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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2005-01-22 あたふたと酒田へ [長年日記]

_ 慌てて飛び出す

何かアラームが鳴っているなぁ・・・、と目が醒めたら6時過ぎ。 慌てて片付けて駅へ向かい、「庄内往復きっぷ」を購入。 この切符は「おはよう庄内往復きっぷ」より6000円高いが、その分新庄まわりでも新潟まわりでも行く事が出来、使用可能期間も長い。
しかし、泡を喰ってそんな事はすっかり忘れていて、急いで東京駅まで行って新庄行きに飛び乗った。 大宮以北は山形まで熟睡。 山形で一回目が醒めて、新庄まで熟睡。
新庄から酒田までは寝たり起きたり。

_ 中町へ

駅前からバスで中町方面へ。 駅から街中までは歩けば1キロ有るし、バスなら100円で済むので、時間が合えばバスを使うと楽だ。 但し、バスの時間は地元の人でも判りにくいと言う位なので、駅の中の観光案内所で、中町へ出るにはどのバスに乗ればよいかを尋ねると、時間と行き先を教えてくれる。 (もしくはバス停で来たバスの運転手に「中町は通りますか?」と訊く。)
中町周辺には幾つかバス停が有るが、そのものズバリの「中町」で降りておくのが無難。 このあたりのランドマークである「中合清水屋」の前に着く。
タクシーでもワンメーターなので、何人かで動く場合はこっちの方が手っ取り早い。
荷物が少なくて、晴れていれば歩いて行くのも楽しい。 観光案内所窓口の前に「酒田観光マップ」と言う、判りやすい地図があるので貰っていくと便利だ。
迷わないで行きたい方は中町NAVI(えびあん氏による)も参照のこと。 寄り道、回り道は時間に余裕が有る時に。
このあたりの情報は時間が有る時に纏める予定。

_ 中町

アイライフさんに荷物を置かせていただき、寒鱈まつりの様子を見に行く。
鱈汁2杯+100円商品券3枚+抽選券ってのを購入。 早速鱈汁をいただく。 中町中和会、中通り商店街、大通り商店街、さらに水産加工会社などがそれぞれ鱈汁の屋台を出している。 鱈の身と白子と肝がふんだんに入っていて、上に岩のりが「わさっ」と掛かっている。 これで500円は安い。 味もなかなかのもの。
各店舗ごとに、生酒や燗酒、ビールなど、それぞれ趣向を凝らしてアルコールを置いている。
鱈汁の他にも、寒だらーめん、こめきり(米で作ったうどん、うまい。)など、色々な屋台が軒を連ねている。
鱈汁とこめきりで済ませようと思ったが、ついふらふらと「しばらく」へ。 結局、今回も寿司をつまんだ。 ノドグロ(ムツ)の小振りなのと大きいのとを食べ比べたり、カワマスも漬けと生のと両方。 それぞれがそれぞれに旨い。

_ モアレへ

ジェラートのモアレさんが空いていそうな時間を見繕ってお邪魔して、親爺さんとカメラや写真の話。 3軒隣のファッション田賀のご主人がコンタレックスを買ったそうな。 いやはや羨ましい。
今月の新作で「カルアミルク」が有ったので、これをいただく。 この店のアイスは何時何を食っても旨いが、お酒ものは特に旨い。 今回も期待に違わず旨い。

_ 仏壇のさとうさんへ

家の仏壇の線香と蝋燭が少なくなって来たので、時間が有るうちに買っておくことにした。 中に入るとSHIP客の豪農某氏が着ており、一緒にお茶に呼ばれる。
鱈汁には身と白子と肝を入れるが、メスの腹にある真子は入れない。 余った真子はどうするかと言うと、料理できる人が買い取って食べる。 さとうさんの所では、イクラの様に、袋を破って搾り出したのを酒と醤油に漬け込んで食べるそうだ。 それを味見させていただいているところに黒幕W氏から電話が入り、「TVの撮影があるから、そやつら生かして帰すな!!」(だいぶ誇張)とのご下命。 PD、カメラ、音声、照明兼カメアシの4人がやってきて、根掘り葉掘り訊かれる。
私なんぞは特殊な例なので、「SHIPの客はこうです」と放送されてしまうと誤解を招くんじゃないだろうか。

_ ケルンにて、本家の「雪国」をいただくの記

豪農氏に宿まで送っていただき、さらには迎えにも来ていただき、中町へ戻ったが、開宴までは時間があったのと、TV取材が入って気詰まりだったので、ケルンへ行って現実逃避。
たくみ銀座に有る「さくら亭」と言う料亭で、料理つき6000円の落語会をやるとの事。 知己の芸人さんにブッキングの相談をしたところ、「立川流や円楽党の噺家の方が遠路厭わず来てくれる」と言われたそうで、今回は円楽党の二つ目である三遊亭神楽さんが二席勤める。
私としては立川流も推したいところだが、私の好きな立川流の噺家さんとなると、料理こみ6000円ってな席には合いそうもない。
ぼちぼち浪漫亭へ行かないとまずそうな時間になってきたので、マスターが考案して、サントリーのカクテルコンクールでグランプリを取った「雪国」を作っていただき、その姿を写真に撮らせてもらった。

_ 浪漫亭宴会

行ったら既に取材は終りかけており、「逃げやがったな」とやんわり糾弾される。
大枚たはたいて四国は今治までバリッ娘を見に行った犠牲的精神に溢れる知己からの報告を聞き、泣く。
その後、「ピカピカファイナル」のビデオを見て更に泣く。 ちゃんと見たのは初めて。 甘20%苦80%。 まだ直視できない。
マイナーな気分になったところで、深夜散会。 宿へ戻ったら酔客が鍵を閉めてしまっていて更にヘコム。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
# アイライフ (2005-01-25 00:58)

ホント、あのDVDは直視するのが辛かったですね。
それと、あの距離を「こめきり」運んで頂いてスミマセンでした。お陰で昼抜きにならずに済みました。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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