメンバーのピンナップカラー写真」
カラー写真
カラー写真
カラー写真
カラー写真
カラー写真
カラー写真

カラー写真

・・・、・・・。 20日はカラーで撮ってきます。 (4/18は殆どモノクロで撮った)

_ 13日のピースモア撮影会について

例によって判る人にしか判らない話ですが、30日のイベントで「卒業」と言う儀式は済んでいる筈とか、そのあたりの意見は至極最もだと思うのです。

それにまぁ一日通した場合の投資額としては確かに大きいんですが、雨天時に備えてそれなりの大きさのスタジオを押さえるって事は、通常開催の時と比べて確実に利幅は薄くなるわけで、そのあたりの業者としての誠意と言うか、そう言う物は認めてあげていただきたいな・・・と。
お仕着せにし過ぎている感は私にもありますが、「ここで儲けてやろう」と言う発想では少なくとも無いと思います。 「たまたま」最後の仕事の日にぶちあたったのがピースモアだった訳で、いつも通り10人限定の枠でやったにしても、今回のような形にしたにしても、丸くは収まりにくいと思うのです。
上手く書けません。 すいません。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# きなちゃん [ご愁傷様でした>カラー]


2004-06-05 蓄積疲労 [長年日記]

_ 密談

西東京某所にて、某氏と会食。 情報交換。 殆ど厭な話に終始。

_ 都内某所へ

水道水はついに20℃を越えてしまい、コンビニにて氷を購入。 フィルム4本現像。 プリントもしたかったが、翌日は昼までに起きなければ成らないので断念、無念。


2004-06-06 起きたら、雨。 [長年日記]

_ 立川流前座勉強会in麻布十番

パティオ十番近くにある、十番会館が会場。 「麻布十番寄席」の幟が立ってたのでなんとか辿り着けた。 十番会館は商店街の事務所みたいなビルで、2階が貸席になっている。 丁度、旅館の宴会場みたいな感じ。
運営に関して、色々と問題は有ったけれど、そのへんは主催者に直接伝える事にして感想のみ。

「おもしろい話+前説」 つっちゃん
殺陣コントの「サムライ日本」のお弟子さん。 役者修行の一環としてお笑いの勉強もしているそうだ。 ガソリンスタンドを舞台にした一人コントの後、前説。 ガソリンスタンドの制服は自前。 アルバイト先の物らしい。

「味噌豆」 立川談一
「勉強」と言う事で観に来ていた談一さんが一席やる事になり、キウイさんの着物を借りて「味噌豆」。 短い噺だけれど、気負いなく演れる席だったからか、のびのび出来ていて良かったと思う。

「ちりとてちん」 立川こらく
今朝がたアメリカの元大統領が亡くなったので、それにちなんで「宮戸川」を演ろうと思ったと言うんで、どう言うことかと思ったら、家から締め出しを食らった主人公二人が泊めて貰いに行くのが霊岸島の叔父さんのところ・・・と言うオチ。
元々博識な人なので、こう言う考えオチのクスグリを仕込んでいけば幾らでも面白く出来るんじゃないかと思うのだけれど、これ一つだったのは残念だった。 瞬間的に切れる頭ではなく、じっくり考える強い頭の人だとも思うので、その場に合わせて喋るのではなく、前もって仕込んだ方が良いように思った。
人としてのおかしみが落語に出てこない事が多く、一寸歯がゆい。

「湯屋番」 快楽亭ブラ談次
飄々としたキャラクターと綺麗な口調が印象に残った。 大事な所での言い間違いがあったりしたが、湯屋の番台に上がった若旦那まの妄想が膨らんで芝居掛かった口調になる所なぞは中々良かった。 快楽亭の一門会は最終土曜の昼間なので見に行かれないのだけれど、機会があればまた見てみたい。

<中入り>

「漫談+筋肉予報」 ぶるうたす
「お笑いスター誕生」で一世を風靡したぶるうたすセンセイである。 学校から飛んで帰って見ていた番組に出ていた人を至近距離で見ることが出来た。 今年51だそうだが、頑健な肉体はそのままだった。

「たがや」 立川キウイ
4/18に復帰後初の勉強会をやってから一と月ちょい。 2回目である。
重かった空気がマクラを振っている間に徐々に軽くなっていき、良い感じになったところで本編へ。 「巧い!」と膝を打つような落語でも、腹を抱えて爆笑するような落語でも無いのだれけれど、観ていてホッとする、しみじみ良い気分になる不思議な落語である。 この日の演目の中で客席が唯一惹き込まれたのは、この噺の後半の立ち回りの部分で有ったと思う。
いただけないのは自虐ネタ・内輪ネタのギャグを入れ込む事。 これはマクラの間だけにした方が良いと思う。 次に期待。

「千早振る} 立川こらく
本人も言っていたけれど、知ったかぶりの噺が2本ってのは如何なものか、事前にある程度打ち合わせはしておいた方が良いと思う。 ヒザが「たがや」でトリが「千早振る」ってのもバランスが悪い。
金さんと兄ィのやり取りの、「なんとかのぉー、なんとかのぉーで畳の上の札をバタバタやる奴・・・」「カルタか?」「カルタに似たようなもので・・・」「歌る多に似たようなものってぇときく姫か?」ってのがツボに嵌まった。 こう言うのがもっと盛り込まれれば面白くなると思うのだが・・・。

色々なしがらみも有ったらしく、構成には窮屈さも感じられた。 演者がそれぞれの落語に専念できる環境でまた見てみたい。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 小池 [落語の楽しみ方を教えて戴いた気がします。私は破門になった芸人キウイを見に行っただけの古典落語の分からない寄席ファンで..]


2004-06-08 [長年日記]

_ 小ネタ

窪塚洋介ダイビング事件についての浦賀在住の友人の話。
「いやぁー、浦賀がニュースになったのなんて黒船以来ですよ。」

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ヒマラヤ山系 [「ドラッグ&ドロップ」を「クボヅカする」と言うのが昨今の流行りらしい。俺の周りだけかもしんないけど。]


2004-06-10 拭いても拭いても [長年日記]

_ 季節はずれの大掃除

今日は職場の大掃除。 朝から夕方まで延々掃除。

_ 新宿獅篭の会

仕事が早く終ったので、西武新宿駅前の永谷ホールへ。 今夜は元・立川志加吾で、名古屋の雷門小福門下に移った雷門獅篭さんの落語会。 入り口の外にこしらさんとブラッCさんが居て、中で獅篭さんが受け付け。 判りやすく入りやすい。 パンフレットには獅篭さんの漫画も掲載。 会の構成は流石に上手くて、趣味のBGMから邦楽に変わると「そろそろ開演」、BGMが止むと客電が落ちて出囃子になり開演。

「寿限無」 快楽亭ブラッC
挨拶でまず詰まる、噺の最中も何度か詰まる。 でも面白いから不思議だ。
「寿限無、寿限無」が「ジュネーブ、ジュネーブ」、「喰う寝る所に住むところ」が「クーベルタンの住むところ」といった感じに変えられ、細かい薀蓄が挟まる。 これがことごとく受ける。

「大安売り」 快楽亭ブラ談次
相撲の噺なので、相撲に絡んだマクラから自然に本編へ。 綺麗な語り口で、ブラッCさんの作ったデカダンな空気を正常に戻していき、次に繋いでいた。

「勘定板」 雷門幸福
扇子で膝頭をぐりぐりやりながら振るマクラが 柳家さん八師匠 に似て居るような気がした。 一席終えてから一曲歌って引っ込んでいた。

<中入り>

「元犬」 立川こしら
この人がやると言う事は、ただの「元犬」ではない。 自分なりの切り口でぶった斬っても噺を壊さないのは流石。

「文七元結」 雷門獅篭
しぐさとか、細かい所が談は志師匠によく似ている。 ネタおろしだった「文七」は、とりあへず「やり切った」と言う感じ。 トチリが一箇所あったけれど、破綻する事無くやり終えていた。
ただ、緊張させる部分は良いのだけれど、緩和させて客に一息つかせる部分のクスグリが不発で、聴いていて一寸窮屈。 軽い噺も聴きたい。


2004-06-11 最近こればかりだが「疲れた」 [長年日記]

_ 静養

早目に帰宅できたので、ひとっ風呂浴びてから暗室に入ろうと思っていたが、一週間の疲れがどっと出て寝てしまい、気がついたら11時半。 このまま家で静養する事にする。

_ レス返し

気持に余裕が出来たので、久しぶりにレス返しなど。

>キナセさん
師匠から「そろそろカラーも撮ってみれば・・・」(って、これは自家プリントでカラーもやれって事なんですが)なんて言われてまして、丁度いい機会なので色を意識して撮ってみようと思います。 コンテストの為だけに撮る訳ではないので、モノクロも回しますが。

>小池さん
破門騒動についてはこちらをご参照ください。 ブラ談次さんはいろいろな所に出ていますが、毎月最終土曜日の昼間に上野広小路亭で「快楽亭一門会」と言うのをやっていまして、そこでなら確実に見ることが出来ます。 次回は6/29(土)の13:00から。 木戸銭は1200円です。 快楽亭一門はブラック師匠の公式HPは何時の間にかエロサイトになっているし、ブラッCさんのサイトも閉鎖されたしで、あまりネット上に情報がありません。 会場で配られるチラシを貰うか、オフィス快楽亭(090-3692-3405)に電話して聞いてみてください。 あまり更新されてませんが、快楽亭ブラックとゆかいな仲間たちも参考にどうぞ。
キウイさんに関しては仮小屋でご確認ください。 直近の高座は6/19(土)に上野広小路亭にて立川流前座勉強会。 12時開場、12時半開演で14時半まで。 木戸銭1000円です。 これは立川流広小路寄席の1部でして、15時からは二つ目・真打がぞろぞろ出る落語会を20時迄。 2部と3部は入れ替え無しなので、当日券2000円(前売り・予約なら1800円)で、うんざりするほど落語を見ることが出来ます。
勉強会としては、7/24(土)に兜町の膳所と言う居酒屋であります。 酒もつまみも旨くて安いので、お時間に余裕があれば打ち上げもどうぞ。

>ヒマラヤ山系
あたしゃ「沖雅也」を思い出したんだが古すぎるかねぇ?。

_ 元・立川流の人の痕跡

立川談々のいちはら方言指南

2004-06-12 [長年日記]

_ 日本の話芸

「わたし犬」 三遊亭円丈
気がついたら始まっていたのでマクラを見逃した。 円丈師なので勿論新作。 居酒屋で不機嫌に飲んでいた男が、帰路立小便をしにビルの隙間へ入って行き、そこで出逢った根性の悪い犬が自分そっくりである事に気付いていく・・・って、書いても上手く伝わらないと思うが、良い落語だった。
淡々と進める話の中に幾つも山を仕込んであって、緊張と緩和の繰り返しで見るものを引っ張っていく。 犬まで含めた登場人物と狂言回しを総て兼ねている訳だけれど、押さえた演技と情景描写が素晴らしい。
最近演技過剰な「独り芝居」みたいなくどい落語に食傷気味だったのだけれど、久しぶりに良いものを見た。

_ 還元する呑み会

友人の医者が学会で上京したついでに呑もうってんで、夕方から神保町へ。 1軒目は予想をはるかに下回る味だったので、適当に切り上げて2軒目へ。 どぶろくみたいな白ビールを空けながら看板まで。 さらに宿泊場所へ行って3時頃迄呑んで寝た。 「国民の皆様からいただいた医療費をみなさまに還元」とのことで、友人のおごり。 御馳走様でした。


2004-06-13 さわやかな目覚め [長年日記]

_ 朝寝

チェックアウトが12時と言う有難い宿で、たっぷり朝寝をした。

_ 野球体育博物館

宿を出てから友人のご所望で東京ドーム内の野球体育博物館へ。 スタルヒンとか藤村なんかの写真が並んでいる中に二出川審判のものが混じっていたのが妙におかしかった。
12球団のユニフォームが展示してある中で、オリックスと近鉄が並んでいるのを見て気分が落ち込む。
野球殿堂を興味深く見ていたら牧野直隆が混じっているのを発見。 一気に興醒め。
おかげでオールスターファン投票でカープの天野投手に投票するのを忘れて仕舞った。 無念。

_ 奈良原一高「時空の鏡:シンクロニシティ」展@東京都写真美術館

奈良原一高の回顧展である。 軍艦島やトラピストで撮った初期のモノクロ作品は面白かったが、最近のものは私の守備範囲外で、すごいのは判るのだけれど「あぁそうですか」程度の感興しか湧かない。

_ 世界報道写真展2004@東京都写真美術館

混んでいてじっくり見る気にならない。 土門拳記念館の静かで見やすいのに慣れてしまっているからだと思うが、とても耐えられない。

_ 中野へ

恵比寿の駅で友人と別れて中野へ。 Clarus MS-35 を預けて、距離計の調整をお願いした。 ペトリF2.8のジャンクを貰った。 都内某所で調整する事にする。

_ 都内某所へ

夕方からフィルム2本現像。 先週現像したネガをフォトヴィジョンで見て、当たりカットにダーマトで印をつける作業をした。
驚いたのは阿部千明を撮った写真の打率の高さ。 前後に動かれてしまってピンを外したもの以外はほぼヒット。 良い顔になる条件さえ整えてやれば、とても撮りやすいモデルさんである。
東京図鑑撮影会のネガに光線引きを発見。 帰宅してからRTSのメンテナンスをしなければならない。


2004-06-17 もはや奇跡あるのみ [長年日記]

_ 笑うしかない

前月比で2/3位しか可処分所得が無い。 まぁ、来月はそれなりに入りそうだから借りるか何かして乗り切るしかない。

_ だけど私は酒田へ行くの

そんな中ではあるが、決定事項なので週末は酒田へ。 金が無いので前泊は無し、夜行日帰りで頑張ります。

_ 今週末の酒田トピック

アイス
ジェラート・モアレさんでSHIPジェラート「La riri」発売(何味かは不明)
6/20限定 シングルで \210

おにぎり
清水屋デパート内 梅鉢さんで「SHIP小にぎり弁当」発売
6/20限定20個 小さなおにぎりが4つ入って \500

撮影会
あじさいSHIP写真撮影会コンテスト【第二部】
無料にて誰でも参加可能。 時間 AM10:50受付けAM11:00〜AM11:30位
場所 土門拳あじさい公園(飯森山文化公園)
詳細はインフォメーションでご確認を

ライブ
SHIPホームライブ「チビッコ全員集合ライブ」(無料)
場所 中町モール (雨天・荒天時は中町まちづくりサロン)
時間 PM2:00〜PM3:00
年齢制限があるわけではなく、最前列が子供席になり、小学生・幼稚園(及びそれ以下)のお子さん方にはプレゼントがあるそうです。

2004-06-18 [長年日記]

_ 今月の無念

26日
ピースモア撮影会(阿部千明/山田悠香)は勤務日なので行かれず。 そもそも可処分所得が無い。

19日
立川流前座勉強会は酒田に行くので見られない。

_ そんな今日この頃

これから暗室に入ります。 明日、酒田へ発つ前にスキャンしてアップロードしたいと思っております。

_ 暗室に入ったものの・・・

眠い。 ネガチェックをして就寝。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 墨田ペトリ堂 [今日一日雨らしい。 おまけにケルンも休みときた。 さぁて、どうやって時間をつぶすか・・・。 とりあへず、土門拳記念館..]


2004-06-19 寝たり起きたり [長年日記]

_ 朝寝→昼寝

のんびり起きてプリントの準備。 いつもは日曜なのでFM東京を聴く事が多いが、土曜なのでTBS

。 永六輔は外山惠理の使い方が上手い。 一時間おきに出てくる神田山陽先生は張り扇を忘れて現場でこさえたのを使っていたが、途中からへたって来て音に張りが無くなり、外山アナにつっこまれていた。

_ プリント作業

SHIPの東京ライブのネガから始めて、tentenの阿部千明を焼ける分だけ焼いて時間切れ。 一旦帰宅。

_ 厄日

帰宅途中、横紙破りの酔っ払いをたしなめたらヤクザだったらしく、延々絡まれる。 確実にアル中、下手するとシャブ中。 まったくタチが悪い。

_ 夜行バス

前回の失敗に懲りて、予め耳栓を買っておいたのだけれど、これが予想以上に良い。 朝まで安眠できた。


2004-06-20 酒田へ [長年日記]

_

目覚めると鶴岡。 カーテンが開け放たれると外は雨。 昨日までは10%だったのに、177で聞いたら「台風の影響で東北地方にある前線が活発になり、終日雨」って事で100%に変わっている。 暗澹たる気分で酒田へ。

_ 休み

酒田に着いてもやはり雨。 バスで中町に出てケルンに向かうも、「都合により本日休業」の張り紙。 そのまま五郎兵衛食堂へ向かう。

_ 今日の五郎兵衛

入ったら爺さんが居ない、おばさんに納豆定食を注文したら爺さんが出てきた。 いつものように「まだぬるいけれど(意訳)」とお茶を出してくれる。 で、またいつものように「何処から来たのか?(意訳)」とか「何をしに来たのか?(意訳)」とか「どのへんを撮るのか?(意訳)」とか「仕事で撮るのか?(意訳)」等、質問をされる。 爺さんの喋る「庄内標準語」が段々聞き取れるようになってきているのが恐ろしい。
定食は納豆(葱付き)と焼き魚(さんま)と味噌汁(鮭のアラ汁)と香の物(茄子とたくあん)と丼飯で500円、安い。 こないだ同じようなのをション横で食ったら670円取られた。
さんまは頭を取ってワタを抜いてある。 鮭のアラ汁は中骨とキャベツ。 鮭くさいので嫌いな人はダメだろうが、私は美味しく戴けた。
納豆は大粒。 東京で買うと小粒のものが多いが、私は大粒のものの方が旨いと思う。

_ るんるんバス

ケルンが休みだと、五郎兵衛以外何処も開いていない。 ちと早いが市営るんるんバスで土門拳記念館へ。

_ 土門拳記念館

開館時間まではまだ少し有ったが、雨宿りをする場所も無いので入れてもらった。
主要展示は「古寺巡礼−土門拳の好きな寺−」(カラー)、企画展示Iは「日本の美」(カラー)、企画展示IIは「こどもたち」(モノクロ)。 これからカラーで撮らなければならないので、いつもは流してみる事の多いカラー作品もじっくり見る。 構図の厳しさと、画面内の色の配置の妙にうなる。

_ あじさいSHIP写真撮影会コンテスト(1部)

雨なので中止かと思ったら、徐々に雲も薄く雨も小降りになり、決行する事が決まったので外へ出て受け付けを済ませる。 1部は前回の「SHIP花見撮影会コンテスト」参加者限定。
雨が降った所為か、参加人数は前回より少な目。 4人づつ4グループに分かれて10分ごとに場所を移動しながら撮影。 撮影場所とともにモデルも変わる。 慌ただしくは有ったが、前回の反省点が補正されていて、モデルに負担が掛からず、撮影する側もまんべんなく撮る事が出来る仕組みになっていた。こう言う所にはいつもながら頭が下がる。
今回は時間が短かったのでカメラは2台のみ。
コンタックスRTSII+35mm/f2.8 (一部135mm/f2.8)
マミヤM645+80mm/f2.8
フィルムはリアラ100

_ あじさいSHIP写真撮影会コンテスト(2部)

2部は一般参加の撮影会。 地元の小父さんたちが中心。 レフ持ちと現場仕切りの手伝いをした。
隻腕の方が居たのだけれど、左手をカメラの下から廻して持ち、人差し指でシャッターを押して撮っていた。 軽量のAF一眼レフならではの撮り方だと思うのだけれど、実に上手いカメラ捌きだった。
私も仕事で右腕を落としかけたことがあり、無くなりはしなかったが雨の日にはまぁ調子の悪いことも有るので、写真が撮れると言う事を目で見せていただいて非常に勉強になった。

_ 珍客

そう言えば、会場にライブインマジック社長の牧田さんと今治のバリッ娘のスタッフのHyouen氏が来ていた。 Hyouen氏のネット上の言動には首を傾げざるを得ない点もあるが、見て聞いて色々な事を学んでいって欲しい。

_ 昼飯

Hyouen氏らは米沢屋でSHIP焼きそばを食べたらしい。 私は「しばらく」で寿司。 今日も旨い。

_ SHIPホームライブ「チビッコ全員集合ライブ」

雨が降ったので、会場は中町モールではなく、まちづくりサロンに変更。
前のほうに4列ほど椅子席が設けられて子供と親御さんが座り、大きなおともだちは後方で立ち見。 子供を交えた寸劇に大きなおともだちからも何人か巻き込まれていた。
着ぐるみパンダの「わんぱくん」とSHIPの掛け合いなんかも交えつつライブへ。 アンコールで「EQUALロマンス」。 大きいおともだちは異様なまでの盛り上がり。 カタギの一般客の皆さんは何故ここまで盛り上がるのか戸惑っていた。

_ 撮影会の写真

カラーだったので中町の七桜さんで同時プリント。 前回のコンテストの商品の5000円商品券で決済。 お代が¥5075−だったので75円で済んだ。 ありがたや。
マミヤはピントを外しているコマが予想より多かった。 コンタックスは使い慣れている所為か高打率。 なんとか出品作品をでっち上げられそうだ。

_ 帰路

KAZIさんが千葉まで帰るというので便乗させていただいた。 お蔭で今月は何とか生き延びられそうです。 有難うございます。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# PaPa [正義の味方お疲れ様(^o^)楽しかったです。 すっかり酒田っ子ですね。(謎) また酒田で(^o^)]


2004-06-22 [長年日記]

_ 更新

とりあへず5/23のtenten撮影会@哲学堂公園(阿部千明/前里美弥)で撮影したネガのうち、ALSAPHOT Le Maine Is(Som Berthiot 45mm/f2.8)で撮影したものを中心に7枚アップロード。

阿部千明 その8

目測式のカメラだけれど、距離は厳密に測って写したのでピントは来ている。 これまでに色々なカメラを使って来たが、フランス製のカメラはこれが初めて。

_ 今日の一枚


阿部千明
ALSAPHOT Le Maine Is(Som Berthiot 45mm/f2.8) 1/30sでf4くらいだったと思う。 フィルムはいつものコニカパン100. フィルムの現像時間を延ばしたので、以前より黒が締まるようになつた。
この子は私が使う怪しげなカメラに慣れているので、どんなカメラで撮ってもピントを外さない限りちゃんと画になる。 実に有り難い。

2004-06-23 [長年日記]

_ おつかれさまでした

>PaPaさん
PaPaさんの立っていた位置からだと会場(まちづくりサロン)の全体が見渡せたと思いますが、酒田で見るSHIPはどうでしたか?。 次回は呑みの方でもご一緒できれば嬉しいです。 


2004-06-24 右を向いても左を見ても・・・ [長年日記]

_ 掲示板に跋扈する莫迦の群れ

「馬鹿は隣の火事より怖い」

とは談志師匠の言ですが、いやはや実にどうも困ったものです。
掲示板に書くべきか、メールで送るべきか、それくらいは普通判断出来ると思うんですが、それすら出来ない。 推敲もしない。

_ 中町ト一屋掘り出し物情報

酒田在住の人にしか役に立ちませんが、日曜にちょっと良いものを見つけたのでひとつ。
2階乾物コーナーの麺類の棚にある、天童の後藤製麺工場の「梅印高級うどん」。 うどんといっても冷麦より少し太いくらいの平打ちの麺で、茹でて喰ってみたらこれが旨い、それに安い。
桃色で「梅印高級うどん」印刷してあるぺらぺらのブーブー紙でくるっと包んだだけの昔ながらの簡易包装で、長さは他のものより少し短いけれど、目方はちゃんと200グラム有る。 これで1把84円。
簡易包装なので、長期保存する場合は密閉容器に入れるが吉。

_ 立ち読みグラビア日誌

ヤングサンデーに瀬戸早妃。 なんと言うか、「品の良い南波杏」。


2004-06-26 呑む土曜 [長年日記]

_ 銀座へ

仕事を片付けてから銀座へ。 カメラ絡みの集まり。
広角系コンパクトカメラが4機種並び、テスト撮影の結果を比較検討。
リコーのGR21は、無理矢理作ったようなボディがちと不恰好だが、写りは良い。 ペンタックスのオート110のフィルターやレンズキャップが流用できるらしい。
コンタックスのT3は、もなかみたいな安っぽいボディがいただけないが写りはG1、G2の35mmを遥かに超える水準。
フジから出たばかりのシルヴィf2.8は、比較対象が悪すぎるのでショボく見えるが、実売2万円台前半のコンパクトカメラとしては申し分なく、普通に使うならこれ充分。 裏蓋を開けると、レンズの後玉の巨大さに驚く。 フジのやる気を見せ付けられた感じ。 寄って撮れる撮影会なら、これ一台でいけると思う。

_ 暗室へ

酒飲んで何が出来る訳でもなく、早々に就寝。 扇風機だけで充分なくらい涼しい夜だった。


2004-06-27 朝寝放題、暗室三昧。 [長年日記]

_ プリント

今週もプリント作業。 最近、焼きがいい加減になりつつあったので、一枚一枚丁寧に焼く事を心掛けた。 5/28のtenten撮影会(阿部千明/前里美弥)を重点的にプリント。
昼から夕方まで焼いたが終らず。

_ 「Cafe laCugo」@谷中カフェ

夕方から喫茶店の2階でやっている立川こしらさんの落語会へ。
「小言幸兵衛」
これを聴いたさる師匠が激怒して「やめちまえ」くらいの事まで言われたらしい。 聴いてみてそれも判る気がした。 後半の仕立て屋の息子が独り身で越してくると何故心中になるのか大家が説明をするくだりが「ロミオとジュリエット」になっている。 これは怒る人は怒るだろうと思う。
私はと言えば「ひでー(良い意味で)」と思いつつ、ゲラゲラ笑って見ていた。 噺をぶち壊している訳ではなく、判りやすい形にしているのだから、これはこれで良いと思う。 実に面白かった。

中入りを挟んで謎の山形人「秋葉カントク」が登場。 こしらさんとの掛け合いで近況報告漫談・・・のようなもの。 7/22放送の「銭形金太郎」に出演するのだそうな。

「すもも鬼太郎」去年一度聴いた新作。 だれもが知っている人物を使って作れば、判りやすくて面白い新作が出来ると言う好例。 大いに笑った。

先月は客が少なかったのでリクエスト大会のような事になり、ガンダム落語なんかもやったそうだ。 「時ザク」、「ジェットストリームアタック指南」なんてのが有るらしい。 是非聴きたい。

_ 更新情報

モノクローム写真館を大幅更新。 目次を整理して、仮アップしたものを加えました。
今日プリントした分もスキャン。

阿部千明 その9

前里美弥 その1

_ 今日の一枚


阿部千明
コンタックスRTSIIに(たぶん)35mm/f2.8

_ 今日のもう一枚


前里美弥
コンタックスRTSII+MIR-20M 20mm/f3.5
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ☆美弥☆ [突然のカキコすぃません!!写真、ぁりがとぉござぃます!!!! 美弥的にかなり気にぃっちゃぃましたぁ♪]

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2004-06-28 定時で逃げ帰る [長年日記]

_ 第56回 柳家小袁治の会@池袋演芸場

適当に理由を作って仕事を定時で上がり、池袋へ。 定時で上がってもギリギリなのだから厭に成る。 本屋に寄ってから会場へ。

「味噌豆」 林家たこ平
林家らしい、明るい芸風。 声も良く通っていて前座さんにしてはなかなか良かった。
この会は兎に角お客さんの反応が良い。 最前列でメモを取りながら見ているような野暮は一人も居ない。

「都々逸親子」 柳家小権太
こどもの世界で流行るものの話をマクラで振ってから、学校で都々逸が流行っている子供が、親と都々逸のつくりっこをする噺。 中高年中心の客層にはまってウケていた。

「青菜」 柳家小袁治
小袁治師の一席目は「青菜」。 夏らしい噺だ。 前半のお屋敷の中でのやりとりの中の涼しげなのが良い。 それが後半の長屋の暑苦しさをきわだたせる。 その暑苦しさの中での建具屋の半公との珍妙なやり取りに効いて来る。

「紙屑屋」→かっぽれ 橘家竹蔵
居候の若旦那が屑のより分けの仕事をさせられる噺。 屑の中から「都々逸」や「さのさ」の本が出てきて、その度に手を止めて本を読み出す。 「さのさ」あたりまでは流して聞いていたのだけれど、芝居の本が出てくると七五調の台詞回しが実に上手い。

<中入り>

「漫才」 大瀬 ゆめじ・うたじ
ネタに入ろうとした所で「それは聞いた」と野暮な客。 「それでは珍しい話をしましょう。」ってんで、歌謡ショーの司会の仕事などの裏話。 このあたりの機転と引出しの多さは流石だった。

「柳田格之進」 柳家小袁治
良かった。 実に良かった。上半期一番の大当たり。

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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