トップ «前の日記(2010-11-01) 最新 次の日記(2010-11-11)» 編集

墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-11-07 良い意味で碌でも無い [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 49号

グラビアJAPAN(竹富聖花、荻野可鈴、高橋かれん、とっきー)
寒そうな浜辺で撮った7ページ18カット。 撮影はTakeo Dec.
ヤングジャンプ単独の企画だった「制服コレクション」から、プレイボーイとの共催の「グラビアJAPAN」に切り替わって二年目。 制服に拘る独自性が無くなって、些か散漫な印象。

べったべたにベタな配置であったり、衣装取っかえ引っかえの流れ作業感であったり、グラビアとしては面白味が少ないが、竹富聖花と荻野可鈴の個別写真は良く撮れている。
時間を掛けて撮らせて貰ったTakeo Dec.が見たいのだけれど、どうもヤッツケ仕事をさせられているものが多い。

まゆゆ漫画家計画 (第3回)
カラーでグラビア1ページ3カット、モノクロでインタビュー1ページ、漫画1ページ。 グラビア部分の撮影は門嶋淳矢。

今回は「ウサギとカメ」をモチーフにした漫画なので、グラビアもそれにあわせてウサギっぽい格好をして微笑む渡辺麻友がカメのぬいぐるみを抱く、限りなく可愛らしいもの。
漫画の方は渡辺のどうかしている上にもどうかしている思考が現れており、グラビアとの対比が面白い。

インタビューは、漫画(作品及び作家)、アニメ、音楽の三分野で渡辺的ベスト3を撰んで語らせる趣向。
渡辺麻友の「可愛いだけじゃない」部分を掘り下げた、良い意味で碌でも無い企画。

_ UTB 2010 12月号(2)

板野友美
6ページ8カット。 撮影は桑島智輝。
白ホリで衣装2パターン。 白と花柄のワンピースに、テディベアを持たせたり大きなリボンの付いたカチューシャをあしらったりして変化を付けている。
板野友美のグラビアでハズレを引くことは先ず無いが、今回も良い仕事。 衣装や小道具に合わせて、1カット毎に変化を付けた表情。

桑島智輝のソフトフォーカスと言うのも珍しい。
ソフトの掛かり具合に若干ムラがあるが、良く撮れてはいる。

桜庭ななみ
6ページ10カット、見開き1ヶ所。 撮影はTANAKA。
10カット中4カットがハズレ。 大きく使われた写真と小さく使われた写真で出来に差がある。
桜庭ななみに上手くスイッチが入った写真と、そうでない写真の落差が激しく、ベタなポーズだと「やらされた感じ」が出てしまっている。 このあたりは撮影者だけではなく、桜庭ななみ本人に係る問題。

足立梨花
6ページ8カット。 撮影は熊谷貫。
モデルと五分の勝負だと面白い熊谷貫だが、熊谷貫の灰汁の強さが勝ってしまっている。
2ページ目の4枚は良いが、1ページ目は遣り過ぎ。
最後のカットは、ゴリゴリ迫って毛穴や産毛まで撮っても破綻しない足立梨花の若さに救われた一枚。

川口春奈
折り紙切り紙で遊ばせているところを撮った4ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
自由に動くに任せているので、固定したライトが巧く当たったり当たらなかったりしているが、その分表情は生きている。
大人びた顔立ちを際立たせようとしてか背伸びさせた演出を加えたグラビアも多いが、こうして歳相応の部分を引き出してやったほうが、川口春奈の今は切り取れると思う。
「今は切り取れる」と言うか、今しか撮れない。

_ ぱすぽ☆ 〜もうすぐ1周年記念でSKY?フライト〜

新三郷ららぽーとのスカイカーデンステージにて、ぱすぽ☆ のライブを観覧。
先週のフライト(※ぱすぽ☆用語でライブの意)にて色々有ったらしく、今回から荷物による場所取りとコール(メンバーの名前含む)が禁止となり、酒盛りには自粛要請。 1回のフライトも短縮。
家族連れが主たる客層である商業施設なので、これは当然といえば当然。 TPOを弁えられない輩と言うのは何処にも居るもので、これが何を意味するのか理解できずに禁止事項は遵守しつつ別の迷惑を生み出している莫迦もちらほら。
フライトは短縮はされたが、その分凝縮感はあり、締まった印象。

二回目の始まる一時間程前に到着したが、目当てで来ていると思しき客は少な目。 これは近隣の商業施設でもアイドル系イベントが打たれていた為で、そこから流れて来た客が三々五々集まってそれなりの集客に。

何故か男性スタッフが美顔ローラーをコロコロやりながらうろうろしていたり、CD店のスタッフと称する女子が無駄に美形だったり、謎の多い現場。
客と見分けの付きにくいちゃらちゃらした格好のスタッフが多いのだけれど、見かけによらず仕事はしている。

先週より多めに設えられた椅子席の最前列は女子席、その前の砂被りにブルーシートが敷かれて子供席。 今週も飽きて帰ってしまうお子様は皆無で(親が迎えに来たりってのは有ったが)、楽しそうに見ていた。

相変わらず自分が知らないものを実態も知らないのに「自分は知らない」と言う理由だけで嘲笑するような愚民も見られたが、それなりに好意的に認知している民間人も居るようで「なんか衣装が変わったね」なんて声も。

スピーカーがショボいので、舞台正面で見ていないと音は良く聞こえないのだけれど、フォーメーションの切り替わっていく様を見ていたかったので二回下手側にて観覧。 歌はともかくとして喋りは丸で聞き取れず、少々ストレスは溜まるが、曲に浸りながら動きを見ているだけでも十二分に楽しい。
ぱすぽ☆の曲には聞き流せる心地よさと適度に耳と心に引っ掛かる訴求力が有り、打ち込み全盛の昨今にあってギター小僧が勢いで作ったような疾走感が嬉しい。

振り付けの先生が帯同しているのだけれど、しかめっ面で監視している訳でも脂下がって客として楽しんでいる訳でもなく、曲の間は真剣に動きを注視しているが、MCになると時折笑みがこぼれたり。 遠目から細かい表情は窺えないが、メンバーとのアイコンタクトで相互の信頼は看て取れる。

フォーメーションは細かくステップを踏みながらピラミッド型から円形に、更には二列になったりそれが回転したり、目まぐるしく変化しつつ、その中でメンバーの個性に合わせた小ネタを仕込んでいるので、何度観ても驚きが有り、飽きない。
明確な中心を置かないからこそ出来る自由度の高さ。

個々の振り付けも、それぞれの独自解釈を或る程度認めつつ、逸脱し過ぎないように〆るところは〆て揃えている。 この「矯め過ぎない」ところも良い。

二回目と三回目の間に知己と感想戦。 アイドルイベントにしても野球観戦にしても、楽しさの何割かはこれにある。 英気を養ってから三回目を観覧。

日が落ちてイルミネーションも点燈。 メンバーはいつものスカーフの代わりに白いビームサーベル型のペンライトを使用。 客も色とりどりのサイリウムやらペンライトやらを振り回す。
目の前でこれをやられると邪魔で仕方が無いのだけれど、遠くから見ている分には綺麗。

皓歯 歌い、
細腰 舞う。
況んや是れ青春 日将に暮れんとして、
桃花 乱れ落つること紅雨の如し。


李賀の「将進酒」のような光景。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
# Dwightsa (2014-02-08 07:59)

kamagra use for women <a href=http://dstvmediasales.com/sitemap.php?farm=viagra-and-glaucoma>viagra and glaucoma</a> viagra ejaculate volume http://dstvmediasales.com/sitemap.php?farm=viagra-cialis-compared - viagra cialis compared viagra 50 mg reviews http://dstvmediasales.com/sitemap.php?farm=viagra-equivalent - viagra equivalent propecia side effects health



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|07|08|11|
2019|09|11|
トップ «前の日記(2010-11-01) 最新 次の日記(2010-11-11)» 編集