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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-06-12 鳥獣戯画 [長年日記]

_ 週刊プレイボーイ No.25

AKB48絡みはピンナップと巻頭グラビアに板野友美、巻末企画グラビアに小森美果。 「あのブログ美女に逢いたい」にoffice48の6人。
モノクロページでは投稿連載ページに倉持明日香、「部活のこと」に宮澤佐江、AKB48担当編集者による例の茶番展開予想の鼎談。

板野友美
ピンナップ+巻頭グラビア。 6ページ7カット。 ピンナップは2ページ分くらいの面積で、サッカー日本代表のユニフォームを着たもの。 写真としての面白味は無い。

テーマが「虹」と言う事で、衣装も7パターン。
先日の北原里英で味噌を付けたTakeo dec. の撮影だが、何処から撮っても絵になる仕事をする板野なので、今回はハズレ無し。
最近の板野は、ことグラビアに限っては貶すところが無いので困る。
2ページ目6ページ目の振り向きと、4ページ目の一寸顎を引いたカットが良い。
水着でも着衣でも表情にブレが無いのは流石。

小森美果
巻末企画グラビアの掉尾は小森美果。 撮影は藤本和典で3ページ5カット。
小森美果が扱いにくいのは判るが、動物写真のような撮り方で些か雑に過ぎる。
手足の長さであったり、無駄に良い姿勢だったり、身体的特徴の美点も出ていない上に表情も良くない。 結局この企画は初回の松井玲奈以外ダメージキャンペーンに終始して終わった。
良く言えば散文的、悪く言えば支離滅裂なインタビューを短く纏める作業が大変なのもわからないでは無いが、こちらも意訳が過ぎて小森なりの味が出ていない。

「あのブログ美女に逢いたい」
企画グラビア5ページのうち1ページに office48 所属の6人でやっている「1LDK6人暮らし」。 撮影は高橋定敬。
小林香菜の髪が未だ長いので、撮影は少し前だったのだろう。
座談会的にブログの内容と特色が語られているが、奥真奈美の発言は載っていない。 短く纏めるのも大変なのだろうとは思うが、バランスは取って頂きたい。

「部活のこと」
先週の秋元才加に続き、同じくバスケットボール部上がりの宮澤佐江。
秋元と同じく、ファイブファールで退場させられることが多く、最後まで試合に出ていた事が殆ど無いと言うのが面白い。
不器用ながらひたむきに物事に取り組んだ経験が今に生きているところも、秋元に通ずる。

鼎談
サッカーW杯直前特集のすぐ後ろに4ページ。
楽しげに語る人とそうでない人、分析する人と私見を分析と取り違えた人、AKB48で儲けた人と出て行くばかりの人。
しかし講談社の谷口氏。 差し入れに凝ってメンバーのご機嫌を伺っても、こうしたところの発言で地金を出してしまってこの先どうするのだろうか。

実に馬鹿馬鹿しく、失笑を禁じ得ないのは、投票期間にあわせて前田の写真集を乱発して洛陽の紙価を高からしめ、前田の客の財布の紐を硬くせしめた張本人たる集英社近藤氏。

「ひょっとしたら前田敦子さんが1位じゃなくなってしまう可能性もあれば、珠理奈さんが選抜落ちする可能性もあったり・・・・・・見どころいっぱいです。 今年は全国の映画館でも観られるようになったので、ぜひこの"物語"に参加してほしいです。」

今回の愁嘆場の一番の山場の"物語"を書き換えた当人は、さぞかし気分が良いであろう。

糞でも喰らいやがれ。

_ ちなみに

中西優香がブログに書いていたところによると、松井珠理奈は今回の茶番が決まってから不安定であるのが見て取れ、会うたびに痩せていっているのが分かったそうな。
それを「見どころ」と言い切れる精神構造。

極限状態に置かれた連中の悲喜交々の中に感動が有った事は否定しない。 しかし、平地に乱を起こすような「為にする茶番」を嬉々として行い、高みの見物を決め込むってのは悪趣味の極みだ。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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