トップ «前月 最新 翌月» 追記

墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2012-11-04 川崎から広小路へ [長年日記]

_ 『キミと星空に未来を描いた日』(Bチーム公演)

川崎駅前のショッピングモール、ラゾーナ川崎の5階にある「プラザソル」にて、ヒロセプロジェクト・第13回目公演『キミと星空に未来を描いた日』を観覧。 客席も舞台も、奥行きはあまり無いが幅は有る、思ったよりしっかりした劇場。

全席自由だったが、私が好んで座る舞台も客席も見渡せる席は例によって不人気で、あらかた埋まった中でもぽっかり空いていた。

裏にいる裏方はどうだか判らないが、場内整理や物販などに携わる、表に出る裏方は総じて若い。 場内を廻る物販や膝送りのお願いなどで押しが弱いところはあったが、仕事そのものはきちんとしていて悪く手馴れたところが無く、好感が持てた。

客層はキャストの父母や家族、この送り手の固定客と思しき筋、そして客演のジュニアアイドルやプレアイドルの客など種々雑多。 センターブロックの最前列と二列目は子供用になっていたが、その後ろにズラリ雁首を並べるアイドル方面と思われる出席確認強要系田舎大尽客。
この手合いが早くから並んで最前列に陣取る為に、後ろに座った子供が見えないと言う御意見が寄せられ、対策として子供席が作られた由。 良い対応だと思う。

山田渚の初舞台と言う事で観に行った訳だが、そのあたりを抜きにしても芝居として面白かった。
キャストはアイドルからミュージカル系子役から叩き上げの役者まで多岐に渡り、ダンスや演技のレベルもバラバラ。 出来る人は出来る人なりに、出来ない人は出来ない人なりに、それぞれの懊悩や苛立ちを抱えて稽古を続けて来たのではないかと終演後の挨拶からも窺い知れたが、それを上手く纏めて客前に出して来ている。
張られた伏線も丁寧に回収され、多少強引なところはあるが無理の無い展開と結末。
以前上演した芝居の世界を敷衍しつつ、身分で雁字搦めになった社会の改革を試みる下層階級出身者が絶望からクーデターを企図していくさまとそれを鎮める為に異世界から召喚された主人公の活躍を縦糸に、孤児院の子供たちを中心としたその世界の人々の人間模様を横糸に物語は進み、クーデターの芽は未然に摘み取られて一滴の血も流れず、誰も死なない(捕まらない)玉虫色の結末にはなっているが、社会の変革ではなく個々人の意識を強く高く持つことで未来を切り開こうと言うメッセージは、こんな世の中だからこそ胸を打つ。

劇中で使われる曲も凝っていて、孤児院の子供たちが歌い踊る曲はアコーディオン、祭りのクライマックスの群舞の曲はパイプオルガン、奏でる楽器で身分と階級を暗示。

山田渚は宮廷女官三姉妹の一人で、台詞もそれなりにある役。 上手いとまでは言えないが役には成れていたと言うか、役の人生を生きていた。
芝居が詰まらなかったら山田渚だけ見ていようと思ったのだけれど、思いの外芝居そのものが面白く、珍しく没入して観てしまったので山田渚に限って書くことはあまり無い。
それは芝居の中の役としてきちんと機能していたと言う事でも有り、実に上手く廻した芝居だった。
脚本、配役まで含めた演出、音楽、照明や音響。 裏方の仕事もしっかりしていて不快なところは一つも無い。

終演後に劇中曲で構成したライブ。
樂日と言う事でAチームBチーム取り混ぜて全員出演。 Aチームの岡崎みさとも見る事が出来た。
山田渚は上手側に行きっぱなしだったので碌すっぽ見えなかったが、下手側に来た岡崎みさとが凄かった。
バケツやモップ、雑巾などを持って歌い踊る曲があるのだけれど、岡崎みさとが振り回すとボロ雑巾もレースのハンケチの如くふわりひらりと翻る。
人を押しのけて前に出るような振る舞いはしないのだけれど、飲まれた人波の中でも目を惹く。
山田渚も同じように人波に飲まれがちなのであるが、こちらはくっきりした動きでそれと判る。
この二人の群衆の中での突出の仕方も面白かった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [purchase female viagra <a href=http://www.rwuk.org/?produ..]


2012-11-10 川崎から広小路へ(続) [長年日記]

_ 『談大LOVER ~談大の咄をしよう~』

今は亡き立川談大さんを偲ぶ落語会。 早いものでもう三回忌。
開場時間に広小路亭に着くと、既に何人か。
開演する頃には椅子席はほぼ一杯の入りに。

「子ほめ」寸志
「平林」志獅丸
「ろくろっ首」吉幸
「だくだく」龍志
<中入り>
「うなぎ屋」錦魚
「らくだ」キウイ

それぞれが談大さんのよく演っていた根多、一緒に稽古に行った根多、教えた根多、etc... 由縁のある噺を。
2年前からすると、皆変わった。 巧くなったり、面白くなったり、味わい深くなったり。
「生きていたらどうだっただろう?」と考えてみるも、最後の一年となってしまった年の頭から自分の会を始めて、物凄い勢いで変わりつつある中での死だったので想像もつかない。

志獅丸さんは安定して面白く、吉幸さんは明るく楽しく賑やかに。 ワッと沸いた「ろくろっ首」のサゲのあとに淡々と始めて何時の間にか自分の空気にしてしまう龍志師匠。 錦魚さんが軽く演った後にキウイさんが文字通りの長講一席。

この日のキウイさんのみっちり加減は尋常ではなく、家元を絡めた入れ事も、いつもの大脱線も、自虐根多も無しにして屑屋と半次の遣り取り(・・・と言うか一と騒動終えてからの屑屋の独白)に力点を置いて噺を膨らませていた。
それはキウイさんの持ち味である「楽しさ」を殺すことにもなっていたし、退屈なところもあったのだけれど、マクラで「三度破門になって三度戻ったのは僕と談大だけ」と語っていたような、家元と談大さんの繋がりであったり、キウイさんと談大さんの繋がりであったり、傍からは窺い知れぬ愛憎入り混じった複雑且つ濃密な関係性のキウイさんなりの解釈が籠められていたように思った。
面白いとか詰まらないとか、そういうのを超えたところの聴き応え。

顔付けとか、この会の意義とか、掛けられた根多とか、疑義を呈する向きも有り、それはそれで正しくはあるのだけれど、そのチグハグは「談志直弟子の会」の頃から続く伝統的チグハグであり、このチグハグ加減も懐かしかった。

故人と遺された者の関係は、年を経るごとにそれぞれの中で独自の熟成を遂げてしまい、共有しえない物になって行く。 それを大掴みに纏めて一つの落語会にしてくれたお陰で、食い違う部分は多々ありつつ、それぞれがそれぞれに偲ぶ会となった。
そもそも談大さんは存在そのものが一つの謎であったので、その解釈には幅があり、偲び方にも正解は無い・・・と、私は思う。

談大さんにとっての私は、嫌な客であったようでもあり、そうでなかったようでもあり、良い客だったのかどうかは今でも分からないし、この先も当然分からない。
しかし私にとっての談大さんは、巧いと言う意味に於いても、面白いと言う意味に於いても、最良の落語家の一人であった。
left


2012-11-11 宿題消化週間 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 43号

指原莉乃
表紙と巻頭グラビア8ページ12カット。 撮影は桑島智輝。
ぱっと見て感じたおかしな何かは、水彩画風に加工した背景だった。 人物に手を加えないのは良い。
まぁ色々とあった訳だが、達観が悪い方に働いてしまって、借金のカタに撮られたビニール本を見てしまった時のような居心地の悪さ。
これは指原莉乃の良さを引き出そうとし、矯めずにのびのび振舞わせた結果映りこんでしまったものであって、その日その時の指原莉乃を記録する写真として捉えれば凄いものが撮れている。
柔らかい笑顔と、呆けたような素の表情。 抱え込んで押し殺した虚無、「死に至る病」のような何か。

矢倉楓子・吉田朱里(NMB48)
巻末グラビア6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
セーラー服と水着、そして水着の上に羽織ったYシャツ。
顔見世グラビアではあるのだけれど、それ以上のものにして来ている。
一人ひとりのカットは、映える角度と惹きの強い表情。 二人並べたカットは体格差や顔立ちの違いを生かして。
4ページ目が秀逸。

日南響子
巻末の末に前号の巻頭グラビアからのお蔵出しで4ページ16カット、撮影は桑島智輝。
この号のグラビアは全て桑島智輝の撮影。 被写体によって撮り方を変えて見る者を飽きさせない。 (まぁ、巻頭は飛び道具だが)
「撮られる」と言う仕事の教科書にしたいくらいの佳品。
カメラを直視し過ぎたカットが多いのは瑕だが、表情であったり仕草であったり、媚びたり誇示したりする凡百のグラビアの対極に有る、『お砂糖とスパイスと素敵ななにもかも』が見る者に働きかける。
眼福。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 44号

逢沢りな
7ページ16カット、撮影は細野晋司。
長崎の街と洋館の中で撮った、水着もあるグラビア。
水着以外の部分に力点が置かれているのは良いが、着物の着付けがだらしないのと最後の最後でワンピースの前をはだけているのは蛇足。
無理にひん剥く必要は無い。

巻末グラビアは論評するに値しないので割愛。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 45号

山本彩
7ページ11カット、撮影は門嶋淳矢。
ショーとカットにして初めてのグラビア。
顔よしスタイルよし、撮られ方もソツが無いのだけれど、ちと物足りない言うか、曲が無い。
NMB48の看板を背負わされてしまったが故の頑なさと言うか、目と表情の乖離と言うか、どうにもしっくり来ないところは有るが、それは求めるほうが贅沢と言うもので、「女の子を矯めず殺さず可愛らしく撮る」事はできている。

松井咲子
巻末グラビア4ページ8カット、撮影はTANAKA。
漸く表情もこなれて来た松井咲子に色々塗りたくって弄りすぎてしまっているが、すらりとした脚であったり、Torso のようなくびれであったり、ブツ撮りとしては上手く撮れている。
ただ人物が撮れていない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 46号

SUPER☆GiRLS
表紙と巻頭グラビア8ページ28カット、撮影は桑島智輝。
集合で1ページ、下町散歩の写真を散りばめたコラージュで見開き、あとは個々人で1ページ1カットずつ。
下町散歩の写真に殆ど背景が入っていないことから考えて、かなり撮りにくい状況だったのではないかと思われる。 これでは外で撮った意味が無い。 浅草周辺でも地元民以外来ないところは有る訳で、撮る場所が悪すぎる。
カメラマンの所為ではないが、後藤彩は瞳を大きく見せるコンタクトレンズの所為で死んだ魚の目。 他は良いだけに惜しい。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 47号

きゃりーぱみゅぱみゅ
7ページ7カット、撮影は桑島智輝。
名前を打ったら指が攣った。
色々弄ってあって私がどうこう言うようなものではない。
まぁ、可愛く撮れてはいるので、これはこれで成功なのだろう。

荒井萌
何時の間にやらグラビア映えする体形になっていて、表情も多彩・・・にはなったが、紋切り型の表情も増えた。
モデル仕事の功罪か。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 48号

有村架純
7ページ12カット。 撮影は細野晋司。
表紙は水着だが、水着"も"あるグラビア。 水着以外の部分が実に良く、今年見た細野晋司のグラビアの中では出色。
「協力:くまもとフィルムコンミッション」とあるが、ロケ地の選定も良い。
光線の加減も絶妙で、光と影の描き出し方が巧み。 2ページ目上段、5ページ目6ページ目が秀逸。

高橋亜由美
4ページ10カット、撮影はTakeo Dec.
肉感的なモデルを扇情的に撮っても下卑て来ないのは流石。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 49号

AKB48(大島優子、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香)
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
大島優子で1カット、見開きで集合を2枚並べてから小嶋陽菜→島崎遥香→柏木由紀の順で1ページ1カット。
2ページ目の柏木由紀が誰かに似ている様な気がして脳内検索したら、ピート・タウンゼントだった。
表紙では冴えない島崎遥香だが、グラビア本編ではメイクが嵌まったこともあって実に良い表情。
立ち姿がぎこちないのも愛嬌のうち。
こうなると浮き上がってしまうのが柏木由紀で、ひとりだけ素人が紛れ込んだようで痛々しい。
「アイドルかく在るべし」と言う固定観念で自縄自縛に陥っている。

入山杏奈
5ページ5カット、撮影は桑島智輝。
撮られ慣れていない所為か、水着だと表情が硬いが、無理に取り繕って表情を作らずにカメラと正対出来ているのは良い。
元が良いのでただつっ立っているだけでも映える。
最後のセーラー服で飛び跳ねているカットのみ、生き生き。 これがどんな衣装でもコンスタントに出せれば、仕事の幅は自然に拡がる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 50号

渡辺美優紀
7ページ7カット、撮影は西田幸樹。
まぁ、いきなり反則気味のカットで始まる訳だが、出会い頭の一発以外は正攻法。
西田幸樹一流の光線コントロールで表情も柔らかく、一見無邪気そうでいて矢張り無邪気だが、致死量の毒を秘めた蟲惑を隠しているようなところも写り込んでいる。
くどくど申し上げるまでも無く、素晴らしいグラビア。

永尾まりや・山内鈴蘭(AKB48)
巻末に5ページ8カット、撮影は山口勝巳。
グラビアで見ると冴えない出来であることも多い二人だが、山口勝巳が手際良く型に嵌めることによって表情が生きている。
私が劇場から遠ざかって久しく、生で観る機会が殆ど無い所為でもあるのだけれど、永尾まりやのこんな表情は初めて見た。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [buy viagra with mastercard <a href=http://dstvmediasales...]


2012-11-12 天下の朝日新聞の朝日新聞っぷりを堪能 [長年日記]

_ 『Nゼロ試練の十番勝負第二戦』

気の進まないNゼロにメグリアイ出演と言う事で、足取り重く池袋へ。
会場の"イーストステージ・いけぶくろ"は、豊島区役所と公会堂の裏手に有る、区民センターの6階にあるホール。開場する頃合を見計らって行ってみると、Nゼロ客とは別にメグリアイの客を誘導、ゲスト枠と言う事なのか先に入れていた。
メグリアイ客の皆さんは前の方に行く中、修羅場を避けて着席。

「見たい奴は前、騒ぎたい奴は両脇か後ろ」と言うのがルールとして明文化されているのは良い。
鞄の中からマ・クベ専用モビルスーツの武器みたいな長尺ものの光り物とか、カリオストロ伯爵の部下のジョドーの鈎爪みたいな光り物を出して動作確認する客に先ず驚く。 この人は装備が大袈裟な割に回りに気を配る最低限の常識を身につけていて、それにも驚いた。

この日最大にして最悪の迷惑野郎は 朝日新聞 の記者章を付けた若造。
曲がりなりにも有料入場のライブの最中にストロボ焚きまくって写真を撮り続けるってのも非常識であるし、明らかに「奇態な振る舞いをする客」を選って撮っている。(ストロボを焚いて客の後ろからステージを撮ると言う事は、客を含めて撮っていると言う事である。) 写真の上がりを見なくても、撮り方から特定の客を戯画化して貶めて晒し者にしようとしているのはありありと判る。
どんなデッチアゲ記事を書くんだか知らないが、最後の一人までが全体ではあるが、一人を論って全体であるかのように見せるのは報道機関として如何なものかと思う。
そしてこの 朝日新聞 の記者章を付けた馬鹿、チョコマカとよく動く。 ロビーに出たり、また入ってきたり、前に行ったり後ろに戻ったり、実に忙しなく私の視界を遮ったり横切ったり。
報道して頂く立場からか、無作法客の移動には釘を挿すスタッフも、この無作法記者には何も言わない。
"朝日らしい" と言えばまぁその通りなのであるが、実に不愉快であった。

次に不愉快だったのがスタッフの技量不足。
何度も使っている筈の会場なのに場当たりも出来ていない、音響も雑、照明は下っ手糞。
舞台上で前に出過ぎると当然照明は当たらない訳であるが、どの辺りまで使えるのか調べていないし、当然バミってもいないから歌ってる最中に当たり前のように前に出てくる。 歌っているのが一人ならスポットで追うって手も無い事ぁ無いが、何人も纏めて前に出てきたら何も当たらない状態になる。 当然真ッ暗。
まぁ、金の取れる仕事ではない。
音響はハウリングこそしないものの、オケとマイクの音量のバランスがスコブル悪い。
メグリアイの一曲目なんざほぼ口パク状態。 徐々に補正はしていたが、リハーサルで確認くらいしないのだろうか。

三つ目の不愉快は学級崩壊みたような客の振る舞い。 前の方に居っぱなしの客も、最後列で騒ぎっぱなしの客も、無作法は無作法としても舞台の上で行われていることを蔑ろにはしていない。
ところがそれ以外の第三勢力が居て、この手合いは前に行ったり後ろに行ったり、ロビーに出たり入ったり、目当てのNゼロが舞台の上に居ても、見るでもなく踊るでもなく、舞台に背を向けて車座になって雑談。
今日のNゼロでも痛感したのは、学級崩壊系の客の振る舞いの元凶は「ゆとり教育」などではなく、家庭での躾けにあると言う事。やって良いことと悪いことの区別が付かず、人さまに迷惑を掛けてはいけない事を知らない、自己客観視が出来ない。全ては親の親くらいからの躾けに起因した、数十年スパンでの歪み。
割った話が、馬鹿なのではなくて「常識が無い」。 人様に迷惑を掛けてはいけないという基本的なことを知らない。 判らないんじゃなくて「知らない」
あんまり酷いのにはスタッフが釘を挿していたが、釘を挿された当人は当惑の体。 何が悪いのかまるで判っていないようであった。

イベントそのものは先ずNゼロのライブを30分程、ゲストのメグリアイを呼び込んで"試練の十番勝負"なるものをやり、物販と交流会(接客営業)と言う流れ。
Nゼロのライブは前述の通り照明も音響も素人から毛を抜いたような惨状だったが、歌ったり踊ったりは及第点。 「運営の是非はともかく楽曲は良い」と聞いていたが、オケが薄っぺらで曲そのものも耳に引っ掛からなかった。
琴線には触れないものの不愉快なほど低劣でもなく、振り付けと歌はしっかりしていたので、ライブそのものは楽しく観覧。

"試練の十番勝負"は6対6の尻相撲と4曲ずつの歌対決。 尻相撲は骨格的に重心の低いメンバーの多いNゼロが圧勝。 歌対決は客の投票で決まるのだけれど、総入場者に占めるメグリアイ客の割合が低いので、出来の如何に関わらず負けは見えていて(こういう場合、客観的な判断で投票する客は先ずいないと考えて良い)、結果を見ずに会場を後にしたのでどうなったかは判らない。

メグリアイをちゃんとした舞台で見るのは実のところ初めて。
これまで見てきた蜜柑箱とは比べ物にならぬ広さの舞台の上で伸び伸びと歌い踊るメグリアイは実に見応えがあった。
今日の出演は岡崎みさと、山田渚、坂本樹莉、柳真倫、山中香穂、浅原桃子の6人。 歌対決では前半に浅原、後半に山中が出演。
華やかな岡崎とキレのある山田の間で坂本が可愛らしく歌い踊る。 前に見た時より格段の進歩を見せており、振り付けの解釈に擦り合わせが行われてより揃ったものになっていた。
客が前の方に固まっていたので仕方の無い事ではあるが、目配りが客席前方に集中していたのは宜しくない。 入りがどうでも大きなハコでは大きなハコなりの振る舞いをする癖を付けた方が良い。 気になったのはそれくらいで、予想以上に良い出来だった。

最後に安原サニー芽生と山田渚で「禁じられた二人」。
山田が大島パートで、安原が河西パート。
無加工のカラオケ音源だったのは残念だったが、山田渚が大島優子の狂気の幾許かは体現できていたのを見る事が出来たのは収穫だった。

イベント総体では不愉快事も多かったが、ことメグリアイのライブに関しては満足出来た。
それ以上の不愉快を避ける為、物販の喧騒を横目に退出。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [where can i buy viagra in <a href=http://dstvmediasales.c..]


2012-11-19 滞る更新 [長年日記]

_ 更新情報

コラム置き場に「アイドル楽曲大賞」絡みの雑文

別箇に進んで別箇に撃て ~俺アワードのすゝめ~

をアップロード。

ハロプロ客にこっち方面に食指を伸ばすゆとりがある事に、寺田は危機感を持つべき。


2012-11-24 モノクロームの愉楽 [長年日記]

_ 舞山秀一 写真展 "die Stadt von engels Berlin 2012"

西麻布の交差点から少し南青山寄りの路地裏にあるギャラリー イー・エムで開かれていた写真展を見てきた。

ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』(Der Himmel über Berlin)から着想したと言う、モノクロのみの、小品を中心とした展示で、全紙が何点かある他は全てキャビネ。 それを何枚か組み合わせたり、一点で飾ったり。

冬のベルリンの曇天、小さい画面、覗き絵の小宇宙。
兎に角、プリントが美しい。 デジタルからのモノクロームプリントでここまでのものが出来るようになっていたとは。
そしてライティングが良い。 ほの暗い室内に、暖色系の照明を眩しく無い角度で。
黒から灰色にかけての色調が豊富で、長く見ていても飽きない。 見れば見るほど、一枚のプリントの中に発見がある。

単焦点のレンズを開けて撮ったカットが多い。 寄って撮ったものはアウトフォーカスも美しく。

教会の長椅子を撮ったものが心に残った。
キャビネなら額装込みでも頑張れば買える値段がついており、大いに悩む。
売る気満々の画廊などでは興が削がれるが、こうしてさりげなく価格を明示してくれるのは有り難い。

_ 更新情報

コラム置き場に

批評と審査 (私の規範について)

をアップロード。

アイドル楽曲大賞批判に深入りしすぎたので、自戒の意味も込めて改めて私の規範について記してみた。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [levitra 10 mg price <a href=http://dstvmediasales.com/sit..]


2012-11-25 山本彩の扱いの惨さ [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 51号

岡本玲
8ページ12カット、撮影は前回と前々回と同じく宮坂浩見。
前号の告知を見ても落胆しかなかったのだけれど、見るに堪えない出来だった前回より"まし"な出来にはなっていた。

屋内ではまだ光をコントロール出来ているが、屋外では相変わらず無駄にハイキーで白くすっ飛んだ色調。 これが当世風なのかも知れないが、私はこれを好まない。

キャプションの文章が稚拙なのも気になる。 「夢とうつつがトウサクする、京のまぼろし」となっているが、入れ替わるのが倒錯、入り混じるなら交錯。 私は文意からして後者なのではないかと思う。

6ページ目7ページ目あたりは、三度目にして初めて見られるものになっている。 しかし敢えて貶すほど悪くも無いが、褒めるほど良くも無いく、宮坂浩見に此処まで拘泥する理由が、私には判らない。
被写体が岡本玲だから辛うじて成り立ってはいるが、それだけ。 宮坂浩見は有形無形様々なものを岡本玲から受け取りながら、何一つ返せていない。

今野杏南
5ページ10カット、撮影はTakeo Dec.
肉々しさを強調した煽情的なカットが並ぶが、下卑たものになってはいないのがTakeo Dec.らしい。
表情が単調なのは瑕だが、眩しがりを眩しくないように撮って表情に幅を出そうとする工夫は窺える。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 52号

渡辺麻友
ケレン味無く屋内で撮った7ページ7カット、撮影は桑島智輝。
何をどう撮っても水準以上にはしてくる桑島智輝だが、真骨頂はこうした閉鎖空間で、こうしてその場にある限られたものを組み立てて撮ったビーダーマイヤー的なものにあるのではないかと、私は考えている。

渡辺麻友は表情にも仕草にもゆとりと幅が出て、間の良すぎる作り物のようなカットが減った。
判り易さの中に少しだけ残した謎がアクセントになっている7カット目が良い。

山本彩
4ページ10カット、撮影は渡辺達生。
写真集からの選り抜きグラビアの筈なのだが、見れば見るほど気が滅入る惨憺たる出来。
素材の良さが全く生かされておらず、肉感的な女の子を水着にひん剥いて水辺に放り出しただけの雑な仕事。
秋元康は「眼差しの直球に、僕はやられた」ともっともらしい売り文句を付けているが、その眼差しが死んでいるのだからお話にならない。 将に羊頭狗肉。

写真集の売り上げ対決のような事をさせられている訳であるが、先日覗いた書店では渡辺美優紀の写真集は平積みの大量陳列乍ら、山本彩のものは影かたち。 本人の責任外のところでこんなハンデを背負わされてしまうのも惨い。
(こんなところにも週刊プレイボーイのグラビア編集力の減退が影を落としている。)
プレイボーイの売り上げが落ちようが潰れようが、それは自業自得と言うものであるが、巻き添えを食った山本彩には心より同情申し上げたい。
これに限らず山本彩は、ここのところ撮られる仕事に恵まれていない。

_ 更新情報

コラム置き場に

はてなブログへの移行を中止するの記

をアップロード。

わりかし評判の良い「はてなブログ」であったが、看過し得ない落とし穴があった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [buy cialis online next day delivery <a href=http://dstvme..]



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|
トップ «前月 最新 翌月» 追記