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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2008-03-04 See B-3rd and then die. [長年日記]

_ 「パジャマドライブ」公演礼賛

チームAの1stに有った「一曲目からのわくわく感」と、チームKの2nd、3rdに有った「あてがきの妙」etc...
メールが当たらないと中で観られないのだけれど、当たらなくてもとりあへずカフェの片隅に行って、音だけでも聴いてから死んだ方が良い。

正直なところ「そろそろ足の洗い時かな・・・」なんて思っていたりもしたのだけれど、こうなるとそれは無理だ。

_ ユニット曲雑感

頭から尻尾まであんこたっぷりで美味しくいただけるが、真ん中のユニットコーナーが特に美味しい。
一日の日記に書けなかった分を補足。
曲名は「仮」ですので、あしからず。

_ 「天使のしっぽ」

野口、◎多田、仲谷
太田貴子の「パジャマのままで」とか、松田聖子の「制服」を連想させる、キーボードのトレモロで始まるイントロで既に無条件降伏。 ポツダム宣言でも何でも、謹んで受諾する。
三人とも上手くはないのだけれど、多田の可愛らしく、あどけない声。 中谷と野口の不器用で拙いが、ひたむきで丁寧な歌唱。

加之 敵ハ新ニ凶悪ナ迄ニ可憐ナル衣装ヲ使用シテ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル

動くと揺れる尻尾に、多くの客が悶死。

_ 「パジャマドライブ」

平嶋、◎渡辺、仲川
パジャマの上にコートを羽織ったような衣装で、タイトル通りパジャマのままでドライブに連れ出される歌なのだけれど、パジャマから先への展開を仄めかす歌詞は無く、軽いドキドキで済んでいる。
渡辺のいたいけな上にもいたいけな歌唱、平嶋の臆面も無い歌唱、おっかなびっくり歌う仲川。
渡辺 → カオリちゃん
平嶋 → 花沢さん
仲川 → カツオ

_ 「純情主義」

井上、◎片山、松岡
勝手に「ねぎま隊」と呼んでいる。 「井上、片山、松岡」と並ぶと「肉、葱、肉」
ボーカルにエフェクトを掛けた「Perfume みたいなの」を発注したら「Aira Mitsuki みたいな曲を歌う麻生真美子&キャプテンみたいなの」が出来てしまい、自棄糞で賑やかしに研究生を6人ブチ込んだような感じ。
比較的低くて張りのある、チェロの音色のような片山の声にピタリ合っていて、適度なビブラートも耳に心地よい。

_ 「でもでもの涙」

柏木(ピンク)、佐伯(白)。 紅白でおめでたい。
「意外と可愛い声」の佐伯と、「意外と可愛くない声」の柏木。
メタルパーカッションが良い薬味になっている。
歌詞に紫陽花が出てくるので、少なくとも梅雨時迄はひっぱるのだろうと思うが、このセットリストなら一年でも通える。

_ 「鏡の中のジャンヌ・ダルク」

◎菊地、米沢、田名部、浦野、早乙女
熱い上にも熱い、疾走感のある産業ロック。
動きが大きく、切れのある連中を集めてあるので、人数以上の迫力。 浦野の大仰な芝居掛かった動きも楽しい。
歌詞に「少女達よ、誰もがジャンヌ・ダルクに成れるんだ。」とあるが、ジャンヌ・ダルクになれるかどうかは別として、既にシャルロット・コルデーくらいの剣呑さはある。 こんなのになら刺されても良い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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