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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2017-04-02 ツルノヒトコエ [長年日記]

_ ツルノヒトコエ イベント(29.04.01)

好事家仲間に「桑原みずきって、今何やってるんですか?」と訊かれ、ダンスと歌で構成した自主興行をやっていることを伝えたところ、見に行きましょうと話がまとまり小岩へ。
南口からバスが軒先をかすめるような商店街をしばらく行ったところにあるショーパブ的な店舗を借りての "イベント" よく調べずに行ったので見ているうちに知ったのだけれど、歌とダンスをノンストップで見せるのが "公演" 歌とダンスの合間にゲーム大会的な余興を挟むのが "イベント" と言う事らしい。

明らかに熱心な客が集うなか、場違いな我々は後方の席へ。 入口から会場への通路の脇の部屋で前物販が行われていたようで、知らずに通り過ぎようとした際に桑原が愛想を振りまいていたらしく、そのまま行ってしまった我々に「何だよ、無視かよ!!」と毒づいたので、私は「あぁ、桑原だなぁ」と微笑ましく思ったが、何も知らずにつれて来られた同行の知己は面食らっていた。

まぁ、それは桑原なりの緊張をほぐすためのコミュニケーションであることが明かされる訳なのだけれど、なかなかどうして分かり辛い。

出演は桑原みずき、桑原彩音、岩永亞美、高橋りら、Kie、若林倫香、MAO の7人。
桑原みずき、岩永亞美、若林倫香が元SKE48。 MAOは元とちおとめ25。 この4人がアイドル方面から。
桑原彩音は桑原みずきの2学年下の妹で、ミュージカル畑の人。 高橋りらはミュージカルダンサー、Kieはチア出身。
出自の違いが舞台上での振る舞いにも出ていて面白い。

桑原みずきと桑原彩音は高知のミュージカル劇団の叩き上げで根っこは同じなのだけれど、アイドルを経由した分姉の方が演じる要素が強いと言うか、表情を作るところが有るのに対し、妹の方はその時々の感情が表情に柔らかく乗る。

kieはチアの経験からか大きな動きではっきり表情を作り、高橋りらは柔らかく繊細な動きで指先まで神経が通っている。

元SKEでも鬼軍曹の桑原に付いて来られるだけあって、岩永亞美も若林倫香も歌って踊れて肚が据わっている。

まぁ、本公演を見に来ている熱心な客向けの息抜きイベント的なところはあり、自己紹介も碌にしないような内向きのものではあったが、きっちり2時間飽きさせないところは流石。

本公演にも足を運びたい。

若林倫香の歌の説得力と、一歩引いて全体を俯瞰しているような桑原彩音の落ち着きが印象に残った。
ああ見えて強くはない桑原みずきを上手く支えている。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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