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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2012-05-06 イニシエーション [長年日記]

_ UTB+ 2012 5月増刊 続

吉永淳
4ページ4カット、撮影は栗山秀作。
役では無い自分でカメラの前に立ってどう振舞ったら良いのか、未だ分かっていないようでは有るが、役者を撮らせると上手い栗山秀作が何とかした感じ。
1カット目が素直で良い。 この表情でカメラの前に立てれば、どうにかなって行くのではないかと思う。

山崎紘菜
4ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
面白い撮り方。 風景の中に建物や樹木・稜線などで線を描き、その前にモデルを立たせて画面を構成。
そう撮っても埋没しない個性の光を、モデルが放っているからこそ可能な取り方。
一寸頬が上気したような3ページ目に惹かれる。

小池唯
6ページ8カット、撮影は長野博文。
水着グラビアだがロケ地が川と里山と言う珍しいロケーション。
背景の緑を肌に写して面白い色味。
暫く見ない間に小池唯の表情の種類と諧調が増えていた。 一年間主役を張るドラマで取られ続けるとこうも変わるものなのか。

目線を外して意識だけを向けたり、カメラと向き合う角度に変化をつけて見たり。目から鱗の6カット。
さんざっぱら「小池唯のグラビアは詰まらない」と書いてきたような気もするが、もはや呉下の阿蒙ではなかった。

宮本佳林(ハロプロ研修生)
5ページ7カット、撮影は熊谷貫。

研究生とか研修生とか言うものを抱えた束モノの嚆矢は TPD ではなかったかと思うが、TPD の研修生がそうであった様に、今後10年くらいのプレアイドル業界を下支えするのはAKB48やハロプロので下積みの苦労をした連中になっていくのではないだろうか。

閑話休題、宮本の話。
見るからにガチガチで指示を出したところでどうにかなる物でも無いことは自明。 とりあへず身体を動かさせて余計なことを考えさせないようにして撮ったカットのみ、表情が生きている。
カメラと正対させると怯えたような表情になってしまうが、妙につくった顔をされるよりは良い。 怯えたなりに宮本佳林の「今」が切り取れている。

詰まらない被写体をよんどころなく撮ったときの熊谷貫は、時として必要最低限の仕事しかしない事があるが、今回はそんな事も無く試行錯誤を重ねているので、熊谷としてもそれなりに面白い仕事だったのではなかろうか。

飯窪春菜
5ページ6カット、撮影は桑島智輝。
熊谷貫とは対照的にモデルを動かさずに撮っている。
研修生と正規メンバーの差なのか、カメラの前でも物怖じせずにレンズを直視できている。 笑顔が硬いのは瑕だが、それ以外には特に貶すところも無く。
そこにあるもので上手く纏めて撮る、桑島智輝らしいグラビア。

鈴木愛理×真野恵里菜
6ページ6カット、撮影は西田幸樹。
スタジオでの西田幸樹、一寸光が強いようにも思えるのだけれど、表情が死なないギリギリの線ではある。
こうして並べて見ると、モデルとしても魅力的な二人の撮られ方の違いが見えてくる。
真野恵里菜はやはり役者で、一本筋が通っている。

川口春奈
写真集のアザーカットで7ページ9カット、撮影は長野博文。
石垣島と故郷の福江島での撮影とのことであるが、家族や親族の前でも撮影したようで、長野博文の一種異様な撮影風景が身内の前でも展開されたかと思うと、面白いような面白くないような。

水着多めだが、寧ろそれ以外の写真、例えば歯磨きをしているカットなどが良い。

_ UTB 2012 6月号

NMB48(山本彩、城恵理子、谷川愛梨、小笠原茉由、渡辺美優紀、山田菜々)
14ページ16カット、撮影は MARCO 。
集合で2ページ4カット、あとは一人2ページずつ。 スタジオ撮影のファッション写真的水着グラビア。
仰向けに寝かせると、どんな美形でも人相が変わって(崩れて)しまう。 なので私は好まないのだけれど、あえて貶すほど崩れてもいないので、これはこれで良いのだろう。

吉川友
7ページ7カット、撮影は西田幸樹。
接客に於ける親密さと取っ付き易さがアイドルとして売れる為の必要条件になってしまっている現在に於いて、こうしたサバサバしていつつも神々しい美人と言うのもマイナス要因になり兼ねないのだけれど、グラビアの出来は相変わらず良い。
6カット目、水の中に浮かんで顔だけ出しているカットが特に良い。

橋本愛
6ページ6カット、撮影は熊谷貫。
髪をバッサリと切る前後の姿を追ったグラビア。
衣装をフェミニンなものからボーイッシュなものに着替えることでアクセントを付けているが

切る前 → 切った直後 → 切った後

で顔つきまで変わって行く。
モデルの感情の深層まで抉り出すように撮り、敢えて抉り出させているこの関係性。 カメラマンとモデルの関係として考えると幸福だが、切ない。

百田夏菜子
6ページ9カット、撮影は Takeo Dec.
可も無く不可も無い出来ではあるが、ももクロのグラビアは必ずと言って良いほど奇を衒った挙句に失敗しているので、それに較べれば格段に良い。

倉持明日香
6ページ6カットの水着グラビア、撮影は桑島智輝。
古代エジプトみたような輪郭強調アイメイクが恐いのと、臍を隠したカットが多すぎるのが先ず気になる。
AKB48にユニットは数あれど、フレンチ・キスほど売れている割に切磋琢磨より複合汚染の印象の強いものは無い。
柏木由紀のグラビアでもよく見る光景なのだけれど、扇情的なポーズと作り笑顔ばかりで構成されたグラビア。
肉だけ大盛りんなってりゃ喰い付くチョロい客ばかり相手にしているから進歩も成長も無い。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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