六時に掛けた目覚ましを、止めたことすら覚えていない。
気が付くと既に九時半になんなんとしており、泡喰って秋葉原へ。
雪だてぇのに四百人から並んでいて、その内の数十人は生写真の仕入れに来た転売を生業にするカーストの低い連中だとしても、思ったよりかなり多い人出。
なんとか抽選外なら入れる望みのあるキャンセル待ち券をいただく。
融け掛けたベタ雪が爪先から染みて来て、身体の末端から冷えてくる。
とりあへず喫茶店に避難。
抽選枠内は15枚出て、枠外もそれなりに詰め込んでいただけたので、とりあへず中では見られた。
立ち見も三列目ともなると、まぁ音が聞こえるだけ外よりはマシと言う感じになる。
特に前に立っている客でハズレを引くと、絶望的に前が見えないし、音も聞こえない。
今日はそんな「ハズレの日」だったが、公演そのものは楽しかった。
「嘆きのフィギュア」
仲谷と菊地が殆ど見えないので、渡辺中心に。
最初の頃の動きもぎこちなく、表情も硬かったのか嘘のようにしっかりした情緒のある動きになっているし、表情にも感情を乗せる余裕がある。
菊地のきびきびした動きにも以前のせっぱ詰まった悲壮感は無く、楽しそうにスタッカートを利かせて動いている。
「涙の湘南」
井上は、髪の毛で顔の輪郭を作る「夏川純式丸顔偽装法」を継続。 自棄糞にくるくる巻き捲った、ウルトラバロックな髪型が面白い。
浦野はすっきりさっぱりショートボブ。 これが一番良いのではないか?
柏木は小野恵令奈を意識したと思われる側頭部の高い位置で二つ縛りにした髪型。 本人としてはかなり気に入ったらしく、楽屋で鏡を見て惚けていたのを自己紹介のときに暴露されていた。
顔や身体付きの大人っぽさから、小野とはまるで別物にはなっていたが、良く似合ってはいた。
「会いたかった」
ダダタッと走り込んできたが、どうも少ない。 佐伯と松岡が学校行事の為にお休み。
以前、学校行事で公演を休んだ戸島花に「やる気がないなら辞めちまえ」的な手紙を送りつけた莫迦が居たが、学業と芸能の両立を志すことが惡である訳がないので、そういう雑音にはめげずに生きて行って頂きたい。
自己紹介
客の介入に翻弄されることもなく、話に詰まることもなく、居たたまれなくなるなる瞬間がまるで無かったので安心して見ていられた 。
片山陽加のキャッチフレーズがまた変わって「陽加17歳、まだ誰の物でもありません」。
ホリプロへのアピールか?
片山陽加の「懐かしのアイドルキャッチフレーズの巻」(略して「懐アイ」)、次回は「国民のおもちゃ 新発売」と予想。
雪の中来てくれた客に謝意を表する野口玲菜。
何故ここで雪の話を…と思ったら「どこのユキもKYだな。」とボソリ。
これが言いたかったらしい。
平嶋が前述の通り柏木の楽屋での痴態を暴露。 狼狽え、羞恥に身悶える柏木。
「渚のCHERRY」→「ガラスの I LOVE YOU」→「恋のPLAN」
チームAの時は「何だよミネギシが見えネーじゃねーか」「黄色邪魔〜」なんてヒソヒソ話が聞こえたりもしたものだが、…いやまぁメンバーを誹謗チユウ傷すると出入り禁止なので、そこは小声で。
チームBでは皆おとなしく「まゆゆ」を堪能している。
今日は後ろの三人に注目してみる。
以前は有った「ここで頑張らないと」と言う悲壮感が無く、のびのび踊っていて表情も明るく。
米沢の「下克上コーナー」も適度なギラギラ感と余裕の笑み。
平嶋くん、今日も良い仕事。 高いレベルで安定。
「恋のPLAN」に入るとしっくり来る浦野。 佐伯と松岡休みだった訳だが、どちらに入ったのかはよく判らない。 よく判らないが旧戸島ポジションではあった。
ブリッ娘喋りの片山の司会により、節分にちなんだお題で「外に出すなら何?、中に入れるなら何?」
何時の間にか浦野が主導権。 話の流れで野口玲菜「中で出したい」。
発言の意図とは別のところに反応して客席からかすかなざわめき。「やればできるこ」(例 サエコ)になってしまうので、言い回しにも気を付けた方が良い。
野口の言はんとしたのは「積極的な自分を『外に出』すのではなく、『中で出』したい。」と言うことだった。 この辺りの野口の厳密な言い回しへの拘りっぷりも面白い。
「背中から抱きしめて」→「リオの革命」→「JESUS」
髪型の所為か、柏木が際だって美しく。
「リオの革命」の英語科白部分は片山が担当。 発音は怪しいが実に楽しそう。
いつもとは逆に上手から出てきたので、はじめは誰だか判らなかった。
「だけど・・・」
まぁ、片山と浦野の出てくるところは見られたので。
今日休んだ人と組になっている野口と早乙女は完全生歌だったが、ボロを出さずにソロパートを歌いおおせていた。
「桜の花びらたち」
前が踊り始めると立ち見三列目ではどうにも成らない。 隙間から見えるところを見る。
騒ぐ芸風の客同士が牽制し合ってアンコールの発動が遅い。
「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」
なんて話し声すら聞こえる。
こういう人間の屑以下の連中が、立ち見最前列に陣取って騒いでいる訳だ。
「あの日」のこの舞台に立っていた平嶋や浦野を見ながら、そう言うことを言える訳だ。
他者への想像力の欠如した人間が、幅を利かせ過ぎているように思う。
(※この件に関しては、2/5分にて追記)
「未来の扉」→「AKB48」
二曲終わって、再び間繋ぎ。
仲谷主導で始まるが、呼吸が荒くて声も上擦っている上に顔色も悪い。
ここでも浦野がいつの間にか主導権を握るか…と思いきや、米沢が阻止。
渡邊志穂が辞めて以来、自由すぎる浦野に制動を掛けられるのは中学生の平嶋だけになってしまい、遣りたい放題の状態が続いていたが、今日の米沢は実に良い仕事で、嫌味にならないやりかたで浦野に制動を掛けて上手く仕切っていた。
しかし浦野は顔色が青いの通り越して白くなっている仲谷にチークを入れて顔色を良くしろ、さすればどこかの事務所が拾ってくれるであろう・・・とかテキトーな上にもテキトーな事を言って平嶋に窘められていた。 仲谷に対して何か含むところがあるのだろうか? いやまぁ、いろいろ有るたぁ思いますが、程々でお願いしたいものです。
着替えが終わった連中が出てきて
「スカート、ひらり」
柏木と片山を探したり、平嶋を探したり。
最後にもう一曲
「Dear my teacher」
初期AKB48の代表曲となると、私の中ではこの曲。 宇佐美パートを他の人が歌っても、反射的にムカッと来なくなってきたのに気付く。
チームKはチームAの幻影と戦い続けた感があったが、チームBは別の位相で動いている所為か、別物として落ち着いてみていられる。
終演後に今年も豆撒き。
さっき「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」と嘯いていた連中が、今度は柏木を恫喝していた。
豆を撒き終えて今度こそ終演かと思いきや、「福豆手渡し会をやります」。
福豆手渡しより生写真購入を取ってそそくさと出ていく客が結構居て驚く。
生写真を買いたい人たちは下りエスカレーターで退場。 福豆手渡しはエントランスの前のベンチの前に机を設えて。
柏木と片山はまったりとじゃれ合っていた。
井上が食べたそうに豆を見ていた。
一年有半前の、もはや旧聞に属する出来事であり、昨日の書き方では何が何やら判らない人も多いと思うので、珍しく説明的に。
2006年8月2日 AKB48 チームA公演
この頃はアンコールが始まるのが遅く、まぁそれには桜の花吹雪を掃く為の「モップが通り過ぎた後」と言う目安がなくなってしまった事や、必然性の感じられない浴衣への着替えに矢鱈時間が掛かっていた事も影響はしていたのだけれど、公演の内容や質とは関係の無い所で客席にダレた空気が漂っていた。
そこで「盛り上げよう」と言う意図でキン肉マンの歌を唄い始めた客が居た訳なのだけれど、それが裏目に出て更にアンコールの始動が遅くなり、この日この時を迎えた。
この件に関する公式ブログの見解
唄った客の側の意図は別の所に有っても
「楽屋で着替えている時にアニメソングを聞いているメンバーの気持ちを考えて下さい。」
と書いた戸賀崎氏の言はずしりと重い。
アンコールする・しないは客の自由意志であるし、アンコールなぞ誰が始めても良いのだ。
誰かが「アンコール行くぞ!」と叫ぶ必要すら、そもそも無く、頃合を見計らって手を叩き始めれば良いのだ。 それだけの話だ。
現に馬鹿常連が下らない睨み合いをしているうちに拍手が始まり、焦った輩が上ずった声で慌てて「アンコール行くぞ!」なんて日もある。
「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」
これに対して何故私が腹を立てて居るのか、幾らかでも判っていただければ幸いであったりなかったり。
所用で恵比寿にに着くのが遅くなり、開場後に中へ。 予約で一束から捌けたそうで、女子の姿もちらほら。
今回の出演者は「メイド縛り」と言うことらしく、現役だったり退役だったり予備役だったりするメイドな人々。
やる曲も様々で、私の琴線には触れたり触れなかったり。
触れなかった方面は割愛して触れた方面についてあれこれと。
混みそうだったのでカメラは少な目に。
ニコンD-70にいつものシグマを付けたのと、コンタックスRTSIIにプラナーだけ付けたのと二台で。
小芝居
インチキ臭い小芝居で開演。 この部分だけ撮影禁止。 良い意味でヒドく、センスのあるナンセンス。
身を捨ててウケを狙いに行く潔さ。
リゼル
出演者唯一の男子(ギター担当)とボーカル女子の二人組。 ボーカル女子は初舞台とのこと。
映画「NANA」がらみで何曲か。
緊張はしているようだったが、破綻するような場面はなく、丁寧に歌っていた。
久しぶりに「絵に描いたようなギター小僧」を見たが、これも楽しかった。
はるちれ
AKB48の曲がやりたいが為に組まれたユニット。 振り付けはほぼ本家に準拠。
病の深さが伺い知れる。
「禁じられた2人」は天音ハル(若い方)が大島優子パート、平地レイ(いつまでも謎に若い方)が河西智美パート。
こっち系の客はあまり居なかったと見えて「逆だろう!!」と言うツッコミは入らなかった(「歌声で合う方にした」との公式発表)。
平地レイがソロで歌った「バレンタインキッス」は、振りをきちんと憶えているどころか身体が曲に合わせて勝手に動いている感すら有り、まさに奇観。
「ガラスの I LOVE YOU」では本家並に「ブーン」と走り回り、くるくる回って「ひらり」。
中身が黒いのでチームBバージョンと勝手に断定。
DuOrange
物凄く歌が上手いと言う訳ではないのだけれど、耳に心地よい歌声。
高音担当の人は、スイートスポットは狭いのだけれど、ツボに填ると実に良い表情をするので、撮りにくいが撮っていて非常に楽しい。
Noisy
あの名曲「私の彼は石油王」をほぼ完璧なパラパラ付きで。
あとは「有名な曲をやります」ってんでネギ持って踊ったり。
THE KEEPERS
一応アイドルなのだが、レパートリーに客席に降りてきておひねりを貰って歩く曲が有る為、訳知り客は幕間に財布を出して小銭の準備。
今日はその曲はやらなかったが、客席後方のドアから客席を突っ切って入ってくる際にペヤングを配っていた。
謎だ。
主催興行とあって、カバーとオリジナル取り混ぜてみっちりと。
こちらが不勉強なのもあるが、カバーでも自家薬籠中の物にしているので区別が付かないと言うか違和感が無いと言うか。
日頃「体力が無い」と公言している割に動きは激しい上にも激しく、MCの度に水を飲んではいたが最後まで運動量は落ちず、ステージを広く使って動き回っていた。
激しく動いた後で息せき切っていても、二人の掛け合いの妙で間が切れない。
バレンタイン直近ライブとあって、終演後に出演者のチョコレート争奪大会。
客を宥めたり賺したり恫喝したりしながら円滑に進行するTHE KEEPERSがここでも良い仕事。
最後に物販があったが、壮絶に金が無いので、全回避して帰宅。
良いライブだった。
午后から初台へ。 ハウススタジオ貸しきりのこんなかんじの撮影会。
撮る人撮られる人に所謂「八階の客」がちらほら。
使用機材は
コンタックスRTSII
ペトリ28mm/f2.8(無銘だが、私の見立てではペトリ)
ペンタコン50mm/f1.8
ノボフレックス240mm/f4.5
ベセラー・トプコンRE−2
アンジェニュー28mm/f3.5
ライカD−III
ズマリット50mm/f1.5
マミヤM645
ビオメター120mm/f2.8
フジノン250mm/f5.6
ペトリ F1.8 (50mm/f1.8付き)
ニコンD−70+いつものシグマ
フィルムはストックのコニカミノルタパン100とTri-X。
それぞれのモデルと撮る人がビルの上から下まで好きなところで撮影するシステムのため、一度撮り始めると他のモデルさんのところへ行き難い(そもそもどこへ行ったかわからない)以外は運営上の難点も無く、快適に撮影。
やるのがもっと早くわかっていれば年末調整をとっておいたのだが・・・。
16日のライブの写真をアップロード。
KEEPERS "MANIA" Vol.2 〜聖バレンタイン・ライブ
カメラはニコンD−70+いつものシグマ。
今回は「ブレ上等」「芯のあるボケ」「雰囲気重視」で撮影。
撮っていても楽しいライブだった。
# Dwightsa [viagra review user <a href=http://dstvmediasales.com/site..]
携帯からなので簡単に。
「桜のはなびらたち2008」販促イベントは、販売手法が反則のオソレアリとかで中止。
売り方も下司だが、それを買う客の方がもっと下司な訳で、さほど悪どい商売とも思えないんだが、「悪目立ち」した作用と反作用が気になる。
接客系イベントが殆ど無かったのも「今は昔し」で、昨今は「始めに接客ありき」。
それも客が望んだことなんだから仕方が無い。
テレ電以降の客なんてそんなもんだ。
ガチャガチャってのを喜々として売ってるのがどうかしている。
買う方が必死なのはまだわかるとしても、あれは商売としてどうなのか?
# Demaemiaincjmqg [PhitteeTomi <a href=http://vikaswieier.com>xaikalitag</a> ..]
# WilliamDiut [Hi Bro! MuMvessy http://ujyfyvedcc.com - kuyfgky swidge <a..]