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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2012-07-01 パンドラの匣に底に光る希望の芽のようなもの [長年日記]

_ 「 スクールガールジャパン 」

新宿のペンタックスフォーラムに於いて開催中の、小林幹幸のライフワークと言っても良いであろう制服女子の連作を散りばめた写真展を見て来た。

これまでに撮り貯めたものと、震災後に宮城県内を中心に撮りおろしたテクプリ関連で10枚。

旧作は見たことのある写真も多く、大きさに圧倒されつつも冷静に見ることが出来たが、テクプリを撮った10枚で感情を持って行かれた。
津波に破壊された学校の前、そして荒れ果てた音楽室の中で始まり、朝焼けの石巻駅のホームを歩いて行く後姿と桜の蕾の前に佇む写真で〆ている。
開けられてしまったパンドラの匣からありとあらゆる災厄が飛び出してしまったあとで、底に光る希望の芽のようなものが写し撮られていた。

旧作で目を惹いたのは、畏怖すら感じる気品漂う三吉彩花、温暖湿潤気候の齎すねっとりとした空気の中で撮った広瀬アリス、煽情的なグラビアでは見られない柔らかな笑顔の逢沢りな。

オンライン写真展で何枚か見られるので、遠隔地の方はこちらで雰囲気だけでも。
7/9(月)まで。

_ オトメ☆コーポレーション 「事業計画」発売記念 インストアイベント

バニラビーンズの過剰摂取が健康に影響を及ぼす懸念があったので、一寸横道に逸れて亀戸サンストリートへ。
碌に調べずに行ったので現場に着いてから知ったが、ゲストで リル・クミン と Marry Doll の二た組。

リル・クミン
着いた頃にはリル・クミンが始まっていた。 本人達も「デビューしてまだ三日なので、一曲歌うと息が上がっちゃうんです」と語っていたが、歌も喋りも覚束無く危なっかしい。 具体性のまったく無い告知が面白い。
しかし衣装はちゃんとしていた。 唯一ちゃんとしていたのが衣装。
当世流行りの色分け衣装。 ざっくりと印象を書くと、黄色ははっちゃけ水着隊系、白は京塚昌子系、赤はルー・フィン・チャウ系。

Marry Doll
事前に耳に入っていた情報が「客が柵を破壊」「客が風疹を媒介」とか物騒なものだったので、恐れ戦きつつ見たのだけれど、会場側からのコール禁止のお達しが有った所為か暴れる客も騒ぐ客もおらず、平和裏に進行。
前日まで北京で営業だったとか。 そんな事もあってか衣装のくたびれ加減が気になる。
中にもう一枚着ているので事故には至らないものの、チューブトップ的なものが上から下から狭まっていくのには冷や冷やした。

場数踏んでいるだけあって客あしらいは巧く、歌も上手いが、それの見せ方はうまくない。
その辺りの野暮ったさを魅力に転化出来得るかどうか。

オトメ☆コーポレーション
東京で活動しつつ、伊那市の観光大使を務める OLギミック のアイドル。
コンセプトを盛り込みすぎた二股膏薬感が前提としてあったので第一印象は良くなかったし、リーダーのネットリした営業トークにも当てられて中盤までは秋葉原を蹴った後悔の念に苛まれつつ見ていたが、視点を変えたら拾い物だった。
振り付けが単調で変化に乏しいのは瑕だが、動きそのものには切れがあり、歌も上手く表情も生きている。
特に真ん中の人は喋っている時は自信無さげなのだが歌い始めると豹変。 ここに視点を固定したら印象が黒から白へ。

よく調べずにオトメ☆コーポーレーションを見に行ったらリル・クミンが出てきて、あっけにとられているうちにMarry Dollが出てきて、呆然としているうちにオトメ☆コーポーレーションが出てきて、混乱しているうちに日が暮れていたのだけれど、反芻咀嚼してみるとそれなりに楽しくはあった。

_ バニラビーンズ“ノンセクション”発売直前インストアイベント(2回目)

原宿KDDIデザイニングスタジオにて、発売直前の予約イベント。
2回目の始まる20分くらい前に着いたのだけれど、裏で大規模アイドルイベントが有る割りにまずまずの集客。

三回廻しの2回目は、例によってミニライブ&トークショー。 月刊NEOバニラビーンズの表紙で着ている後ろ身頃がレース状に透けたカーディガンにスカート。
本人達も話していたが、Aラインのワンピース以外でのライブは初めてとのこと。 袖のある柔らかい布地の服なので、動きに合わせて身体の線が出るのだけれど、こうして見ると実にどうも細さが際立つ。 髪飾りが無いからかキノコ担当は髪を耳挟みにしていて軽やか。

トークショーで出た写真集に関する質問「(写真集の撮影で使った中で)一番気に入った靴は何ですか?」には、レナがジュゼッペ・ザノッティの黒のピンヒール、リサはシャネルの白と黒のオープントゥのブーツと答えていた。
相変わらず司会者要らずの座持ち。 

_ バニラビーンズ“ノンセクション”発売直前インストアイベント(3回目)

3回目は7thシングル「ノンセクション」の私服。 白いハット付きの白いワンピース。
「ベイビィ・ポータブル・ロック」「恋のセオリー」「チョコミントフレーバータイム」「ひとつのうた」の4曲、合間のお喋りもたっぷりと。

いつもと視点を変えて、二人の動きが見比べられる位置から見たのだけれど、レナの動きの美しさに磨きが掛かっていた。 どんな振り付けでも、すぅーっと動いてピタリと止まる。
動かす力、止める力、止めたところから逆に動かす力、全てにゆとりが有るので客席への目配りも行き届き、表情も柔らか。
伊達の筋肉ではなく、必要に迫られて付いた筋肉なので、しなやかで細いまま引き締まっている。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2012-07-03 繁忙期 明日は明日の 風が吹く [長年日記]

_ バニラビーンズ“ノンセクション”インストアイベント(タワーレコード渋谷店B1)

締め切り・納期等が重なっててんやわんやの繁忙期。 今日出来ることは明日に延ばして渋谷へ。
タワレコ名物レジ前行列に巻き込まれたりしつつ、店員が巡回してバニラビーンズ目当ての客を誘導していたのでなんとか時間前には会場に入ることが出来た。

平日の夜にしてはまずまずの入り。 開演が七時半なのだけれど、とりあへず働いてはいそうな客層だったので妥当な線。
定時で逃げ出してなんとか間に合って、一寸残業したくらいの時間に衣服の乱れもなく帰れるので、所帯持ちの宮仕えにも優しい。
上手から見ることが多いのだけれど、日曜に下手から見た視界が新鮮だったので今日も下手から。
横に二人並んだ状態で見るより斜交いに見たほうが、振り付けの解釈や動きの質の違いが判り易い。 客を目配りで殺しに掛からないので、正面に陣取らないほうが気楽に見られると言うのもある。

一曲目が「LOVE&HATE」で驚く。 オープンスペースでのイベントとは違い、目当てで来た訳知り向けのセットリスト。 先日のワンマンライブの成功が生きている。
「LOVE&HATE」も発売当時は「ナンダコリャ?全然北欧じゃねぇ!!」(≒タンバリンスタジオ的な音造りじゃない)とムカッ腹を立てたりしたものだが、今こうして聴くと悪くない。
PVと写真集(ブックレット)には言いたい事・書きたい事も有るが、曲そのものは良い。 今日は演らなかったが、カップリングの「秘密」はオケだけでも繰り返し聴きたくなる佳曲。

アンコールは写真集の表紙の衣装で「君は僕を知ってる」。
忌野清志郎の歌い方とはまるで別物だが、その分物真似感は無く、曲に籠められた精神を換骨奪胎して自家薬籠中の物には出来ていた。
曲としての好みは分かれると思うが、良いカバーではある。 オケの作りの良さもあるが、コピーではなく、ちゃんとカバーになっていた。

シングルリリースの度に、こうして面白いものを見せて(聴かせて)くれるのも嬉しい。
幸せな気分で帰宅。
明日からも日曜まで怒濤のインストアイベント攻勢なのであるが、さてはて何回観られますやら。


2012-07-08 バニラビーンズ三昧の週末 [長年日記]

_ バニラビーンズ「ノンセクション」インストアイベント(山野楽器成城コルティー店)

小田急線成城学園前駅に繋がる商業施設の二階、吹き抜けになった小体なイベントスペースでのライブ。
小田急や東急沿線のこうしたショッピングモールは、建物の構造も入っている店舗の種類も(客筋も)郊外型のそれとは異なる。 所得と学歴の差なのだと思うが、自分の知らないものを「知らない」と言う理由に於いて馬鹿にして掛かる傾向が少なく、一旦足を止めたら最後まで見て行く人も多かった。

外ハネ担当のリサが昨年まで成城大に在学していたので、御学友と思しき女性客もちらほら。
在学中は休日に来たことはあまり無かったとのことで、人が多いことに驚いていた。 四階のグランファミーユ・シェ松尾には、よくランチを食べに来ていたそうで、このあたりの「らしい」エピソードも微笑ましく。

土地柄に合わせてか「トキノカケラ」「ノンセクション」「エルスカディ」とお洒落系の三曲。 スピーカーからの出力も上品。
暗黙のドレスコードと言うか、普段は長年の洗濯で布地が透けかけたようなヨレヨレのティーシャツを着ているような客もとりあへず襟付きのシャツを着て来ており、手拍子メインで振りコピーは控え目。
同調圧力が掛かったのではなく、「りさこさまの地元(・・・の、ようなもの)」「りさこさまに恥はかかせられない」・・・と言う各自の判断が結果的に同調したのではないかと思う。
優先観覧スペースに椅子が並び、その周りに人垣。

天井が半透明で、曇ってはいたが自然光が柔らかく廻り、それに色温度高めのスポットライトが三階から2灯。 光線の加減で、二人が動くたびに白いワンピースの陰翳が身体の線を美しく描き出していた。
この辺りが件の写真集に不足している「品のある色気」なのだけれど、それについては別項にて。 スカートの丈を詰めたり、襟刳りを深くすれば良いと言うものではないのである。

或る程度売れないと、また売れ過ぎてしまってもこうした小規模商業スペースではイベントを打てない。
かつて通った大学の在る街への凱旋と言う祝祭感も心地良いイベントであった。

「追記」
新宿は見ても見なくても後悔は薄そうだったが、成城だけは見ておきたかったので、諸事多端の中、一寸無理をして遠出をしてみた。
「バニラビーンズを売りたい」と言う客の総意が、同調圧力ではなく個々の自由意志の同調と言う形で現れていたように思う。
良いものだから売れるとは限らないのは世の常であるが、良いものであるだけに売れて欲しいと切に思う。


2012-07-13 おいてけ堀 [長年日記]

_ 第五回『吉幸&らく里のハノイハノイナイト』(2012/07/10)

北千住の路地裏、三軒長屋の端でやっているベトナム料理店での落語会。
良く言えば和室、割った話が二階の茶の間に仮の高座を設えての会なので、毎回ほほ満員だが最大で12人(詰めればもう少し)の小ぢんまりしたもの。 それがまた良い。

「たがや」らく里
「野晒し」吉幸

らく里さんは夏らしく「たがや」、吉幸さんは「野晒し」を端折らずみっちりと。
吉幸さんはここのところ意欲的で、なんだか凄いのを見せて貰っている。

二席終わってユーストリーム配信されるトークショー的な打ち上げ。 生春巻やらゴイ(甘酢和えのサラダ的なもの)やらバインミー(柔らかめのバゲットで作ったサンドウィッチ)などをパク付きながら痛飲。 つまみが旨いので酒が進む進む。
鎌ケ谷から来たというお客さんが居たのだけれど、話の遣り取りの中で何かに気付いたらく里さんが「あなた KGY40Jr. の皮茶パパさんじゃありませんか?」
果たしてそうであって、そこから落語方面の客にはおいてけ堀を喰らわして暫しアイドル談義。
色んな意味で有意義な落語会であった。

_ 更新情報

書きっぱなしで忘れていたが、コラム的な何か

AKB48で『菅原伝授手習鑑』

をアップロード。

匂ひをこせよ。


2012-07-16 無能と無責任 [長年日記]

_ ヤングガンガン 2012 14号

SUPER☆GiRLS(志村理佳、後藤彩、前島亜美、宮﨑理奈、八坂沙織)
巻頭グラビア8ページ、撮影は西條彰仁。 「ビキニでサマーキャンプ」と言う設定。
一人1ページ、後は集合で2ページ、細かい写真の寄せ集めで1ページ。 時間の無い中、様々な角度・間合いから撮っていて、西條彰仁の苦心惨憺が窺い知れるのだけれど、上がりが良すぎて編集者が撰べていない。
大きいサイズで八点並べれば見応えもあり視覚的効果も大きいのに、撰ぶことを放棄して小さく大量に並べて誤魔化した気になっている。
編集者の無能と無責任の所為で散漫な印象にはなっているが、写真そのものは良く撮れている。

鈴木ちなみ
6ページ11カット、撮影は樂満直城。
水着は集英社の独占らしく、水着にならずに露出度を上げることに腐心。
水着にならない(なれない)事情を表情を上手く引き出す方向ではなく、徒に谷間やら何やらを見せる事で誤魔化す方向で何とかしようとして失敗。

青年誌と言うより少年誌の延長線上にあるガンガンらしさと言うか、編集者の意識が幼稚で、それが仕事に対する無責任さにも繋がっているように感じられる。
まぁ、そんな中でも敢えて目を閉じさせて撮ったカットなどには呻らされる。 カメラマンはカメラマンなりに仕事をしている。

かせんとびじょきょ
グラビアの質に関してはハナッから期待していないガンガンを何故買ったかと言えば、この漫画の連載が始まったから。
(ほぼ)現役のアイドルファンの原作によるアイドル漫画。 誇張はあるけれど、訳知りが手掛けているだけあって為にする「あからさまな嘘」は無い。
アイドル現場のムラ社会の言葉についても、脚注で逃げずに登場人物の台詞の中で処理していたり、クド過ぎず浅過ぎず良い塩梅。
これ"だけ"の為ってのも気が重いが、とりあへず次号も買う予定。

_ 更新情報

コラム置き場に殴り書き。

明け透けな悪意

をアップロード。
乃木坂46にも、ソニータイマーは入っているのではないか。


2012-07-21 宿題消化週間 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 22・23号

篠田麻里子
表紙と巻頭グラビア8ページ12カット、撮影はTakeo Dec.
いつもの篠田グラビア、安定して高水準。
特に褒めるところも無いが貶すところも無い。
8ページ中7ページが一枚の写真で組まれた思い切りの良い構成。 それが出来るのも上がりが良いから。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 25号

日南響子
表紙と巻頭グラビア8ページ7カット、うち見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
眩しがりなところがあり、光が強いと表情が硬くなる傾向があるのだけれど、屋内で光源と正対させずに撮ったカットは表情も柔らかく切り取れている。
その中でも訴求力の強いカットを見開きで見せている。

伊藤梨沙子
巻末グラビア3ページ8カット、撮影は桑島智輝。
3ページに詰め込まれて些か窮屈ではあるが、少ないスペースに様々な表情を散りばめている。
頑張って目を見開いたカットが多いのは興醒めだが、そうである割りには見るに堪える表情。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 26号

AKB48(大島優子、柏木由紀、前田敦子)
表紙と巻頭・巻中ぶち抜きでAKB48。
巻頭はSENIOR編として大島・柏木・前田で7ページ7カット。 撮影は桑島智輝。
集合で1ページ、あとは一人2ページずつ。

大島・前田と並ぶと、柏木の万年大関感が目に付く。 気持ちがカメラと正対できておらず、立ち合いで逃げてしまっている。 もっともらしい表情ではありつつ、所在無げな表情。
こうした素人臭さが抜けないところに物足りなさを感じるのだけれど、それが受けているのかもしれない。

毀誉褒貶(毀と貶が多め)の激しい前田ではあるが、カメラの前に立った時の説得力は流石。
私はもう少し機嫌の良い前田の方が好きなのだけれど、これはこれで良い。

ふくよかさをポーズと諸々で隠したようなところが有る大島ではあるが、表情は柔らかい。
仕事をし過ぎなくなってからの大島は安定して良質。

AKB48(川栄李奈、島崎遥香、渡辺麻友)
巻中グラビアはJUNIOR編として川栄・島崎・渡辺の3人。 こちらも撮影は桑島智輝。
集合で1ページ、渡辺麻友で2ページ、島崎遥香と川栄李奈は1ページ。

渡辺麻友は宝塚に耽溺して以来、グラビアで見せる表情も良い方向に変わってきた。
以前のような紋切り型の表情は影を潜め、様々な解釈の成立する味わい深い表情。

川栄李奈は借りて来た猫。 畏まりすぎて本来の良さが出ていない。
撮られ慣れれば良い素材だとは思う。

島崎遥香も硬いといえば硬いのだけれど、カメラと正対するだけで絵になる強さが有る。
ふとした表情や仕草が悉く絵になる。 神懸っている。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 27号

SUPER☆GiRLS(志村理佳、前島亜美、八坂沙織)
表紙と巻頭グラビア5ページ15カット、撮影は桑島智輝。
このグループのグラビアは大抵そうなのだけど、今回も小間切れ写真の羅列。 兎角、的外れなことの多い SUPER☆GiRLS の送り手側の意向なのではないかと勘繰りたくもなる。
扉などは良く撮れているのだけれど、全体的に冗長且つ散漫。

高柳明音
巻中グラビア4ページ11カット、撮影はTakeo Dec.
強固な意志を持っていたからこそ現在の位置に居るとは思うのだけれど、ことグラビアとなると「高柳明音かく在るべし」が邪魔をして素材の持つ良さが引き出されていないように思う。
固められた前髪と巻き髪がそれを象徴している。
中国の少数民族の盛装の記念写真みたいなグラビアが本人の考える「商売用の高柳明音」なのかもしれないが、Google+ で愛鳥を見せびらかす動画などで見せる飾らない姿の方が私にはより魅力的に映る。
このグラビアも悪くは無いのだけれど、気負いが強すぎる。 一寸食い足りない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 28号

三根梓
表紙と巻頭グラビア5ページ11カット、撮影は細野晋司。
細野晋司らしいグラビア。 撮られ慣れていないので笑顔はぎこちないが、隙を見て撮ったようなカメラに意識が来ていないカットは味の有る表情。
こうした写真は矢張り上手い。

内田理央
巻末グラビア4ページ11カット、撮影はTANAKA。
巻頭が水着無しだったので、バランスを取る為か水着たっぷりのグラビア。
可も無く不可も無く。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2012-07-22 宿題消化週間 2 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 29号

有村架純
表紙と巻頭グラビア6ページ10カット、撮影は細野晋司。
水着"も"有るグラビアなのだけれど、水着で押さない構成。 寧ろ水着を水着として見せないカットの方が多い。
それを求める向きには物足りないかもしれないが、4ページ目と5ページ目(特に5ページ目)などは細野晋司の本領、実に良く撮れている。
久し振りに見応えのあるグラビア。

石田晴香
巻末に5ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
山椒は小粒でピリリと辛いAKB48の八百屋お七に、写真の余白に思いの丈を書かせて埋めて、「お侠な部分」を引き出したグラビア。
幼児体形でありつつ、デッコマヒッコマもしっかり有る、アンバランスなバランスの妙。
惜しむらくは石田の持つ「侠気」を、写真そのものではなく、グラビア総体として漸く引き出し得たと言う事。 写真に映り込めば申し分なかったが、何分難しい人なので贅沢は言いっこ無しで。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 30号

前田敦子
表紙と巻頭グラビア7ページ13カット、撮影はHIROKAZU。
笑顔と真顔を半々で構成。 笑顔が表層的で真顔に凄みが有り過ぎることから見て、この日は「機嫌の悪い前田」だったのかもしれない。
この「凄み」の部分が、前田敦子の役者としての強みになってくるのではないかと思う。

ももいろクローバー
裏表紙と巻末グラビア6ページ、撮影は塚田和徳・塚田亮平。
道具立ては凝っているが、それだけ。
事務所の意向なのか何なのか、様々な格好をさせた写真を雑多に並べた、例によって例の如くの箸にも棒にも掛からない屑グラビア。
零点。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 31号

岡本玲
表紙と巻頭グラビア7ページ17カット、撮影は宮坂浩見。
モデルとしても役者としても、この世代の中では仕事の出来る部類に入る岡本玲を以ってしても、光量過多で全篇ほぼ死んだ表情。
辛うじて見られるのはホテルの部屋で撮ったカットのみ、表紙もその中から。 何をしにグアムくんだりまで出掛けたのか理解に苦しむ。
岡本玲の芸歴に汚点を残すグラビア。 カメラマンが折角の素材を全く活かせていない。

藤原令子
巻中で4ページ7カット、撮影は細野晋司。
見るからに寒そうな曇天下の浜辺での水着グラビア。 半分以上が凍えそうな表情で哀れを誘う。
天候や気温によって撮影計画を練り直せばもう少しマシなものになったのではないか。

日南響子
巻末に3ページ3カット、撮影は桑島智輝。
公式HPに載せた未公開カットから投票で選ばれた3枚。
全て紋切り型の笑顔なのはいただけないが、1位になったカットは流石に可愛らしく撮れてはいる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 32号

北原里英
表紙と巻頭グラビア7ページ9カット、両面ピンナップがオマケで付く。 撮影は桑島智輝。
久々の巻頭グラビア。 表情は良いのだけれど、ポーズにぎこちなさが残る。 仕方の無いことではあるのだけれど、隠すほうへ隠すほうへ意識が行ってしまっている。
そこを責めるのも酷だとは思うが、北原里英があと一歩のところで売れ切れないのも、この辺りの詰めの甘さに起因しているように私には思われるので、敢えて記しておく。
表情に関しては及第点どころか満点に近いだけに尚更惜しい。

菅本裕子
巻中グラビア7ページ10カット、撮影は小池伸一郎。
話題がその肢体の方に偏りがちだが、なかなかどうして表情も良い。
柔らかく光が廻った曇天で且つ地元での撮影と言うこともあってか、全篇柔らかな表情。
小池伸一郎の、構図に奥行きを出す上手さも再確認。
背景の線の組み立てが巧み。

_ アイドルフェス・イン・ボートレース多摩川 Vol.5

さてはて、何から書いて良いやら。
年末恒例行事の北伐と重なって見られなかった第1回以外はずっと観て来た訳なのだけれど、過去最悪の愁嘆場であった。 会場に着いてから帰るまで終始不愉快。

諸事多端で寝坊をして、会場に着いたのは11時を廻ってから。 その道すがら「しず風の客が無作法でヒドい」との報。 暗澹たる気分で競艇場に着くと、事態は想像を超えていた。

しず風や lyrical school の客のモラルには期待していなかったのだけれど、これまで比較的民度は高いと思っていたバニラビーンズの客も便乗して辺り構わず馬鹿騒ぎ。
モラルと言うものは、かくも容易に崩壊するものなのか。 他の客の振る舞いがどうでも、出演者でありつつ主催者でもあるバニラビーンズの客が働く無法はバニラビーンズの二人の顔を潰す事にもなる。
その辺りに無自覚且つ無邪気にはしゃいでいる。

会場はベンチを並べた椅子席と、後方と左右の立ち見エリアに分かれているのだけれど、しず風の客は椅子席を上下に分ける舞台正面の通路に殺到。 そこを橋頭堡にしたのち、なし崩し的に舞台と客席を隔てる仕切り部分に荷物を置いて椅子席一列目の前に立ち見ゼロ列を構築。
こうなると椅子席に座っても舞台の上なんざ見えやしないから椅子席にはそこかしこに空席。 見えないので開演後に立ち去る人もちらほら。

一旦舞台上の話に戻す。

バニラビーンズ
割りとキツめのスケジュールの中でも綺麗な動き。 巻きが入った後の収拾の付け方にいつものキレが無かったようには感じたし、客の無礼・無作法を前にして眉を顰めがちなところはありつつも、ナビゲーターとしての仕事はこなせていた。

lyrical school
曲はまったく食いつけないが、悪くは無い。
然し乍ら、1ステージ一曲で終わらせて下がり、控え室素通りして即物販を始める商魂にはゲンナリ。
舞台前中央のみに客が集中するという異常事態とは言え、目の前の客に餌をやるばかりで客席全体を見ていない。 縮小再生産の悪い見本。

しず風&絆~KIZUNA~
今日の凶事は全てはこのグループのスタッフ、メンバー、客から。
先ず、スタッフが無能。
このイベントは各レースの舟券販売中の短い時間にライブを何回か挟み込む構成になっているのだけれど、販売終了5分前のアナウンスを会場に流す必要が有る為、その前にライブを終わらせなければならない。
然るにここのスタッフは制限時間を優に越える長さのセットリストを組んで強行。 制限時間に即したセットリストも組めない。

そしてメンバーが無知蒙昧。
販売終了までの時間は、ステージ上からも確認出来る時計に表示されるのだけれど、販売終了4分前になっても次の曲を始めようとする(巻きの指示を出した会場スタッフは無視)。 その曲が漸く終わって「早く捌けろ」と指示が出ているのに告知をだらだらと。
イベントの性格上、レースが(舟券の販売が)主であり、ライブイベントは従なのだけれど、そういった根本的な常識が無い。 無知であるのは本人たちの罪であり、教えてこなかったスタッフの罪でもある。
販売終了時間が迫って会場スタッフがヤキモキする様は此れ迄にも見た事はあったが、頭を抱えたのは初めて見た。 結局、捌けたと同時に会場モニターには舟券販売終了の文字列。
lyrical school の項でも書いたが、このグループも目の前の客に餌をやるばかりで客席全体を見ていない。 これまでに出たグループも色々あったが、ここまで近視眼的な輩は初めて。 何の為にこう言うイベントに出るのか、目的意識が著しく欠けている。目の前の客からの収奪で生計を立てるなら、名古屋に帰って閉鎖環境でやれば良い。

さらには、客が馬鹿。
前述の通りの場所取りの荒っぽさにも呆れたが、会場スタッフからの「巻き」の指示を無視するようにメンバーを教唆扇動。
荷物は財布やらカメラやらを入れたり出したりしつつ客席後方に山と積み上げて放置。 比較的治安が良いとは言え、ここは鉄火場なのである。 11レース12レースともなれば自然と殺気立ってくる。 そんな中でも放置。
何故盗難事件が起きなかったか、それは馬鹿な客が狂騒の巷に居る間、会場警備の人がつきっきりで見ていてくれたからなのである。

スタッフ・メンバー・客が三位一体で社会性を欠いている。 世の中に迷惑の種を振りまかぬ為、今後は名古屋から出ない方が良いのではないか。
私はこのグループを(客やスタッフを含めて)金輪際見たくないし、私の見たいグループと同じイベントに出るのは真っ平御免蒙りたい。

最後の最後で10月に「アイドルフェス・イン・ボートレース多摩川 Vol.6」開催との告知が有ったが、仮にそれが飛んだら(または縮小されたり次が無かったりしたら)、その責任の一定部分を しず風&絆~KIZUNA~ の客とスタッフ担った事は間違いない。

_ タワーレコードの功罪(主に「罪」)

タワーレコードがアイドル専門レーベルの T-Palette Records を立ち上げてから一年、私は淘汰されるべきではないものが報われる慈雨だと思っていたし、バニラビーンズ Negicco についてはそうであった(そうである)と今でも考えているのだけれど、しず風&絆~KIZUNA~を見てその考えが揺らいだ。
慈雨だと思っていたものは、淘汰されるべきものを無為に生き永らえさせる「ぬるま湯」なのではないか。
客層の拡がりを求めず、目の前の客からの収奪に明け暮れるものに、今日は有っても明日は無い。 尽きるべき命運は尽きて然るべきではないか。

そしてレースの合間の大々的物販大会。
儲かっているとはこっちも思っちゃいないが、イベントの趣旨からしてレースの合間は予想と舟券の購入に宛てて貰うのが筋。 そこで大々的に物販大会なんざおっ始めっちまうものだから、物販ブースには長蛇の列。 舟券は何時。
物販机を遠巻きにする馬鹿が通路を塞ぐので会場スタッフが一般客の動線確保に借り出されていたが、それもタワレコ側の仕事では無かったか。
そして全グループ同時に物販を始めるとどうなるか、舞台前の一角に置かれた場所取りの荷物には、ライブ中と同じく会場警備の人が張り付くこととなり、ライブが終わって会場警備の人が持ち場を変えると、無人の野に宝の山。
流石に不味いので会場スタッフに声を掛けて注意を喚起して貰ったが、客の間抜けさも去ることながらタワレコの無計画・無定見は指弾されるべきであろう。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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