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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-11-21 ennui [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 51号

真野恵里菜
表紙+巻頭グラビア、7ページ11カット。 撮影はTakeo Dec.
前半は明るく元気ないつもの真野恵里菜なのだけれど、珍しく Takeo Dec. が人の悪い撮りかたでドキリとさせられる。 それでも不思議と厭な感じがしないのは、モデルが真野恵里菜であるからこその奇蹟。

見開きとその次のページのピンクのビキニの2カット。 あからさまに眩しそうな顔にはなっていないが、眩しさに堪えるために下瞼に力が入ってホルモンタンク(涙袋・涙堂)が消えてしまっている。
4ページ目下段の4カットと較べると、まるで表情が違う。
撮る側は或る程度判っていると筈だが、編集する側・マネジメントする側の人にも、どちらがより真野恵里菜の魅力を引き出しているか、見較べて考えて頂きたい。

最後の2ページは新境地と言っても良い、大人びた真野恵里菜。 眼福。

さっしー美少女化計画 (第4回)
カラー2ページ2カット、モノクロ1ページで撮影風景レポート。
今回の撮影者は MARCO
ピントもへったくれも無く、色と雰囲気で押す蜷川一門にしては珍しく、ピントもしっかり合った写真。 そしてその「雰囲気」が実に良い。

凶に振れると「貧相」「陰惨」と出る指原の白さや細さや申し訳無さそうな表情も、吉に振れて「儚さ」「可憐さ」「けだるさ」と出ている。 この辺りは撮り手の腕だろう。
週刊プレイボーイの「脱がない裏本」みたような陰惨窮まるグラビアの後なので、見ているこちらも救われた感じ。 勿論、指原も。

携帯サイトでは誌面で使われなかったカットも見られるのだけれど、こちらも良い。
ビジュアルヤングジャンプではこれがより大きなサイズで見られるようだが、月額千円に二の足を踏んでいる。

踏み付け足蹴にして玩ぶ対象として指原を面白がっている秋元康(そしてその尻馬に乗るWPB編集部)とは対極にある仕事。
AKB48に留まる限り、蹴り飛ばして遊ぶ対象としての「ボールはトモダチ」的役回りから逃れ得ないとは思うが、「その先の自分」と言うものを考えるのであれば、こう言う仕事も大事にした方が良い。 人生は、長い。

_ 週刊ビッグコミックスピリッツ 50号

高城亜樹
表紙と巻頭グラビア、7ページ5カット。 見開きが2箇所という贅沢な構成に加え、B2判の両面ポスターがオマケで付く。 撮影は野村浩司。

高城亜樹は小林香菜や小森美果と並ぶAKB48でも屈指のオタンコナスだが、宇宙的な小林香菜や異次元的な小森美果と較べるとそのオタンコナスさ加減のスケールが些か小さく、妙に順風満帆なその経歴も相俟って私の興味の対象にはなって来なかった。
これまでのグラビアでも最近妙に多い他誌でのグラビアでも面白いものは無かったので、チェックすらしていなかったのだけれど、「面白いから見たほうが良い」と連絡を頂いたので半信半疑で買ってみたら、これがまた良い出来。 失礼乍ら初めて高城亜樹のグラビアを面白いと思った。

今回も例によってボーっと突っ立ったり寝転んだりヘタり込んだりしているのだけれど、野村浩司の作り込んだ画面の中にそれを構成するパーツの一とつとして収まっているので一枚々々の写真の完成度は高く、且つ高城の意識が撮り手とは別の位相にある為に、作り込まれた中にあっても高城は「高城亜樹」として画面の中で活き活きと存在する。 実に面白い。

一枚で語り切れる写真5枚で構成された組写真になっていて並べられた写真に物語は無いが、高城亜樹の今は切り取れている。
特徴的な顔の粗を隠すのではなく、それを魅力と捉え、綺麗に見える角度を探して撮っているのも興味深い。

高城亜樹は白紙であるからこそ、それそのものの面白味は薄いが、色を塗る素材としての面白味が有るのかもしれない。
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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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