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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2006-08-23 一区切り [長年日記]

_ AKB48 チームA昼公演

暇なうちに固め打ちって事で今日も秋葉原へ。
籤運良く、一巡目入場で最前列下手寄り。
今日は前田が映画撮影の為、休み。 チームKの河西も体調不良で休みなので、前田ポジションの補充も無し。 これで良いのではないかと思う。
川崎と板野も体調不良にて半休。

現在の「誰かのために」公演のフォーメーションの妙を楽しむためには三列目あたりで引いて見ないと何をやっているか良く判らないので、近くで見ないと判らない衣装の細部などを重点的に鑑賞。
最前列でメモを採るってのも気まずいんだが、まぁ仕方が無い。

近いと色ンなものが見える。 一曲目からの衣装で、平嶋のスカートになにやらシミが付いていた。

渡邊の髪型は三つ編みで伊勢海老二本。

峯岸の左肩にBCGの痕。 やってから未だ日が浅いことを物語る生々しさ。 改めてミネギシの若さを思い知らされる。

曲名は發表されていないので暫定表記。
「バード」の衣装の帽子に付いている羽根状の飾りは、ファスナーのギザギザを芯にして黒いレースをひだを作りながら縫い付けて羽根に見せている。

「蜃気楼」の衣装は中西と小嶋で相似形。

アンコール最後の曲は、上手に浦野、折井、渡邊、戸島、駒谷、川崎。 下手に佐藤、大江、増山、平嶋、成田、星野。 中央に高橋、(前田)、峯岸、板野、大島、小嶋、篠田、中西。
ユニットコーナー中盤の「制服が邪魔をする」の8人がセンター。
上手は浦野、下手は佐藤が先頭に来ているのだけれど、この2人が実に良い。 中央の8人に目が行き勝ちなのだけれど、両翼にも注目されたい。 良い仕事。

この曲の衣装も矢鱈凝っていて、遠目には判り辛いが中央の8人と両翼の12人で異なっている。
中央の8人は髪飾りが有ったり、手袋を両手にしていたり、襟の処理が複雑だったり、スカートが段付きだったり、ストッキングの目が細かかったり、凝った造り。
将校と下士官との目に見える境目。

_ AKB48チームK(「ふしだらな夏」チーム)@お台場冒険王

友人が車を出してくれたので、友人知人と乗合でお台場へ。
平日と言うこともあってか集客はそこそこ。 そもそもキチガイ染みた暑さなので、民間人もあまり出歩いていない。
久しぶりに見た宇佐美は、すっかり日に焼けて海の家のお姉さんみたいになっていた。
河西はこちらもお休み。 お大事に。

あまりに暑いんで、皆汗だく々々。
秋元は「肩まで汗かいてる」と宇佐美に笑われていた。
例によって「ふしだらな夏」→「Virgin love」→「転がる石になれ」の3曲。 上手側の柵の外で、黒い日傘を差した宇佐美がライブを見ていた。
ライブの後に宇佐美司会のジャンケン大会。 ジャンケンに勝っても居なくなってしまったりなんだりでやり難くそうだったが、なんとか終わらせていた。

_ AKB48 チームA夜公演

お台場からトンボ返りで秋葉原。 なんとかチケットを購入。
チームKの秋元、大堀、松原の3人が来ていて、抽選のビンゴマシーンを操作。
籤運はべら棒で、2巡目入場。 100回から見て来たが、昼夜最前列なんてのは初めてだ。
昼とほぼ同じ場所から鑑賞。 メモは採らずにじっくりと。

一曲目、「月見草」と言うタイトルらしい。
「ソイヤ!」とか「ヨッシャ!」とか入る掛け声がどうにもこっ恥ずかしくて、苦笑しながら見ていたら浦野・駒谷と目が合う。 気まずい。
この辺の曲で着ているセーラー服衣装は。 緑ネクタイと赤ネクタイに分かれていて、ミネギシの自己紹介MCによると、緑が大人っぽい人で、赤は若い人らしい。
ちなみに、赤はプリーツが左側に半周しか入っておらず、回っても翻らないが、緑は全周に入っているので回ると派手に翻って目の遣り場に困る。
自己紹介MCの星野が面白い。 他のメンバーの自己紹介MC中の星野と戸島は更に面白い。 特に、大江の天衣無縫な自己紹介を見つめながら、笑いを堪えて引きつる戸島の口角筋の動きがなんとも面白い。

「バード」。 暗黒舞踏のような振りが印象的。 纏まった量の高橋みなみの歌を聴ける曲は、これが初めてなので、今後どこまで歌いこなしていくかが楽しみ。 高橋のソロではなく、巧い大島と華のある篠田にもちゃんと歌わせているのが良い。

「蜃気楼」。 最前列、2列目からだと、柱の陰になって花道で歌い出す中西と小嶋がまるで見えない。 最前列に座っていても見えない部分があるってのが面白い。 この状況を後ろから見ていると、座っている客がうろたえて右見たり左見たりして、やがて諦めるのが見えて楽しい。

「投げキッスで撃ち落せ」。 増山が何時の間にやら大人びていて驚く。 ミネギシがやると、簡単そうな動きでもなんだか凄いことをやっているように見えるのだが、板野の場合は難しいことをやってもいとも簡単にやっているかのように見える。 どちらも凄い。
「やる気」が前面に出た成田ってのも初めて見るような気がする。

「ライダー」。 明るい曲調なんだが泣けてくる一曲。 遠くない未来の「さようなら」を思いながら聴く。

「制服が邪魔をする」。 峯岸のミネギシっぷりがこの辺りから前面に出てくる。 指先で衣装を引っ掛けながら踊る様がなんとも艶かしい。 これで中学二年生。
子曰く、後生畏る可し。

「月のかたち」。 この曲から再び全員揃う。 後から出てきたメンバーのブラウスは、色が違うだけでなく、片袖が捲くり上がった状態になるように腕の内側だけ縫い縮めてある。 実に細かい。

「小池」。 篠田の科白で始まるのだけれど、「二十歳を過ぎて、妥協を知りました」。 指差す先に折井、星野、浦野。

「誰かのために」。 川崎が出てきたところで客が青いサイリウムを振ってお出迎え。 反応の薄い川崎。
曲の後にケーキ登場。 (昼の部はこの曲を休んだので)「こう言う演出になったのかと思った」と発言。 面白い。
蝋燭を吹き消してからハッピーバースデーを歌ってお祝い。 「寝込んでいる間に3rdセットリストのレッスンが進んでしまって・・・」とか、「スキップが出来なくて」とかそういう事を、例によってメロメロになりかけながら訥々と話す川崎。
スキップが出来るようになったと言う事で、スキップらしきものを披露して拍手喝采。

アンコールのメドレー後の感想MCは、誕生日と言うことでメンバーひとり一人から川崎に一言。
「いつまでもヘラヘラしていて下さい」とヘラヘラしながら言う星野に、「みっちーもね!」と戸島が袈裟懸けにバッサリ。

3rdセットリストの練習風景の映像が間繋ぎで流されて、最後に黒いドレスで一曲。 「ニラレバ」。
上手、下手の「歌わないグループ」の動きが実に美しい。 佐藤と浦野の表情が良い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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