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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2013-11-04 「自信を持ったほうがかわいくなれる」 [長年日記]

_ UTB+ 2013 12月号

渡辺美優紀・吉田朱里
表紙と巻頭グラビア12ページ12カット、見開き2箇所。 撮影は桑島智輝。
大道具小道具持ち込みつつ、すべてスタジオでの撮影。
衣装は修道女風のもの(中に黒ビキニ)と光沢ビキニの上にフェザーコートを羽織ったのと2パターン。
造形美としては吉田朱里が明らかに勝っているのだけれど、訴求力では伍して来る渡辺美優紀。
意図してやっているのか、そうでないのか判然としない、すべての仕草と表情に隠された意味があるように思えてしまう蠱惑。
12ページ目の手の組み方に見る性格の違い。
吉田朱里は渡辺美優紀に引き出されてか良い表情。

川口春菜
来年のカレンダーからの7ページ9カット、撮影は佐藤裕之。
雑誌展開となるとどうしても水着中心になってしまうのだけれど、四季の移ろいを12カットで表現するのがカレンダーであり、勿論服を着たカットもきちんと撮られている。
13パターンの衣装のうち、浴衣の着付けが美しくないのは瑕だが、生地と柄・小物と髪のあしらいは良い。
7ページ目の、木漏れ日の中で佇む横顔が秀逸。

真野恵里菜
7ページ9カット、こちらも来年のカレンダーから。 撮影は先日出た写真集と同じく長野博文。
真野恵里菜は本人の魅力や仕事振りもさることながら、マネージャーの宰領、匙加減が上手い。 出し惜しみせず、安売りもせず。
植物や白い衣装を見ると長野の色なのだけれど、屋内のカットではあまり気にならない。
お仕事モードの表情ではありつつ、妙なポーズ指定はしていないので紋切り型にはなっておらず、上手く撮って貰えている。

森川葵
6ページ8カット、撮影は桑島智輝。
衣装は3パターンだが髪は明らかにウィッグなので何かと思ったら、主演映画の為に丸めたとのこと。
写真展のギャラリートークで安達祐実が桑島智輝を「何でも撮れちゃう」と評していたが、このグラビアがまさにそれで「こんな感じで」を具現化したような8カット。
3・4ページ目が面白い。 路上であったり屋上であったりスタジオであったり、光の状態が異なるところで撮った4カットの色調を揃えて組んである。 巧いのだけれど技術偏重ではなく、一枚々々が写真として見られるものになっている。

木崎ゆりあ
6ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
木崎と言えば「丸顔」なのであるが、それを殺しすぎずに映える角度を捜して撮った8カット。
安易に髪で隠すのではなく、顔の両脇に垂らすことで印象を操作し、首の傾げ方や撮影する角度で更に修正。
俯き気味に振り向いた最後のカットが良い。

岡田奈々
6ページ9カット、撮影は山口勝巳。
「かくあるべし」強めな頑なさを逆手に取ったようなパッケージ撮り。 人となりは全く感じられないが、造形美は余すところなく。
撮られ慣れていないこともあってか、口の開き方に多少の差異があるくらいで表情の種類は皆無と言ってよいくらいの退屈さなのだけれど、美しくはある。
ブツ撮りとしては満点で、ポートレートとしては落第。 但し、それはモデルの側の引き出しの無さ、頑なさに起因するもの。
カメラと臆せず向き合えているのは良いが、凝り固まりすぎるのは考え物。

西野七瀬
6ページ7カット、撮影はMARCO
私は禁忌としてきつく躾けられた世代なので、屋外撮影分の引きのカットで見られる「串刺し」(※背景の縦の線が被写体の身体を貫くこと。首の辺りを横切るのも「首切り」として避けられてきた)は許容しがたいが、寄ったカットはよく撮れている。
引いたカットは「串刺し」だけでなく、構図の切り方そのものが甘く、被写体を真ん中に寄せすぎていて詰まらない上に、他のカットと組みにくい。
西野七海の「食えない感じ」は、よく出ている。

柏木ひなた
6ページ11カット、撮影は桑島智輝。
文化系・体育会系とりまぜて衣装3パターン、カメラの前に素で立てていて、求められた表情も作れる強さ。

下野由貴
指原莉乃企画のHKT48グラビア連載、6ページ7カット。 うち見開き1箇所で、ここに指原莉乃。 撮影は桑島智輝。
HKT48の恵まれているところは、さまざまなメンバーに光を当てようとしてくれているところ。 それぞれをきちんと見てきている指原の差配なので、安心して見ていられる。
今でこそ売れっ子の指原であるが、初めは猫背で引き攣り笑顔の冴えない研究生だった。 下積みの苦労も、売れたからこその苦労も知っているから出来るアドバイスもある。 「自信を持ったほうがかわいくなれる」はけだし至言。

衣装は古典的メイド服と部屋着の2パターン。 二人で並んだカットは部屋着なので、指原が上手く逃げた格好。
下野は奥二重なので、光の強弱で表情が大きく変わる。 強すぎず弱すぎず、頃合を見計らったライティングで歳相応の可愛らしさを引き出している。

岸野里香
5ページ7カット、撮影はHIROKAZU
体格の良さを美しさに昇華すべく、水着とボディコンシャスなワンピース。 結果は兎も角、狙いは良い。
直接的な見せ方はせず、歳相応の色気と可愛らしさを引き出そうとする営為。
真正面から撮らないと言う事は、まぁそう言う事なのであろう。

鈴木友菜
写真集からのアザーカットで6ページ8カット、見開き1箇所。 撮影は唐木貴央。
流石に撮られなれてはいるが、自分を見せることには慣れておらず、表情も単調で面白みは薄い。
私には欠伸の出る8カットだが、このモデルが好きな層にはこれで良いのだろう。

Juice=Juice
6ページ9カット、撮影は熊谷貫。
事務所側の要求であろう「顔見世グラビア」にも応えつつ、メンバーそれぞれの生きた表情も捉えた意欲的な6ページ。
コンセプトは統一しつつ銘々に合わせた衣装やロケーション、道具立てまで含めて味わいたい佳品。
しっかりお膳立てをした上で動かして撮っているので、どのカットも写真になっている。

矢島舞美
6ページ6カット、撮影は鈴木さゆり。
何と言うか、オーバー目に撮りすぎたコダクロームみたいな色。
グラビアがデジタルに切り替わった頃は色味の美しくないものも当たり前のようにあったが、漸く世の中変わってきた。
アウトフォーカスの演出がわざとらしいのはいただけないが、美しいものを美しく撮ろうとした姿勢は良い。

道重さゆみ
7ページ9カット、撮影は西田幸樹。
芸暦10年にして10冊目の写真集からのアザーカット。 歳相応の美しさ・可愛らしさを引き出すことに注力している。
光の操り方の巧さは流石に西田幸樹で、晴れた日の水辺で撮ったカットでも表情が死んでいない。
横からであったり後ろからであったり、射し込んでくる光で美しく陰翳を描き出した佳品。
9カット目が素晴らしい。 眼福。

総評
佐藤裕之祭りであった前号とは打って変わって多彩な顔触れ(桑島智輝多目ではありつつ)。
好き嫌いで言えば嫌いな写真もあるが、それは良否ではなく好悪の問題であり、写真表現の許容度の広さは貴重。
グラビア誌も増えたが、指名買いをして公開しないのは未だUTBとフォトテクニックデジタルの2誌のみ。

_ UTB 2013 4月号

鈴木愛理
表紙と巻頭グラビア。 高校3年間にしたグラビア仕事の集大成としての写真集からの10ページ12カット、撮影は西田幸樹。
もはやどんな衣装でも(それが面積の小さい水着でも)表情に揺らぎが無いのだけれど、西田幸樹の技術とセンスがそれを最大限生かしている。
光の射し込む位置、影の落ちる場所、陰翳の出方などを見ると、モデルの立ち位置、撮る距離などがcm単位、もしかするとmm単位で修正されている。 1カット目の遠景と近景の対比、背景の縦横の線、文字情報etc...さまざまなものの配置・配光。
「おやっ」と目を凝らすと、ピントの置きどころ、深さ、あらゆるものがさり気なく的確で、一枚の写真からさまざまな発見がある。

指原莉乃
7ページ9カット、撮影はサトウノブタカ。
白のタンクトップに股上の浅いデニムのパンツであったり、ニットのチューブトップであったり、どきどきして然るべき衣装であり、指原にも指原なりの凹凸はあるのだけれど、何故だか扇情的にはならないのが面白い。
顔の真ン中で胡坐をかいた鼻や、とんがらかした口すらも可愛らしく思える愛嬌もありつつ、反面同じそれが小憎らしくもある。 貧相と言えば貧相だが、絶望的な貧相でもなく、多少の肉は付いているのだけれどそれが色気に結びつくかと言えばそうとも言えず、生娘感はこれっぱかりも(これは余計な先入見に支配されてしまっているからでもあるが)無いが、薄汚れてもおらず、蠱惑的でもなく、Femme fatale 的要素も無いのだけれど、妙に気になる。
圧倒的に可愛い訳ではなく、「一寸可愛い」、しかしその「一寸」が圧倒的であるというなんだかよく分からないダークマターのような指原莉乃の魅力がもやもや漂う7ページ。

日南響子
6ページ8カット、撮影は長野博文。
なんとも捉えどころのない猫のようなモデルを上手く踊らせて撮る長野らしい6ページ。
まったく噛み合っていないインタビューから読み取れる「『変わっていると言われる』=変わっている私で居たい」は矯めようとするとおかしくなってしまう部分であり、このグラビアに於いては上手く生かしていた。

倉持明日香
6ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
道具立ても撮り方も凝っていて、モデルを生かす工夫は充分感じられるのだけれど、それが上がりに結びつかない難しさ。
これ見よがしなポーズや表情が撮る側の営為を台無しにし、上がりを詰まらなくしている。
前後のページと見比べると、ここだけポッカリと詰まらない。
佐藤夏希の件もそうだが、ナベプロに採られてしまったが故の不幸と言うものを矢張り感じざるを得ない。

山田奈々
6ページ7カット、撮影はHIROKAZU
肉感的なところは生かしつつ、ゆったりした部位は構図でぶった切って上手く隠している。
前半は身体の線の美しさを、後半は表情の深みを追った構成。
水着のカットは敢えて正面からは撮らないことで硬いなりに柔らかい表情を引き出している。
こうした「素材を生かす営為」が重要なのであるが、これを理解していない編集者や事務所関係者があまりにも多い。

太田夢莉
5ページ8カット、撮影はHIROKAZU
笑顔は一種類、立てば棒立ちなのだけれど、華がある。
現状では何が出来る訳でもないのだけれど、ニッコリ笑って突っ立っているだけでも絵になるし、カメラと気負い無く向き合えているのは良い。

森保まどか・指原莉乃
指原莉乃企画のHKT48グラビア連載、6ページ7カット、見開き1箇所(ここに指原)、撮影は桑島智輝。
指原も脚は細くて長くて白い方だと思うが、森保は輪を掛けて白くて長くて細い。 さながら守口大根。
足を前後に重ねて立つ、所謂「モデル立ち」をしても太股の間に隙間が出来る細さ。
5ページ目上段などは其れを生かして撮っている。

伊藤万理華
6ページ7カット、撮影は熊谷貫。
カメラと向き合う強い意志を持ったモデルと、モデルと真正面から向き合って撮る熊谷貫。
笑顔はぎこちなく、ポーズも硬いのだけれど、横からの風に髪を靡かせつカメラと向き合う5ページ目などを見ると、資質の確かさは感じられる。
今、この時期にしか撮れない9カット、眼福。

志田未来
6ベージ8カット、撮影は佐藤裕之。
屋内と屋外で4カットずつ。 屋内での光の廻し方、弱い光の使い方はいつもながら上手い。
役ではない自分でもカメラの前に立てる志田未来。 巧まず衒わず良い表情。

プー・ルイ(BiS)
5ページ4カット、撮影は栗山秀作。
栗山秀作が秘術を尽くして撮った東坡肉のような4カット。 三枚肉を使いつつ脂っ気は抜いてあって(毛糸で縛っているのもそのあたりの暗喩か)、インタビューもピリッとくる癖のある人柄を食べやすく調理。

植村あかり、宮本佳林、室田瑞希
いやまぁ酷いものである。 呆れた6ページ8カット、撮影は本田龍介。
宮本佳林さえ可愛く撮れていれば良いと言うことなのか、植村と室田の蔑ろにされ加減は目に余る、特に室田の扱いが酷い。
宮本を主役にして脇に廻すにしても、ある程度は脇を生かさないと主役も光らない。
5ページ目の芯の無いブレボケも見苦しい。 被写体のブレで動きを出したいのであればシャッタースピードを遅くする工夫をすれば良い。 極端な前ピンにしてボケさせる芸の無さ。
6ページ目も醜悪。 妙にポーズと表情が硬いと思ったら、スカートの裾を押さえさせ、ヒザを重ねてスカートの中が写らないようにしている。 写っちゃ困るならハナッからそうならない構図を切りゃ良いだけの話で、その程度のことも出来ない下衆で野暮で下手糞ってのはどうにも救いようが無い。
この稼業から足を洗った方が良いのではないか。

鞘師里保
6ページ6カット、撮影は栗山秀作。
現状で見掛けだけ大人っぽく撮ろうってのに無理があり、悪くは無いが良くも無い。

真野恵里菜
7ページ9カット、撮影はオノツトム。
ハロープロジェクトからの離脱に際して新機軸を打ち出そうということなのか、これまでとはガラリ変わった写真集を製作、そこからのアザーカットで構成。
イメージを変えたいのは分かるが、一寸無理をしすぎた感。
企画倒れでもやれるだけの事はやっておこうとする真野恵里菜の心意気のようなものが感じられるのが救い。

2013-11-12 指原莉乃の「小物感」 [長年日記]

_ UTB+ 2013 5月増刊

HKT48(兒玉遥、森保まどか、松岡菜摘、宮脇咲良、指原莉乃)
表紙と巻頭グラビア12ページ11カット、うち見開き1箇所、撮影は門嶋淳矢。
集合で2カット、あとは個別で2ページ2カット(松岡のみ見開きで1カット)ずつ。
指原莉乃はこの面子に混じると流石に浮き気味なのであるが、インチキ臭い作り笑顔の醸し出す「小物感」もまた味わい深い。
全員良く撮れているのだけれど、宮脇咲良のアップが兎に角凄い。

橋本愛
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
射すくめる様な視線と向き合ったり受け流したり。
2ページ目の横目で凝視するようなカットに戦慄。

NMB48(山本彩、渡辺美優紀、横山由衣、山田菜々、矢倉楓子)
カレンダーから水着カットを寄りぬきで。 撮影は桑島智輝と栗山秀作と門嶋淳矢、誰がどれを撮ったのかまでは分からない。
渡辺・山本は通常営業、山田菜々が柔らかい表情。

永尾まりや
水着になると顔の右半分に緊張が走って歪むことがあるのだけれど、これはまぁ仕方の無いことではある。
1カット目2カット目の上に一枚着ている状態のものは表情も柔らかいので、水着になることへの心理的抵抗は大きいのかもしれない。

岡田奈々、小嶋真子、西野未姫
5ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
それ以上でもそれ以下でもない顔見世グラビア。 集合で3カット、個別で1ページ1カットずつ。
青空を模した背景紙が虚しい。 佐藤裕之に撮らせるなら、せめてハウススタジオくらいは使って欲しかった。
より正確に書くと 「ハウススタジオで撮れる位のスケジュールを事務所が捻出」 して欲しかった。

桜井玲香
6ページ8カット、撮影はサトウ ノブタカ。
アップで撮ったカットに関しては些か深度が浅すぎるようにも思われたのだけれど、余計な光を当てずに撮っているのは良い。
ピアノへの映り込みを生かした2カット目が美しい。

なあ坊豆腐@那奈
6ページ8カット、見開き1箇所、撮影は桑島智輝。
好きな人は好きなのではないでしょうかとしか言いようが無い8カット。
写真そのものの出来は悪くない。

優希美青
4ページ6カット、撮影は西田幸樹。
表情にはまだ硬さがあるが、その分表情が緩んだときの落差にやられる。
正面を切れる顔だが、横顔も良い。

青山美郷
4ページ6カット、撮影は長野博文。
初グラビアとのことだが、こういうモデルを硬くさせずに撮るのは矢張り上手い。
3ページ目、屋外で撮った3枚が良い。

梶谷桃子
自分の部屋も含めて、地元である九州で撮った4ページ6カット、撮影は西田幸樹。
地元で撮る気恥ずかしさは初々しさに昇華されており、曇天も幸いして西田幸樹らしい柔らかな写真。

小嶋陽菜
主演したドラマ絡みの写真集的なものからの4ページ6カット。 撮影はTANAKA。
悪くはないが、小嶋陽菜はちゃんと撮ったものを見たい。

中島早貴
5ページ8カット、撮影は岡本武志。
旧来型アイドルグラビアの延長線上にあり、ソツなく撮られていて破綻は無いが面白みも薄い。
ニコパチが欲しいコアなファン向けなら、これで十分なのかもしれないが、そこから先への訴求力は無い。

Juice=Juice
6ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
集合で4カット、2人で1カットずつ。
集合でも6人が6人生かされており、2人ずつ撮ってもヤッツケのカットは無い。
宮本を真ん中に据えたそうなのは分かるが、他の連中を踏みつけにするような撮り方をすると宮本のイメージも良くない。 その点このグラビアは、全体に光を当てつつ、宮本も浮かび上がらせている。

真野恵里菜
6ページ6カット、久しぶりに見る熊谷貫のゴリゴリ撮るグラビア。 受けて立てるモデルでないと殺されてしまうが、死んでしまうような相手にこう言う撮り方はしない。
メイクは濃すぎるくらいに濃いが、それでも写真としては見応えのあるものに仕上がっている。

川口春奈
写真集からのアザーカットで7ページ12カット、撮影は長野博文。
高校卒業に絡めて、それ系の衣装の撮り収めと言う趣向。
弓道と思しき稽古着、体操着、スクール水着etc...。 下手打つと罰ゲームになってしまうところ、川口春奈も面白がって撮られているので陰惨さは無い。
さまざまな角度から撮られているが、綺麗に見える角度が非常に広く、どう切り取っても実に絵になる。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2013-11-17 絵に描いたような紋切り型声優グラビアの倦怠と退屈 [長年日記]

_ UTB 2013 6月号

吉本美憂
7ページ7カット、撮影は橋本雅司。
オスカーの例のコンテストでグランプリになったが為にグラビア展開をしているのであろうと思われるが、売り方としては一寸外しているように思う。
表情の種類はまだ少なく、撮られるがままと言った趣。 それでもカメラとはきちんと向き合えており、素材としての良さは感じられる。

木崎ゆりあ
6ページ9カット、撮影は細居幸次郎。
日焼けしやすいタチの木崎を外で水着にする罰ゲームのような企画。
丸さと黒さを生かして可愛らしく撮って貰えてはいるし、スタジオ囲い込みのヤッツケ撮影よりは格段に良い。

大場美奈
6ページ10カット、撮影は小池伸一郎。
復帰から暫くは表情の硬さと曇りが気になることもあったが、漸く気負わずにカメラと向き合えるようになってきた。
小池伸一郎は描き出す背景の線に妙味が有り、5ページ目が特に良い。

白間美瑠
6ページ11カット、撮影は佐藤裕之。 水着に剥かれると借金のカタに売り飛ばされたような陰惨さが出るが、服を着て屋外で撮ったカットは生き々々と。
逆光で撮った6ページ目が良い。

北原里英
7ページ8カット、うち見開き1箇所。 撮影は小池伸一郎。
一寸作り込み過ぎた感は有り、肉感的な唇を生かそうとしたメイクの意図は分かるが上滑り。

朝長美桜・指原莉乃
指原莉乃企画のHKT48グラビア連載、6ページ7カット、見開き1箇所でここに指原。 撮影はMARCO
寄った絵での画面構成は上手いが、引くと矢張り単調。 今回は満開の桜に救われている。
インタビューで滲み出る指原の「カーツ大佐」感。 仲川遥香にしてもそうだが、中途半端なポジションで燻っているより、密林に自分の王国を作ったほうが人生楽しいのではないか。

高山一実
6ページ8カット、撮影は佐藤裕之。 昭和っぽいグラビアと言うことで、三角窓のある国産車(よくよく見たらニッサン サニー1200GL)の助手席であったり、文化住宅の緋毛氈のような絨毯の上であったり、衣装や小物まで含めて凝った道具立て。
ここまでやっても四畳半グラビアにならないのは湿度低めに撮っているからだと思う。

悠木碧・竹達彩奈
5ページ7カット、撮影は能美潤一郎。
当たり障りの無い、絵に描いたような紋切り型声優グラビア。
写真としては退屈極まるが、千駄ヶ谷辺りで撮っているのは面白い。

Mスリー
6ページ6カット、撮影は長野博文。
個別と集合で3カットずつ。 事務所の「こう売りたい」がそのまま出たようなグラビアだが、そこはそれ長野が撮っているので詰まらない出来にはなっておらず、扉の一枚以外は柔らかい表情を引き出している。

吉川友
7ページ8カット、見開き1箇所。 撮影は栗山秀作。
上手く泳がせて楽しげなポーズと表情を引き出したカットと、落ち着かせて美形感を引き出したカットをバランス良く。
2ページ目右下が「らしい」感じ。

森迫永衣
2ページ2カット、撮影は國方大。
ピントはかなり薄く、もう少し絞っても良いのではと感じる1カット目だが、よくよく見ると合うべきところにピタリ合っていて、背後のボケも美しい。
もっと売れても良いと思うカメラマンの一人。

岩崎名美
6ページ8カット、撮影は長野博文。
長野が大柄なモデルを撮るのも珍しいように思うが、前半の制服でのカットと後半の水着でのカットでメイクの濃淡も含めて色味を変えているのが面白い。 肉感的なモデルを撮っても見られるものに仕上げてくるのに驚く。

Juice=Juice(大塚、宮本、植村)
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
宮本が中央に置かれることが多いが、今回は植村が大きくアップになったカットが使われていて、これの出来が良い。
歳の割に大人びた顔立ちなので、二年三年先に化けてくるのではないかと思う。

和田彩花・福田花音
高校の卒業を記念した一期メンバー二人の写真集からの7ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
卒業を絡めているので制服やらスクール水着やらで押す構成。 屋内屋外とも、柔らかく廻した光の中で。

矢島舞美
写真集からの7ページ9カット、撮影は桑島智輝。
写真集では矢島による装飾が施されるらしい。 それを踏まえてか作り込んだ写真が多く、私の好みからは外れるが、過度に眩しがるようなところも無く、上手く撮れてはいる。

_ UTB+ 2013 7月増刊

島崎遥香
水着も有る10ページ13カット、見開き1箇所。 撮影はMARCO。
背景を白く飛ばして被写体を浮かび上がらせたカットが中心。
まぁこれがパブリックイメージとしての島崎遥香なのであろう。 可愛らしく、美しく撮れてはいるし、充分及第点ではあるのだけれと、何度か目にしてしまったあの特別な島崎遥香は此処には居ない。
毎度の事だが引きで日の丸になるのだけはいただけない。

倉持明日香
6ページ7カット、撮影は桑島智輝。
ブツ撮りとしては上手く行っていて、臍を含めて倉持の身体の線や面相に関しては上手く切り取れている。 ・・・が、それだけ。

なんにもない机の引き出しをあけて見る  放哉

相変わらず表情が一種類。

高野祐衣
6ページ8カット、見開き1箇所。 撮影はサトウノブタカ。
さまざまな角度から映える角度を探って撮ってもらえており、1ページ目上段や最後のカットなどは美点の一つである鼻の標高なども生きている。

岡田栞奈・指原莉乃
例の指原企画。 6ページ8カット、見開き1箇所でここに指原。 撮影は國方大。
「体育は5」「人見知りしない明るい性格」と言うことで、スポーツをする格好と制服で。 そう言うのが苦手と言うこともあるが、良し悪しではなく「俺はイイや」と気持ちが一歩引く。 明るく可愛らしく撮られており、写真としての出来は良い。
この陰の無さに私は物足りなさを感じてしまうのだけれど、普遍的に受ける要素では有る。

小島真子
5ページ8カット、撮影きは小池伸一郎。
白ホリで撮ると可も無く不可も無いが、背景として何かがあるカットでは小池伸一郎の画面構成の上手さが冴えている。
ページを行きつ戻りつして気付く3ページ目の4枚の写真の割付けの上手さ。

渋谷飛鳥
小細工抜きで美しいものを美しく撮った6ページ8カット、撮影は桑島智輝。
表情の種類こそ少ないが、気負わずにカメラと向き合えている。
可愛らしく美しく見える角度が広く、撮る角度によって印象も変わるので、表情の単調さは気にならない。
ソニーの自慰手淫の如き売り方で損をしているが、渋谷に限らず素材としての乃木坂46は素晴らしく、対峙したカメラマンの本気が見られる。

工藤綾乃
6ページ8カット、撮影は熊谷貫。
全体として可もなく不可もなく、熊谷貫のルーティンワークの趣。
笑顔は紋切り型だが、それ以外の表情は良い。

星名美津紀
6ページ8カット、撮影は佐藤裕之。
ハウススタジオと思しき屋内での撮影。 昼間の浜辺やプールサイドに連れ出されてしまう事が多いのでこれは珍しい。
安直に面積の小さな水着にされてしまう事が矢張り多いのだけれど、そうではない衣装のときの表情の諧調の豊かさが目を惹く。 眩しくない状況下なので表情も柔らかく。
窓越しに撮った1カット目が特に良い。

上間美緒
5ページ7カット、撮影は長野博文。
雑に撮ったようなカットでも、良く見ると上手く撮っている。 全体としては可も無く不可も無く。

橋本愛
6ページ8カット、撮影はMARCO。
狭くて古いハウススタジオなど、何かしらの制約があって引きで撮れない状況の方が、構図に冴えが見られる。
ただ、寄り過ぎるとピントが甘くなる傾向はある。
多少甘いっちゃ甘いのであるが、モデルに救われている。

鈴木裕乃
5ページ10カット、撮影は桑島智輝。
口を半開きにした同じ表情で押してくる。
モデルに笑ってもらうのではなく、笑みの零れる状況を作って切り取った笑顔は良い。

大友花恋
4ページ4カット、撮影は渋谷健太郎。
可愛くは撮れていないのだけれど、2カット目が良い。
4枚が4枚、奇を衒ったものに非ずして構図としては面白いと言う稀有な拾い物。
眼福。

Juice=Juice
6ページ12カット、撮影は國方大。
最後のページは背景の飛ばし方が良くないが、その他は大体良い。
スカートの裾の隠し方など、一寸不自然なところもあり、全てが上手く行っている訳ではないが、試行錯誤する写真の美しさ・楽しさは在る。

譜久村聖
写真集からのアザーカットで5ページ7カット、撮影は中山雅文。
浜辺で水着を撮った土左衛門カット以外はそれ程悪くないが、全体的に眠い表情。

真野恵里菜
ドラマのロケ地まで出向いての5ページ7カット。 撮影は熊谷貫。
役の衣装では程の良い緊張感。 制約も多く、時間も無い中での撮影だったと思われるが、上がりは良い。
2ページ目の横顔が特に良い。

_ UTB 2013 8月号

渡辺美優紀
10ページ8カット、見開き2箇所。 撮影は桑島智輝。
コンサートのリハーサルなど諸事多端の折、一日でグラビア6本撮るうちの6本目であったとインタビューで明かされているが、疲れが顔に(表情ではなく)出たところは上手く処理してあって、上がりを見ただけではそうとは分からない。 このあたりの根性と言うか腹の据え方は凄いと思うが、時間を掛けた仕事が出来にくいのは矢張り不幸だと私は考える。

時間も無い中、衣装3パターン、スタジオのみでビラビア1本仕上げなければならないのも大変だと思うが、道具立てであったり衣装であったり、限られた条件の中で積み重ねられたものが功を奏して見られるものにはなっている。
一寸危ない衣装もあるが、そこはポーズなり構図なりで上手く処理して、危ういからこその美しさのみ抽出。

志田未来
6ページ10カット、撮影は大江麻貴。
街の中と林の中。 状況に応じて必要な自分を引き出しから出せる強さ。
役者属性の人の中には役ならざる自分ではカメラの前に立てない人も居るが、志田未来は常にカメラの前に立てる人で在り続けられる。 街の中ので撮る場合、引きの絵になると情報過多になってしまうこともあるが、程の良い切り取り方。

川栄李奈
敢えて底抜けな部分に特化した7ページ10カット、撮影は桑島智輝。
川栄を楽しい状態にしておいて撮ることで、全カット表情が生きている。
動物ポートレートの傑作。

森川葵
奇を衒わずに可愛らしさを抽出した6ページ9カット、撮影はTakeo Dec.
特に1カット目は息を呑む美しさ。
動かしたら動かしたなりに、止めたら止めたなりに表情が生きてくる。 打てば響くモデルの面白さ。

古畑奈和
7ページ9カット、撮影はサトウノブタカ。
表情の種類は少なく、幅も狭いが、カメラとの向き合い方は良い。
握手会人気先行型は撮られる仕事になると底まで暴かれて馬脚を現すことがままあり、碌に期待もしていなかったのだけれど、そう悪くは無い。
撮られ慣れる過程で無駄に媚びることさえ憶えなければ、先々面白そうなところはある。

渕上舞・指原莉乃
例の指原企画。 6ページ7カットで見開き1箇所(ここに例によってちゃっかり指原)。 撮影は桑島智輝。
アイスクリームやお菓子を食べようとしたりしなかったりするふりをする趣向。 只の良い話にはしない指原の人物評が毎度面白い。
表情が単調だとか硬いとか、細かいことはどうでもよくなる効果もある。

北川綾巴
スタジオと屋外と半々で5ページ8カット、撮影は西田幸樹。
スタジオ撮影分で造形の美しさを、屋外撮影分で生きた表情を引き出している。
ポッと出の研究生に西田幸樹と言うのに驚きもしたが、上がりを見て納得。 そこまでして然るべき素材。 3カット目、脚の長さに瞠目。

橋本奈々未
お仕事モードで流してもそれなりの質の写真にはなる熊谷貫の本気を見た6ページ7カット。
何と言うか、本場所で勝ちっぱなしの千代の富士と当たったときの北天佑のようなギラつき。
語れば語るだけ語るに落ちるような7カット。 見れば見るほど引き込まれる。
撮る側がそこまでやってもまだ負けているように感じる橋本奈々未の強さ。

足立梨花
尻を前面に7ページ11カット、撮影は唐木貴央。
売りにしたくなるのも分かるが、それだけが足立梨花の良さでもない訳であるし、一寸興醒め。
秘すれば花、雄弁は銀。

高月彩良
5ページ5カット、撮影は佐藤裕之。
背もスラリと高く、キリリとした顔立ち。 指先まではまだ神経が行き届いていないが、腕の組み方などは良い。

Juice=Juice
5ページ7カット、撮影は長野博文。
4ページ目上段の3人で顔を寄せ合っているカットなどは長野らしい。
動かすべきところは動かし、止めるべきところは止める。 静と動のバランスが良い。

石田亜祐美
5ページ7カット、撮影は中山雅文。
構図にもポーズにも表情にも面白味は欠片も無いが、無難に可愛らしく撮れてはいる。

鞘師里保
5ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
ライカを首から提げてのお散歩写真。
真野恵里菜のミュージックビデオでイハゲーのEXAを持ち歩くものがあって、あれでエクサクタ熱が再発した(初任給はたいて買ったのがVX1000だった)りもしたのだけれど、虫眼鏡で「f2のズミクロンか・・・」と睨めっこを始めて我に返ったりしつつ鑑賞。
俄かカメラ女子っぽいストラップはよろしくないが、おっかなびっくりファインダーを覗き込む様は愛らしい。
髪を下ろしたスタジオ撮影分は一転してキリリと美しく。

℃-ute
8ページ7カット、見開き1箇所。 撮影は西田幸樹。
集合で2カット、個別で1カットずつ。
個別のカットがそれぞれ良いし、集合のカットもグループとしての纏まりが感じられて良い。
撮られる仕事は矢島と鈴木に偏っているので、全員並ぶと突出して映えてしまうのではないかと思っていたが、その二人が気配を消す訳でもなく、5人で並ぶと5人としての纏まりが出てくる。
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2013-11-25 暑苦しい曲を暑苦しく歌って暑苦しすぎない程のよさ [長年日記]

_ サンシャインシティ iPop Monthly Festival presented by 新星堂(2部 東京女子流・愛乙女★DOLL)

バスの乗り継ぎにしくじって開演少し前に漸く現地へ。
既に一階二階の外周は鈴なり、死角はあるが死角以外はよく見える位置に潜り込む。
開演直前に愛乙女★DOLLが出てきて軽くリハーサル。 会場や音響の状況確認と言う意味合いのほかに、通行人や買い物客に「もうすぐ此処で何かが始まる」ことを知らせる効果もあり、被せではなく生声であることも「ただならぬ雰囲気」を醸成。
このあたり、送り手がよく分かっている。
17:33頃開演


愛乙女★DOLL

出囃子が流れる中、陰アナで煽りに煽ってから登場。 正札附で引っ張りに引っ張ってから出てくる六代目圓生の趣。

ビターチョコ・バレンタイン
おんなじキモチ(東京女子流)


キラーチューンを一発目に持ってきておいて、人口に膾炙した東京女子流の曲を持ってくる趣向。
「おんなじキモチ」は振り付けも含めて本家に忠実、感想での見せ場のダンスもきっちりと。
小西彩乃パートは愛迫みゆが担当。 キーの高い部分は裏声で上手く逃げつつもきっちり歌い上げるところは流石。
曲の後半で東京女子流の面々も合流。 客も踊る連中はほぼ踊れており、ステージも含めて妙な一体感の祝祭空間。
人仕切りのやり取りの後、女子流が引っ込んで再びライブ。

GO!! MY WISH!!
蒼い空を望むなら
流れ星


後半は持ち歌で3曲。 速くて鋭いが重厚な動き。 暑苦しいのは苦手なのだけれど、愛乙女★DOLLに関しては何故か楽しく見ていられる。
長い科白パートを貰ったこともあってか、やる気の漲る都築かなが楽しい。


東京女子流

Don't Be Cruel
きっと忘れない
ちいさな奇跡
Mine
おんなじキモチ


小西彩乃は現状でコントロールしやすい音域の歌唱は安定しつつも、高音になるとやはり裏返りやすい傾向が有った。 上手い下手ではなく、体調に絡むことだと思われるので、本復を待ちたい。
骨の存在を感じさせない柔らかな動きの庄司であったり、並外れて手足の長い山邉であったりと並ぶと、中江の普通を突き詰めた可愛らしさに安心する。

どこをとってもケチのつけようがない新井ひとみ。

客が騒ぎやすい曲が支持される傾向はあるが、東京女子流に関してはそれを避けるでもなく狙うでもなく、別の次元での曲作りをしているように感じられる。
そこが好ましくあり、また売れきれないところでもあるように思われた。

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コラム置き場に

2013 俺アワード(楽曲部門)

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2013-11-26 幸せな円環 [長年日記]

_ ANNA☆S インストア・イベント(タワーレコード錦糸町店)

テナントの入れ替わり期に廃墟化するのではないかとすら思われたオリナスモールも、なんとか持ち直したようで結構な人出。
最上階の外れと言うあまり良くないロケーションながらエスカレーターの前とあってか通りすがる人は多い。

今回はエントランスホールの特設ステージではなく、インストアなインストアイベント。 周辺店舗からの干渉が激しいエントランスホールより、むしろ演りやすいかも知れない。

メンバーによる商品お渡し会が少し長引き、20分近く遅れての開演。

一部の客が通路を塞いで立ち話をしたり、荷物の山を作ったり、店側と送り手側の手配り目配りが足りていない部分も散見されたが、アイドルに限らず人の集まるイベントとしては真っ当な部類に入る。
開演前の注意事項も、やって良いこととマズいことの線引きがニュアンスとして伝えられて、それを汲み取って盛り上がりつつ踏み外さない阿吽の呼吸。

left

きっちり歌えて踊れていて、曲もオケも丁寧な造り。 一聴して耳と意識が持って行かれるようなフックは無いが、店内で流れ続ける曲を聴いているとじわじわ沁みて来る。 そしてその曲を生で歌うことによる説得力と言うか、訴求力と言うか、そう言ったものが感じ取れる素晴らしいライブだった。

途中、ギター一本をバックにマイク無しの生声で何曲か。



これがまた良かった。
歌い込んではいるが、手馴れては居ない。 ライブと言うものがその日その時のその場所でしかその様には成立し得ないことを知っている当意即妙な歌唱とコーラス。 伴奏者との駆け引き。

粗製乱造なアイドルグループも多い昨今、ここまでちゃんとしていて大丈夫なのかと心配になる。
まぁ送り手も只の鼠ではなく、酸いも甘いも嚙み分けた上での正攻法だと思われる。
ANNA☆S は客も演者も送り手も、すべてが幸せな円環の中に在る。 また気になるグループが増えてしまった。


この他の写真も纏めてこのへんに。

_ 更新情報

コラム的な何か

2013 俺アワード(楽曲部門)

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矢張り多数派工作がまかり通る多数派のお祭りは性に合わない。
糞食らえ。

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2013-11-30 最大多数の最大幸福 [長年日記]

_ ANNA☆S ミニライブ&特典会(西武東戸塚店)

先週のタワーレコード錦糸町店でのインストアライブが非常に良かったので、一寸遠いが足を運んでみた。 今回は写真多目でお届け。

横須賀線の東戸塚駅東口は駅前が谷のようになっており、西武東戸塚店に掛かる橋は思いのほか高い。
これを渡り切って階段を下りた一階入り口前が会場。 「正面入口 特設会場」となっているが、とりあへず入り口の前を仕切ってある。


設えとしては簡素だが見るほうは階段に腰掛けられるので見やすい。 特定の客からの収奪ではなく「多くの人に見てもらうこと」を目指してイベントを打っているのが分かる。
客の大半は階段に腰掛けているので人垣の後ろからも見ることが出来るし、ヲタヲタしくはありつつも真っ当な社会生活を営んでいそうな風体の客が多いこともハードルを下げている所為か、通行人の立ち止まり率も高かったように思う。


衣装は揃いのティーシャツに色違いのオーバーオール、足元はバスケットシューズにヒールが付いたような物。 立ち姿を美しくしつつ、動ける靴と言うことか。


ライブはみっちり30分。 前説で「どのくらいやらかしてよいか」についてのニュアンスが伝えられ、客のほうでも匙加減を考えて盛り上げる(盛り上がる)。


アイドルの現場に日ごろの憂さを晴らしに来る手合いが多い昨今、客も送り手も含めて不愉快なことが何一つ起こらない現場と言うのも珍しい。

日の射すところと日陰では照度差が激しく、自動露出にしておくと写真にならないので日陰の分は勘露出で決めたシャッタースピードで押してみた。 デジタルなのにピントも絞りもシャッタースピードもマニュアル。


残りの写真は このあたり に。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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