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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2007-12-10 気分を変える日曜 [長年日記]

_ Plug-in ”S”

知人主催のライブを観に行く。
前回はAKB48のメール抽選で当たってしまって回避したが、今回はハズレもハズレ、キャンセル待ちすらかすりもしなかったので、後顧の憂い無く恵比寿へ。

以前は四ツ谷の荒木町にあったハコだったが、恵比寿に移転してからはずっと縁が無く、移転してからは初めて足を運んだが、良いハコだった。

主催者が誰であるか以外何の予備知識も無く、完全なアウェー。
日曜の昼間とあって、他所と被る所為か客の入りはそこそこ。
ただ、そのお陰で撮る客、見る客、踊る客の住み分けが出来ており、ストレス無くその場に居る事が出来る。
開場前の並び列で缶コーヒー片手に歯を磨いている人が居たり、手拍子の替わりに腹鼓を打って居る人が居たり、ワイシャツとスラックスが有り得ないくらい皺くちゃな人が居たり、それら全てが同一人物だったり。
そんな感じで、古典的な怪しい人は居たが目立った害悪は無く、実に平和。

かつて足を運んでいたプレアイドル系のライブで散見された「ほぅ〜ら上手いだろう、オマエラ有り難く聞け」的な”自称”歌の上手い人が出演者に居なかったのは良かった。
上手い下手と気持ち良く聴けるかどうかは、あまり関係が無い。

セットリストはアニソンもしくはオリジナルと言う感じで、アイドル方面の曲は殆ど無く、有っても「何々の番組の主題歌」と言う括り。
出演者の中にBon-Bon Blancoの「涙のハリケーン」を歌った人が居たのだけれど、 「これは「ゲットバッカーズ」の第何期の主題歌で…」ってな感じの説明。

客も「アニソン」と言う括りで見ている…と言うか、本家を見たことは無いらしく、合いの手の入れ方も跳ぶ場所も違うので驚いた。
「嵐に抱かれて ユメからJump!!」のところで、跳ぶかな?と身構えてみていると…、跳ばない。

今日一番の拾い物は
THE KEEPERS
月蝕に通じる過剰な様式美と、見せる事に徹したステージング。 客を弄るが、狎れず媚びず。 良い仕事。
「みかん色の夕陽」だか何だか、そう言う歌詞があったのだけれど、帰宅して藤沢周平の「龍を見た男」を読んでいたら、同じ言い回しがあって驚く。 なるほど沈みかけた頃合の日本海の夕陽はそんな色をしている。
一人称が「僕」なのにはどうも抵抗があるが、板に付いていて不快ではなかった。 また見たい。

商業ベースに乗らない、物販での収奪に重きを置くライブなどは、進行がおざなりだったり、司会の親父が出演者にベタベタしたいだけの間繋ぎに無駄な時間を費やしたり、開演が大幅に遅れたり、終演が絶望的に遅れたりするが、そのあたりはきちんとしていて、ほぼ定刻に開場・開演し、終演していたし、進行もでしゃばり過ぎず控え目過ぎず。

SHIPでも感じたのだけれど、本業として地に足の着いた仕事をしている人と、虚業の世界のみに生きている人では、常識の量と面の皮の厚さに大きく差が出る。

主催の人の誕生日直近のライブという事で、色々と祝われていたが、ほのぼのとしていて良かった。

畑違いで戸惑う事も有ったが、払った代価以上の楽しさは有り、有意義な日曜だった。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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