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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-01-04 風邪は回復基調に [長年日記]

_ 暗室開き

昨晩から暗室に入ってフィルム現像で今年を占ってみた。 結果は「手を抜くと碌な事が無い」と出た。
4本現像してみたが、あまり使わないカメラのフィルムに季節が二つ以上写っているのはプリントするときに困るので、今年は気をつけようと思った。

_ 風邪対策

本復には程遠いので、鼻うがいをしてから杏露酒をお湯で割って2杯呑み、身体が温まったところで就寝。 汗をかいた所為か、咳は抜けた。 鼻水も青っぱなから水っぱなってきた。 あと一息。

_ 恵方参り

元日は寝込んでいて忘れていたので、今更乍ら恵方参り。 今年の恵方を調べるのを忘れていたので適当に西に向かった。 帰宅してから調べたら今年の恵方は南南東だったらしい。 後の祭り。
18きっぷの残りを消化する意味合いもあるのでまぁ細かい事は気にしないで来た電車に乗ってみた。 時刻表の頁を繰ってみたら、立川始発だと思っていた中央本線は殆ど高尾始発に変わってしまっており、どうなっているか興味も湧いたのでとりあへず高尾まで。
高尾から小淵沢行きの電車に乗る。 変な色に塗られてはいるが、馴染みの115系電車。 効きすぎの暖房と微妙な隙間風が良い感じ。 小淵沢から小海線に乗っちゃうと帰ってこられないので、甲府から身延線で富士に抜けようかとも思ったのだけれど、電車に乗りっぱなしってのも芸がないし、富士からの東海道線も混みそうなので甲府で降りて市内を散歩する事にした。
駅前に出てみると、観光案内所は休みだし、地図には距離も縮尺も書いてない。 武田神社へ行こうとバス停の時刻表を見たら、休日ダイヤどころか走ってない便の方が多い。 もう自棄になって歩いてみたけれど、延々登りだし遠いし風邪っぴきがやるような事じゃなかった。 漸く武田神社へ着いてみると鳥居を潜ったところから拝殿まで長蛇の列。 列の最後尾が手水場の手前なので参拝客は誰も手や口を清めない。  手と口を清めてから並び直したら、列が10m以上伸びていた。こんなのは最低限の礼儀だと思うんだけれど、だれも手水場には足を向けない。 お参りを済ませてから境内でスナップを何枚か。 最近こう言う写真をあまり撮って居なかったのだけれど、撮っているうちに「ああも撮りたい、こうも撮りたい」てな感じで写欲が涌いてきた。 枯れないうちにまた散歩に出かけようと思う。
甲府駅に辿り着いた頃には日も暮れかけており、腹も空いたのでホームの立ち食い蕎麦「甲陽軒」で「おでんそば」330円也。 ここはおでんの具を「ちくわ」「たまご」「あつあげ」「こんにゃく」「さつまあげ」から選ぶ事ができる。 厚揚げを選んでみたが、既製品の予め煮てある厚揚げと「あじさい」の麺と汁なのに、何故か旨い。 たしか「おでんそば」と言うものは立川駅の中村軒が発祥だった筈だ。 中央線沿線に扱っている店が多いのはその為だと思う。

_ 年始廻り

行きつけのカメラ屋のうち、荻窪のプリズムが休店中なので、中野のパルテへお年始に行って来た。 武田神社の社前で買った信玄餅を進呈してしばし懇談。 グラフレックスのレンズシャッターの距離計連動カメラが置いてあったが、ここのカメラはOEM元が判り難く、レンズ銘も「グラフラー」としか彫ってないので、大方コーワか何かだろうと多寡を括っていたら鏡筒に「ローデンシュトック」の銘が入っている。 悩んだが保留。

_ 帰宅

流石にだるい。 明日から仕事なんだけれど、一日もつかどうか不安ではある。

_ 立川流前座破門騒動その後(補足)

立川談笑さんの日記(1/3分)に、立川流新年会の様子が書かれています。 或る程度予想はしていましたが、すんなり決まった訳ではなかったようです。
キウイさん、談大さんの前座復帰の他に、志らく門下のらく朝さんの二ツ目昇進も決まったようです。
この日の談笑さんの日記を読んでいただければ、何故私が数ある落語会や寄席興行の中から立川流を撰って観に行っているのか判っていただけるのではないかと思います。
談笑さんも含めて、私がアンテナ(落語)に登録している噺家さんの日記は、芸人としての了見がはっきり看て取れるものばかりですので、落語に興味をお持ちの方はそちらもチェックしていただければ有り難いです。

_ 乾き物嫌いが認める旨い乾き物

以前、ミミガーの乾き物「ミミスター」と言うのを紹介したが、先日それに匹敵する旨い物を見つけた。
石岡駅のキオスクで買った天狗納豆の「ほし納豆」がそれ。 リンク先には600円の大袋しか無いが、250円の小袋もあるので、そちらを買って試してみると良い。
納豆を干しただけの物で、味付けも塩と青海苔と唐辛子だけなのだけれど、これが実に旨い。 但し、普通の炒り豆よりかなり硬く、歯の悪い人は辛いかも知れないし、納豆なのに歯に詰まるのも難点ではある。
炒り豆みたいな物が口の中で水分を吸って納豆に変質して行く感じも、厭な人は厭だと思うので万人向けではないが、はまる人ははまると思う。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
# 『あのよろし』か? (2004-01-04 19:15)

「落語」「歯に詰まる」で検索してきたあなた、それは円丈の代表作《グリコ少年》のミルキーのくだりではないですか? ←大きなお世話

今年も楽しみに拝読させていただいては偶にお邪魔にならないよう心掛けてツッコミに伺いたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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