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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-03-06 縮小再生産 [長年日記]

_ ぱすぽ☆ 〜私達、そのうち世界へフライトします!ツアー〜@イオン与野(3/5 3部)

祖父の命日が近いので、展墓を済ませてから与野へ。 二部が終わったばかりの中途半端な時間に着いてしまい、フードコートで時間を潰して三部のみ観覧。

イオン与野は、鰻の寝床のような細長い敷地のショッピングモールで、その中ほどのエスカレーター脇の吹き抜けに仮設舞台を設えてのイベント。 良く言えば、サンシャイン60の噴水広場を小さくしたような。 縮尺としては、東京駅に対する深谷駅、京都の清水寺本堂に対する上野公園の清水観音堂みたいな感じ。
普段はたただの床であるところに、1.5m×2m×30cmくらいの台を、前4枚後ろ6枚並べて、上手下手に踏み台を付けただけの簡素な舞台ではあったが、手抜き無しの4曲。

舞台正面にはかぶりつきから5列くらい固定客がびっしり。 一般の買い物客や親子連れは舞台袖や2階3階から見ていた。 スペースの都合なのかもしれないが、新三郷で見られた親子連れや女性の優待スペースは無し。
イベント告知のポスターは、実際にイベントをやっている場所からは一寸離れた掲示板に小さいものが貼られているくらいで、舞台周辺には殆どなく、開演直前に注意事項などを伝えるためにスタッフがマイクを取る以外は音声での告知も無く(ウグイス嬢の場内放送はあったが)、告知に遺漏がありすぎて何時から誰が何をやるのか一般客にはまるで知られておらず、折角足を止めた客が何だかわからずに立ち去る光景を厭になるほど見せられた。 イベント前にスピーカーから流れる曲も、ぱすぽ☆では無い何か。
メジャーデビューと言えば聞こえは良いが、ジョリーロジャー時代と較べるとイベントの運営が拙劣に過ぎて涙が出てくる。
限られた固定客からの収奪に徹するなら、閉鎖環境でやりゃ良い。 ショッピングモールでイベントを打つ意味を、ユニバーサル側が判っていないってのがどうにも遣り切れない。
新三郷でのイベント時に、周辺店舗からの苦情でコールなどが禁止になった訳であるが、今回はその教訓が全く生かされておらず、イベント前の主催者側からの諸注意では触れなかった。
前のほうの客は自制していたが、後ろの方の騒ぎたいだけの客はお構い無しの乱痴気ぶり。
東京ガールズコレクションと重なって事務所の方も手が足りなかったのかも知れないが、見ているだけで何もせず。

三部のセットリストは、少女飛行→自己紹介→Pretty Lie→LALA LOVETRAIN→ウハエ。
岩村捺未が体調不良でお休み。 佐久間夏帆が卒業式の為、二部から。 藤本有紀美も卒業式で三部から。 三回とも人数が違う変則的構成。 舞台が狭過ぎる為かバミリも無く、目測で間合いを計って踊っていたのには驚いた。
後ろに下がると振り乱した髪が壁にバチバチ当たるような、隣のクルーと肩が触れ合うくらいの狭さなのであるが、激しく踊りつつ歌ってもギリギリで見切ってぶつからない。
一階で後ろから見ていた客には判らなかったと思うが、2階3階から見ていた客には、この凄さが伝わったのではないかと思う。

岩村捺未が跳ぶところは槙田紗子が跳んでいて、知らなきゃ人数が少ないのなんざ判らないし、ウハエの間奏部分の激しいダンスも少女飛行のコロコロも平然とこなしていたり、この糞狭いところでよくやったものである。 怪我無く終わって良かった。

あまりに平然とやっているので、凄い事をやっている割にその凄さが伝わり難い。
この「判り難い凄さ」が私は好きなのだけれど、一寸勿体無いな・・・とは思う。

_ レスなど

@香菜さん
ファンとして見た場合の「黒髪に合う」ってのも意見としては有りだと思います。
しかし、それとは別に、役者としての分別としての黒髪ってのもあるのです。 どんな役が来ても対応できるように、身繕いをしておく分別。
爪にしてもそうなんですが。 これはまぁ、別項にて。

_ Men's Knuckle カズアキの目指せ1000人斬り!(公開生放送 3/6)

放送十回記念で公開生放送をやるてんで原宿へ。
竹下口から竹下通りの人波を掻き分け、整列開始時間の少し前にニコニコ本社前に到着。
開演30分前に整列開始。 抽選で整理券を引き、並びなおしてから入場。 並んだのは40人凸凹。
放送開始の少し前に出演者がスタジオへ。 司会なので当たり前っちゃ当たり前なのだが、戸島は入念にあれやこれやをチェック。
黒くしたという髪の色は、黒というより焦げ茶で、暗くしたと言った方がより適切。
ゆったりした衣装ながら襟ぐりが広くて鎖骨も顕わ。 スカートも例によって丈が短く、ありがたいような困ったような。

普段は対局と別の部屋で解説をしているのだけれど、今回は隔離せず同じ部屋の中と言うことで、藤沢先生もやりにくそうだし、戸島も戸惑っていた。
やりにくいのは判るが、手持ち無沙汰で突っ立ってるのは頂けない。 心此処に有らずと言った感じで、呆けたような顔をしている事がままあった。
これはまぁ戸島本人だけではなく、製作する側が思いつきで立てた企画を細部まで詰めずにやっているからでもある。
司会の仕事そっちのけで対局に没入してさまざまな表情を見せる戸島ってのは、戸島目当てで見に行った我々にとっては面白い見世物ではありつつ、囲碁番組の司会者としては褒められた仕事ではない。

もう一つ気になったのは立ち姿の悪さ。
踵重心になってしまっていて、腰が前に出て肩が後ろに引っ込んで、首が前に出ている。 なで肩なところへ持ってきて首が長いので、極端に書くと猫背な伸びかけのろくろっ首みたいな感じ。
これでは着物も似合わないし、すぐ着崩れてしまう。

全てが駄目だったかというと、そんな事は無く、司会としてやるべきことがはっきりしている部分では、しっかり仕切れていたし、帰りに芝居のチラシを配る際の、公平になるようにするモラリストぶりも好感は持てた。

何と言うか、戸島が仕事をしていないと言うより、戸島にさせる仕事をはっきりさせていない。 戸島を活かしきれていない感じがした。
それぞれに役割を分担させて成り立っている番組で、記録のお姉さんや藤澤先生を対局に駆り出してしまい、その担っていた役割を戸島が代わりにやるべきかどうか、企画段階ではっきりさせていないから、いざ始まるとどうして良いか判らなくなって思考を停止してしまう。 思考を停止して対局に没入してしまう戸島も戸島だが、そうさせてしまう側に、より問題があるように感じた。

前述の通り戸島の様々な表情は見られたし、対局そのものは面白かったけれど、番組の造りとしては惨憺たる物であり、愉快なような不愉快なような、面白いような面白くないような、なんとも言えないもやもやした一時間半であった。

_ bump.y『卒業までに・・・』リリース記念イベント@ららぽーと豊洲(3/6)

原宿から地下鉄を乗り継いで豊洲へ。 イベント開始直前に現地着。 正面の階段席が有料観覧スペースになっており、ほぼ満員。(注:「有料観覧エリアは無かった」との指摘を頂きましたので訂正します) ももクロの時と同様、最下手の部分が家族連れに無料開放。 左右と後方は無料観覧スペース。 イベントが始まると、まんべんなく人が張り付いていた。

voice → 二人の星〜離れていても〜 → 卒業までに・・・ の三曲の間に自己紹介と「休みの日にすること」の話を挟んで淡々と進行。 あっさりた構成でありつつも、充足感はある。

驚いたのは、歌入りオケを使わず、完全に生歌で勝負してきた事。 これが良い。
以前と較べると振り付けも歌も、それなりに上手くなっていたし、振り付けが穏やかな分、マイクと口とがきちんと正対する形で持てていた。

宮武祭以外の5人は揃って底の厚い(高い)靴を履いており、宮武祭の小人感が際立っていたのだけれど、この小人が振り付けも歌も一番安定している。

自己紹介では、一般客に、松山メアリは「19歳!?」と驚かれ、宮武祭は「11歳!」と驚かれ、高月彩良は「13歳?」と驚かれ、桜庭ななみは「桜庭ななみ!?」と驚かれていた。

立って騒いで観る曲でも無いのに、子供もいるのに、とりあへず立ってしまう客のオタンコナス振りであるとか、それを嘲笑的に見て貶しつつ写真を撮る民間人とか、不快な部分はあったが、bump.yそのものは良かったのでもやもやした一日を後味良く終える事ができた。


2011-03-12 こんな時だからまとめて更新 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 13号

AKB48関連の連載は終わってしまったが、連載漫画の続きが気になるのと、グラビアの質は矢張り高いのとで、そのまま買い続けている。

逢沢りな
細野晋司の撮影で、6ページ14カット。
南の島の浜辺で撮った、典型的水着グラビア。 表情を殺さない工夫はなされているが、矢張り眩しげな表情が多い。
3ページ目の、太陽を背負わせて撮ったカットは、眩しいなりの生きた表情。

スマイレージ
4ページ17カット。 撮影は杉木よしみ。
何を今更な顔見世グラビア。
「らしく」撮れているのが救い。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 14号

内田理央
巻頭グラビア7ページ15カット。 撮影はTANAKA。
撮影場所ごとのホワイトバランスの違いからなのか、肌色がカットによって異なるのが難と言えば難だが、写真そのものの出来は良い。
一番良い表情の写真が1ページ目に使われていて、その他のページでも上手い配置。
編集者の力量で上手く纏まったグラビア。
然し、曇天の浜辺での水着は、見るからに寒そう。 読者が求めるからこうなっているのかもしれないが、悪い方向に出た季節感。

池田夏希
栗山秀作の撮影で4ページ8カット。
これまでは全く琴線に触れなかった池田夏希だが、これは良い出来。
最近の栗山秀作は、これに限らず実に良い仕事をしている。
3ページ目が秀逸。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 15号

Not yet(大島優子、北原里英、指原莉乃、横山由依)
AKB48の箱根の関の向こう側の地方組三人と、白河の関の手前の地方人である大島優子によるユニットであるところの Not yet が、巻頭グラビア7ページ4カット。 撮影は桑島智輝。
目線を敢えて外した1ページの集合から、衣装を変えつつ見開き3連発。
大売出し中の横山由依だが、4人並ぶと影が薄い。
撮られることに関してはほぼ素人の横山が入ったことで、北原や指原が撮られると言うことについて金の取れる仕事が出来るようになっているのも判るし、大島優子の化け物振りもまた際立つ。
一人だけ、やっている事の次元が違う。

YJ7(市川美織、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、峯岸みなみ、山内鈴蘭、横山由依)
昨年の週刊プレイボーイとのそれに続き、ヤングマガジンとの対決企画が始まり、それに撰ばれた7人。
市川で1ページ、峯岸と北原で見開き、横山と山内、多田と佐藤で1ページずつ。
突っ立ってるだけで絵になる市川、見せ方の上手い峯岸・北原、そんな中で驚いたのが佐藤亜美菜。
多田愛佳と並んで写ったカットは実に味のある表情。

顔見世グラビア乍ら、只の顔見世に終わらせない桑島智輝。

一部の売れている連中以外は、先物買いで研究生が取り上げられるばかりの現状で、その間にいる連中にも光が当たる企画は嬉しい。
とりあへずは、佐藤亜美菜に期待。

2011-03-14 "アイドル"という言葉が輝く時代 [長年日記]

_ UTB 2011 4月号

表紙の中央には "アイドル"という言葉が輝く時代 とある。
グループアイドルばかりが持て囃される偏りはありつつも、アイドルであること、ファンとしてそれを楽しむ事が肯定されないまでも是認はされる世の中になりつつある事に感謝したい。

AKB48(大島優子、北原里英、小嶋陽菜、高橋みなみ、宮澤佐江)
表紙と巻頭グラビア、7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
見開きで集合、あとは個別で1ページずつ。
春らしくピンクで揃えつつ、個々人に合わせた「らしい」衣装。 高橋と北原は膝の下辺りから、小嶋は全身、大島と宮澤はアップ、ピントの置き場も深度も適切、そして構図の切り方が実に厳しい。
5人が5人「らしく」撮られているし、スカートの裾を掴む手、髪を触る指、様々な形で表情を出している。 切り取り方の巧さもあるが、小嶋と宮澤、そして大島が特に良い。

大島は困った写真。 表紙、集合、個別と全て違った趣の表情。 どれも良いのだけれど、個別のカットが凄まじく良い。 顔の右半分と左半分で考えている事が違うような、何とも形容し難い表情なのだけれど、それを読み解こうとするとずるずる引き込まれてしまうような怖さがある。
正常な判断が下せなくなるので、出来るだけ引いて見ていたいのだけれど、深みに嵌まりそうな一枚。

鈴木愛理
6ページ6カット、撮影は西田幸樹。
雪の降る街で撮った2カットと、屋内で撮った4カットで構成。
万遍無く廻った光の中で見せる柔らかな表情。 降り積む雪の眩しさは、浜辺の太陽の眩しさと「眩しい」が異なる。 曇天の西田幸樹にハズレ無し。
週刊誌などでは未だに真冬でも海辺で撮った水着グラビアを載せたがるが、それとは対極にある、季節に合わせたグラビアを乗せてくれるUTB。 有り難い。

bump.y
6ページ6カット、撮影は長野博文。
長野らしいグラビアでは有るが、今回は些か光が強すぎるようで、眩しげな表情が散見される。 この5人はね変な小細工をせずに撮った方が良いように思う。

松山メアリは大理石のような硬質な美しさ。 色気とかそう言うものとは、別の部分の美。
桜庭ななみは長野の撮影手法に身を任せて、「撮られる」と言うより「撮らせている」感じ。
高月彩良は長野に幻惑されて良い具合に思考を停止して素材の良さが出ている。 逆に宮武美桜は、毒気に当てられて呆然としている感じ。
宮武祭は、どうかしている小父さんの本質を見極めようとしているような表情。 ナボコフ的な少女ではなく、レーモン・クノー的なそれ。

橋本愛
4ページ4カット、撮影は熊谷貫。
撮り甲斐のあるモデルなのだと思う。 撮る側も撮られる側も、楽しそうな写真。
熊谷貫が、例によってゴリゴリ迫って撮っても、受けて立ち跳ね返せる力がある。
3ページ目が凄い。 これは熊谷貫にしか撮れないカット。
ともすればきつく切り取られがちな顔も柔らかく。

スマイレージ
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
集合で前後1ページずつ、個別カットを間に挟む構成。
ハイキー気味に撮って、肌の色を揃えている。 作り込み過ぎのような気がしないでもないが、綺麗には撮れている。
軽く扱われがちな福田や小川に手間が掛けられているのも嬉しい。
それぞれの個性が認知されたと判断したのかもしれないが、ショートカットで四人並べるってのは如何なものか。
メンバーの個性を上手く引き出している同業他社と較べて、この辺りが拙劣。 殿様商売。

逢沢りな
今年二十歳になる逢沢りなの大人を引き出した7ページ6カット、うち見開き1箇所。 撮影は細居幸次郎。
水着のカットより、服を着たカットの方が寧ろ艶っぽい。 布地面積を徒に減らすのではなく、ロケーションやメイク、そしてモデルの表情で醸し出す「大人」。 
二つ枕だがダブルベッドと言う、微妙なロケーションも良い。 4ページ目の横顔に引き込まれる。
最後の見開きも、大きな判型を生かし切った割付け。 写真を生かす編集が出来るのも、この雑誌の強み。

指原莉乃
立場が人を作る事を示す6ページ6カット。 撮影は桑島智輝。
部屋着っぽい白い衣装から徐々に薄着になって水着になる構成。 水着になると未だ表情が硬いが、服を着ている分にはカメラの前に素で立てるようになって来た。 大きな進歩。
無駄な自虐性が無いので、指原そのものの良さか無理なく引き出されている。
水着の写真も表情こそ硬いが、週刊プレイボーイの時のような陰惨さは無い。


2011-03-18 [長年日記]

_ 電撃ゲームス vol.18

ゲームという物をやらなくなって久しい私であるが、巻末にぱすぽ☆のカラーグラビア8ページと言う事で買ってみた。
私が読んで楽しめる記事は、分量こそ少ないものの幾つかは有り、吉祥寺のハモニカ横丁探訪など、質もなかなか。 アイドルも細かいところで使って貰えている。

ぱすぽ☆以外で目に留まったのは、ニンテンドー3DS体験記事にバニラビーンズ、SKE48が2ページでグラビアとインタビュー、アイドリング!!!の連載ページなど。

ぱすぽ☆
8ページ39カット、撮影は塚原孝顕。
成田の航空科学博物館で撮影。 YS-11のタラップに10人並べたカットから始まり、屋外撮影分は袖なしデニムにパニエの衣装で、踊らせたりじゃれ合わせたりして動的に。 屋内(機内)撮影分はフランス陸軍風の黒い衣装で、何人かずつ組ませて静的に。 普段は激しく動くのを遠くから見ているので判りにくい衣装の細かい部分まで良く判る。
現代の大型ジェット旅客機より、YS-11の方がグラビア映えする。 欲を言えば全日空色のYS-11より、エールフランスかKLM色のフレンドシップなのだが、国内にあるはずも無く

簡易だがタラップに並ばせて撮った1ページ目から始めて、10人の個別写真を並べる構成も良い。 判っている人による、判っているグラビア。
残念ながらこうしたグラビアの方が少ない訳で、当分の間はこれがぱすぽ☆にとってのグラビア仕事の代表作になるのではないかと思う。

岩村捺未はカメラ慣れしていつつも、媚びたところも巧んだところもなく、そのまま撮られている。 この「そのまま」が、実は難しい。
表情こそ「ニヘラー」っとした感じに終始しているものの、カメラと向き合う角度が一定しないので、表情に変化があるように見える。
素材の力で見せる奥仲麻琴。 見せ方の上手い増井みお、安斉奈緒美、佐久間夏帆。 岩村と同じく巧まない森詩織。
現場人気の高い根岸愛と槙田紗子は、カメラを前にして少々考えすぎてしまった感じ。 灰色の脳細胞が邪魔になる事もある。
玉井杏奈は動いてナンボなところがあり、静止画だとその魅力が伝わり難い。
藤本有紀美もカメラの前に立つと構えてしまって、表情が単調。 カメラから意識が離れた瞬間を捉えたカットは、塩分過多ながら味わい深い表情。

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2011-03-21 引き継がれる襷は誰の手に [長年日記]

_ UTB 2011 2月号(続)

峯岸会談
峯岸みなみの新連載。 カラー見開き1カット、隙間に対談。 撮影は厚地健太郎。
初回のゲストは前田敦子。 例の映画の撮影の合間、10分足らずの間に済ませた割りに良い写真。
峯岸は相変わらず可愛いようなそうでもないような(そこが良いのであるが)顔で写っているが、前田は峯岸が其処に居る事によって壁の無い生の前田で写っている。 これを引き出せるのも、峯岸みなみの美点の一つだと思う。
見開きで大きく写真を見せて、邪魔にならぬよう文字を流し込む割付けも良い。

木本花音(SKE48)
SKE48 チームEの看板を背負って立つ木本花音。 4ページ4カット、撮影は國方大。
屋外で3カット、スタジオで1カット。 撮られなれていない硬さが出てしまっているカットも有るが、狎れても媚びてもおらず、素でカメラの前に立てている。
1カット目は、ついこの間まで素人だったとは思えない表情。

全体的に前ピン気味。 カメラ任せに撮ったらピントが甘くなってしまった様なところはあるが、良い表情を切り取れてはいる。

AKB48(市川美織、大場美奈、島崎遥香、島田晴香、山内鈴蘭)
スタジオ撮影を逆手に取った「スタジオ撮影風」のセットでの5ページ5カット、モノクロページでも、この5人で座談会。 撮影は門嶋淳矢。
一人一とカットの顔見世グラビアで、面白味は薄いが、大ハズレは無く、皆それなりに撮って貰えている。
座談会での島崎の飛ばしっぷりが楽しい。 研究生公演は見ていてさぞかし楽しかったろうと思う。

山本彩、渡辺美優紀(NMB48)
5ページ5カット、撮影は細居幸次郎。
屋内で部屋着、屋外で(温室だけれど)ステージ衣装。
グループでの撮影以外のグラビアは初めてとのこと。 良く言えば初々しく、悪く言えばぎこちない。 ぎこちない笑顔でありつつも、陰惨な感じにはなっていない。
生写真撮影に毒されていないからだと思うが、とってつけたような紋切り型の表情になっていないのが良い。
撮影会慣れし過ぎたグラビアアイドルに、カメラの前で作り笑いをする癖が付いてしまうように、AKB48は生写真で小銭を稼ぐ事によって、所属メンバーのモデルとしての資質を殺してしまっている。

藤原令子
3号連続で登場の藤原令子、佐藤裕之の撮影で4ページ5カット。
隔月刊のUTBで3号と言う事は、ほぼ半年。 藤原令子は見る度に良くなっている。
カメラを意識の隅に置きつつ、目線を外したカットの表情が素晴らしい。 良い役者になると思う。
こう言うのに出くわすと、グラビア批評めいた事をやっていて良かったと思える。

橋本楓、高橋胡桃
ナベプロ所属の中学生二人が、事務所のオーディションの宣伝方々3ページ3カット。 撮影は唐木貴央。
屋外での動的なカットの後に、個別で1ページずつ。
可も無く、不可も無く。

モーニング娘。9期メンバー(生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音、譜久村聖)
5ページ5カットの顔見世グラビア。 撮影は厚地健太郎。
「鞘師」と言へば、我々カープファンにとっては愛すべき馬鹿の代名詞なのだけれど、こちらの鞘師さんはしっかりしていそう。

和田彩香(スマイレージ)
写真集からのアザーカットを蔵出し。 4ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
心持ち斜めから撮ると映える顔なのだけれど、そうそう斜めからばかり撮っている訳にも行かない。 このあたりの配分が上手い。
秋から冬に掛けての季節感も適度に。

真野恵里菜
この四月で二十歳になる真野恵里菜の、大人になりかけの「今」を切り取った7ページ7カット。 撮影は栗山秀作。
真野恵里菜の光と影と、両面を切り取った佳品。 グループアイドルばかりが持て囃される昨今、不遇を囲っている感は有るが、楽曲(・・・と言うか、アレンジ)に恵まれない以外は、良い仕事を重ねていると思う

_ Tokyo Tower presents DIAMOND VEIL

震災関連の特別編成は続いており、内容はそれに沿ったものになっていたが、とりあへず今週は放送。 抑制された中にも、梅田らしさは感じられる30分だった。
普段はあまり掛からないAKB48が纏めて4曲。
元気になれる曲として掛けた「大声ダイヤモンド」にも「桜の木になろう」にも何等感興は催さなかったが、「夕陽を見ているか」で涙腺が緩み、最後に掛かった「桜の花びらたち」では様々な思い出が去来して、少し泣いた。

東京タワーのイメージガールを2期務めた梅田も、この三月で次の誰かに襷を渡すらしく、番組そのものは続くものの、梅田の(そして HARRY さんの)担当は来週限りとのこと。 世の中が平静を取り戻した中での放送になる事を祈りたい。

語彙が少なく、言葉の撰び方も少々ぞんざいではあったが、落ち着いたその声は耳に優しく、ラジオ向きだと思う。
また何時か、ラジオから梅田の声を聴きたい。

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# @香菜 [引き続きoffice48で続くのでしょうか? スカイツリーが出来たからもう終わり? もし続くのであれば増田か宮澤あた..]

# t200ki [小林さんが次のイメージガールだそうです。 ネタバレでしたらすみません。]

# @香菜 [まさかの香菜! 喋ること自体はラジオやお台場などを経験してきて大丈夫だと思いますが、人見知りの性格や曲の選択は大丈夫..]


2011-03-29 青天の霹靂 [長年日記]

_ 小林香菜 東京タワーイメージガールに抜擢

「決定」というより「抜擢」と表現したい。
野暮な勘繰りは抜きにして、とりあへず小林に大きな仕事が来た事を喜びたい。

世の中、判り易いものにしか喰い付かない連中が多くて、小林に限らず、AKB48の中でその良さが判り難い連中はなかなか人気が出ないし、人気が出ないと仕事も来ない。

昔、戸島に付く客が少なかった頃、友人に「なんでですかねぇ」と訊ねたら答えて曰く「なまものだからね」
劇場公演で生で観るとなんとも凄いのだけれど、雑誌に載ってもその良さが伝わらない。 劇場公演など無いに等しい昨今は、劇場で発見してくれる客そのものが居なくなってしまった。

そんな中、一年と言う長きにわたり定期で仕事のあるイメージガールに成れたと言うのは、実にありがたいことだ。

時間が出来たらもう少し何か書く予定。

_ レスなど

@香菜さん
Night view DJ に関しては、原稿の下読みさえしっかりやっていれば問題ないと思います。
スタッフは腕っこきです。

t200ki さん
ニュースにはまだなっていませんが、本人が発表したので良いのではないかと。

_ 週刊ヤングマガジン 2011 15号

表紙と巻頭グラビアに Not yet だったのだけれど、中山雅文の退屈窮まる写真と拙劣な編集に辟易して購入見送り。 しかし、この判断は誤りだった。

佐藤すみれ
巻中グラビア4ページ12カット。 撮影は川島小鳥。
前述の通りで購入を見送ったら、佐藤すみれのグラビアは実に良い出来。
露出面積の多い水着では、若干表情が硬いが、その硬さがプラスに振れている。
笑顔は画一的で変化に乏しいのだけれど、素でカメラと向き合った時の憂いを含んだ表情は実に良い。
モデル経験がマイナスに働いておらず、服ではなく、自分を見せる撮られ方も出来ている。

憂い顔が美しく、属性としては陰なのだけれど、それでいて華がある(この辺りは大島優子に通ずる)。 本格的なグラビアの仕事はまだ少ないが、撮れば撮るほど良くなるモデルだと、私は思う。
水着映えもするのだけれど、服を着たグラビアで壁や鎧を外した表情を見たい。

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2011-03-30 4人はアイドル [長年日記]

_ 加筆更新

3/18分の 電撃ゲームス vol.18 に加筆しました。
アイドル専門誌より、ゲーム雑誌の方が寧ろアイドルに優しいのではないだろうか。
良質のグラビア。

_ 週刊ビッグコミックスピリッツ 2011 15号

Not yet (大島優子、北原里英、指原莉乃、横山由依)
表紙と巻頭グラビア、7ページ9カット。 両面ポスターがオマケで付く。 撮影は渡辺達生。
黒バック、白バック、屋外。 衣装も3パターン。 ページ数の割りに手間を掛けたグラビア。
北原と指原を緩衝材にして、大島優子と横山由依を組ませる運営側の狙いは良いが、売り出し方はいただけ無い。

表情こそ硬い横山由依だが、小手先の作り笑いで誤魔化さないのは良い。
撮られる仕事はほぼ素人の横山が入ると、指原や北原が伊達や酔狂で何年もやっている訳ではない事が判る。

表紙は黒バックに四人の顔が浮かび上がる写真。 並び方は異なるが、「WITH THE BEATLES」のジャケットを思わせる配置。
リンゴ・スターの居る辺りに、指原。

グラビア本篇はファッション誌のような体裁。 スケジュールの都合も有ったとは思うが、渡辺達生にスタジオで撮らせたのか成功している。
指原莉乃が付け睫毛に翻弄されてしまっている以外は表情も良い。 横山は前述の通りで終始表情は硬めなのだけれど、小さく使われているオフショットでは生きた表示も見せている。

これまで見た Not yet のグラビアの中では出来の良い部類に入るのだけれど、それは相対的なものに過ぎない。
大島の凄みは表に出てこないし、北原や指原も凡庸。 横山に到っては、何処が良いのかまるで伝わってこない。 そもそもユニットの成り立ちからして思惑が透けて見えるし、売り出し方の強引さも鼻に付く。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
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