後始末で河田町の薬局へ。
書類の不備で出直しになり、その足で会社へ行ってなんかならなくもなかったのだけれど、なんだか馬鹿々々しくなって抜弁天からゴールデン街へと散歩。
西口しょんべん横丁の岐阜屋でタンメン。 不味くはないがただのラーメンを喰った方が良いようだ。
プリズムへ寄り内職仕事の手伝いをしつつくっ喋って帰宅。
余り券を個人売買で手に入れて、その足で大阪へ。
15:03発伊東行普通列車。 混んでいる。
その日のうちには名古屋辺り迄行ければ御の字だと思っていたら最終で大阪迄行ける事が判明。 新快速って物があるのをすっかり忘れて普通列車ばかり見ていたのがいけなかった。
まぁ「今日は名古屋泊まりで翌朝大阪に着きます」って言ってしまっていたカボさんに電話をして詫びをいれて軒先きを借りる算段。
接続に余裕が出来たので立ち喰いできしめんをすすりこむ。 てんぷらきしめん¥390-。 ただのきしめんじゃ物足りなかろうと思っててんぷらをのせてみたのだけれど、これは全くの蛇足だった。
小振りのどんぶりにゆがいた麺を盛り、その上にこれでもか!!と油揚の煮付けと青葱の刻んだのがほうり込まれ、その上にさらにかき揚げ。 思ったよりもしっかりした味付けでなかなか旨かった。
売店でビール2本と練り物。 「一口きんぴら」と「タコソフト」。 不味くはないのだけれど、練り物は少々甘過ぎるきらいがあってしかもグルタミン酸過多な上に揚げ油が良くないらしく、盛大に悪酔いして暫く雪隠詰め。
あたりを夕方迄断続的にぶらぶら。 大阪は棟割り長屋が矢鱈と多いのだけれど、東京のそれとは建て方がまるで違っていて面白い。 高くても二階家、多くは平屋なので、建て込んでいる割に空がひろびろとしていて気持ちが良かった。
もう一つ東京とは違うのは路地で育てられている草花・植木・盆栽に外来種の植物が多い事で、確かに綺麗では有るのだけれどなんとなく落ち着かなかった。
ちゃんとした紅茶を出すのに定食も充実した「塩鯖定食、しっぽの方」などと言う注文がまかり通るメルヘンな内装の喫茶店を出る頃には陽が傾きつつあり、東京で食べるそれとは全く次元の異なるタコ焼きを買って家路についた。
指定を取って乗り継ぎを気にせずに東京まで寝られると思ったのにそうは問屋が卸さず、指定を取らずに確信犯的に乗り込んで来たアニヲタくんたちがうるさくて朝まで碌に寝られなかった。
六時半をまわってから漸く寝付いたのだけれど、やる事も有るので昼前には起きた。
昨晩のうちに航空便で本が届いていた。
これはアメリカの知り合いに頼んで送ってもらった cocollector guide to KURIBAYASHI-PETRI cameras って本で、辞書と首っ引きになるのではないかと思っていたら、カメラ絡みの専門用語さえ判れば中・高・浪・大と英語嫌いで赤点つづきだった私の様な人間にもなんとか読みこなす事が出来た。
文字ものの資料がなくて今まで判らなかった事も大体判って来た。
ただ、資料を集めて書いたような感じで、現物と照らし合わせると納得の行かない部分も多少有るので、その辺りは自分で調べるしかない様だ。
ざっと目を通してからプリズムへ見せびらかしに行く。 帰りに北口でラーメン。
浅草駅でM田くんと待ち合わせ。 MZ-5を売る為に相場を調べてまわった。 先ず浅草で早田と真美堂とカワマスをチェック。 谷中へ移動して例の店で昼飯。 私はニラレバ炒めと御飯、まっつう君はエビチリと御飯、それから餃子を一人前づつ。
おばちゃんは相変わらず何言ってるんだか少なくとも半分は判らないのだけれどそれはそれで面白いからいい。
ビールの一つも飲みたい気分では有ったが、金も無いので止めておいた。
そのあと、秋葉原に移動してマップカメラ、ニッシン。 新宿へ移動してドイ、マップカメラ、ドロボウ市場。 何処へ行ってもMZ-5は無い。 売れているのだろうか?。
荻窪へ移動してぐだぐだと管を巻いたあと中野へ。 パルテでひとしきり唸って(私が)からフジヤと日東を冷やかす。 結局まとまった数のMZ-5を置いていたのはフジヤのみ。
日東から駅へ戻る途中のラーメン屋で晩飯。 威張る程旨く無い。
つぎの休みが何時になるか判らないまっつぅくんはフジヤにMZ-5を置いていく事を決断。 委託の手続きをして駅への道すがら「手数料を引くと買い取りの方が高くなっちゃうので委託の値段を上げて来ました。」・・・って、ねえ・・・。
金を作るのが目的であって委託に出すってのはあくまでも手段に過ぎないわけで、委託より買い取りの方が実入りが良いならそれに越した事は無いんで、それなら買い取りに変えっちまいましょう。
・・・って事で、一ン日歩き回って市場調査して委託に出した挙げ句に買い取りと言う、ナンとも締まらない結末の一日ではあった。
朝、7:30に起きて風呂に入って支度して麹町へ。
当初は夜のバイト(荷物の仕分け等)をして、ひとまず免許費用を貯めようと思っていたのだけれど、「夜のバイトは止めてくれ」と親に泣かれて、まぁその理由も判らんでは無いので、とりあへず昼間のバイトをする事にした訳だ。
然し乍らコンピューター関連はブラインドタッチが出来ない、右手のみ・左手のみ(しかもカナ入力)でしか打てない・・・とかいろいろ考えてボツ。
力仕事は手に負担がかかり過ぎるし、印刷関連は御免蒙りたい。
写真やカメラと関わっては生きたいのだけれど、カメラマンとして喰って行く自信は無いし、カメラ屋は嫌いなカメラも売らないと成り立たない・・・。
・・・と、いささかわがままな理由ではあるのだけれど、まぁ色々考えてラボ屋を選択した。
ダメだったらまた考えよう。 一週間以内に返事が来るそうな。
職安に行って来た。 時節柄なのか非常に混んでいて、うらぶれた捨て鉢な空気にやられて疲れたので、晩飯を作ったらとっとと寝た。
カジキの切り落としが安かったのでネギマ汁。 昨日買った合い挽きと春菊を炒め煮にした。
放哉の句集を読む。 こういう時に読む本では無かった(苦笑)。
言っていたら罰が当たったと言うか当てられたと言うか・・・、兎に角もうかゆいのかゆくないの。
あ、かゆいと言っても、別に「なんきんにいった」とか「けんなにおじらみをうつされた」と言う訳では有りません。
昨晩から蕁麻疹が出て、午前中一杯かゆみに苦しめられていました。 いやぁ、こゆくてかまるのです。
昼頃やっ落ちつい来たので散歩煮でかけた。
天気も良かったのでいつもとは逆に上野から谷中方面へ。 不忍池っ端から坂を上って五条天神。 上野公園内でも西のはじに有るこの辺りは、人影もまばらだし、薮の中に住んでる人はいないし、散歩には良い所だ。
桜並木の下を抜けて噴水を左に見つつ芸大方面へ。 桜は毛虫大量発生前の清清しい新緑。 つつじは咲き始め、はなみずきが見ごろになっていた。 いつもは上野桜木から谷中墓地へまっすぐ抜ける道を通るのだけれど、今日は一本左へ。
この道には十字路でもT字路でもトの字路でもなく「ケの字路」が有る。 寺町をてくてく歩いた後はいつものようにハッピーで餃子。 今日は御飯が未だ炊けていなかったので焼そばとぎょうざ。 金530円也。
そのあと荻窪へ出てみたがなんだか休みだったので、少々はやかったが中野へ。 例の店に入ったMacの設定を直してインターネットの接続をして来た。 おまけを貰って帰宅。
明日はバイトの面接だ。
そのあとリップクリームのイベント。 私が見に行ったのはこういう娘なのだけれど、この人はステージに立つとスイッチが入る種類の人で、司会のお笑い芸人と談笑しているうちはおもしろくもかわいい女の子なのだけれど、いざ歌い出すとそれはもう恐ろしい存在感であって、ふいにカメラ目線を貰った時にはもう驚いたのなんの・・・。
カメラ目線を貰って死ぬかと思ったのは初めてだ。