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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2008-12-07 百回目だが三回目 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(マチネ)

久し振りに当たったので行ってきた。
今日は盲腸で大島が、蹴鞠で河西が休演。 全体曲のみ仁藤が客演。
入場は籤運良く早めに呼ばれて、柱際で死角はありつつも二列目。 「見渡せる」より「近い」を採ってみた。 メモは採らずに観る事に集中。
始めの四曲で、ざっと全体を見渡す。

ゆる巻きにした髪をバッサバッサと連獅子のように振り回して踊る野呂。 腹の出る衣装になるとびっくりするくらいナニがアレなのだけれど、激しく動いても流れないしブレない。

ドラマの役の所為か黒髪を長めに伸ばした宮澤。
重心の高さを生かした華麗な動き。 表情にも隙が無い。
ウエストが前後方向に細くて驚く。

髪を短くしてからの成瀬は集団に埋没しなくなった。 パッと目に付く。
手足が長くて、大きく綺麗な動きなのだけれど、立った時の重心が踵寄りなので、一寸腰が引けていて、首から上が前に出てしまう。
秋元のように、足の指で地面を掴むように立つと、立ち姿がより美しくなるのではないかと思う。

その秋元。 過剰に凛々しくて怖いくらい。 どこに居ても分かる存在感は流石。

顔が大人びてきた早野。 顎のラインがすっきり。

前髪をつくって、シャギーを入れたロングのストレートにした奥が凄い。
なんだこりゃ。

仁藤はソツ無くこなしているが、チームKに混じると周りが凄すぎるので線の細さが目に付く。

小林が色々な意味で大人になってきていた。
コンサート前後の大凹み期はとりあへず脱したようで、明るい表情も見られた。

リターンマッチ
椅子の扱いが自然になっていた。 椅子の扱いもそうだが、さり気なく高度な事をやっている。
秋元と梅田が対になって□と△、野呂と成瀬が対になって○と|。

初恋泥棒
海外ロケから帰ってきて喉を傷めた小野は、口パクに近い状態なのだけれど、歌っている所作に説得力があるので、あまり気にならない。
元々トランジスタな早野と、身体つきも大人びてきた奥との間で、時間が止まったような小野の奇跡。

ごめんね ジュエル
初めは耳に馴染まなかったが、今はこのセットリストの中で一番好きな曲。
宮澤が良い。
バックダンサーで研究生が出てきたが、村中の地味そうでいて仄かに光を放っている感じが興味深かった。
鈴木は今日も地味なんだが、良い仕事だった。 安心して見ていられる。
鈴木のような地味に公演を支えるタイプの娘は、判り易い可愛らしさに喰い付く客が多い現在のAKB48ではなかなか報われないのだけれど、ここでつけた地力は先々必ず役に立つので、腐らずに前に進んで欲しい。
大家は、どこに居ても(たとえ後ろの端のほうで踊っていても)大家だと分かるし、観ているものを楽しい気分にさせてくれる。

おしべとめしべと夜の蝶々
河西の代役で成瀬。
あれで意外とグラマーな河西の衣装を着ると、成瀬のツルペタ加減が際立つ。
そこに大堀がネットリ絡むので、より一層背徳の薫りが。

16人姉妹の歌
小林の、小林による、小林の爲の曲。
しかし、この曲で一番得をしているのは佐藤だと思う。
根多を作る力はあるが、状況に応じた対応力に課題のある佐藤にとって、全て勘で動いているイレギュラーの塊である小林の相手をすると言う事は、これ以上無いくらいの良い修行になる。
少なくとも85%くらいは「優しさ」で出来ている松原がクッションになってくれるので、纏まらない時でも纏まらないなりに軟着陸させる事が出来る。

メロスの道
仁藤が、振り付けの中でしっかりドツきドツかれていた。

_ 一騎当千

高度な事をさり気なくやるのがチームKの凄さなのだけれど、結構激しく歌って踊った後に、平然と間繋ぎMCを始める宮澤。


2008-12-09 ダイヤモンド [長年日記]

_ 東京タワーの新ライトアップ

12/1から、東京タワーのライトアップに新しいものが加わった。
冬仕様の暖色の照明が、
期間・時間限定でダイヤモンド・ヴェールというものに切り替わる。

特別展望台から上は蝋燭の炎のように、そこから下はダイヤモンドを散りばめたように。

大門の駅前辺りでも、写真を撮る人が多く見られた。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 12/5)

昼過ぎから夕方に掛けての荒天が嘘のように晴れた空。 新ライトアップとクリスマスツリーの相乗効果で、割と人出は多く。
そんなこともあってか、ジュークボックスリクエストは早々と〆切り。
リクエストに添えられた「NHKのニュースで折井を見た」と言うメッセージから、夜景検定を受けた話。
「東京タワーのイメージガールなんだから」と、周りから勧められて受けてみたものの、実に難しかったそうで、12月中旬には結果が出るそうだが
「慰めてください」
とのこと。
そうこうしている内に8時になり、ライトアップが切り替わると、下から照らしていたライトが消えて、展望台の中も仄暗く。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、クリスマス迄の限定メニューである「ベーリーベリークリスマス」と言うパフェを注文。 イチゴゼリーとコンデンスミルクの上にソフトクリーム。 ベリーとアラザン(砂糖の表面を銀箔で覆ったもの)が散りばめられて、ハート型の最中が飾られている。
曲が掛かっている間にモリモリ食べていたが、曲が終ると何事も無かったかかのように喋っていた。

終了後、急いで捌けて行ったが、ブログによると自主練習をしていたようだ。
顔は少し痩せたようにも見えるのだけれど、窶れた感じは無く、表情も明るいし目に力がある。
忙しいなりに充実しているのだろう。

_ 折井の口調

芝居で場数を踏んだ効果として、喋りに緩急強弱がついてきた。
口癖としては、話の終わりに
「〜して下っサイッ!!」
話を切り替える時の接頭語として
「サアッ!!」
喋りに「型」が出来てきたのだと思う。 この間に、次に喋る事を考えている。

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2008-12-11 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第24回

前回に続いての粘土工作。
やる気が無いのではなく、そもそも体調が悪いようにも見え、表情の種類も心なしか少ないような。

いつもの破滅的な破壊力のあるボケは見られず、小林の作り出す粘土工作は投げ遣りといえば投げ遣りで、ネタとしての面白みは薄いのだけれど、箱庭療法的観点から見ると、この時期の小林の抱えていた懊悩が垣間見られる。
親指大のおにぎりは、何を象徴しているのだろう。

新ネタに突入する次回更新は明けて今日。

_ 不足

大江と駒谷と成田は、ブログが始まった。
成田と駒谷のは安心して読めるが、大江の明るすぎる文章が、却って私を不安にさせる。
読むとあの澄んだ声が頭に響くような、語るが如き中西の文章も読みたいが、何よりあの回りくどく判りづらい、20度動いたと思ったら水面下で720度(二た周り逡巡)動いていたのが通読して三読して漸く判るような戸島の文章が、私は読みたい。
劇場で見られないなら、せめてブログを。

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2008-12-12 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第25回

間繋ぎ企画も佳境。 久々に自信満々の小林による小論文。

編集氏に「短歌とか俳句とかって知ってます?」と訊かれた小林先生、小論文が書けると言い出す。
「小論文が書ける」である、「小籠包が食べられる」では無い。

小論文が得意な倉持に小論文とは何であるかざっくり聞いて、それなら自分でも書けると思ったようだ。

頬杖つきながらサラサラっと書いた小論文(・・・のようなもの)の小林的、あまりに小林的な出来栄えは、是非ご自分でご確認を。

それにしても

ひとがやっているのを見ると、自分でもやってみたくなる

うろ覚えで真似をする

失敗する


落語の登場人物を地で行く小林。
次回更新は12/18予定とのこと。


2008-12-14 けしからん [長年日記]

_ 戸島花 出演情報

新春から始まるBS11の囲碁番組「早碁!九路マッチ」の紹介ページが出来ている。
落ち着いて考えなければならない囲碁の番組なのに、戸島のスカートが短すぎる。 けしからん!!
・・・いや、見る側が落ち着けば良いので、長くする必要は無いです。

動く戸島(しかもスカートが短い)が定期的に見られるのも有り難い。
日曜の午後にやる事が出来ると、AKB48からも足を洗いやすくなる。 その点でも有り難い。

_ AKB48 チームA公演(ソワレ)

メール予約6通送って、抽選内で観られるかどうか微妙なキャンセル待ちが一つだけ当たった。 当たったというか、かすったと言うか。
死ぬまでに一度は観ておきたいので、とりあへず指定時間に劇場へ行って見たが、抽選内のキャンセル待ちは29番で打ち止め。
そこで帰った人が多かったのか、番号がポンと飛んで、割と早めに入ることは出來た。
流石に座れはしないし、立ち見も3列目だが、それなりに視界の良いところは確保して、開演待ち。

影アナは、矢鱈つっかえつっかえ、酷い時の中西以上にたどたどしく読んでいたので誰かと思ったら、古参兵の佐藤(由)。 驚いた。

オーバーチュアが終っても幕は閉まっており、ゆるゆると開くと舞台中央に宮崎が一人で立っていて、歌いだすと共に残りの連中がわらわらと出てくる演出。

今日も尾木プロに囲われた三人は休演。 テレビの収録で海外に行っている篠田と、なにやら有るらしい川崎も休み。
古株で出ているのは大島と前田と板野と佐藤(由)。 これに昇格組の藤江、宮崎、佐藤(亜)、北原、中田。 あとは研究生がズラリ。

前田ですら巧く見えるくらい、研究生と古株の力量の差はあるのだけれど、古株には無い初々しさであるとか、生で出たやる気や、懸命さ、ひたむきさが昇格組や研究生には有った。
高城とか北原とか中塚とか、整った顔立ちが似通った連中が似たような髪形をしていて判別しづらいところは、大島と小嶋の区別が付かなかったあの頃のよう。
佐藤(亜)も灰汁が抜けてその中に溶け込んで見えたのだけれど、伊勢うどんのような二の腕で見分けが付いた。

大島は貫禄のある動き。 前田も不安そうな顔は一度も見せず、前田なのに堂々としている。
板野もやりたくない事はやらずに済んでいて、前の方の目立つところで好きなように踊らせて貰っている所為か、不貞腐れたような顔もせず、ダレた動きも無く。
佐藤(由)は、気負いの無い動きと、「クラスメイト」や「帰郷」で見られたカクカクした独特のグルーヴ。 研究生と並ぶと表情に余裕がある。

立ち見でメモなんざ採る余裕も無く、前の人の頭の隙間から観るだけで精一杯だったし、そもそも初見で一曲ごとの印象は書きようも無いのだけれど、全体を通しての感想としては、「隙の無い構成」、これに尽きる。

昇格組と研究生中心に構成された公演に、出演可能な時は忙しい古株が出られるようになっているのだと思う。 誰が出られるようになっても、また出られなくなっても、臨機応変に人員を配置しなおして一定の質で公演を打てるような周到な準備がなされているので、戸島や駒谷のような腕っこきが居なくても何とかなる。

なので、古株の4人がむしろお客さんのような印象。
大日本帝国憲法を改正して出来た日本国憲法が旧憲法の原型を留めていないように、新生チームAも、名前は引き継ぎつつも全く新しいものになっていると考えた方が良さそうだ。

AKB48の顔として、売れてきたメンバーはまだまだ必要だが、売れて来れば劇場公演に出られる頻度は自ずと減る訳で、遅蒔き乍ら(遅きに失したが)その辺りを考えた構成になった。
十八史略にある韓信の嘆き(「狡兎死走狗烹、飛鳥盡良弓藏、敵國破謀臣亡。」)が思い出される。
繰言になるが、あの五人は良い時期に辞めたと思う。

間繋ぎの喋りになると、大島親分は誰も止める(止められる)人間が居ないので遣りたい放題。
板野もまた然り。
この辺りだけは構成上如何なものかと思う。
そんな中、前田の落ち着きぶりが目に付いた。
Nes spe nec metu.

昇格組で目に付いたのは藤江。 背が、と言うか、脚が伸びてウエストの位置が高くなり、見違えて綺麗になっていたし、動きも美しかった。
北原は、高城と見分けが付き難いが、並ぶと分かる。 動きに一日の長。

小原は古株組と並んでも遜色無い動き。 なんで昇格させないのか理解に苦しむ。
藤本は小さいので他の連中と並ぶと縮尺が狂った感じになるが、それは歳の割に大人びた艶のある動きだからで、増山や奥の小学生時代とはまた別趣の良さがある。
鈴木と近野の仕事師っぷりには感心した。 良くやっていると思う。

研究生はバックダンサー要員としても何人か。
大家と冨田が良い動き。
特に大家は情緒には欠けるが、見ていて楽しくなる明るさがある。
村中は如何にも地味で、動きにも特徴は無いのだけれど、存在そのものに何とも言えない味がある。

今日一番驚いたのは藤江。 実に良かった。


2008-12-16 Parerga und Paralipomena [長年日記]

_ 12/7 AKB48 チームK公演(マチネ)補遺

小林と佐藤
「16人姉妹」の後の間繋ぎでのこと。
「彼氏に弁当を作ってきた。 そこで二た言。」とかそんなお題で寸劇。
小林は「中身は冷凍食品だけど・・・」と前置きして「私の心は解凍だから」とか何とか。

例に依って分かり辛いのだけれど、「心が温かいから大丈夫」だと言う事らしい。
然し乍ら、纏めようとした佐藤が「それって『私の心は電子レンジ』って事だよね。」と言ったことから雲行きが怪しくなる。
「全然違う」と小林、松原も同調。

小林が臍を曲げるのも当たり前と言えば当たり前であって、同じようでも「熱で溶ける」のと「熱を加えて溶かす」のとでは「心のありよう」が異なる。
電子レンジは温めるものであって、電子レンジそのものは温かくない。
小林の言はんとした事を感覚的に理解した松原と、理詰めで読み解き損ねた佐藤の違いが出たように思う。

今はどちらも好きだが、最初はどちらも嫌いだった。
二人共あれで精一杯だったのだと思うが、小林の踊りや言動はがさつ過ぎるように感じられたし、佐藤の発する言葉は軽くて間が悪くて耳障りだった。
まぁ、こちらが慣れたのと、あちらが良くなったのとで次第に気にならなくなり、今は楽しく観ている訳だが。

今回の件では、嫌いだった頃の佐藤が一寸出たように感じた。
纏めようとする意識が強すぎて、言葉の撰び方がぞんざいと言うか大雑把と言うか。

小林の発した言葉αは飽くまでもαであって、言い換えは効かないのだけれど、小林の誤用によって意味が通らない場合は、せめてα'くらいで言い換えなければならない。
それを小林の言はんとするところを精査せずにβと言ってしまえば、纏まらなくて当然なのだ。

私は偶にしか観られないので、いつからこうなったのか判らないが、佐藤のこの性急さが小林を頑なにし、小林の頑なさが佐藤をより性急にさせる負の連鎖が有ったのではないかと思う。
優しい松原が間に入っているので破綻はしなかったが、ギスギスした感じが一寸気になった。
(この「ギスギス感」は、他の曲で小林と佐藤が並んだ時にも散見された。)

佐藤は頭も良いし、喋りの間も良くなったが、如何せんフラが無い。
フラと言うのは持って生まれたその人自身が醸す「可笑し味」の事であって、こればかりはどうにもならない。
野呂が無手勝流のようでいて、なんとかその場を纏めたり収めたり出来るのは、間の良さとフラによるところが大きい。

フラが無いならどうするか、巧くなるしかない。
相手の言はんとするところを上手く拾う、もしくは敢へて外す。
馬鹿が服着て歩いてるような(厳密に言うと小林は「馬鹿」ではないのだけれどそれはさておき)小林が投げる、ストライクゾーンの外側にしか来ない頓珍漢な荒れ球を上手く捕れて投げ返せれば、また計算して後ろに逸らせれば、大抵の人間との言葉のキャッチボールは出来る。
遣り難いとは思うが、こんな経験はなかなか出来ない。
これは小林にとっても、感覚の合わない理詰めで物を考える人に自分の考えを伝える訓練になる訳だが。

自己紹介等で仕込んできた話をする時の佐藤は、話の構成も間も良いのだけれど、どうも自分と間の合わない人間と絡むと、佐藤の良さが消えないまでも薄らぐように思う。

しかし、最近の当り障り無さ過ぎて印象の薄い研究生を見るにつけ、必ずしも快くは無かったが見るものに強い印象を与えた初期チームKが、懐かしく思い出される。

_ 12/14 AKB48 チームA公演(ソワレ)補遺

敷布団派
間繋ぎでの意識調査のような物での一とコマ。
板野の仕切りなのでグダグダのダレダレで有ったのだけれど、設問の一つに「敷布団かベッドか?」と言うものがあり、そこだけ妙に面白かった。

パッと二た手に分かれると、敷布団派は佐藤(由)のみ。
布団の良さを力説する佐藤(由)だったが、「ちゃんと畳んでるの?」と訊かれ、一瞬口篭もる。 さては・・・。
「畳んでいる」と強弁していたので、そう言う事にしておく。

「網戸が無い」とか「段ボールで寝ている」とか言われていた頃からすると、布団に寝ていると言うだけでも生活レベルは向上している。
病み上がりと言う事で化粧の乗りも悪く、浮腫んだ感じもしたのだけれど、喋っている分には元気そうで、とりあへず安心した。

死んだ子の歳を数えずに済む
見たい連中がゴッソリ抜けたチームA公演だったが、それなりに楽しんで観る事が出来た。
その大きな理由の一つに、「死んだ子の歳を数えずに済む」と言うのが有る。

これ迄のチームA公演は、誰かが抜ける度に
「宇佐美が残っていたらどこに入るだろうか」
「星野なら、どう歌うだろうか」
「折井ならどんな表情で、浦野ならどんな動きで踊ったろうか」
もう其処には居ない連中に思いを馳せながら観る事が多かった。
然し乍ら、最早新顔の方が多く、寧ろ古株がゲストのように見える構成なので、辞めた連中の事は殆ど頭に浮かばず、思い浮かんだとしても、それは「これでは居場所は無いな・・・」と言う感慨でしか無く、「ここに戸島が居たら」とか「これを駒谷はどう踊るか」とは考えなかった。

我々の読んで来た「チームA」と言う物語は、4thの千秋楽で既に終わっていて、4thリバイバルと言う長すぎたエピローグと、NHKホールコンサートと言う外伝で完結したのだと思う。
今、劇場で行なわれている「チームA公演」は、登場人物が多少被っているだけで話の連続性は無く、全く新しい物語が紡ぎ出されている。
それをこれから楽しく読めるか、砂を噛むような思いで本を閉じるかは、もう終ってしまった物語が心に占める割合によって変わってくると思う。

私ですか? 読みたくない訳では無いけれど、それより囲碁でも始めようかと思っているところです。
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2008-12-18 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第26回

小林のこの連載も、なんだかんだで半年続いている。 ここのところ一寸ダレた感じは有ったが、本日更新分からまた面白くなって来た。

今回から、歌人の笹公人氏を講師に迎えて、小林に短歌を詠ませようと言う壮大且つ無謀な企画がスタート。
手始めに短歌とはどんな物であるか小林に教えて行く。 教材は中高生の詠んだ短歌。

剣道部の夏合宿を詠んだ歌の「小手」が先ずわからない。
「犬の手のことですか?」
それは「お手」だ。
小林にものごとを教えようとするするのは実に々々大変なのであるが、笹先生も例に漏れず、驚愕したり困惑したり。 それでも諦めないのが凄い。
並の高校生になら判り易いであろう笹先生の説明も、マイナス方向に超高校級の小林には通ずる筈も無く。
例に依って小林は馬耳東風を絵に描いたような表情。 顔に「ちんぷんかんぷん」と書いてある。
これがまた味のある顔の写真。

説明を諦めて実作に移る。
最初のお題は、今世界で一番有名であろうと思われるバラク・フセイン・オバマ氏。
しかし見たこともねぇと言い放つ小林。 呆然とする笹先生。
海原お浜・小浜を知らないと言うならまだしも、バラク・オバマを見たこともねぇとは、小林恐るべし。

ここで時間となりまして、笹先生の逆襲が始まる次回更新は12/25(大正天皇祭).
汝臣民喪ニ服シテ待テ。

しかし、先生が笹公人で良かった。 穂村弘だったら困惑したまま終ってしまったかもしれない。

_ 穂村弘で一首

海の生き物って考えてることがわかんないのが多い、蛸 ほか
「手紙魔まみ、夏の引越し」(穂村弘・著/タカノ綾・絵) 所収


2008-12-20 長い一日 [長年日記]

_ AKB48 JCBホールコンサート「年忘れ感謝祭 シャッフルするぜ、AKB!SKEもよろしくね」

所用を幾つか片付けてから水道橋。
後楽園を彷徨い歩いて、ようやくJCBホールに辿り着くと、既に有象無象が屯している。

コンサートそのものは良かったが、入場時の仕切りの悪さには驚き、呆れた。
先ず、並ぶ場所が判らない。 先に衝いていた友人に電話をして合流して事なきを得たが、一人で行っていたらどうなっていたか・・・。

並んで待っていると、
「通路幅でお並び下さい。」
との指示。
通路を確保して端に並べってのは良く有るが、通路一杯に広がって並べってのは初めて聞いた。
仕方なく通路幅に拡がって待機していると、列が動き始めたのだけれど、動いた先にはそれまでの通路の2/3くらいの幅しかなくて、しかも暗い上に急な階段が待ち受けていた。
指定席の列であり、然程殺気立っても居らず、粛々と進んでいたので目立った混乱は起きなかったが、将棋倒しになる危険性は有った。

漸く入り口まで辿り着いたら、ここに居たスタッフも輪を掛けた頓痴気で、
「ギャラリー席のお客様は、後ろのほうにお並びください」
誰から見て「後ろ」なのか、そいつはどっちを向いているのか。
こう言う誘導のイロハも知らない馬鹿に一人でやらせるってのは、会社ぐるみで無知だからであって、地方都市でこれだと確実に商売上がったりなのだけれど、東京ではイベント屋の絶対数が足りないので、こんな粗悪業者でも商いが成り立ってしまう。
「ギャラリー席のお客様は、建物に向かって右側の壁沿いに、○列でお並びください。」
目標物、位置、方向、列幅(○に入れる数は、玄関の幅やモギリの数によって変える。)を示さなければ、混乱に拍車を掛けるだけで何の意味も無い。
いやまぁ、ひでぇものであった。

そんなこんなで漸く入場。
JCBホールは、左右と後の壁にギャラリー席がへばりついていて、3階の奥の席からでも舞台までは意外に近い。
アリーナ席を見下ろす形になるので、客席のそこここから「人がゴミのようだ。」の声。

影アナは高橋みなみ。 高ぶった感じの上擦った声だったが、怪しい滑舌で分かった。

10分程遅れて開演。

大声ダイヤモンド → ロマンス、イラネ → AKB参上!
一曲目は「大声ダイヤモンド」。
一遍に出てこられると、ぱっと見て分かるのは篠田くらい。 モデル体形の篠田は華やかな空気を身に纏っていて、遠くから群集を見ても一人だけ浮き上がって見える。
小林はNHKホールの時と同じく、頭に蜘蛛の巣をひっ絡ませたようなラメ付きの髪型。
他の人はどうでも、私が群集から小林を捜す一助にはなった。
小林は最前列で重用される訳ではなく、最後列でお茶を挽いている訳でもなく、なんとも中途半端な位置に居るので、意外に捜し難い。

動きを見れば一目瞭然の筈の秋元が見当たらない。
私の目も節穴になったかと愕然としつつ、目を皿にして捜したが、見つからない。
今に到るまで公式発表は無いが、今回のコンサートは休演だったようだ。

「AKB参上!」は、「AKB48」に替わる anthem としての位置付けなのかも知れない。
ソニー時代の楽曲が使い難くなるという大人の事情も有っての事とは思うが、一寸強引に感じる。
曲が終わった後、板野はライトを消し忘れていた。

スカート、ひらり
小野、大島(優)、松井(珠)、小嶋、前田、高橋、渡辺
チームAの連中は、スカートの翻らせ方が控え目。
その中に中西が入ってバッサバッサやりだした時の衝撃を、書いている今思い出した。 あれは驚いた。

渡辺は「背中まで見えた」と最前列で見た友人が驚いていたあのまま豪快に。

大島だけ、スカートの翻らせ方が違う。 回転と膝の伸縮を組み合わせて、大きく優雅に、ひらり。

SKEの松井(珠)は、この後も要所々々で出てくるのだけれど、その度に客席からは大きな声援と大きな溜息とが合い半ば。

投げキッスで撃ち落せ!
仲川、仁藤、野口、宮崎、北原、早野
動きは頭抜けて早野。
顔が大人びて全体のバランスが良くなったので、送り手側も使いやすくなったのでは無いだろうか。

純愛のクレッシェンド
柏木、河西、宮澤
柏木も悪くは無いのだけれど、河西と宮澤の前では一寸霞む。
河西と宮澤で振りの解釈とオカズの入れ方が違うのが面白い。
河西は過剰なくらい煽情的で且つ蠱惑的。

背中から抱きしめて
篠田、倉持、佐藤(由)、川崎、増田、小林、片山
篠田は歌は危なっかしいが、動きは申し分なく、そもそも其処にいるだけで何となく有り難い。
緑襟だっ佐藤(由)と、青襟だった川崎がこの曲を演っているってのが、象徴的。
小林はネタ曲ではなくでも、ちゃんと演れるところを見せていた。 褒めてよいと思う。

7時12分の初恋
渡辺、奥、多田、指原、平嶋
緊張すると申し訳無さそうな顔になる指原が面白い。
パラバラなようでいて、平嶋と渡辺はほぼ動きが合っている。

渚のCHERRY
松井(珠)、早野、仲谷、野口
この曲はオリジナルがそうだったように、前が弱いと面白いのだけれど、送り手がそこを狙ったような人選。
早野と野口が肉感で圧倒し、間奏の下剋上コーナーでは仲谷が良い動き。

MARIA
峯岸、高橋、板野
現代の音響技術の粋を集めて加工したのか、本人が頑張ったのか、峯岸の歌オケが「歌」になっており、驚く。
技巧より声量で勝負するこの曲は、高橋みなみの任に合っていて、見応え聴き応えがあった。 眼福。

Faint
梅田、宮崎、高城
高城はキャリアが浅い割によくやっていると思う。
こう言う曲の「一生懸命な感じ」が厭味無く出せるところが、宮崎の強みだと思う。
梅田だけモノが違う。 同じタイミングで動き出して止まっても、そこに詰まっている物の質と量が違う。

ガラスの I LOVE YOU
渡辺、藤江、小野、多田
藤江だけウエストの位置が違う。 これだけ身長の伸びが足に集中すると、成長痛も大変だったのではないかと思う。
後半の追っ掛けっこが揃わないのを見て、大島優子がこの曲の難しさを語っていたのを思い出した。

君はペガサス
前田(秋元)、小嶋(宮澤)、北原(青)、峯岸(赤)
小嶋が演ると、元がどうでも小嶋の色に染めて出してくる。
前田も最近は負の感情を表に出さなくなり、前田流の動きで押し通している。 それで良いのだと思う。
帽子を目深に被っていて暫く誰だか分からなかったが、ニッと笑った口元で北原である事を確認。

純情主義
板野、宮澤、佐藤(亜)
真ん中で楽しそうに歌っていた板野はさておき、佐藤(亜)は灰汁が抜けて目に優しくなっていたし、宮澤も良かった。
バックダンサーでSKEに行った中西。
ギラギラしたやる気とキレの有る動き。 久し振りに見たが、以前より迫力が増した感じ。 実に良かった。

涙の湘南
大島、佐藤(N)、佐伯、中田、松原
真ん中に佐伯。 AKB48では、常にとは行かないが、偶にこうして努力が報われる事も有る。
姿勢が良く、手足が細くて長い佐伯は衣装も良く似合っていた。
折井や浦野が務めた左端のパートには大島(優)
それが大島にとって良い事なのかどうかは分からないが、大島と関わって何かを掴んだメンバーは多い。
これまで関わる事の少なかったであろう佐伯が、この機会に何かを掴んでくれると良いのだが。

Blue rose
河西野呂、篠田、大島(麻)、小原
誂えたかのように似合っていた篠田。
河西野呂がマイクを蹴り倒し損ねて、舞台下に蹴り落としていた。
小原は良い。 コンサート2本で色々な役割を担わされて、出来る事の幅も拡がったのではないかと思う。(12/23 訂正)

禁じられた2人
柏木(白)、小野(ピンク)
柏木は自分の持ち歌なのでシャッフルになっていないが、相手が小野と言う事で、仲谷が相手のときとは違うものには成っていた。
小野がこの曲を演るのは、河西が長期休演した時以来だと思うが、河西とはまた別趣の「タチの悪さ(いたいけさ)」が出ていた。
科白は旧バージョン。

雨の動物園
松井(珠)→ゾウ、松井(怜)→キリン、米沢→シマウマ、仲谷→パンダ、成瀬→ラクダ、田名部→ライオン、(あと2人居た)
そもそも人数が多い上に被り物なので顔の判別がし難く、その上SKEからも何人か出ていたので、判別するだけで一と苦労。
あたふたしているうちに終ってしまった。

となりのバナナ
大堀、野呂
最年長の二人がネットリと。
ネタ曲でも手を抜かないので、観ていてダレない。
科白と言うか掛け合いの部分は、聞き取れなかった。

おしべとめしべと夜の蝶々
小嶋、前田
小嶋がタチで前田がネコ。 劇場でのこの曲を見た事が無い人には何故客席が盛り上がっているのか判らなかったろうと思うが、面白かった。
ここでも前田は「ネコのパートを割り振られた前田敦子」を演り切っていた。 ここのところ、前田で感心する事が多い。

あなたとクリスマスイブ
高橋、大島(麻)
オリジナルの折井と星野は、細くて優しい声を縒り合わせたような感じだったが、この二人は強くて太い声を重ねた感じ。 これはこれで良かった。

間繋ぎ
峯岸、篠田、大島(優)、柏木、倉持、仁藤指原、高城
古いのから新しいの迄、それぞれの思い出深い衣装を着せて並べて、大島優子主導で間繋ぎ。
懐かしいパーティー公演の「桜の花びらたち」の衣装で出てきた峯岸が、側頭部に巻貝作ったような髪形をして踵で立って、マイク両手で持ってグルグルこねくり回しながら喋っていた頃が嘘のようにふてぶてしく後輩に駄目出し。
出世しましたな。
準備が出来てSKE48を呼び込む。(12/23 訂正)

毒リンゴを食べさせて → SKE48
「SKE48」は、歌詞が「また明日観に来るでしょ?」ではなく「また来週観に来るでしょ?」になっているのに気が付いた。
中西が良い、と言うか面白い。 近ければ毎週観たい。

誕生日の夜 → 未来の果実
チームAが出て来て二曲。
研究生から中塚と高城。 誰かの穴埋めなのか、研究生を入れる前提でやっているのかは判らない。

Two years later → 初日
芝居で休演の浦野の穴埋めで近野。 これは良かった。
膝に何も無い佐伯を久し振りに見た。

シャムネコ → 転がる石になれ
小原と野中が入ってたが、小原はチームKの動きに順応して違和感無く。
秋元休演の情報が出なかったので、ここでも捜しているうちに終ってしまった。
小林の衣装の背中のファスナーが半開きだったのでハラハラしたが、大事には到らず。

Baby! Baby! Baby! → Dear my teacher →BINGO!
A、K、B全員揃って3曲。後には研究生もズラリ。
今日は石田と冨田と、超絶美少女と噂に高い畑山が居なかった。

ひこうき雲 → 会いたかった →夕陽を見ているか?
アイドリング!!!からのビデオメッセージやら新曲告知VTR(小芝居仕立て)が流され、新たに合格した研究生の顔見世(名前等は紹介せず)などが有りつつアンコール。
新研究生の中に、元チームBの菊地が居たようで、一部の客が盛り上がっていた。
曲の途中、階段を駆け上がりつつ屈んで靴紐を直す小林。 直してもその後の動きに支障の無い所を見極めて直すのが小林らしい。

大声ダイヤモンド
最後にもう一度「大声ダイヤモンド」で終演。 いつものように最後の最後まで舞台から客席に礼をして捌けて行く小林を見送って劇場を出た。

_ 訂正

各方面からご指摘を頂いた通りで、2点間違いがありました。
遅くなりましたが訂正してあります。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# 佐江ちゃんファンです [以前にコメントさせて頂いたものです。 変わらず、いつも楽しく拝見しております。 ところで気になったのですが、 Blu..]

# テッド [入場時のスタッフはひどかった。AKBファンは運営ってこんなもんだと慣れてるからOK?名古屋のSKE48も運営はオタオ..]

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2008-12-23 [長年日記]

_ AKB48 JCBホールコンサート 補遺

佐藤夏希、大学に合格
間繋ぎで野呂から話を振られた佐藤が、大学に合格した事を、大学名を公表しつつ報告。
戸島が「大学の事は訊いてくれるな」と隠蔽して通したのと対照的に大学名を公表した訳だが、その大学に在籍している事をこれから売りにして行く積りなのだろう。

大学名を公表してそれを売りにすると言う事は、学生として学内に居ても私人で居られないと言う事を意味するし、売りにする事によって得られるメリットは有るにしても、デメリットとして様々な悪意に晒される事も甘受しなければならない。
大学名などは調べれば分かる事なのであるが、調べて分かるのと公表するのでは、情報の伝わり方や扱われ方が違う。
佐藤の場合、事務所や大学側が何かしてくれる事は期待できず、様々な悪意と一人で向き合わねばならない。
一寸思慮が浅かったのではないかと思う。

個の責任と組織の責任
誘導のイロハも知らないムクドリを現場に放り出すような業者が一番悪いのは勿論だが、万が一将棋倒しにでもなったら、現場で誘導にあたった人間の責任は免れ得ない。

テレビ屋でも演劇屋でも映画屋でもイベント屋でもそうなのだけれど、その「仕事」が好きなのではなく、その「職業に就いている自分」が好きな連中が少なからず居る。
どんな職業でも、光の当たる部分と光の当たらない部分とをあわせて「仕事」なのだけれど、光の当たらない地味な部分で手を抜く。
そう言うのが上にも下にも居ると、こうなる。

今回のコンサートの人員配置を見ても、外で整理誘導にあたる人間は足りないのに、玄関では人員がダブついており、館内の通路の分かれ目には居ない。
何処に何人必要になるかは、その日その時の状況に依って変わる訳なのだけれど、状況に合わせた人員配置はなされていなかった。

人員配置の計画に柔軟性を持たせていないか、もしくは人員配置の計画そのものが無い。
これは上がオタンコナスである事を意味する。
現場で誘導にあたる人間の頓珍漢ぶりは、前述の通り。
これは下もオタンコナスである事を意味する。

現場指揮官がどうとか、その程度の問題ではない。
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2008-12-25 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第27回

笹公人先生の短歌講座も二回目。 いよいよ実作に入るのだけれど、そこは小林なので一筋縄では行かない。

普通はここで朱を入れてしまうのだけれど、笹先生はヒントを与えて書き直させる。
頭抱えて無い知恵絞る小林の写真が面白い。

何度か書き直すと、あら不思議。 小林の視点と思考が純化されて歌になって行く。
有料コンテンツなので引用は控えるが、書き直して行く精錬工程の散文詩のようなものも面白い。

短歌として形になった所で、褒める。 褒めて伸びる小林はそれまでのウンザリ顔から一転して輝く笑顔に。
このあたりが小憎らしい。 憎さ余って可愛さ百倍。

褒められて良い笑顔が出たところで次回へ。

おめでたい小林の連載に相応しく、次回更新は1/1とのこと。

_ 小林香菜「よのなか入門」(UTB本誌連載ページ)

@モバイルの次回更新分から使われるであろう中野ブロードウェーロケの模様も収録。
座学でのこの世の終わりのようなドンヨリ顔と、ロケでのくるくる変わる明るい表情のコントラスト。

小林は小林なので、起承転結の有る長文をものしてその奇矯な思考と視点を分かり易く伝えるのは限りなく不可能に近いが、三十一文字の短詩型にならその欠片を著せるかもしれない。

今回の企画はこれまでの連載の中でも特に面白いし、小林にとっても転機になるかもしれない(していただきたい)。

_ 「短歌」ならぬ「短化」のはなし

「こんなところに戸島花」とか、「こんなところにも戸島花」とか、情報を頂いて確認するたびに驚くのは。

スカートの丈の短さ。

辞めて何かが弾けたのだろうか。
まぁ、丈は短くともガードは堅い、「鉄のスカート」であろうと思われるので、御開帳なんてことは万に一つも無いであろう。

そう言えば、件の囲碁番組。 放送は三月まであるが、番組は五回コッキリのリピート放送とのこと。
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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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