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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-09-04 funny で charming [長年日記]

_ UTB 2011 10月号 続

AKB48(高橋朱里、岩田華怜、武藤十夢、佐々木優佳里)
AKB48の12期研究生から4人。 5ページ5カット、撮影は宮家和也。
集合で1ページ、個別で1ページずつ。 インタビューは別立てにして、写真とキャッチフレーズ(の・ようなもの)のみでの潔い構成。 顔見世グラビアとしては良く出来ている。

須田亜香里
5ページ10カット、撮影は桑島智輝。
握手会に行った連中は大抵ヤラれて帰って来る、白兵戦では無類の強さの須田であるが、そうした接客系イベントには(少なくともAKB48界隈では)無縁の衆生となった私には、今ひとつピンと来ない。
角度や距離をあれこれ変えて、試行錯誤して撮っているのは分かるのだけれど、表情の種類の少なさは如何ともしがたく、退屈な10カット。
少年漫画誌のグラビアならこれでも良いのだけれど、載る媒体によってどんな撮られ方をするべきなのか考えたほうが良い。 それが出来ると判断して貰えれば、媒体の側の撮る手法や状況設定も変わってくる。
このグラビアは「そこ迄には至っていない」と言う判断からこうなったのではないかと、私は思う。

NMB48(小笠原茉由、小谷里歩)
5ページ11カット、撮影は栗山秀作。
どちらかと言うと、いや言わなくても funny 寄りの小笠原が、非常に charming に撮れている。 表情はまだ硬いのだけれど、それも初々しい方に振れており、向き合わせたり振り向かせたりして付けた変化も利いてなかなかの出来。 澄ました決め顔を押さえてあるのも上手い。
撮られ慣れていない二人を、上手く泳がせて撮った10カット。

刈谷友衣子
5ページ6カット、撮影はこちらも栗山秀作。
笑顔らしい笑顔の無いグラビアなのだけれど、これが良い。
ちゃんとスタイリストが付いているとは思うが、かつての「しまむら」然とした地味な衣装。 それでいてサイズは測ったような絶妙さ。
スカートは丈も短いのだけれど、色が地味でデザインも大人しいのでそうは見えない。
前ボタンの有るタンクトップも、肩紐を安全ピンか何かで調整してあるようで、程よく身体に沿わせてある。
1ページ目が目を惹く。 このイメージで続きを見せる構成も上手い。
はじめはさらっと読み流してしまったのだけれど、何か引っ掛かるものがあって見直したら、存外(と言っては失礼だが)手の込んだグラビアであった。

日南響子
5ページ7カット、撮影は飯塚昌太。
表情が単調で、且つ殆どが正面からの撮影。
一枚々々見ると貶すところは無いのだけれど、並べて見ると何故か詰まらない。

鞘師里保
6ページ9カット、撮影は渡辺達生。
前半は最早笑うしかない酷さ。
晴天の屋外で渡辺達生に撮らせる愚。 鞘師里保もさぞかし眩しかったであろう。 ご愁傷様。
一見、生きた表情が写し取れているように感じられるかもしれないが、光を強く当てすぎているので表情筋は強張っており、皮膚の質感も無く只々のっぺりと。
肌の質感をありのままに近い状態で写し取るのが憚られるのならともかく、十代前半のモデルをこう撮る必然性は無い。
評価できるのは最後の屋内で撮った一枚のみ。 きっちり撮れてはいるが、やはり皮膚はのっぺりと。
私は「酷でぇもんだナ」と思うのであるけれども、こういう上っ面の写真が好きな向きも居るのだろうし、それが多いから渡辺達生もこんなので商売として成り立つのだろう。
被写体によって撮り方を変えず、自分の型に嵌めて事足れりとする遣り方は傲慢だと思うし、それに抗う術を身に付けた女優なりモデルなりを撮らせるなら未だしも、駆け出しの鞘師里保に宛がうってのも理解に苦しむ。

スマイレージ(前田憂佳、和田彩花)
6ページ9カット、撮影は桑島智輝。
メンバー増員かと思いきや、まさかの小川脱退。 釈然としない状況下に有るスマイレージから前田と和田。
事前に脱退時期を知らされていれば、UTBもこう言う顔付けにはしなかったのではないか。
全て、林の中と屋内と、柔らかく光の回るところでの撮影。 少々愁いを帯びた表情を優しく捉えている。
この時期だからこそと言う意図もあると思うが、皮相的なニコパチグラビアの多いスマイレージにとっては、こうした撮影も貴重な経験になっているのではないかと思う。
量的にはほぼ均等だが、質的には些か前田に偏った9カット。 それだけ前田が目を惹く仕事をしていると言う事でも有る。

真野恵里菜
7ページ6カット、見開き1箇所。 佐藤裕之の写真に中野翠涛の書が画賛のようにあしらってある。
中野翠涛の書は、文字通り「添えられて」おり、程がよい。
モデルとしての真野恵里菜の仕事も含めて、元の写真がしっかりしているので、少々悪戯をしても揺るがない。
玉石混淆だが玉多めの誌面の最後を〆る佳品。
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2011-09-05 [長年日記]

_ 「4つの駒 THE FOUR PIECES」

折井あゆみ、ひさびさの舞台出演。
客が折井を裏切ることはままあっても、折井が客を裏切るような仕事をしたことはついぞ無い。
今回も良い役を貰えているようで嬉しい。

「4つの駒 THE FOUR PIECES」

●キャスト

海老澤健次
平田裕香
折井あゆみ
浅倉一男
松下萌子

永沢たかし(磁石)Aキャスト
佐々木優介(磁石)Aキャスト
土谷隼人(ななめ45°)Bキャスト
黒田俊幸(ダブルブッキング)Bキャスト

堀川りょう



9月8日まで、青山円形劇場。
公演の詳細は、折井のブログのこのエントリでどうぞ。

_ 更新情報

コラム的な殴り書き

大姦は忠に似たり

をアップロード。
乱文にて失礼。

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2011-09-07 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 40号

順番は前後するが40号を先に。

有村架純
7ページ10カット、撮影は細野晋司。
如何にも細野晋司らしい10カット。 靡く髪で動きを出しつつ、速いシャッタースピードで被写体のブレは皆無。
良し悪しではなく好みの問題では有るが、動きが有るようでいて止まってしまっている、この「止まり切った」写真と言うのが私は好きではない。
しかし、晴れた日の屋外で撮った割りに表情は柔らかく切り取られており、この辺りは矢張り上手い。 6ページ目が良い。

横山由依
5ページ7カット、撮影は細居幸次郎。
twitter で募った短歌から三首を撰んで添えたグラビア。 これまで見た横山由依のグラビアの中では最良、兎に角引きが強い。

短歌は、このグラビアの為に寄せられたものであり、且つ横山由依に捧げられたものでもある。
認知認知でガツガツする輩ばかり目に付く昨今、こうして無償の行為に頭を捻る連中が多かったことは嬉しかったし、載った短歌は質も高く、AKB48界隈でまだまだ頭を使って遊ぶ余地が有る事が分かったのも収穫であった。

さて、写真そのものの話。
巻頭とは対照的に静的なグラビアなのだけれど、1カットに籠められた時間は量的にも質的にも段違い。 噛めば噛むほどに味わい深い。
撮られ慣れて柔らかい表情が出せるようになって来たとは思っていたが、これ程とは。
未だ一寸抜けたところが有るにはあるが、目線の来ているカットも外したカットも、仮面を被ったような作為的な表情は無く、内側から滲み出るような柔らかさ。
指先にも表情が有るのだけれど、これは大島優子のようなねっとりと絡みつくようなそれではなく、しなやかで強い意志がふとした瞬間に現れたようなもの。
横山由依「らしさ」というものが、撮られた写真にも出せるようになって来た。 眼福。


2011-09-12 塗り絵 [長年日記]

_ 週刊ヤングマガジン 2011 40号

奥仲麻琴
7ページ19カット、撮影は小塚毅之。
この雑誌の塗り絵のようなグラビアには些か辟易していて、余程の事が無い限りは買わなくなってしまったのだけれど、今回はその「余程の事」だったので買ってみた。

ヤングマガジンらしい、青少年のリビドーを刺激することに重きを置いた構成。
ここ半年くらいの間に随分大人びてきた奥仲麻琴と、ヤングマガジン側が描いた絵図との間に齟齬をきたしており、奥仲麻琴の「今」とはかけ離れたグラビア。
先入観抜きにして撮れば、もっと違ったものになっていたのではないか。

以前から漆喰で塗り固めたような肌の描写であったり、おかしな色見であったり、写真と言うより塗り絵に近いグラビアは受け入れ難かったのだけれど、それがカメラマンではなくアートディレクションに係る問題なのではないかと指摘を受けて腑に落ちた。 確かに、誰がどうと撮ってもこうなる。
化学調味料を大量にブチ込んで元の味が分からない感じ。

最初から状況設定の枠に嵌められた中で、奥仲麻琴は与えられた役割も演じつつ、2ページ目の小さな扱いの写真の中では「奥仲麻琴」としての顔も出している。 この辺りは褒めて良い。
然し乍ら、狙いのあからさまな、一と昔前の心交社のようなセンスで組み立てられたグラビアは、講談社として如何なものか。
そして、結果的に良く撮れた写真より、元の構成案上で必要な写真を大きく使うような硬直したセンス。
久しぶりに買ったヤングマガジンは思っていた以上に旧態依然としたものになっていた。

小森美果
4ページ6カット、撮影は飯塚昌太。
こちらも塗り絵グラビア。 生命の息吹が感じられない。
グラビアとなると固まってしまってその不可思議な部分が出て来ず、怪しさだけが出てしまうきらいのある小森だが、今回はそれに塗り絵が拍車を掛けて「白塗りオバケ」みたようなのになってしまったカットすら有る。
そんな中でも1ページ目とか2ページ目上段左などは珍しく柔らかい表情。
このあたりは小森の撮影に臨む際の心の持ちようと、そんな小森を分かった上でどう撮るか、主に後者に係る問題。

手島優
4ページ6カット、撮影は井ノ元浩二。
当節はこうした゜あからさまなモノが流行るのだとは思うが、ヒネリの無さには眩暈がする。
下品な格好をすれば色気が出るとでも思っているのだろうか。 手島優は撮り方次第で随分変わるし、下品さを感じさせずに扇情的な表情を出す事もできる。
素材を矯めて殺した勿体無いグラビア。 これもカメラマンの所為だけとは言い難い。

YM7のやっぱり負けたくない 第19回
高城亜樹に自慢できる趣味を身につけて貰おうと言う企画の前編。 今回はセグウェイとリカンベントタイプの自転車に挑戦。
昨年の週刊プレイボーイは、柏木由紀の人気におんぶにダッコで他の連中は並び大名扱いだったが、今年のヤングマガジンは個々のメンバーと向き合い、それぞれのキャラクターに合わせて企画を組んでくれている。

頭は弱いが運動神経だけは秀でている高城亜樹にセグウェイとリカンベントを宛がうってのも的を射ている。
セグウェイはともかく、多分キュロットなのだとは思うが、リカンベントに股おっぴろげてスカートで乗ると言う恐ろしい図。
これが構図の妙で危なげない写真になっているのは流石。 私が書いている字面ほどの危うさは無さそうに写っている。
そして楽しいことをしている高城亜樹の表情の良さ。 それが印刷の悪いモノクロページの小さな写真で伝わりにくくあるのが瑕だが、良く出来た3ページ。

グラビアの出来はいただけないが、AKB48絡みの企画を読むためなら十分買う価値は有る。

_ 更新情報

コラム的な殴り書き

断末魔

を更新。
照れる平嶋夏海が愛らしかった。

_ 短評

秋の交通安全運動のポスターの大島優子がべら棒。
この手のお役所仕事のポスターはだれがやっても仕事の性格上どうにもならないのだけれど、これは凄まじく良い。
大島優子、つくづく厭な女だと思う。 凄過ぎて褒めようが無く、貶しようも無い。

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2011-09-13 愉しみ方は人夫々 [長年日記]

_ 週刊ヤングマガジン 2011 41号

指原莉乃
7ページ11カット、撮影は中山雅文。
指原が巻頭グラビアと言う事で期待して買ったのだけれど、よりにもよって中山雅文。
例によってダケレオタイプ時代の肖像写真の如く、固まったポーズの静物画のような撮り方。 背景も含めて固まった「死んだ時間」の中で指原莉乃だけが生きており、怪我の功名で見応えの有るグラビアに仕上がっている。
これは悲惨な現場で経験を積んだ指原の現場対応力が、中山雅文の意図を超えて写真を生かしたからだと思う。
歯見せ笑顔が単調なのが瑕だが、他は押し並べて良い表情。

_ 更新情報

コラム的な提言

握手会に行かないという選択肢

をアップロード。

私は突発的な事態を除いて、AKB48では接客イベントに足を向けないので、長らく見ている割に私の顔を知っているメンバーはまず居ないと言って良い。
それでもそれなりに楽しくAKB48を見て来られた。 そう言う愉しみ方も有る。

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2011-09-19 雑味が無い [長年日記]

_ Fairies デビューカウントダウンミニライブ@ラクーア ガーデンステージ

ヴィジョン・ファクトリー(ライジング・プロ)の送り出す7人組ユニットの前煽りイベントの2部を観覧。
1部と2部の間の中途半端な時間に着いてしまったので、暫し客席とスタッフの動きを観察。
1部が14時から、2部が16時半からと言う間延びしたタイムスケジュールだったのは、音楽に合わせて噴き出す噴水の放出が16時からであり、その時間は噴水の音響が優先されるからであるようだ。

噴水の音楽が終わる頃合で前説のスタッフが舞台に上がり、司会を勤めるアンバランスの二人を呼び込む。 伊達や酔狂で長いことやってないのは分かる司会振り。 客や同業者(アイドル)を評した危うい発言は幾つか有ったが、アイドルと言うもの(そして客)を見下げたようなところはなく、ソツの無い仕事。

スタッフはポスターを貼り付けたスチロール板を掲げたり、通行人にチラシを配ったり、それなりに仕事をしており、SUPER☆GIRLSなどでよく見られるような「くっ喋って油売ってるバカ」が居なかったのには感心した。 同じ金が掛かったモノでも、「アイドル屋ごっこ」と「アイドルビジネス」の違いがある。

ミニライブはダンスのみで1曲、歌ありで2曲。 カッコイイに振った More Kiss とカワイイに振った Song for You 。
そんなに高度な事はやっていないのだけれど、構成の妙で「凄そう」に見える。 この辺りはK-POPに通ずる「カキワリ感」。
リズムがはっきりしていて、それに合わせた振り付けなので動きが合わせ易く、合わせ易いから揃って見える、揃って見えるから凄そうに見える。
ダンスに注力した分、歌はおざなり。 力点がはっきりしている・・・と、好意的に解釈。

撮影可なので、前二列はデジカメの砲列。 こんな光景も久し振りに見た。
私も散歩用に持ち歩いていたデジタル一眼を出して撮ってみたが、コレがまた思いの外詰まらない。
前述の通りリズムのはっきりした曲とそれに合わせた振り付けなので、リズムに合わせてシャッターさえ切っていれば、どんな馬鹿が撮っても決めポーズは押さえられる。 なので一定の質の写真にはなるが、そこから先の +α が乗せにくい。
撮っていて詰まらないもう一つの理由は、歌っていないから。 歌っていないと言うか、歌に力点が置かれていないから、動きの正確さにはプラスに働いても動きに情念が乗らない。 何と言うか、釣堀での釣りのような感じ。
私にしか撮れない写真にならなければ、私がシャッターを切る必要は無い。

危なげ無い衣装なので謎が写る気遣いも無いし、誰が撮っても一定の質の送り手の意図に沿った大量の写真が拡散する訳で、広報の一助にはなるのだろう。

演る曲が少ないのと、喋りが拙いのとで、アンバランス主導で握手会までの間繋ぎをひとしきり。 大阪出身のメンバーの居住地域を掘り下げようとするアンバランス山本。「ほら、キタとかミナミとか。」
東西南北の北と南と言う意味合いで言ったのだと思うが、二重の意味で危なかった。

撮る客が多いので客席は比較的大人しく、民間人が指差して嗤うような奇怪な挙動の客が少なかった事もあってか、嘲笑的な通行人には遭遇せず。

よく訓練されていて、可愛く無い娘も居ない、上手く作ったユニットではあると思うが、雑味の無さ加減が私には物足りない。
物足りなくはあるが不快ではなく、雑味が無い方が美味しいと感じる層には受けると思う。

2011-09-25 idiot [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 42号

YJ7(市川美織、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、峯岸みなみ、山内鈴蘭、横山由依)
巻頭グラビア8ページ8カット、撮影は桑島智輝。
集合で始まり、あとは個別で1ページずつ。
左腕を枕にして横たわり、手前側に長い髪をうねらせているのだけれど、何時に無く大人びた表情の市川。
北原は白いファーの上にぺたりと座り、小首傾げて微笑むカット。 上手いこと白く撮ってある。 北原は idiot な感じの表情の方が映えるように思う。
多田は髪をアップにして反り気味に腰掛け、身体の線を綺麗に見せて「大人になりかけのあやうさ」を引き出して貰っている。
山内はウエストアップの立ちポーズ。 腕を背中に廻したのと、小首傾げたのがアクセントとして利いている。
佐藤亜美菜は光を強めに当てて魔法を掛けて貰っていたり、ポーズの妙で肉感的な部分を強調しつつ太く見えないようにしたり、三日目のおでんのちくわぶ見たような感じに写りかねないところを頃合に煮えたはんぺんの如く撮ってある。
横山は柔らかい笑顔の立ちポーズ。 安定して良い。
峯岸は流石の一枚。 横向きの所謂「体育座り」なのだけれど、膝を抱えて前傾した肩口から覗き込むようにこちらを向いており、これがまた良い。

佐藤亜美菜にしても北原里英にしても体形の粗はあるのだけれど、それを隠すのではなくそれを生かすべく工夫して撮って貰えている。
性衝動ではなく、情緒を刺激するグラビア。

YJ7(市川美織、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、峯岸みなみ、山内鈴蘭、横山由依)
巻中グラビア3ページ27カット、撮影は古賀良郎と藤丸修。
花やしきにて撮影。 3ページなのだけれど、手抜きは無く(寧ろ過剰)、揃いのようで揃いで無い白いワンピースと麦藁帽子。 園内で戯れる七人、小雨そぼ降る花やしきの甘苦い思い出を共有できるのは峯岸だけか。
固まった表情とポーズで畏まって写っていないので、佐藤亜美菜が特殊効果で痩せて見えるように撮った訳ではない事も判るし、他の連中も良い表情。
この「良い」は単に可愛らしく撮れていると言う事ではなく、一見可愛らしくない表情まで含めて味わい深く撮れていると言う事。

市川・峯岸対談
9期ともなると、既にAKB48が恒常的にテレビに出るようになってからの世代であるので、AKB48本体ではなくノースリーブスから入ったと語る市川に驚きつつ納得。
峯岸みなみも顔が大きい訳ではないのだけれど、市川と並ぶと矢張り一と回り大きく見えてしまう。

この対談は判っているライターの手による記事なので、牧歌的な市川の口調が文章で再現されており、峯岸と較べて平仮名率が上げてある。
峯岸の与えられた(求められる)役割をこなしすぎるのは気になるが、読み出のある記事。

_ 週刊ヤングマガジン 2011 42号

9ページ、撮影は唐木貴央。
最初のページとオマケピンナップの裏面を地続きにして都合3ページ使った集合で始まり、あとは個別で1ページずつ。
何となく引っ掛かるものがあって考えながら見直すと、グラビアの最初のページである部分、つまり左端の部分に高城亜樹、指原莉乃、河西智美で並んでおり、ピンナップの裏に佐藤すみれ、小森美果、宮崎美穂、竹内美宥。 指原、高城、河西の三人と残りの四人とでは、扱いにあからさまな差がある。
ピンナップの裏面まで使ってグラビアを構成する工夫、枠の中で出来ることをしようとする意気込みは感じられるのだけれど、その「枠」が目先の商売に囚われ過ぎていて、新たな需要を掘り起こそうとまではしていない。
個別写真は一人1ページ、河西と高城と宮崎はバストアップなのだけれど、河西はともかく宮崎と高城に関しては粗を隠して撮った消極性が興醒め。 ただ、この3枚に関しては写真そのものは良く撮れており、消極策ではあるが成功はしている。

しかし、佐藤すみれと小森美果に関しては扱いが雑なのが気になる。
小森が撮りにくいのは判るが、佐藤すみれに関しては撮られ慣れ過ぎたのが時として鼻につくことはあっても、もっと撮り様はあったと思う。

もう一つ鼻についたのは水着に入れた餡子の量。 寄せる肉が有る連中は良いとして、元本が無いところに無理に利息をつけようとした指原莉乃あたりは逆にその貧相が強調されてしまっている。
それがまぁ Justine 的な意味合いにおいて訴求力のある写真になっているのだけれど、これは文字通り怪我の功名。

ヤングマガジンのグラビアは一と言で言って「子供騙し」。 情緒より性衝動を刺激することを第一義に考えて構成されている。
巻末の秋月三佳のグラビアを見て驚くのが、その表情の種類の少なさ。 水着は布地面積の少ないものを取っ替え引っ換え6着使っているが、表情が全て同じ歯見せ笑顔。 肌さえ露出していれば良い下衆な写真、実に酷い。
これに較べればAKB48絡みのグラビアはまだ考えて撮って貰えている(これは対戦企画のページを見ても判る)
この雑誌の性衝動第一主義の縛りの中でよく頑張った、と、褒めておく。

_ 第73回浅草早朝寄席 〜錦魚・談奈二人会〜 (2011年09月18日 浅草東洋館)

月に一遍(ほぼ)東洋館でやっている二人会。 朝っぱらからの会なので寝坊して行かれない月もあるが、憶えていて起きられた月は行くことにしている。

「たらちね」 談奈
噺に入った辺りからあやうさはあったが、つる女が名前の由来を語り始めるところで詰まって端折る荒技。
本人は冷や汗じっとりだと思うが、これを笑いに転化出来るのは流石。
こう言うイレギュラーな部分で起きる笑いも含めたものが生で観る演芸の良さだと私は思う。

「そば清」 錦魚
マクラで先ほどのトチりをちくりと腐したり持ち上げたりしてから噺へ。
考えように(演りように)よっては陰惨な噺なのだけれど、それを重く聴かせないのが良い。

「漫才」 カントリーズ
オーソドックスな東京の漫才。 出だしは重かったが、徐々に笑いも起こるようになり、それで乗ってきたのか尻上がりに面白くなりろ、どっと受けて終わった。
芸歴はまだ浅いそうなのだけれど、先の楽しみなコンビ。

「目黒のさんま」 談奈
こちらもあやうさを孕みながらの一席。
この人は多少危なっかしい時の方が楽しい高座になる。 それが「笑われる芸」ではなく「笑わせる芸」になっているのが面白い。
このあたりが「判っていて且つ温かい客」に愛される所以なのではないかと思う。

朝っぱらからの会にしては中々の入り。 フリの客は前の方に、訳知りは後ろの方に座る傾向があるようで、それは弁当幕に奇禍に遭わぬ為の自衛策なのではないかと思う。
伸び盛りの二つ目二人が合わせて三席演って、おざなりでないゲストも入って500円と言う破格の会。
のんびり行っても入れるのは嬉しいが、もう少し入っても良い。
長く続いて欲しい会の一つである。

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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