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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2014-09-08 殺伐の度合いを増すル・マン式スタート [長年日記]

_ PIP:Platonics Idol Platform「PIP初の私服イベント!私服のダサイしおりん(+もかろん)は大ピンチ!? ゆるゆるだけどお許し下さいね」公演

通常公演ではなく、イレギュラーなものであるとのことで公演に通し番号は付かず。

例によって金曜の夜に予約開始となったのだけれど、濱野が予約開始のツイートをしたタイミングが悪く、乗り遅れて40番台。
客の分母が増えたのではなく、客が椅子取りゲームのルールに慣れて来た感じ。 年々殺伐の度合いを増したル・マン式スタートを思い出す。 当日並んで入った知己も椅子にはありつけていた。

通常公演ではなく、私服ファッションショー的なものである旨、濱野から説明。 パタゴニアTシャツの上にパーカーを羽織っている濱野の姿に驚く、目にもさやかに見える秋の訪れ。

メンバーからファッションに一家言ある連中が審査員として4人。 気ままに批評・批判する役で羽月、いい所を見つけたりフォローしたりする役で小林、メンバーの服装から妄想を膨らませて気持ち悪い事を言う役で森崎、思春期特有の残酷さでブッタ切る役で橋田。

以下短評。

永瀬 綾香 郊外の中学生の夏休みと言った趣。 洋品店で買って貰ったよそ行きのワンピース。

空井 美友 マリンスタジアムでよく見かける、行き返りの私服より球場で着る服に金を掛けるロッテファン女子。 ブラウスに畳み皺があるところにお洒落し慣れない初々しさがあった。

牛島 千尋 昼酒を飲む為にとりあへず外に出る服を引っ掛けた感じ。 一寸弄れば映える所を突き詰めないところに取っ付きやすさを感じる。

橋田 唯 休日の優等生。 可愛らしいが品があり、よそ行きだが華美ではない。

小林 希望 阿佐ヶ谷以西の中央線沿線に居そうな、落ち着いた洒落乙感。

森崎 恵 デニムのワンピースのウエストを白いベルトでキュッと〆て細く演出。

石川 野乃花 涼しい顔して落としに掛かっているようなさり気無い怖さ。 清楚なようでいてスカートは短く、動くとフワリと広がる。

豊栄 真紀 日大文理学部社会学科の仲川ゼミに居そうな。 頑張りが二割弱空回りする感じ。

工藤 千里 都会へ出てきて肩肘張っている、筋は悪く無いけれど微妙に垢抜けないお洒落好き女子の切なさ。

瑞野 由佳 秋らしい色のサスペンダーワンピース。 「いいうちの子」感。

澤村 まどか 想像上のアイドルが着ている、絵に描いた様な「アイドルの私服」。

御坂 ゆき乃 本日唯一の「誂えた服」。 フルオーダーではないらしいが、布地をたっぷり使ったゆるいギャザーで広がりを出すスカートの贅沢な構造などは誂えならでは。

濱野 舞衣香 思ったより地味な服。 こちらの想像が華美に過ぎただけであって、「勤務地:東十条」の夜のお店ではなく、「勤務地:上中里」の軽作業の人の休日と言う感じで、落差に持って行かれる。

北川 萌恵 頑張る方向が微妙に間違っているのをスタイルの良さで帳消しにしつつ、便所の火事で自棄糞になったような膨れっ面も微笑ましい。

柚木 萌花 服装のセンスに自身がある訳ではないが、あからさまに貶され論われれば臍の一つも曲げたくなる、そんな心象風景。 頑張ってお洒落をしつつ、頑張ったねと言われると否定する乙女心。

小室 志織 バンザイ突撃。 余計なアクセサリーの満艦飾。 自棄は起こしつつ、頑張るべくは頑張る、突き抜けたダメさ加減。

羽月 あずさ 自前のロリ服で気合は入っているが、素材が化繊である為か帯電して吸い付けた埃でくすんでしまっていたのが惜しかった。

山下 緑 広小路から京橋辺りの中央通り沿いを根城にしていた婆さんとか、六区に居たティアラつけてた婆さんとか、そう言った「アジールに暮らす人々」のような服装。

森崎は濱野に話を振られたらその場で当意即妙の妄想を開陳せねばならず、頭脳労働と言う点に於いては一番草臥れたのではないかと思われる。
簡潔に纏められなかったり冗長だったりしたところはあったが、全員分妄想し切ったのは良かった。
羽月はマイク無しで喋る癖は相変わらずだが、加点減点を自分の物差しで決めて批評出来てはいた。
小林は他のメンバーが減点すれば良いところを探し、加点すれば「もっとよくなるところ」を探す。 与えられた役割をソツなくきっちりと。
橋田は可愛いから何をどう言っても赦される特権を生かしてもっとバッサリ袈裟懸けにやってほしかったが、そうしないさまもまた良かった。

私服ファッションショーでありつつ、間々には歌も挟み込んでいたが、歌って踊るにはあまり適していない「動くと危うい服」も散見された。
石川あたりはそこまで考えてやっているフシもあるが、目のやり場に困る局面も屡々。

会議室使用の猶予期間もあと一と月余、其れまでの間にやっておかなければならない事は山積している訳で有るが、イベントを楽しみすぎてしまっていて「そろそろ追い出される立場」にあることを忘れているようなメンバーもちらほら。 プロデューサーとしての役回りを視野に入れている連中はもう少し危機感を持つべきなのであるが、拍子抜けする位暢気だったのには驚いた。


2014-09-14 God is in the details. [長年日記]

_ PIP: Platonics Idol Platform 第9回定期公演

副題は「いよいよお披露目から3ヶ月経過!PIP第9回目公演は、ついにPIP初のオリジナル曲第一弾の”選抜”メンバー発表!波乱の予感!」公演

例によって開場10分前位にぞろぞろ集合して開演15分前に入場。
他所と被ったのかもしれないが、客の数が目に見えて減っていて驚く。
前回は遅れるどころではなく完全に狂っていた壁の時計は、電池を入れ替えたらしく正確に時を刻んでいた。
5分遅れで開演。

出囃子から3曲演ってチームごとの自己紹介からトークコーナー。 濱野智史曰く「Ustream での配信を行うのでMCを多めにしている」との説明。 現場で見ていると些か冗長なのだけれど、権利絡みの問題などもあって曲中は無音にしなければならないらしく、仕方無いっちゃ仕方無い。 録画したものを見るなりして次への反省と修整はしてくるだろう。

お題は「PIPの中で『これは私が一番』と思うこと」、これを濱野の司会で廻していくのだけれど、碌に考えていない答え・考えが浅い答えについては手厳しく対応。 それでも全否定はしないのが濱野らしさか。
濱野がメンバーに求めているであろう思考と観察の反復を一番実践できているのは空井ではないかと思う。 それだけに昨今の空井の服装について、とりあへず全否定して遊ぶ風潮はどうにもやりきれない。
空井が何故それを最適解として導き出したかの過程を紐解いた方が、少なくとも私は面白い。

新曲も含めてユニット曲をいくつか。
御坂・小林・豊栄で「天使のしっぽ」。 小林は何をやらせても平均点以上の出来には必ずして来る。
豊栄は上手くは無いのだけれど破綻もなく、だいたいソツなくこなしてきて華もある。
凄いのは御坂。 歌は不安定だが声に魅力があり、振りもぎこちないのだけれど挙措は美しく、ぎりぎりのところでとっ散らからず狼狽えない。
出来ていない状態でこれなので、伸びてくると面白いのではないかと思う。 鳳雛。

小室・空井・石川で「ハート型ウィルス」。
スタンドマイクにぶら下がるようにしして元気に歌い踊る小室の情緒の無さが却って良い味。
石川は珍しく野暮ったい服でどうしたのかと思ったら、空井から借りたとの事で納得。 それでもブラウスの下に着るものを考えて撰んでいたり、どうにかしようとする工夫は感じ取れた。

澤村・瑞野で「高値の林檎」。
瑞野は歌って踊ると可愛らしさにプラス補整がかかって魅力が増す。
澤村は振る舞いと atmosphere が「アイドル」。
この二人は見るたびに息が合ってきている。

濱野(舞)と柚木で「てもでもの涙」
PIPの中でも歌って踊る技倆に於いては上位にいる濱野と柚木で組むと金の取れる芸。
柚木の芸は分かりにくく凄い。 God is in the details.

永瀬・森崎・北川・牛島で「アイドルなんて呼ばないで」。
牛島が調達してきたと言う LIZ LISA のワンピースに身を包む4人。 北川の罰ゲーム映えする引き攣り笑顔。 牛島の淡々とた歌いっぷり。 森崎の状況に流されない強さ。
永瀬は何を踊らせても形にはして来る。 歌はもう一と伸び欲しいが、踊れる面子として計算できるのは強みになりうると思う。

橋田・工藤・福田・小室で「夢見る 15歳」
難易度の高い曲なので、どうにかこうにか踊れていても上手くは見えない。 その中で一人気を吐く小室。
解釈による表現より規定の動きをより正確に再現することを求められる振り付けになると、確かに小室は頭抜けている。

こから、初のオリジナル曲の選抜メンバー発表。
「選抜は・・・11人です。」→「『11人いる!』!!!」
「曲名は『僕を信じて』です。」→「トラスト・ミー!!」
と、会場のごく一部で静かな盛り上がり。
「誰が」の前に、パワーポイントで作ったプレゼン資料を使って選抜のやむなきに至った理由から説明。

・10月末以降は会場の制約から全員での公演が難しくなること
・ニ十数人分の振り付けとフォーメーションの作成の大変さ
・休演者が出たときの振り付けとフォーメーション修整の難しさ
・衣装作成のコストと、作成に掛かる時間
・全員分の交通費は捻出し切れていない


現状で商業ベースには乗っておらず、物販での収益と濱野の個人所得からの持ち出しで動いている現実に直面したということであった。



仮の立ち位置表を表示しつつ、後列メンバーから発表。

(5)濱野 舞衣香(はまの・まいか)
(6)羽月 あずさ(はづき・あずさ)
(7)小林 希望(こばやし・のぞみ)
(8)空井 美友(そらい・みゆ)
(9)石川 野乃花(いしかわ・ののか)
(10)豊栄 真紀(とよさか・まき)
(11)工藤 千里(くどう・ちさと)

前列は

(4)小室 志織(こむろ・しおり)
(3)福田 蘭奈(ふくだ・かんな)
(2)柚木 萌花(ゆずき・もか)
(1)橋田 唯(はしだ・ゆい)


後列は歌えて踊れる、喋れるメンバーで下支え、前列は中高生の活きの良いのとエースである柚木。

今回漏れたメンバーの処遇については、アンダー制の導入、プロデューサー候補生メンバーによる企画立案の開始など。 煮え切らないっちゃ煮え切らないんだが、これはもう致し方ない。

悲喜交々で半分お通夜の中、「たんぽぽの決心」で終演。

物販で悲しみの極みにあるメンバーのところへご機嫌伺いにいってみたが、予想以上のこの世の終わりのような落胆振りに掛ける言葉もなく。
ハナっから諦めざるを得ない連中は選抜制度発表時に落ち込み済だったらしく、発表当日は当落線上に居た連中の落ち込み振りが激しかったようだった。

しかしそれも会議室劇場と言う楽園を追われる原因を作ったメンバー自身に原因がある訳で、因果応報と言っちゃ酷だが濱野を責めるのは筋が違う。

2014-09-15 自習と読書 [長年日記]

_ spring closet 定期自習イベント20~23限目

今回はマイナビルーム9F-B、いつもより少し狭い部屋。
盛大に寝坊したが、なんとか1コマ目には間に合った。
今回はリーダーの生誕企画があったりもした所為か出席者も多く、ぎっしりとまでは行かないものの3人掛けの机に少なくとも一人は座っている状況。
隣と近いと何をやっているのか気になって気が散るので、混んで来ると私のように「勉強では無い何か」をしている者は肩身が狭くなるが、そうなったら勉強をしに来ている人に譲ろうと思っている。
高校三年生の私を思い起こすとなるべく勉強から身を遠ざけようとしていた訳で、不純と言えば不純な動機でも、勉強をしようと思い立った人は尊重したい。

今回は後述する別件の為、2コマ終了後に退出。

_ PIP秋の読書会!第一弾は指原莉乃『逆転力』をみんなで読もう!

メンバーの出欠もイベントとしてどうなるかも分からず、「濱野の独演会になって終わるのではないか」「指原の本にかこつけて説教でもするのではないか」などの憶測が飛び交っていたが、蓋を開けてみれば課題図書を与えて感想を書かせたり言わせたりすることでメンバーの人となりを浮き彫りにしていく、面白いイベントとなった。

読書や考える習慣の有無がはっきり出て、それを身につけた方が良いかどうかも人夫々。
読書の習慣が無い方の筆頭が小室と福田。 しかし小室には考える習慣があり、福田には無い。 小室は読了していないながらも感想と自分の考えは話せたが、福田は読了こそしたものの感想も自分の考えも堂々巡りしたあげくはっきりとは話せない。
同じく、考えてはいるもののそれを上手く言葉に出来ないでいたのが永瀬。 永瀬が損をしているのはこの「やるべきことはきっちりこなしているが、それをそうと分かりやすく明示できない」ところ。 性格としては好ましいのだけれど、現在自分が受け持っている役回りとしては好ましく無い。 アンダー制度が導入されれば「何が出来るのか」についてはっきりさせなければならない。

本を読むということ、考えを纏めることについて慣れていたのは橋田・小林・瑞野。 きっちり読み込んでソツの無い感想。

森崎の保育士としての経験も交えた「叱ること」「叱られること」への考察が面白かった。
二足の草鞋を履いて初めて見えてくる世界。

空井は本の内容より当人が直面している「私服ダサい問題」と、それをキャラクターとして受け入れるか否かについて。
濱野がテレビ出演などの経験からキャラクターがはっきりしていること利点について説明。 私服がダサいと言うキャラクターを受け入れ・演じるのではなく、私服がダサいと言う指摘に抗う現在のキャラクターを受け入れ・否定しないと言うことだと思う。
気になったのは大学のレポートの形式に囚われすぎて本来力点を置いて語られるべき部分が薄くなってしまっていた事。 森崎もそうなのだけれど、簡潔に纏める事がこの先求められて来ると思う。

意外にと言うと失礼だが、豊栄の考察が深く、視点も面白かった。 小室もそうだったが、アイドルを見る側と演る側の両方の視点から考えている。
指原莉乃とファンの関係性に触れ「どう応援して良いか分からなくなっているのではないか。」「私は応援し甲斐のアイドルが良い」と遠慮がちに表明。 正鵠を得ているだけに反発も招くかもしれないが、良い切り口だった。

工藤はハロープロジェクトのファンだったこと、地方出身であることの類似性に惹かれつつ、現場より書斎で楽しむ嗜好の違いについてなど。 現場で見るにしても「黙って見ている方が楽しい」と語る工藤。 このあたりは大いに頷けた。

MCが苦手だという話から始める柚木。 恐らく完璧ではない自分を見せることへの嫌悪だと思うのだけれど、やりたいと思うことでも反射的に拒絶してしまい、「やっておけばよかった」と後悔することがよくあるらしい。
柚木の面白さであり欠点でもあるのが「分かりにくさ」であると思うのだけれど、出来ていないこと・苦手な事も曝け出せればとっつきやすさも増すのではないかと思う。 初期の大島優子がそうだったのだけれど、どこまでやって良いのか計りかねているように私には見える。

最初に書いた通り濱野智史独演会になる事を危惧していたのだけれど、アイドルと言う共通項を持つ指原の本を使って、メンバー一人ひとりの嗜好と思考を掘り下げていく良いイベントになった。

<9/21 追記>
PIPブログに空井、豊栄、御坂の感想文が掲載されたのでリンクを貼っておく。

PIP秋の読書会:指原莉乃さん『逆転力』を読もう! 空井美友・豊栄真紀・御坂ゆき乃の読書感想文

豊栄の「二重の視点」が面白い。
純粋にアイドルが好きでアイドルで在りたい豊栄には理解しつつも許容はし難い指原莉乃が、不純な大人の目には面白く映り重用される。 これは指原本人にとっても「引き裂かれた自己」に対するそれぞれの評価であり、この上ない幸福であると同時に絶望的な不幸でもある。


2014-09-21 訳知り向け [長年日記]

_ 「PIP秋のバラエティ/MC満載企画!どの企画がウケるかはやってみないと分からない!もしかしたら11/23沖縄選抜も決まるかも!?」イベント

23日に外部イベントに呼ばれていて、そちらに力点を置きたいとの事で日曜は軽めのイベント。 カラオケと踊ってみたが挟まった以外は出し物らしい出し物はなく、訳知りなら楽しめるが今日が初会だとチト厳しいイベント。

濱野も忙しいらしく金曜の夜は所用で間に合わないとの事で、土曜の夜に予約スタート。 ヨーイ・ドンで申し込んでも30番台と出遅れたが、まぁなんとか座って見る事は出来た。 2時間からの長丁場なので、年寄りに立ち見は辛い。

訳知りの椅子取りゲームが熾烈さを増しているだけで集客が殖えている訳ではないなのが気がかりでもあり、のんびり見られる有り難さが無くも無いのと綯い交ぜになる複雑な気分。

演目としては

「踊ってみた」 (橋田・永瀬)
「パワースポット溺愛系オススメポイント講座」 (森崎)
「ハロプロ天動説講座」 (工藤)
「私立恵比寿中学『頑張ってる途中』みどころ講座」 (柚木)
「猫背矯正ポージング講座」 (先生:石川 生徒:豊栄・羽月)
「都道府県シルエットクイズ」 (濱野・澤村・栗城)
「エヴァンゲリオンと私」 (高城 聞き手:濱野)
「『逆転力』読書会補遺」 (栗城・北川・豊栄)
「厄介女子生徒の休日再現」 (御坂・福田・小室)
「メンバー似顔プッチョ絵」 (澤村)
「ディズニーランド/シー楽しみ方講座」 (栗城)
「カラオケ声色三変化」 (濱野・羽月)
「私服ダサイ系女子改造講座」 (コーディネイター:小林 クランケ:小室・空井・柚木)
「踊ってみた(当日振り入れ ver.)」 (橋田・永瀬)

モーニング娘。について語る工藤は先カンブリア紀だかデボン紀だか、ハロプロ天動説に基づく後付け史観用語を多用。 熱意は伝わるが共感は出来ない。
「これが凄いんです」と見せられたものも、寺田特有のねっとりした田舎臭さが鼻につくもので、野暮の極み。 まぁこのあたりは好みの問題。 蘇易簡曰く、適口者珍。

森崎はパワースポットの、主に豊田早姫への熱情を例によって情念過多でお送り。
無情に聞き流しバッサリ斬り捨てる濱野とめげない森崎の夫婦漫才。 豊田早姫は、少なくとも森崎の中ではキリストを超えているものと思われる。

柚木は工藤や森崎と較べると訥々としているのだけれど、その分重みがある。 北風と太陽。

石川のポージング講座は猫背の目立つ二人に分かりやすく即効性のある指導。 15で何も考えずに東京に出てきたと言う石川の東京での年月の重み。 ただの鼠ではない。

素直に言う事を聞く豊栄と、いちいち混ぜっ返す羽月。 いちいち混ぜっ返しつつも気にはなるらしく、なんだかんだで言われたことは試してみる羽月が楽しい。

小林によるPIP私服ダサイ御三家の改造は、とりあへず3人に自分の考えた洒落乙な格好で来てもらい、小林が持参した服に着替えさせて事前事後を見比べる趣向。
いつもよりは良い評価を貰う小室と柚木、いつもどおりの酷評に慨嘆するいつもどおりの空井。
小林のコーディネートは流石に上手く、三人三様それぞれの個性に合わせて上手く仕上げていたが、空井だけはくるんだオブラートを突き破る空井の個性、なんと言うか「ウーマンリブ臭」のようなものが勝ってしまい、「山武郡の村中で一番モガだと言われた女」みたいになってしまっていた。 恐いところは東京の銀座 泣くに泣かれぬモガ。
小林の見立てが悪い訳ではなく、空井もそれなりに似合ってはいたし、小室のプレッピールック、柚木の原宿系女子もそれぞれの個性を生かしつつ矯正できていた。

前述の通りメンバーの人となりを知っていれば楽しめる企画だったが、今日が初めての客には厳しかったのではなかろうか。
それでもダレ場もそれなりに有ったが、曲がりなりにも面白おかしく過ごせたのは濱野の司会の面白さに依る所が大きい。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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