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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2008-11-02 [長年日記]

_ 第三回 桂文字助独演会
「道具や」文字ら
「試し酒」文字助
<中入り>
「小野川の遺恨相撲」文字助

お客さんは八分くらいの入り。
概ね良いお客様。
文字らさんの「道具屋」は与太郎はいい味。
まぁ、それなりにウケてはいた。

文字助師は、酒の噺と相撲噺と一席ずつ。
「試し酒」は、久蔵の酔いの進み方が自然で、呑みっぷりのよさを誇張しすぎない巧さに唸る。
「小野川の遺恨相撲」は、笑いどころが少ない話を脱線したり戻したりしつつ飽きさせず。
緊張と緩和。 盛り上がったところい゛スッと外す巧さ。

「師匠は「水道のゴム屋」は演らないんですか?」と訊いて見た。
「大体憶えてるけど、稽古つけて貰ってないし、上げてないからねぇ」
演らないそうです。


2008-11-03 [長年日記]

_ 東京タワー X'masツリー LIGHT ON セレモニー

クリスマスツリーの点灯式の前に、あゆちる(折井あゆみと星野みちる)のミニライブ。

文化放送の公開放送終了後に、設備の入れ替えとリハーサル。
モニタースピーカーのレベルが上がらないなど、色々有ってリハーサルの進行が遅滞。
「返しが来ないんですが・・・」→色々調整→「うーん、まだ弱いですねぇ」「でも出来ますよ」→「行きましょう」「ありがとうございます」
エイジアエンジニアは漢だった。

エイジアエンジニア→JAYWALK→ハンドベル→あゆちる、の順でリハーサル。 この時点で20分押し。
浜松町駅前でのチームAのライブも20分押しだったが、これで相殺されて、向こうから流れてきた人も無事見られた様だった。

「あなたとクリスマスイブ」
「ガンバレ!」
「WINTER SONG」


今回はバックバンド付き。
ドラムセットを置く場所も入れ替え時間も無かったので、JAYWALKもドラム抜きだったのだけれど、あゆちるはパーカッショニストがカホーンを持ち込んでいた。
これが当たってメリハリのある音になっていたし、リズムがしっかり刻まれていれば、当然歌い易くもある。

歌い出す迄は、相変わらず日向で居眠りをしている猫のようにヌボーっとしている星野は、歌い出すと目が爛々と輝き山猫のような迫力。
AKB48を辞めてからは殆ど歌う仕事の無かった折井は、流石に緊張が表に出ていて音程が揺らぐ場面もあったが、堂々と歌い切っていた。

折井も星野も自分が前には出ようとせず、互いが互いを引き出すようなもどかしさはあるのだけれど、それが巧く作用して優しいハーモニーを醸していた。
たった三曲では有ったが、心に染みる良いライブだった。


2008-11-05 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第19回

下書きまでして、アップロードしたもんだと思い込んで放置していた。
次回更新は明日なので取り急ぎ。

「はまぎんこども宇宙科学館」編は、小林が先生の話に丸でついていけなかったからか2回で終了して、再び間繋ぎ企画のお絵描き大会。
小林の髪型が少し変わったが、煮ても焼いても小林なので、そこはそれ。

最初のお題は「近況報告」。
「近況報告」とは言っても、そこは鳥頭の小林なので直近24時間の話が中心で、絵もテキトー。 このテキトーぶりがまた凄い。

小林豆知識→料理は茹で卵しか出来ない、茹で加減も良く判らない。

足を描いたら駢指で、「すべりだい」と書こうとして「骨べり台」。 惜しい。
よのなか入門本来の趣旨からは外れるのだけれど、世間様に迷惑を掛ける心配の無い間繋ぎお絵描きの方が安心して見ていられる。
次回更新では、小林画伯がチームKの似顔絵を描くとのこと。 相当ヒドイらしい。

_ アップトゥボーイ 12月号「小林香菜(AKB48)のよのなか入門 第3回

アップトゥボーイ本誌の連載も三回目。 
「はまぎんこども宇宙科学館」編が掲載されている。
アトラクションで遊ぶNo!天気な顔と、座学での「死に至る病」みたいな、世界中の絶望を集めて飽和したような顔との落差が凄い。
編集氏が写真に付けるキャプションに山葵が利き捲くっていて、如何にこの連載を纏めるのが大変なのかを窺い知る。

_ 二枚の写真

先日の握手会の爲にCDを買ったら、オマケの写真が戸島だった。 帰りがけに会った友人から貰ったB.L.T.の表紙が東京体操で、こちらも大きく戸島。

戸島の写真と言うと、一時期は口角筋の締まった、口元の「ニッ!」とした、隙の無い作り笑顔のものが多かったように思うが、この二枚は心持ち柔らか目の表情。 特にCDのオマケの方は少し開いた唇から前歯が覗いており、一寸面白い。

口元は柔らかくなってきたのだけれど、今度は目を細めたような写真が多い。
感情を読まれたくない時などに、こうして目を細めたりするのだけれど、戸島の意図が奈辺に有るのかは判らないが、戸島のガードの高さと堅さが写真に出たように私には思われる。
この手の写真は、撮る人、撮られる人の他に、撰ぶ人の意図も入ってくるので、その三者の「こうしたい」のバランスでStereotypeなポートレートになってしまうのだとは思うが、そこから外れた部分に魅力的な表情がある事が多く、実際握手会で間近に見た戸島は、私が列に並んで順番を待ちつつ見ていた短い時間の中でも、もっと魅力的で多彩な表情を見せていた。
まぁ、無理だとは思うが撮ってみたい。
開けられていない(開けさせない)引出しがまだまだあると思う。 


2008-11-12 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第20回

「〜秋のロマンチック間繋ぎ編〜」と題して、先週に引き続きヒマネタのお絵描き企画。
今週からチームKのメンバーの顔絵大会。 似ているから「似顔絵」なので、説明が付かないと誰だか判らない小林画伯の作品は顔絵。

先ず血祭りに挙げられたのは秋元と梅田と大堀。 秋元の顔に妙に皺が多いんだが、これは秋元の彫りの深さを表現する為のものらしい。
梅田の周りは農薬で背骨の曲がったおたまじゃくし見たようなのに取り巻かれていて、何かと思ったら八分音符。
フトゥリズモとキュビスムとシュルレアリスムを足して四で割った余りみたいな、なんとも言えない作風に唸る。

小林が只のオタンコナスでは無いのは、それぞれにそれらしいキャッチフレーズ・・・のようなものを付けているところ。
梅田は「平成のおどり子」、大堀は「アメブロおうじょ」。 秋元に付けられた「やさしいふっきん」ってのは秀逸だった。
次回更新は11/13とのこと。

_ 大江朝美オフィシャルブログ「朝美想芯 - HENGEN -」始動

先日、ニューゲートプロダクションへの移籍が発表され、開設はされたものの書き込みの無かった標記のブログが漸く始動。
何も書かれぬうちから登録読者が200人を超えていたのには驚いたが、それだけ期待されているのだと思う。
AKB48のファンクラブブログに書かれてきた大江の文章や添付された写真には、明るければ明るいなりに、暗ければ尚のこと、何だか心配になって来る危うい感じのものが多かったが、今回始まったブログは、相変わらず迸る思いに言葉を紡ぐ早さが追いつかないもどかしさは有るが、ふっ切れたような軽さと明るさがあるように思う。
明るく振舞うのと明るいのとでは「明るい」が違う。
明るい大江に多く接する事が出来ると嬉しい。

2005年の大晦日の劇場公演の最後は、大江の一本〆だった。
今年の大晦日には、もう大江は居ない。

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# テッド [MVPのプレートにお名前を見ました。大先輩だったのですね。]


2008-11-13 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第21回

小林の連載も、回を重ねて21回。 先週に引き続き顔絵大会。
今回もチームKの中から6人が俎上に。
五十音順に奥、小野、大島、倉持、河西、佐藤。
奥、小野、大島辺りまでは良かったが、それ以降は集中力とやる気が枯渇して絵もテキトーどころの騒ぎでは無いくらいの代物に。
描いた絵も凄いが、それ以上に小林が居直り、不貞腐れて行くさまを撮った写真が凄い。
こんな活きた(そして死んだ)表情は、雑誌のオマケのニコパチ写真では勿論、流石に劇場でも見られない。

小林に「よのなか」と言うものを教える筈の企画が、いつの間にか小林みたいなアンポンタンを操って連載を成立させねばならない編集氏が、世の不条理を身を以って知る企画になりつつある。
嗚呼、人生不可解。

しかし、大堀が月月火水木金金で血の汗流してCDを売り歩いているさなかに、似顔絵九人分で捨て鉢に成っているってのも、良くも悪くも小林香菜の小林香菜たるところではある。

_ 「なんでも出来ちゃう人」

大島の顔絵に小林が書き込んだキャッフレーズのようなものが「なんでも出来ちゃう人」。
素直な感嘆。


2008-11-17 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/14)

書き掛けで塩漬けになっていた。

世界糖尿病デーの啓発の為、今日に限って青のライトアップ。
通常はタワーの脚の部分に取り付けられたライトで下から照らし出されるのだけれど、今日は少し離れたところから専用の投光機で心持ち斜めから。
角度が浅いので、展望台の奥のほうの天井まで青く照らし出され、いつもとは違う雰囲気。

クリスマスツリーやそれに付随する電飾に誘われてか、東京タワーを訪れる人はかなり多く、展望台の入場券を求める人の列は私が帰路についた9時半頃でも結構な長さだった。

私は例に依って割引入場券を予め購入しておいたので、するっとエレベーターに乗り、七時半前には展望台へ。
急に寒くなった所為か、展望台の中は押入れから出した冬物の匂いが漂い、冬の到来を鼻で感じる。

先週は風邪で休んだ折井も、ほぼ本復したらしく、少々鼻声ではあったが喋りはいつも以上に快調。
マイクの高さや角度の調整を手早く済ませられるようになっていて感心。 折井の中で基準が出来ているのだと思う。

以前はDJミズノ氏に話を膨らませてもらっていたようなところがあったが、最近はミズノ氏を使って話を膨らませたり、喋りに関しては折井のペースで動いている。

入場者が多いと言う事は即ちリクエストを書いていく人が多いと言う事であり、いつもより早く、8時には締め切り。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「温かいココアは家でも作れるけれど、冷たいココアは作れない」なんて話をしつつ、今週もアイスココア。
食べ物・飲み物の話になると饒舌になるDJミズノ氏が愉快。

今日もあっという間に届いたアイスココアにガムシロップを垂らし、ストローで軽くステアしてから口に運び、一と口飲んで目を見張りつつ満足げに頷くさまが微笑ましい。

_ 小林香菜「よのなか入門」を振り返る

アップトゥボーイ本誌とワニブックス@モバイルとの連動企画になっている、小林の「よのなか入門」も、アップトゥボーイ本誌で3号、ワニブックス@モバイルは21回。
初めはどうなるかと思ったが、何とか続いている。

連載開始当初は表情も硬く、指示されたポーズでぎこちなく写っていたが、慣れるに從って(丁度「ニョキ!!」が出現した頃から)表情も柔らかくなり、自然に出た喜怒哀楽が写真に写るようになって来た。
小林の顔は pretty より funny 寄りなので、取り澄ました顔より感情の乗った顔の方が、個性がより良く出ると思うのだけれど、この連載の写真は小林の可愛い表情から何とも言えない表情まで、さまざまな小林が見られる。
これを見られるだけでも、それなりの価値は有ると思う。

読者の興味を惹く為、構成上小林のオタンコナスな部分が多く取り上げられるのだけれど、その隙間々々に、小林の特異な思考と物事の捉え方が出ているのも面白い。

本を読まず、テレビも見無い小林は、余計な情報を持たない分、物事の本質を捉えたような鋭い発言をする事がある。
それが良く出ていたのが小林的宇宙観を語った回だったのだれど、こうした自然科学と哲学の境目の領域にある事柄を語らせると、我々が見落としている何かが見えて来るように思う。

直近の間繋ぎ企画で行なわれて居る似顔絵も、絵としての出来は褒められたものではないけれど、メンバーそれぞれの月旦まで含めて見ると、小林の直覚力が出ている。
例えば、奥を評して「仲いいですよ。 頭がいい子ですね〜」
頭が良いと小林とは話が合わないのではないかと疑義を呈する編集氏に小林先生答へて曰く、頭が良いから、小林の言葉足らずな説明でもソコソコ分かる。 分からないところは小林に質問し、確認するから話が通ずる。
勘で生きる小林を理詰めで読み解く奥。
エピクロスとゼノンは、実は仲が良かったなんて話を思い出す。

兎に角、長く続いて欲しい連載である。

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2008-11-23 さよならコンサート [長年日記]

_ AKB48コンサート「まさか、このコンサートの音源は流出しないよね?」於:NHKホール

17:00開場と言う事で、少し早めに開場へ。
時間になっても動きが無いので玄関辺りまで見に行くと、あろうことかNHKの本館側に入場列が出来ている。
並んでは見たものの、玄関まで来たら門の前からもなし崩し的に横から。
まぁ指定席だし、私はグッズ販売には興味が無いから良いものの、館内にはグッズ販売の順番待ちの行列が出来ていた訳で、入場整理に人数が裂かれていなかったのはいただけない。

席に座ってぼーっとしていると、影アナで注意事項など。
担当は劇場支配人の戸賀崎氏で、客は軽くブーイング。 相変わらず余計な入れ事が多すぎる。

18:00を少し過ぎて開演。 口開けは

Dreamin’ girls
暗がりにスモークで、誰が誰やら判らぬまま二曲目へ。

ビバ!ハリケーン → 夢を死なせるわけにいかない
曲の途中で擦れ違いざまに顔を見合わせて頷き合う小林と戸島。
ここ一と月ばかりドラマ収録に明け暮れて、歌ったり踊ったりする仕事から離れていた高橋みなみが、いつもと変わらぬ質の高い動き。 高橋は喋る部分も含めて、終始良かった。

3曲終わって全体MC。 何人かそそくさと捌けて行ったが、戸島が居なくなったのは見えたが、人数が多過ぎて把握しきれない。

チームBの連中が声優として出た麻雀ゲームがさっぱり売れていないらしいと浦野を苛める野呂。 ヒールとしては良い仕事。
チームBだと怖いもの無しで遣りたい放題の浦野も、ここではタジタジ。

間繋ぎが終ってユニットコーナー。

クラスメイト
駒谷、成田、中西、戸島、大江
今日で辞めていく5人でこの曲。
さらっと鼓膜を撫でて行くような中西の声と、ねっとり絡み付くような戸島の声の対比の妙。
あの頃は妙にオカズが多く、やる気に満ち溢れすぎた歌い方をしていて、「ザトペック唱法」などと(私が)陰口を叩いていたコマタニは、抑制の利いた美しい動きになっていた。
出来ればフルコーラス聴きたかったが、まぁ仕方が無い。

Bye Bye Bye
小嶋、峯岸、高橋
ドラマ収録で時間の取れなかったこの三人は演り慣れた曲。
三人共、特に小嶋は実に楽しそう。 やりたい事が出来る喜びが溢れていた。

Bird
指原、板野、北原
脇の二人は踊っているだけで、ほぼ板野が歌っていた。
左側が誰だか判らなかったが、横を向いたときに首から上が心持ち前にせり出していたので指原だと判った。
北原は、相変わらずソツの無い動きだが、表情の幅は確実に拡がっている。
このまま便利屋にされない事を祈る。

僕とジュリエットとジェットコースター
小野、早野、藤江
早野はこう言うのを演らせると矢張り巧い。
小野もやらせれば何でもこなす印象が有るが、藤江が思った以上に出来ていて驚いた。

パジャマドライブ
梅田、前田、小林
前半小林がガチガチだった謎が解けた。
世間的には前田が重要なのだと思うが、私にとっては小林がユニットコーナーで出てくる事の方がより重要なので、敢えて前田は閑却して小林を目で追う。
小林は大きく美しい動き。 表情が硬かった事以外は貶すところも無く、よく出来ていた。
小林評でこんな事を書ける日が来るとは・・・。 一寸泣けた。
誰かが辞めるなんて日には、最初から最後迄泣き通しだったことすらある小林が、多少表情が硬い部分は有りつつも、ちゃんと泣かずに歌って踊っていたのには感心した。

嘆きのフィギュア
宮崎、仁藤、中田、奥
兎に角、圧倒的、あまりに圧倒的な奥の美形感に唸る。
義務感で仁藤の動きが良かったのは辛うじて確認。

君はペガサス
浦野、増田、高城、佐藤(亜)
オリジナルが凄すぎたので、秋元のパートになった高城は格落ち感が有ったが、浦野と増田は実に良かった。
佐藤(亜)も動きは悪くなかったが、声が異質すぎて浮いてしまっていた。 この声も合った曲だと心地良いのだが。

てもでもの涙
大島(麻)、篠田
忙しい二人には振り付けか簡単な曲と言う事なのか、スタンドマイク二本でほぼ立ちっぱなしのこの曲。
大島の歌は大島らしく力押しな感じで良かったが、篠田の歌オケがエフェクト掛けすぎで物凄い事になっていた。
篠田の歌が如何にアレでも、ここまでやるのは篠田に対しても失礼なのではなかろうか。

ガラスの I LOVE YOU
宮澤、川崎、大島(優)、倉持
大島は流石の動き。 宮澤は合わないんじゃないかと思ったが、さにあらず。 可愛く歌って踊っていた。
スカートが翻ると頑健な脚が出てくるのはご愛嬌。

となりのバナナ
渡辺、多田
二人とも「おりこう」なので(渡辺は「どうかしている」が「バカ」ではない)、オリジナルの破滅的な面白さは無かったが、渡辺と多田の振り付けの解釈の微妙な違いは面白かった。
科白部分は肝心の落ちのところが聞き取れず消化不良。 音響が良い筈のNHKホールだが、音響に関しては首を傾げざるを得ない事がこの他にも有った。

ごめんね ジュエル
柏木、平嶋、仲川、仲谷
顔と髪型で誰だか判らなかったが、動きで仲谷だと判った。
バックダンサーも研究生ではなく、チームBの連中だった。

鏡の中のジャンヌ・ダルク
秋元、松原、野呂、佐藤(N)、成瀬
こう言う「荒事」を演らせたら、矢張り秋元の独壇場。
脇を固めるのも動ける連中なので、実に見事。
ユニットコーナーは総じて良く出来ていたが、本家以上だったのはこれだけ。
欲を言えば旗を振り回す秋元も見たかった。

おしべとめしべと夜の蝶々
大堀、河西
見に行った女子の友人が「蛇女」と評した大堀の大仰な科白廻しは相変わらずだったが、河西が茶々を入れる小芝居が入っていたので、いつもよりは軽め。
私が観に行けるときは大抵河西が休みなので、久し振りにこの曲の河西を見たが、相手に合わせて自分の仕事をし、そうする事で更に相手の持ち味を引き出している。
歌い終えてクネクネ絡み合いつつ捌けていき、河西が大堀の衣装を剥ぎ取って早替わり。

甘い股関節
貝殻ビキニでクネクネと大堀。
この人は実に良く身体の手入れをしているので、身体の線も肌も実に綺麗。
やっている事は夜のそれなのだけれど、この人そのものの雰囲気は昼。 白いエロス。

ユニットはこれでお仕舞い、チームBの連中が出て来て、暫し間繋ぎ。
佐伯が片膝だけハイソックスで隠していたので、了解する。

初日 → 水夫は嵐に夢を見る

入れ替わりでチームK

メロスの道 → 転がる石になれ
チームKの色の良く出た二曲。
振り付けの中で突き飛ばしたりする部分で、変な遠慮無しにちゃんと突き飛ばしているし、移動中にぶつかっても動じない。
ユニットが終って、小林も生き返った感じ。
秋元は今日も良い仕事なのだが、メイクと髪型が些か「カッコイイ」に振られ過ぎていて、一寸どころか大分怖い。
入れ替わりでチームA

Dear my teacher → 僕の太陽
Dear my teacherで泣く。 出来れば2コーラス目の成田のソロパートで一緒に傾きたかった。
並んだ板野と峯岸の間を割ってコマタニが出てくるところで、「あー、PVだとここでカットが切り替わってコマタニが隠蔽されるんだったな・・・」と感慨に耽る。
続けて僕の太陽、戸島は今日も過不足なく良い動き。 楷書の芸。

間繋ぎで、大島優子仕切りの「AKB48意識調査」。 楽屋で書かされたアンケートを元にあれこれ。
ここでも守勢に周る浦野が面白い。

SKE48が呼び込まれて

スカート、ひらり → SKE48
一階席で踊り狂っていた連中も、初期の曲は知らないらしく、一寸大人しめ。
中西がギラギラしていて安心した。
AKB48の連中が最後に合流して

ロマンス、イラネ → ひこうき雲 → BINGO!

全員一旦捌けてアンコールへ。

会いたかった
曲中、戸島が客席に深々と一礼

AKB参上
チームAの5thは観ていないので初見。
リストバンドにLEDライトを付けて、月蝕歌劇団のような演出。
曲の途中で点けたり消したり、光を集めたり分散させたりするとより効果が高まるのだけれど、そこまでは無理か。

桜の花びらたち
いやまぁ、涙と鼻水でずるずるに成りながら観ていた訳で、この曲でも「涙滂沱たり」てな感じだったのだけれど、ふと一階席を見るとあまり踊ってない。
「あー、こうなっちゃったんだな」と思ったら、余計に泣けてきた。

青空のそばにいて
舞台上段、巨大モニターの前に白い衣装でコマタニ、成田、中西、戸島、大江。
1コーラス終わったところで、5人から挨拶。
それぞれ「らしさ」の出た挨拶だった。
終始冷静なようでいて、相応しい言葉が見つけられずに狼狽える戸島。
だらだら話しているようでいて、言うべき事はきちんと言い切る駒谷。
空気と会話する大江。
声が裏返りかける成田。
どこまでも「お味噌汁」な中西。

挨拶が済んだところで、2コーラス目から最後まで。
気が付いたら出ていないと思っていた佐藤(由)が居た。

高橋みなみから今後の展開について発表があったりしつつ、最後は

大声ダイヤモンド
モニターではSKE48の松井(大人の事情に翻弄される11歳)が大写しになっていたらしいが、私は双眼鏡で小林と戸島を見ていた。
曲の最後で盛大にチャフが撒かれて終演。

捌けて行く戸島が、舞台袖で立ち止まり、再び客席に深々と一礼。

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2008-11-27 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第22回

小林の顔絵大会も終盤。 成瀬、野呂、早野、増田、松原、宮澤が血祭りに。

成瀬は棒のように長い手足を表現しようとする意思はなんとなく感じられて、似ては居ないが意図するところはわからんでもない。
外見は大人だが、一緒に居ると凄いコドモなどと、よりによって小林に言われてしまう成瀬。

野呂も巻き髪クルクルであることは伝わってくる。 小林の描く絵は、一点集中で説明的なのでそれ以外がテキトー過ぎる為に非常にわかりにくい。
本人も自覚しているらしく名札を付けて誤魔化そうとするのだけれど、名札に書く漢字がまたテキトーなので、どこをどう突っ込んで良いのやら。

早野はお菓子とか大学芋をくれるらしい。
餌付けして小林を手なずける早野を想像。

絵としての面白みは薄かったが、編集氏とのやりとりは面白い。

最後に小林的自画像を手に微笑むの図。
これは良い出来だった。

次回更新は、27日とのこと。 ・・・って明けて今日だよ。
下書きはしていたのだけれど、コンサートで虚脱してしまって、どうもやる気が・・・。

_ コンサートでの小林

頭に何かくっついていて、どこか変なところに潜り込んで蜘蛛の巣にでも絡まったのかと思ったら、目立つ為に髪にラメを付けたそうで。
確かに目立ってはいた。

コンサートの最中は泣いていないように見えたので感心していたが、やはり裏では泣いていたらしい。
それでも取り乱したところを客に見せなかったってのは褒めてよいと思う。

戸島と顔を見合わせて肯きあっていたのは、「泣くなよ!」って事だったのかもしれない。

ここ数回の「よのなか入門」では、何時に無く・・・と言うか、いつも以上に集中力が切れやすくて、読みながら首を傾げていたのだけれど、あのコンサートを見ると、何時もと違うことが有り過ぎてシングルタスクな小林の脳が飽和して雲丹になっていたであろうことは想像できるので、許せる気分にはなってきた。

ただ、テレビのレギュラーを持っているメンバーは居ても、AKB48としてでは無く個人で雑誌の連載を持っているのは小林只一人である訳だし、このチャンスを上手く生かして次に繋げて欲しいと私は思っている。


2008-11-28 [長年日記]

_ 寝て曜日

チームB公演も、謝恩会も、ことごとくハズレ。
溜まっていた書き物をして過ごす事にする。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/21)

先週が特別だったのか、幾分人は少なめ。 それでも20:00過ぎにはリクエストが締め切られていたので、それなりに。
空気が澄んで来て、夜景も遠くまで。 漱石の「三四郎」だったか、歩いても歩いても東京が終らないなんてくだりがあったのを思い出す。

リクエストで掛かる曲は例に依ってベタなものが多いのだけれど、其の間に掛かるミズノ氏の選曲が良い。 今日はエルトン・ジョンの「タイニー・ダンサー」が掛かっていた>

折井のお奨めの一曲は、中島美嘉の「雪の華」。
カラオケで歌うとかそんな話になり、「男性から女性へ問い掛けるような歌詞なので、男性が歌うのもアリかも」とミズノ氏。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、ホットミルクを。

リクエストで、ナット・キング・コールの「LOVE」。
"very very very extraordinary" と言う歌詞が、耳に残った。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第23回

間繋ぎ企画に新展開。 今回から紙粘土工作。

不審そうに粘土のニオイを嗅ぐ小林。 顔絵と同日に纏めてドン!だったらしく、相変わらずアンニュイな表情(良く言えば)で粘土をコネコネ。

「好きな動物」と言うお題で小林が作ったのは「雪だるま」
「雪だるま」が動物なのかと言う問題はさておき、黄色と青のスヱーデン国旗の色で作ったことに感心。
そう、時代は北欧ですよ。 バニラビーンズですよ。

次回「紙ねんど編 後半」は、12/4更新予定との事。

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2008-11-29 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ の概要

今回は早めに着いたので現場の写真を撮ってきた(※イベント中は撮影禁止)
Club 333 Night View DJ は、毎週金曜の夜(繁忙期には休止することもある)に、19:30から21:00まで、東京タワー大展望台一階で行なわれるDJイベント。
その年の「東京タワー・イメージガール」が担当し、「夜景に似合う曲」を掛けたり、その日展望台へ来たお客さんからリクエストされた曲を掛けたり、リクエストに添えられたメッセージを読んだり。


東京タワー大展望台一階の東南面に設えられた特設ステージ。


イベント中には、テーブルの上に東京タワーのイメージキャラクターであるノッポン兄弟のぬいぐるみが置かれる。


ステージ右側の机には、「ジュークボックスリクエスト」のリクエスト曲一覧のファイル(洋楽と邦楽に分かれている)が置かれ、その横にはリクエスト用紙と鉛筆、投票箱。
早い日は八時前に締め切られてしまう事も有るので、リクエストをされる方はお早めに。
エレベーターの発着に合わせて客が波のように満ちたり引いたりするので、リクエストの机付近が混み合うこともある。
リクエスト曲一覧のファイルから曲番号だけ拾って、リクエストそのものは窓際に持っていって書くのが吉。

椅子などは置かれないので、イベントは窓際で立って観ることになる。


タワーの足元には、都内最大級のクリスマスツリー。
東京タワーの営業は10時で終了だが、ツリーと周辺のイルミネーションは12時まで点灯しているとのこと。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/28)

もうすぐ師走。 増上寺の脇の道の桜紅葉もすっかり散って、枝の向こうに東京タワー。

世間も給料日を過ぎた所為か、なかなかの盛況。 リクエストは8時前に〆切り。

ブログを見ると仕事が立て込んでいる上に舞台の初日が迫っていて、疲れが顔に出ている感じ。 珍しく読み間違いも多かったが、言葉に詰まるような事は無かった。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「クリーム白玉ぜんざいにしようか悩んだけれど・・・」と前置きをしつつ、ホットミルク。
いつもは半量程度しか入れないガムシロップを今日は殆ど入れていたので、矢張り疲れているのかもしれないが、表情は明るく、忙しいなりに充実した毎日を送っているように見受けられた。

デザイナーを目指して上京した人のリクエストに「金欠で帰れないので東京で新年を迎えます」的な事が書いてあって、そこから三年前に東京で年を越した話など。
中西と一緒に迎えた正月の事だろうと思うが、大晦日までお台場のイベントと劇場公演があり、新年も三日からお台場でイベントだったから、確かに帰郷している時間はなかった。

毎週のように観ていると、流石に特記事項も無いのだけれど、安定して良い仕事をしている。

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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