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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-12-02 ポツリポツリ [長年日記]

_ 第4回 吉幸・錦魚ふたり会(2011/11/30)

「権助魚」こはる
「家見舞」吉幸
「国訛り」錦魚
<中入り>
「転失気」吉幸
「三年目」錦魚

たのしい会。 観ていて緊張を強いられる大根多より、軽くて楽しい落語を観たいのだと痛感。

こはるさんは男を演じても嘘くささがなく、女を演じてもさらっとしている。 田中真弓が男女どちらでも出来るのと似ている。
野郎にも女子にも人気があるのだけれど、女流なら何でもいい人々以外にもきっちり浸透しているのは強みだと思う。

錦魚さんはなんとなく顔色が悪いような気がしたが、思えば顔色が良いところを見たことが無かった。
昨年は談大さん、今年は家元。 11月は忌月となってしまったが、高座は明るく。
「談志十八番より、「国訛り」でございます。」と胸張って下りちゃう、馬鹿々々しい楽しさ。

ポツリポツリとマクラを振りながら瀬踏みしつつ客席を温め、噺に入ると楽しい空気にして逸らさない。
吉幸さんの落語を観ていると、私がどういう落語を観たい・聴きたいのか、好きなのかがしみじみ解る。

2011-12-03 「コアな客を掴んで放さない強さ」と「S.O.S GIRL」 [長年日記]

_ UTB+ 2012 1月増刊

フレンチ・キス
10ページ14カット、見開き1箇所。 オマケでポスターが付く。 撮影は桑島智輝。
ポスターは両脇の二人が広角レンズの影響で歪曲してしまっているが、表情そのものは良い。
フレンチ・キスでは久々の論評に値するグラビア。 高城の生きた表情を引き出そうとすると、あとの二人の表情も生きてくる。
倉持と高城が柏木を引き立てるのではなく、倉持と高城が映えるようにすると、柏木の輝きが増してくる。

光はまだ強いように思うが、暗くするのではなく色温度を下げる事でもう少し眩しげな表情の硬さを軽減できるのでは無いだろうか。
それが互いを高めるところまでは行っていない恨みはあるが、とりあへずは仲良さげな空気は醸せているので、グラビアとしては成功していると言える。
体形の粗を糊塗せず、「だからこその良さ」を引き出す試みをした事も含めて良かった。
少なくとも高城亜樹に関しては、これまで見た個人のものの中でもグループとして撮られたものの中でも出色。

逢沢りな
7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は西田幸樹。
写真集からのグラビアなので比較的ゆったりじっくり撮って貰っており、表情から仕草から役者として積んだ経験が生きて、上手く大人に成れている。
それが「正体を現さない物足りなさ」に繋がらないのは、写真としての質が高い所為。
最後のカットは思い切った構図。
瞳の中に世界が在り、唇が何かを語り掛ける。 眼福。

剛力彩芽
6ページ7カット、撮影は桑島智輝。
ショートカットでボーイッシュに、ロングのウィッグを付けてガーリィに。
ボーイッシュに撮ると、その特徴ある顔立ちが際立ちすぎてしまう(それが受けている訳ではあるが)のだけれど、ガーリィに撮るとそれが適度に薄まる。

渡辺美優紀(NMB48)
7ページ7カット、撮影は熊谷貫。
漸くこの人の本領が出た感じ。 カメラマンの人選が良かった。
これ迄はカメラと向き合い切れていないようなもどかしさが有ったのだけれど、撮るのが熊谷貫となると余程流して仕事をされない限りは向き合わざるを得ず、それが吉と出た。
まぁ色々と有った訳であるが、それが翳として差さずに表情としての深みになっている。
目線を外したカットでカメラに意識を向け過ぎていたり、まだ物足りないところはあるが、後半4ページで渡辺美優紀にドップリ嵌った客の滑稽なくらいの没入ぶりも腑に落ちる訴求力。
大衆への広範な人気では山本彩に遅れを取るかも知れないが、コアな客を掴んで放さない強さでは渡辺に軍配が上がる。
大器の片鱗が初めて写真として残った記念碑的グラビア。

_ 更新情報

コラム置き場にコラム的ななにか

pre-dia 考

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_ UTB+ 2012 1月増刊 続

多田愛佳
6ページ5カット、見開き1箇所。 撮影はMARCO。
ロケーション、大道具・小道具、衣装からメイクに至るまで、雑誌のグラビア6ページ分だけでは勿体無いくらいに作り込まれており、この手の作り込みを好まない私も感心する出来。
多田愛佳の可憐さと残酷さ、強さと危うさを上手く引き出し、作り込んだ世界に溶け込ませている。

峯岸会談
3ページ2カット、撮影は古賀良郎。
終わってしまったと思っていたらどっこい続いていた峯岸みなみの対談企画。 今回のお相手は指原莉乃。
流石付き合いが深いだけあって、指原莉乃の美点の根幹である「無知の知」について語る峯岸。
峯岸みなみのような訳知りが上げたり下げたりするから指原の右往左往右顧左眄も生きてくる。
この「五公五民」くらいの殺さない匙加減が巧い。
指原の撮られ方が上手くなっていて鼻に付くが、これがあるから群集に埋没しないのだと思う。

島崎遥香
6ページ8カット、撮影は國方大。
衣装やロケーションの70年代的近未来と島崎遥香の生命力の薄さと捉えどころの無い表情が噛み合って、見応えのあるものに仕上がっている。

インタビュー部分の「変わったって言われるけど、変わらないです」。
島崎の語る言葉にも、グラビアで見せる表情と同じく嘘かまことか分からない捉えどころの無さがあり、この「捉えどころが無い」と言う不可視的なものを可視的に示せるところが強みであり魅力なのだと思う。
大島優子は人としては強く、生き物として弱い。
島崎遥香は生き物として弱く、人としても・・・強いのだか弱いのだか良く分からない。
何と言うか、破滅願望を刺激する美形。
夢野久作の「難船小僧」を、美少年に仕立てた島崎遥香で見たい。

FRONT LINE REPORT 1 東京女子流
3ページ2カット、見開き1箇所。 撮影は門嶋淳矢。
歳相応の笑顔で1ページ、見開きで決め顔。
キツ目に写ってしまうことのある庄司芽生が上手く撮って貰っている。
この人たちは歌って踊っているところがまた凄いのだけれど、写真だと伝わりづらい。
PVでのあの表情を切り取ることが出来れば、グラビアでももっと映えると思う。

FRONT LINE REPORT 2 スマイレージ
こちらも3ページ。 見開きで一人ずつ7カット、集合で1ページ。 撮影は門嶋淳矢。
写真の大きさは変わらないが、前田憂佳の影が薄くなり、福田花音の目に力が出て来た。
新規加入メンバーは、まだまだ初年兵の危うさ。
インタビュー部分。 またも変な曲を宛がわれた嘆きを笑いに転化せざるを得ない悲しさ。

2011-12-04 Sombre Dimanche [長年日記]

_ ぱすぽ☆ アルバム発売イベント@たまプラーザ

家でだらだらしているうちに昼になってしまい、泡喰って家を出たものの、電車が遅れたりなんだりで結局時間ぎりぎりの到着。
イベントスペースの場所が分からないのでどうしようかと思ったところに血相変えて駆けていく『血煙高田の馬場』の中山安兵衛みたいな若者。 もしやと思って後をついて行ったらイベントスペースだった。

ステージ前はCD購入時に配られる優先入場券を持った人々で大恐慌の時の東京渡辺銀行の前みたいな事になっており、二階バルコニーも近いところは既に鈴なり。 一寸遠いが観やすい所を確保して開演待ち。

たまプラーザテラス ゲートプラザ1F の「フェスティバルコート」は、石造りの円形ステージ。 さほど広くも無く高くも無いが、ショッピングモールの中庭みたいな感じ。 東急らしく敷地にゆとりを持たせてあるので、埼玉や千葉のショッピングモールとは違い開放感がある。
ステージ後方は子供を遊ばせるための人工芝の広っぱになっているのだけれど、警備のお兄さんが仁王立ちして立ち見はさせないようにしている。 この辺りがユニバーサルの絶望的に駄目なところで、小さい子供を連れた家族を客予備軍として見ていない上に、排除しようとさえしている。
そりゃまぁホイホイ金落としてくれるような甘い客ではないけれど、敢えて印象を悪くするような邪険な扱いをする意味が分からない。
結局、親子連れは遠巻きに観ていた。

定時を少し過ぎた頃合にバラバラとステージに登場。 何時もは楽屋で済ませてくると思うのだけれど、円陣を組んで気合を入れてから「ウハエ」。

全体的に声は枯れ気味だが、動きの切れは良い。
ショッピングモールでは通常コールは禁止になっている筈なのだけれど、客席を執拗に煽る森詩織。 今回は良いらしい。

自己紹介から Hello → GPP → キス=スキ と三曲続けて。 贅沢とは恐ろしいもので、最早三曲続けたくらいでは驚かなくなってしまった。
一々余計なことを入れ込んでくる玉井杏奈が楽しい。 古い演り慣れた曲ほど自由。
曲間の挨拶での「ありがとうございます」に心が篭っていないと駄目出しを食らう槙田紗子のぐにゃりと言い訳する様が可愛い。
マテリアルGirl で一旦〆。

クルーが控え室に向かうや否やアンコールの声が掛かる。 道端の子供を捕まえてアンコールを強いる赤と緑の魔女。
あっという間に戻ってきつつ、アンコールまで煽る森詩織。
SeeYouAgain → 夏空ダッシュ と二曲終わったところで根岸愛、一転して沈んだ声で「むっしゅ(佐久間夏帆)から大事なお知らせがあります」
終演後のアトラクションの案内かと思いきや、年内にて ぱすぽ☆ を辞めるとの発表。
説明は要領を得ないと言うか奥歯にモノの挟まったと言うか、そんな感じでありつつこちらも冷静に話を聞ける精神状態でもなく、なんだかわからないまま。
帰宅したら本人のブログにて「ご報告」のエントリが上がっていた。

この間、客席後方に目をやるとユニバーサルの福田。 スタッフにはスタッフの職域と職分があり、先ずはそれを全うするべきなのだけれど、この人はどうも客とスタッフの立場を使い分けているようなところがある。 だから無駄に高圧的な割りに客に舐められる訳なのであるがそれはさておき。

ぐだぐだに成り掛けつつも、少女飛行で〆。
らしくない、湿っぽい最期だなぁ・・・と思っていたら、Wアンコールで Let it Go!!。 明るい曲でなんとか持ち直して終演。
何故ショッピングモールのイベントで発表するのか、何故この時期に。 なぜ?の嵐 の中帰宅。
文字通りの「暗い日曜日」となった。

_ UTB+ 2012 1月増刊 続々

小川涼
4ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
曇天の新宿西口と、学校と思しき屋内での撮影。11歳とは思えない大人びた表情とスラリとした体形(163cm!!)。 制服っぽい衣装なので少なくとも小学生には見えないのだけれど、ブレサーの弛み方で中身の細さを知る。
この先1~2年の間に大きく変わると思うので、忘れずにチェックして行きたい。

根岸愛(ぱすぽ☆)
6ページ7カット、撮影は藤本和典。
貶すほど悪くは無いが褒めるほど良くも無い出来、モデルがどう撮れば映えるか探る営為が足りない。
根岸愛の顔のパーツの中で色気を担っているのは唇。 上唇の一寸めくれた感じのところが、口を半開きにすると艶かしい。
全体的に清楚な中でのそれが良いアクセントになるのだけれど、口を引き結んだり笑ってしまったりすると上手く引き出せない。
もちろんそれだけで構成してしまうのも良くないのであるが。生かして撮れているのが3ページ目と5ページ目上段のみと言うのは寂しい。
これは撮られる側にもどう撮られると映えるのかについての意識が薄い所為。 どんな表情が武器になるのか判らないまま撮られている。 この辺りの詰めの甘さが「らしく」ある訳でもあるが。
根岸愛は接触系イベントでの白兵戦では無敵に近くて、ツイッターで八千人を相手にしても自在に翻弄できるだけの腕は有るのだけれど、自分の強さについて無自覚と言うか、能力を上手く使えていないのでメディア対応は上手くなかったりもする。 その辺りはまた別項にて。
最後のカットは握手会的アングルから。 こんな感じの角度ではあるが、実際はもっと表情豊か。

小池唯
5ページ8カット、撮影は長野博文。
最新写真集のアザーカットなのだけれど、小池唯はいつもの小池唯で、ただただ可愛らしい。 表情に幅を求めるほうが野暮で、可愛いものをそのままま愛でるべきなのだろう。
今回の見所は、長野が好まない光量過多でどう仕上げているかと言うことに尽きる。
2ページ目上段の夕景の色味が面白い。

鞘師里保
4ページ11カット、撮影は佐藤裕之。
テーマが「東京探索」と言うことで、格子柄の鹿撃ち帽に二重回しに黒の半長靴と言う探偵スタイル、しかしスカートはミニ。 面白い出で立ち。
表情は割りと単調なのだけれど、ディック・ブルーナの描くナインチェ・プラウスのような、岸田劉生の描いた愛娘のような、無表情故に様々な解釈が成り立ち、そして切り取り方次第で如何様にもなる顔立ち。
ダブダブの服も様になっていて、ちょこなんとしゃがんで虫眼鏡を構える図などは何とも言えず良い。
可愛らしくもあり、それでいて芯は強そうでもあり、撮り方一とつで印象の変わる逸材。

鞘師里保 vs 工藤遥
2ページ4カット、撮影は佐藤裕之。
新連載の告知方々2ページ。
当世風美少女の工藤遥と並べると、鞘師里保の特異性が際立つ。

関根梓(アップアップガールズ(仮))
5ページ7カット、撮影は長野博文。
長野博文の撮影手法との相性が良かったのか、単調ながら適度に肩の力が抜けた表情。
3ページ目の膝立ちしたカットは人の悪い撮り方なのだけれど、目の付け所は良い。
粗は隠すのではなく、どう見せるか。

矢島舞美
6ページ8カット、見開き1箇所。 撮影は佐藤裕之。
最新写真集からのグラビア。 気が付いたら随分と大人びていたのだけれど、その理由がインタビューで語られている。
今回のグラビアで特筆すべきはこのインタビューの内容の深さ。
写真を撮る人撮られる人、とくに撮られる人には一読をお奨めする。

真野恵里菜
6ページ8カット、撮影は栗山周作。
多忙さからか一寸窶れ気味で目の下に隈の棚田が出来ていたりもするのだけれど、良い仕事に恵まれている充実感からか表情は明るい。
例の写真集も増刷が決まったとのこと。 良いものが売れるのは、矢張り嬉しい。

2011-12-11 最後の2カット [長年日記]

_ フォトテクニックデジタル 2011 12月号

竹達彩奈
11ページ9カット、見開き2箇所。 撮影は根元好伸。
グラビアそのものの前に、使われた小道具について苦言。
竹達彩奈が主役の声をあてているアニメにちなんでローライ35S(sonnar 40mm/f2.8付)を持たせているのだけれど、小さいながらも500g近くあるカメラに(しかも親の形見)こんな糸みたいなストラップは常識的に考えて使わない。
持ち方・構え方がなっちゃいないとか、そう言うところを突付くのは野暮だが、これはいただけない。
「親の形見とは言え目測式のカメラを初心者が使うか」との疑問を呈する向きもあるようだが、それは筋違い。40mmなら目測でもピントはそう外さないし、とりあへず露出計さえ狂っていなければ写る。
かく言う私も、中学で写真部に入り、最初に自分のものになったカメラはローライ35を参考に開発されたと思われるペトリカラー35(性能はほぼ同じだが格段に使いやすくはある)であった。 ただ、経験則から言って、距離計は欲しくなる。 私も最初に買ったアクセサリーは距離計であった。

閑話休題、グラビアの話。
屋内、昼間の屋外、夜の屋外で衣装も変えて3パターン。 これは良いのだけれど、ロケーションにあわせて表情も3パターン、これはいただけない。 特に昼間の屋外は、ほぼ同じ表情に終始。
そんな訳で前半は典型的な「声優グラビア」。 主たる被写体である竹達彩奈は全く以って詰まらないのだけれど、水平垂直に囚われ過ぎない構図の切り方、(ボケで情報を飛ばし過ぎるきらいはあるが)背景の描く線を画面構成に生かす根元好伸の仕事の部分は面白い。

どうにもこうにも詰まらなかった竹達彩奈の表情が、最後の2カットでガラリと変わる。
日が落ちた海辺の街の、スカートが風で靡いてブレるくらいの吹き降りの中で撮影。 表情は硬いが、これまでとは打って変わって目が生きている。
このあたりはカメラマンたる根元好伸ではなく、編集部の判断なのではないかと思われるが、ニコパチの温いグラビアで終わらせないところに写真技術誌としての矜持を見た。
根元好伸の写真に関しては、これまであまり面白いと思った事はなかったのだけれど、このグラビアで印象を新たに。

有村架純
6ページ6カット、撮影は長野博文。
天気が悪かった訳でも無さそうだが、今回はスタジオ中心に。
3カット目5カット目あたり、自然に見せようとする不自然な作為が強すぎるように感じられて興醒め。
破綻は無く、貶すところも特に無いのだけれど、何等の感興も催さない。

仲川遥香
6ページ6カット、撮影は関純一。
小学生男子のようだった仲川が、まがりなりにも女の子として写っているのが感慨深い。
相変わらず笑うと似た様な表情になってしまうのは疵だが、黙って突っ立っていればそれなりに絵になる。
問題は何か指示を出すと忠実に従おうとした表情になってしまうこと。 

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 01号

YM7(小森美果、指原莉乃、佐藤すみれ、高城亜樹、竹内美宥、宮崎美穂)
7ページ7カット、撮影は桑島智輝。
集合で1カット、個別で1カットずつ(河西智美は病欠)。
当たり外れの大きい高城や小森も大当たりではないがそれなりに。
そんな中目を惹くのが指原莉乃。 ただしゃがんでいるだけで絵になる。

YJ7(市川美織、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、峯岸みなみ、山内鈴蘭、横山由依)
集合で1ページ、2人3人2人で1ページずつ。
光は強めなのだけれど、ストロボで撮ったからか眩しげな硬直は無く、表情は生きている。
北原里英が久し振りに良い表情。
撮影手法との相性も有ると思うが、今回の YJ7 では出色。 こう言う北原が見たかった。
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2011-12-17 前ピン祭り [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 02号

AKB48(篠田麻里子、藤江れいな、峯岸みなみ)
7ページ10カット、撮影は門嶋淳矢。
集合で1カット、あとは見開きで一人2ページ3カット。 篠田と峯岸の撮られ方、カメラの前に自分を晒すことの巧さが際立つ。 藤江はそのあたりが未だ拙く、それはブレザーを掴む指の硬さだったり、ぬいぐるみに抱きつく姿のぎこちなさだったり、頑張っているのは判るが見劣りする。
藤江れいなの幸運は、テレビや雑誌に出られることそのものではなく、こうして仕事の出来る先輩と同じ現場で仕事が出来ること、お手本と自分の仕事の差を較べて見られることではないかと思う。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 03号

岡本玲
7ページ22カット、撮影は宮坂浩見。
フレンチ・キスのグラビアは惨憺たるものであった宮坂浩見だが、今回は幾分マシな出来。 しかしこれはモデルの力量に拠るところ大であり、技術的にはやはり拙い。
癖なのだと思うが、全体的に前ピン。 多少絞って深度でなんとかしているが、小さいものでは誤魔化せても、大伸ばしにすると粗が出る。 写真を撰んで並べる人の苦労たるや如何ばかりか。
モデルが岡本玲だったから成立したグラビアなのだけれど、逆に言うと岡本玲を生かしきれておらず、即物的に撮り過ぎて似たような歯見せ笑顔がズラリ。
宮坂浩見、女の子を撮る仕事は受けない方が良いだろう。

佐藤亜美菜
5ページ8カット、撮影は山口勝巳。
まぁリアリズムとは別のところにある詐術に近い手法で撮られているのだけれど、全くの虚構には見えないのは佐藤亜美菜もそれなりに絞れたと言う事なのだろう。
殊更隠していないのにそれほど太く見せない、無理難題を押し付けられた時の山口勝巳の腕の冴えを堪能。

_ 更新情報

コラム的ななにか

小林香菜の夜景検定合格を言祝ぐ

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2011-12-18 克己心と快楽主義 [長年日記]

_ MARIKO magazine

篠田麻里子責任編集のファッション誌の体裁で作られたムック。 ファッションに関しては全くの不調法なので(ファッショは得意科目なのだけれど)、私にとっては興味の無い部分もよく判らない部分もあったが、全体的に面白く拝見。
私の美意識に照らすと「なんだこりゃ」な写真も散見されるが、それを差っ引いても980円払うだけの価値はある一冊。

先ず、表紙をめくると目に飛び込んでくるエッフェル塔を借景にした写真に唸る。 ファッション写真の文法に則って服そのものを見せつつ、「篠田麻里子が着ている」ことも判らせる写真。

ロンドンロケの部分は41~42ページ辺りの不可解なピンボケ写真を除けば概ね面白く、30~31ページの見開き、37ページのガラス越しのカット、41ページのバストアップのカットなどは見応えが有る。

86ページからの、オードリー・ヘプバーン出演作の衣装をアレンジした写真も良い。
映画そのままではなく、篠田が着て映えるようにアレンジを加え、シンプルなグレーバックで撮っているのだけれど、きっちりした仕事。

終盤のインタビューは内容も濃いが写真も良い。 一冊の中から一枚選べと言われたら、137ページの机に凭れたようなカット。 これは私の理想のポートレートに近い。

それで〆ずにカレーレシピとお奨めのお店紹介で4ページ、占いで2ページ。

集英社に近いからか、お奨めのお店は4軒中2軒が神保町なのだけれど、共栄堂でもキッチン南海でも(ましてや「まんてん」でも)なく、ボンディとペルソナであるところに、我々と篠田の間に横たわる暗くて深い川があるのだと思う。
三食カレーでも良いと言う篠田が紹介するカレーのレシピも、食べると健康でいられそうな克己心と快楽主義のバランスの上にあるもので、このあたりに私が篠田を好きだけれど嫌いで、嫌いだけれど好きな理由の一つが有るのではないかと思う。

念の為書いておくが、この本の中で篠田の仕事について貶すところは一つも無い。
本としての出来も非常に良く、似たような体裁でも、大駄作のやっつけ仕事であった「わがままガールフレンド」(汚点と言ってもよいだろう)と較べると、格段に良心的な作り。
末永く書架に置きたい一冊。

_ 第76回 浅草早朝寄席

「山号寺号」錦魚
「藪医者」談奈
「物真似漫談」名和美代児
(略)
「三年目」錦魚

根多出しで「時そば」だった談奈さんは間に合わなかったそうで、「藪医者」。 笑いどころの多い「時そば」よりも、「藪医者」のような笑いどころの少ないどうでも良い下らない噺を淡々と演る談奈さんが私は見たい。
名和美代児先生は素人寄席の思い出から懐かしい師匠連の声色。 「何を喋ってるのか判らない志ん生の真似」は流石であった。

2011-12-24 十大ニュース [長年日記]

_ 立川らく里の会 ~らく里の道も一歩から~(第九里)

ももいろクローバーへの嵌まり方が尋常ではないことにかけては落語界一でしないかと思われる、立川らく里さんの落語会。 開口一番に「二つ目に一番近い男」立川吉笑さん、ゲストは「砂町の爆笑王」春風亭鯉枝師匠。

「狸の恩返し過ぎ」吉笑
leftお馴染み狸の噺。 あっと言う間に借金の返済まで進んでしまい、どうなるかと思ったらそこから先が面白い。

「立川流 十大ニュース」「藪医者」らく里
left
十大ニュースの一位は「立川らく里 ももいろクローバーに嵌る。」でした。

「実戦自動車教習所」鯉枝
left
近況(お尻におできが出来て入院した話)などから「実戦自動車教習所」。
教官が「バカヤロー!」と叫ぶたびに客席がどうかしているくらいに笑いこける。 圧巻。

「羽団扇」らく里
left
「天狗裁き」ではなく「羽団扇」を演るのがらく里さんらしい。
笑いどころは少ないが、不思議な気分になる噺。

久し振りに高座を撮らせてもらったが、確実に下手糞になっていて申し訳ない。
勘が鈍っている。

他の写真は
立川らく里_04
春風亭鯉枝
立川吉笑_01
この辺に。

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# laebrujgbo [nowazqfusj, <a href="http://www.uxowuauxuk.com">omuowmvubn..]


2011-12-25 黒い瞳 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 04・05合併号

AKB48 SKE48 NMB48
AKB48から指原莉乃と島崎遥香、SKE48から木本花音と高柳明音、NMB48から山本彩と渡辺美優紀。 一人1ページ1カットで計6ページ、撮影は桑島智輝。
「未来のエース」と銘打っての6人なのだけれど、高柳明音はエースと言うより大黒柱なので人選には疑問が残る。 「では、誰を」となると、私も困るのであるが、そこは敢えて松村香織でお願いしたい。

その高柳、写真の方は面白く仕上がっている。
この人は大体に於いて写真映りが芳しくなくて、中々上手く行かないのだけれど、トレードマークの浅草海苔を斜めに貼り付けたような前髪は手付かずだが、編みこんで輪郭をすっきりさせたり、毛先を巻いてみたり、どうすれば映えるかについて知恵が絞られている。
また同業他誌への苦言になってしまうのだけれど、人気のある娘を連れてきて載せときゃ良いだろくらいの安直なグラビアが多過ぎる。 素材以上に仕立ててナンボだと私は思うのだけれど、素材の持ち味を引き出そうとする営為が感じられないものを良く目にする。 もはや論評する気にもならない。

高柳も高柳で「いつもの髪型」に拘泥し過ぎていて、どうすれば映えるかを閑却しているところがある。 ステージではともかくとして、グラビアではもう少し柔軟に髪型を変えてみた方が良い。
高柳の為なら一と肌も二た肌も脱ごうと言う仲間は十指に余る訳で、知恵の一つ二つ拝借すれば、格段に良くなる。

山本彩はどこで見てもハズレらしいハズレが無いのだけれど、今回も必要にして十分な出来。 いつ見てもハズレは無いが、いつも同じでは無いところがまた凄い。

木本花音は構えてしまうとその可憐さが三割引くらいになってしまう。 今回も幾分安売りした感じ。
気を許した仲間に撮られた時に見せるふわりとした笑顔を出せればまた変わって来るのだけれど、まだカメラの前に素で立てていない。

渡辺美優紀はまたしてもぼんやりした写真。
かつての戸島花がそうであったように、生で見ないと伝わりづらいのは確かなのであるが、どうすれは時折見せる蟲惑的な表情を写真として固定出来るだろうか。

○の中に顔写真が有る渡辺麻友を入れて7人並んだ真ン中に置いてもっともらしい顔をさせても違和感の無い指原莉乃。
巻頭グラビアの1ページ目は表紙よりもさらに良い表情。
指原は不当に下に見られて蔑まれることも多いのだけれど、そう言う連中にこそ見せたいグラビア。
女ってなぁ化けるな、おっかないな・・・と、指原を見ていてつくづく思う。

さて、島崎遥香。 グラビアの向こう側とこちら側、彼岸と此岸を繋ぐように撮る桑島智輝の小技も利いて「何かが始まってしまう」写真に。
この写真を手許に置けるだけでも、330円払う価値は有る。

丸襟、長袖、洗い晒しのブラウス。 プレーンノットでゆるく結んだ紺のタイ。 着乱れている訳でもなく、逆光ではあるが透けている訳でもなく、明示された蟲惑は無いのだけれど、机の端に置いた右手、しどけなくこちらに伸ばされた左手、レンズの向こう(つまり「こちら」)を直視する瞳。 さまざまな要素が複合的に働いて、見るものの感情に侵蝕して来る。
諸国諸大名は弓矢で殺す。 島崎遥香は目で殺す。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 04・05合併号 続

NEW シンデレラを決めよう!!
テレビ東京のドラマに連動したオーディショングラビア。 一人1ページ2カットで7ページ、撮影は栗山秀作。
野戦病院の外科手術のような、素早く見切って撮って行くグラビア。
カメラマンの側の試行錯誤が限られる分、モデルの側の見せ方の巧拙が出やすいのだけれど、「胸さえ寄せときゃダボハゼが食い付くだろ」くらいのあざといポーズが多いのが気になる。
そんな中でも今井杏南の表情と桜井未来のポージングが面白かった。

まゆゆ漫画家計画 第12回
いつものようにカラー1ページ1カット、モノクロでインタビュー1ページ、漫画本編2ページ。 グラビア部分の撮影は門嶋淳矢。
前回原稿を落としての仕切り直しなのだけれど、今回も締め切りに間に合わず延ばしてなんとかして来ているのだけれど、まゆゆ先生の興味が2次元から2.5次元へ移行しつつある、ましてAKB48のみならず派生ユニットでも中核を担わざるを得ない現状に於いては、不定期の連載でも難しくなっているのかもしれない。
然しながら漫画を描く腕は更に上がっており、抜いたコマと描き込んだコマのメリハリも良く、オタもしっかりしている。グラビアも1ページ乍ら漫画に合わせて作り込んだもので、このまま終わらせるのは惜しい連載。

仮面ライダーGIRLS
企画グラビア5ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
企画グラビアとしては良く出来ている。

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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