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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-07-25 Poupee de cire poupee de son [長年日記]

_ AKB48 チームB公演(おやつ)

何時以来だか憶えていないくらい久しぶりのAKB48。 チームBの私的初日が漸くやって来た。

入場時の籤運は相変わらずで、まぁ何とか椅子には座れる程度。
初会なので全体が見渡せる場所へ。 裏ぁ返す機会があれば前のほうで見たいし、馴染みン成れば下手で前のほうへ行きたい。 仲谷がとても良い。

今日は名古屋のイベントに借り出された連中その他がズラリ休演(浦野、多田、柏木、佐伯、指原、中塚、渡辺)。 代わりに研究生が大挙出演(今井、岩佐、内田、大家、小森、野中、前田、三木)。
研究生とチームBが一緒くたに見られる、一粒で二度美味しい「アーモンドグリコ」公演だった。

AKB48旗揚げメンバー…平嶋
チームBオリジナルメンバー…片山、田名部、仲川、仲谷、米沢
研究生→チームB…小原(5期)、仁藤(5期)
研究生4期…大家
研究生5期…内田
研究生6期…野中
研究生7期…小森、前田、岩佐
研究生8期…今井、三木

平嶋や仲川が研究生公演にも出演していることもあってか、このメンバーなりの纏りは有り、チームAで感じたような新旧メンバーの噛み合わない感じも、キャリアの差から来るバランスの悪さも感じなかった。 8期以外は。
8期はさすがにまだ硬い。 間繋ぎでの三木の nihilistic な受け答えも気になった。 渡辺茉莉絵と似た匂いがした。

明日以降に追記しますが、納得して3000円払える公演。
「スタートラインがばらばらだからこその見応え」が出せていたと思う。 眼福。

_ AKB48 チームB公演(おやつ) 続

影アナは仲谷。 ユニットコーナーでの代演を仄めかしつつ、滑舌良く。

アイドルの夜明け
ド真ん中で見たことの無い人がバトンを振り回している。 よくよく見たら岩佐、良い仕事。
分け目を付けて額の一部を見せた仲谷を初めて見たが、眉に出る表情が見えるのは良い。
仲川が女の子として可愛くなっている。 これはもっと評価されて良いと思う。
ざっと見渡して、誰も劣化していなかったので安心した。 片山も、もっと松井棒化しているかと思ったが、そこまでは行っておらず、上手く歳を重ねている。

みなさんもご一緒に
ここからワッと舞台上の人数が増える。 研究生でも限られた人数しか一曲目には出てこないが、その数人のレベルが高いので、二曲目でちょっと雑然としてくる。
チームBらしいな・・・と思ったのは、位置取りがあやふやな研究生の動線がずれたときに、チームKのようにぎりぎりで見切ってかわす、もしくは当たってでも筋を通すのではなく、自分から早めに避けてかわすところ。
入れ替わりが激しかった昨年来の経験が生きている。
研究生もこれに甘えては不味いのだけれど、研究生が入りやすい環境ではあると思う。

春一番が吹く頃
研究生は居ない連中(主に中核メンバー)の穴埋めで出てくる訳で、こんな日は気が付くと舞台中央に研究生がズラリ。
8期以外はそれなりに動けていて、あからさまな格落ち感は無いが、それでも動きが緩から急に移るところで古株との差が出る。
大家、内田、岩佐あたりは遜色無いのだけれど、他の7期8期は片山や田名部あたりの細身で動きの切れるのと並ぶと、少し遅れたり動きが小さく簡略化されていたりする事があった。

拳の正義
内田や大家は、一生懸命とゆとりのバランスが良く、見ていて清々しい。
曲の終わりで、すっと暗くなったところで平嶋を見たら、斜めに差し込む光で腹筋の陰影が見えた。 これは腹式呼吸が出来ているという事でもあるし、動く身体が出来ているという事でもある。
平嶋は激しく動いても表情が常に舞台に立つ人のそれで有り続けているし、客席を満遍なく見渡してもいる。
それが媚を売る方向に向いていないのも好感が持てた。

四曲終わって自己紹介。
小森は雑誌などで見てもピンと来なかったが、実物は良い。
どんな状況でも、自分の時間が流れる空気を半径1mに漂わせている。 なんと言うか、「空のお城に住んでいる」

田名部が小森と野球観戦に行く話しをしていたが、田名部は虎チーム、小森はコアラチームのファンである事を公言。
コアラチームシンパが公になったのは、SKE48の山下と大矢に続いて三人目。
赤チームを応援している物好きが居たら、私も無条件で(たとえそれが板野だったとしても)肩入れするのだが、まぁ居ないであろう。

夏の目標として「休みの日には仲谷を外に連れ出して真っ黒にする」と豪語する米沢が楽しい。 腹の中は白いままでお願いしたい。

残念少女(☆仁藤、三木、内田)
口移しのチョコレート(☆仲谷、平嶋、岩佐)
片思いの対角線(☆仁藤、米沢、小森)
天国野郎(☆大家、仲川、仲谷、小原)
愛しきナターシャ(☆米沢、片山、田名部)
仲谷も米沢も、「何とかする+α」で、代演以上のものを見せてくれた。
特に仲谷は曲ごとに違った色を出せていて、ともすれば器用貧乏な便利屋みたいな扱いにされがちだった頃から比べると、一と皮も二た皮も向けていた。 良い。
「天国野郎」は、大家→メイド、仲川→板前、仲谷→つなぎ、小原→制服だったのだけれど、仲川の板前が無駄に似合っていた。
仲川は持ち前の明るさからか、罰ゲームみたいな服を着せられても悲惨な感じがしないのが良い。
大家が正統派になっていて驚く。 4期から生き残って来たのに今更乍ら納得。

ユニットが終わって、米沢が掃けて、片山と田名部で間繋ぎ。
片山が意図せずに牧歌的な発言をすると、客席からは呟くような「昭和だ」「昭和、昭和」。
そのたびにムキになって否定する片山が楽しい。

女子高生はやめられない
好きと言えば良かった
そばかすのキス
タンポポの決心
仲谷と片山が並んだときの、微妙な振りの解釈の違いが面白い。 この揃い過ぎないところが、AKB48の面白さだと私は考えている。
仲川は終始楽しそうではありつつ、笑わないで居るべきところではもっともらしい顔で歌い踊っている。 これも進歩。
ジュブナイルSF小説でよく見られた、地球より引力の強い星に暮らす人間の描写を髣髴とさせる体形の内田だが、ターンした際に横から見ると、前後方向には括れたウエストなのが解かる。

客の分母が増えて薄くなったと言われるが、屑常連も希釈されたようで、アンコール発動のヘゲモニーの取り合い馴れ合いなどが無くなる等、プラスの方向にも働いているようだ。
自然発生的にアンコールの拍手が始まる。

B Stars
横須賀カーブ
アリガトウ
研究生にとっては一番慣れたセットリストであり、研究生公演に仲川や平嶋などの取っ付きやすい連中が出ている事もあってか、キャリアも能力もバラバラな割に、細かく見ていけば粗は有るが、纏まった公演になっていた。
面子だけ見れば飛車角落ちであるのに公演として満足できるものが提供出来ていたのは褒めてよいと思う。

_ 小森美果

舞台上何処に居てもそれとわかる何かを漂わせている。
前田敦子と同じく、一回で憶えられる解かりやすさが、運営に重用される理由なのだと思う。

_ 内田眞由美

「天国野郎」のバックダンサーとしてでランドセル背負って出てきたのだけれど、身長は合っているものの、その他がまったく合っておらず、コントのようで面白かった。
上が支えた現状で、正規メンバーに昇格するのも、ましてや希望するチームに昇格するってのも中々難しいとは思うのだけれど、他の誰とも被らないキャラクターではあるし、きっちり歌って踊れてもいるので、何か切っ掛けがれば上に上がる事は出来ると思うし、上に上がっても埋没せずに何かを出していけると思う。

_ 岩佐美咲

こと動きに関しては、7期では出色。
内田、平嶋と並んだところを、同じ公演を見ていた友人は「ジェットストリーム・アタックみたいだ」と評していたが、重心が低くて地を這うような素早い動き。
バトントワリングなども、顔が必死すぎるのはさておき、切れの有る動きで力まずソツなく。
AKB48では報われにくいキャラクターでは有るが、使える。 仲谷のように「使える+α」を出していければ、やせてもらえる事の幅も拡がっていくと思う。
7期以降の研究生に関しては、見た目重視であるように感じていたが、岩佐に関しては能力値も判断材料に入っていたのだと思う。

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# Dwightsa (2014-02-06 05:37)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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