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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-09-05 椿事 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第62回)

透視実験の続きから。
二回目はまるで当たらず。 色気を出して当てに行くと逆に当たらなくなるものなのである。

「霊が見える」と言い出す小林。 増田にAKBで三番目に霊が見えると言われたそうなのであるが、三番目の小林より一番と二番が気になる。

またまたお話変わって机の上に指を開いて置いた手の指と指の間にサインペンをカツカツ突き立てて、これを握手会の最中にやり続ければ自分のファン以外も並んでくれて物凄い人気に!!・・・ってどちらの手も握手できない訳だが、これを語る小林の顔は久しぶりに素っ頓狂な良い笑顔。
嬉々として度胸試しを続ける小林だが、よく見るとサインペンが指にガツガツ当たっていたとのこと。

先々の展開が見えないまま、次回更新は9/3とのこと。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第63回)

編集氏が煮詰まって一回休み。
ネタが無いので未使用写真をお蔵出し。

先ず、「ルービーックキューブを弄る小林の図」。
こんなもの何が楽しいんだろうってな顔が正直で良い。

続いて「電池でプロペラの付いたモーターを回すの図」。
火力発電所での座学ではこの世の終わりみたいな顔だったが、こういうおもちゃを持たせると途端に輝く。

「はぎんこども宇宙館の主のお猫さまと記念写真の図」。
これも座学でこども宇宙館の人を困惑させた前後の写真。 良い顔。

「ルービックキューブを捻くる小林の手元」
手元のアップだけで顔は無いのだけれど、無気力な感じが持ち方から伝わってくる。 色彩は綺麗なので、なんとなウィーン分離派的な感じ。

「はまぎんこども宇宙館にて、まるで理解できない座学に思考停止して乾いた笑みを浮かべる小林の図」。
上っ面だけの笑顔。 これは去年のものだが、最近この手の表情が多いような気がする。

「まんだらのコスプレ館でまったく楽しそうでない小林の図」。
まぁまったく興味が無いであろうことは容易に想像できる。

「ルービックキューブを持たされたもののやる気のかけらも無い仏頂面の図」。
この正直さかプラスに働くと良いのだが。

最後に「『よし!わかった!!』の図」。
「よし!わかった!!」の瞬間がついに来なかったのでお蔵入りになったと言う曰くつきの写真。

我々読者も小林がますます判らなくなりつつ、連載開始から一年が過ぎた。

そろそろ新展開がありそうだが、小林が舞台出演と言う椿事でどうなるか流動的な次回更新は9/10予定との事。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その1

AKB48(秋元才加、大島優子、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、前田敦子、宮崎美穂、渡辺麻友) (photo=tomoki qwajima)
AKB48が初の巻頭グラビアと表紙。 件の茶番の結果を踏まえつつも痒いところに手の届いた人選。
見開き横並びの集合で始まり、最後に1ページの集合。 間に1ページずつ個々の写真が並ぶ構成。
横並びの集合写真は風を使って動きを出している。紋切り型の笑顔が多い渡辺が珍しく人間的な表情。

前田敦子
前田敦子の強みは、素の表情でカメラの前に立てることだと思う。
これが出来ない人が意外に多い。
何を考えているのかわかりにくい表情は、見る者の想像力を掻き立てるし、素材そのものの良さも伝わる。
肩紐のたるみと、胸元に覗く陰影が大人になりかけの前田の立ち位置を象徴。

北原里英
引っ掛かるところの少ない北原にチューブトップを着せると言うのが良い。 無難な衣装でも危うさが出てくる。
珍しく口元の緊張していない写真だが、これがコンスタントに出せれば良さはもっと伝わる。

渡辺麻友
いつもの決め顔だが、振り向かせた角度と仰ぎ見る構図で新鮮な感じに。

宮崎美穂
寄って撮っているのでピントの深度は浅いのだけれど、唇の縦の線に合っているのとボケがなだらかなので視点の中心に来る左目を際立たせつつ、全体も上手く見せている。

大島優子
白い台の上で膝を抱えて座らせて、身体の線を出さずに表情で見せる写真。
自由にやらせるより、何かしら縛りが入ったほうが大島は良い仕事をするように思う。
これも良い写真。 最近見た大島の写真の中では出色。 こう言う大島は好きだ。
足の指を見ると、あれだけ激しく動いても大きな怪我をしない理由が判る。
秋元や戸島と同じ、地面を掴む指。

多田愛佳
指を突っ込みたくなる見事な笑窪が特徴的な多田だが、口を開き気味にした笑窪の無い笑顔。
これも新鮮で面白い。

秋元才加
カッコイイに振りすぎて怖い顔の多い秋元だが、この写真は髪型の所為かそこまでは言っておらず、整った顔立ちが上手く出ている。
私の嗜好としては、もう少し柔らかいほうが好きなのだけれど、本人の見せたい自分というのがそちらの方向ならまぁ仕方が無い。

佐藤亜美菜
佐藤亜美菜史上最も可愛らしい写真・・・ではないかと思われる。
表情も良いのだけれど、だいたい上手く撮れなくて隠されてしまうか膨張感が悪く強調されてしまう二の腕が、白さと柔らかい質感を生かして撮って貰えている。
インタビュー部分が興味深いのだけれど、それは別項にて。

最後に表紙と同じ衣装で集合。
この写真はいつもの顔。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(切ない話 二題)

中西里菜
表紙をめくると目次がある。
ここに記載されているページが雑誌の本文。 それ以外は記事に見えても広告だったりする。

後ろからページを繰っていくと、久住小春の写真集の広告と向かい合わせで中西里菜の浴衣の写真。
プロフィールが載っていて、ファンレターの送り先も書いてあるのだけれど、これも記事に偽装した広告。 一寸切ない。

高井つき奈
後半クラピアページは封入トレーディングカード一覧とプレゼントポラ一覧から始まる。

ぎっしり書き込んでいる連中が多いSKE48の中で、高井つき奈だけあっさりと

これからも
応援よろしく
おねがいします。


撮影時期を考えると発表する前だったのかもしれないし、あとだったのかもしれない。
いずれにしても、一寸切ない。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その2

真野恵里菜 (photo=yoskihisa marutani)
丸谷嘉長で9ページ11カット。
生々しさが厭味になることもある丸谷嘉長にモデルが負けていない。
負けていないというより、寧ろ勝っている。
その場にあるもので絵を組み立てて行く桑島智輝のあとに被写体を泳がせて撮る丸谷嘉長と言うのも面白いが、真野恵里菜も活き活きと泳いでいる。
2ページ目の水溜りを飛び越える写真は、カルティエ=ブレッソン以来良く使われる構図だが、ぶった切り方が面白い。
5ページ目の、横顔のアップが秀逸。 一見アウトフォーカスに見えるが、頬の水滴が18才3カ月の真野恵里菜の今を象徴している。

小池里奈 (photo=tatsuo watanabe)
9ページ14カット。
明るい浜辺で撮ったニコパチが中心で表情が画一的。 アップで明らかに前ピンの写真があるのはいただけない。
カメラマンは名前ではなく、腕で選んでいただきたい。

嗣永桃子 (photo=akihito saijo)
発売中の写真集の未使用カットで5ページ9カット。
こちらもニコパチ多めで、口の開き方がほぼ同じ笑顔が5カットあるのだけれど、全て違う顔になっているのが恐ろしい。 「嗣永プロ」と呼ばれるだけの事はある。

萩原舞 (photo=yoshinobu nemoto)
4ページ7カット。
屋内の写真が中心で、外で撮った写真も光が柔らかく、全体的に自然な表情。
2ページ目の、静と動で4カット並べた割付けが上手い。

武井咲 (photo=tanaka)
7ページ7カット。
6ページ目の床に伏した横顔の写真が良い。 綺麗に見える角度が広い顔。
左右非対称だが、心持ち斜めから撮るとそれが良いアクセントになる。 特に左側を手前にして撮ると映える。
眩しいと表情がきつくなる傾向があるようだが、これはメイクの所為でもあるようだ。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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