鈴木土下左衛門 様
いつも「柱の会」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
突然の連絡にて申し訳ございませんが、システム調整の不具合により 鈴木様のID:dogeza@dogeza.net が使用出来ない状態となってしまいました。
至急ID・パスワードを手配しましたので、メールにて後ほど送信いたします。
この度は大変申し訳ございません。
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AKB48オフィシャルショップ
(後略)
小林の「よのなか入門」も、回を重ねて早くも10回。
今週もクイズ大会の続き。
エジソンの写真(1:9分けの無理の有る髪型の奴)を見せて「この人は誰?」
小林の答えは「ブッシュ大頭りょう」。 スケッチブックを掲げて良い笑顔。
正解は「海原はるか」な訳だが、それはさておき。 次なる問題はアインシュタインのベロ出し写真を見せて「この人は誰?」。
ひとしきりバカ受けしたあと「音楽系の雑誌ですよね?」
まぁ、ジーン・シモンズに見えない事もない。
小林の答えは「ペリー」。 小学校の時の社会科のテストで、「米将軍と呼ばれたのは誰か」と言う設問に「ペリー」と書いた奴が居たのを思い出した。
ちなみに小林は歴史上の人物では、ペリーと卑弥呼と二宮金次郎しか知らないらしい。
良い笑顔から眉間に皺を寄せて考え込む微妙な表情まで、写真は相変わらず良い。
次回更新は9/4。
先日、研究生からチームAへの昇格が決まった北原里英で2P。
渡辺麻友の代役で初めて舞台に立った日からソツ無くこなしている所しか見たことが無かったのだけれど、このグラビアで初めて隙の有る表情を見た。
とりあへず笑ってみたような硬い笑顔であったり、どうして良いか判らない不安げな表情であったり、北原の原石としての可憐さが出ていて唸った。
気を抜いて笑うと上の歯が一列ズラリと見えるのだけれど、撮られる表情を工夫し始めると、笑い方も変わってくるのだろう。
仲川遥香もそうだが、「色は黒いが、南洋じゃ美人」。
残業だなんだで定時離脱に失敗。 小走りに増上寺の脇を抜けながら、秋の虫の声に驚く。
昼間はまだまだ暑いが、何時の間にやら秋が来ていた。
19:45頃、大展望台着。
夏休みが終わった反動なのか、何時に無く人の少ない東京タワー。 カフェ・ラ・トゥールも空席が目立つ。
今日は花柄のチュニックにホットパンツ。 髪もだいぶ伸びた。
髪が伸びると、折井の顔の小さいのが際立つ。
一般客が少ない割に、リクエストは早々と八時前に締め切っていたが、リクエストが少ない訳でもなく、番組としてはしっかり成り立っていた。
折井のリクエストからの話題の拾い方・拡げ方が上手くなっているので、安心して見ていられる。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「たまにはシンプルも良いかな・・・と」てんでオレンジジュース。 いつも以上の「あっと言う間」に届いていた。
東京タワーから見える好きな景色の話になり、東南面、お台場方向を推す折井に対し、DJミズノ氏は西南面、夕方の横浜富士山方向。 今日もミズノ氏の発言が興味深い。
そのミズノ氏の選曲で Earth, Wind & Fire の「september」が掛かって、ここでも秋を感じた訳なのだけれど、折井は Earth, Wind & Fire を「あーす。 ういんどあんどふぁいやー」と読んでいて一寸驚く。 Earth と Wind と Fire は並列なので、続けて読むんだけど、折井の歳じゃこんなバンド知らないか・・・。
7/26以来のAKB48。 その間に菊地彩香が休演し、馘首された。
私にとっては菊地の居ない初めての公演となる。
のんびり朝寝をしていたら既に昼に成りかかっていて、押っ取り刀で秋葉原。
キャンセル待ちだったが、何とか抽選枠内で入る事は出來た。
比較的早めに呼ばれてセンターブロック4列目。 まずまずの席。
影アナは佐伯だったが、名乗るまで誰だか分からなかった。 佐伯と言うと、切羽詰ったような感じで喋るような印象があったのだけれど、落ち着いた語り口になっていた。
今日は多田と渡辺が全休。 加えて浦野と平嶋がマチネを休演。 その分代演で何人か入っていたのだけれど、扱いの違いに遣り切れなさを感じた(後述)。
休演の多田パートには石田、渡辺パートには北原。 誰のパートだか分からないが瓜屋も入っていた。 この3人は自己紹介も有り。
チームBに昇格した事になっている指原はユニット曲のみ菊地パート。 あとは研究生枠のバックダンサーとしての出演だった。 同時期に昇格した仁藤に到っては、影も形も無かった。
北原は渡辺の出るところには全て出ていたが、石田は相変わらず出たり引っ込んだり。
初めて出た日の「操り三番叟」みたいな動きに較べると、だいぶ見られるようにはなったが、まだまだ立ち位置と振り付けはあやふや。 それでも愛嬌を振りまく余裕は出ていた。
これを「可」とするか「否」とするかは人それぞれだろうが、私はよろしくないと思う。
自己紹介のお題は、「移ろわないもの」。 田名部の答えが秀逸。
「一生ダミ声です。」 爽やかな自虐。
石田と瓜屋は、「研究生の何某です」と名乗る訳だが、北原が「チームAの北原里英です。」と名乗っていて驚く。
名目上は昇格しつつも、実際の役回りは研究生なのは判っているが、チームAから代演に出るってのは初めて見た。
指原はと言うと、研究生コーナーに出て来て「大分県出身、17歳の指原莉乃です。」
あの状況で「チームBの」とは言い難いのかも知れないが、研究生でもなく正規メンバーでも無い宙ぶらりんな感じが居たたまれない。
この辺り、「研究生」と言うものも含めて、チーム制度が有名無実化して来ているのを象徴しているように感じた。
「天使のしっぽ」
多田パートに石田。 一と通りの振り付けは憶えたようだったが、立ち位置は覚束ない様子。 手を放した位置は悪かったが、何とか風船は天井の隙間に収まってくれた。
仲谷や野口と較べると、衣装の尻尾の揺れ方が不規則で、小さい。 基本的なステップがきちんと踏めていない事が見て取れる。
確かに「可愛いは正義」なんだが、正義だけ振り回されると鼻に付く。
脚が長い事もあってか、野口は尻尾の扱いが上手く、一と際大きく揺れる。
仲谷は振り付け全体が丁寧で美しく、表情も多彩。
「パジャマドライブ」
渡辺パートに北原。 平嶋パートは代役無し。
平嶋パートの歌は二人で分担したらしく、仲川の歌をたっぷり聴けた。
仲川リサイタル。
北原は意外に上手かった。
北原は、便利屋として色々やらされている所為か、細部の詰めが甘い部分はあるが、指先まで神経を通わせた繊細さと、手足を大きく動かす大胆さの両方があり、非常に良かった。
「純情主義」
途中で軽くハウリングが起きて気付いたが、生歌率高目。
聞き耳を立ててみたが、片山の歌唱は激しい動きの中でも殆ど破綻しなかった。
研究生が気になりつつも、片山を見てしまう。
バックダンサーで誰が出ているのか見たら、指原が居て驚く。
「てもでもの涙」
柏木は、伸びた前髪を六分四分にわけて、以前より眉が出て表情が良く見えるようになっていた。
逆に佐伯は髪で顔を小さく囲い過ぎて表情は見え辛いが、肩の力が適度に抜けて柔らか味が出ていたように感じた。
「鏡の中のジャンヌ・ダルク」
斬られた馬謖の後釜で真ん中に指原。 休演の浦野パートには仲谷。
仲谷が実に良かった。 代役である事を感じさせぬ出来で、田名部、早乙女、米沢も演り易そうだった。
指原は何となく演り難そうな感じ。
前任者の辞め方も後味が悪かったし、出番がここだけと言うのも哀れ。
曲の後の間繋ぎでは、指原の考えたお題で進行。 それなりの配慮はなされているようだ。
「僕の桜」
休演が多いので生歌祭り。 片山が上手いのは判っていたが、米沢が思ったより上手かった。
暗転するとすぐに、散発的な拍手から自然発生的にアンコール。 ここ迄は良かったんだが、野暮天が頓狂な声で
「アンコール行くぞー」
こんなのは蛇足も良いトコであって、叫びたきゃ始まった手拍子に乗せて「アンコール」なり「サンポール」なり被せて叫びゃ良いんで、一々「あんこーるいくぞー」なんて間抜けな仕切り直しは、好い加減止めにしていただきたい。
アンコール前の研究生コーナーは、代役出演が多い所為か、四人。
この中に指原が入っているのが前述の中途半端感に繋がる。
アンコールから休演と告知されていた平嶋が出てきた。
上背が有る訳でもなく、顔立ちも地味な方だが、この人が舞台の上に居ると空気が変わる。
良い感じで盛り上がって終演。
欠けたピースを埋めるのに腐心する重苦しさが基調低音としてあったような公演だったが、平嶋の登場でで空気が変わって、後味良く終れた。
六月の頭に見て以来、久々のチームK公演。 タイミングが合わなかったり、当たらなかったり、金が無かったりして、漸く二回目。 裏を返せた。
入場抽選の籤運は悪く、呼ばれるのは遅かったが割と前の方に。
影アナは、低い声でネットリと。 野呂かと思ったら大堀。
オーバーチュアから幕が開いて一曲目が始まり、舞台から押し寄せる「やる気」に慄然とする。 メモんなんざ採るだけ野暮。 観る事に集中した。
秋元、大島、小野、河西、増田、宮澤が休演。 飛車角落ちどころか、六枚駒落として1/3が研究生。
それでも研究生公演にならずにチームKの色にしていた。
研究生の中には動きが揃わないのも居たが、それでも一つの公演を作り上げようとする統一した意思のようなものは有り、拙くとも持てる力を出し切ろうとするひたむきさが漲った、良い公演だった。
あたたかい空気、お座成りでないアンコールetc...
とりあへず、「良かった」と言う事だけは書いておきたい。
全体が見渡せない位置に居たので、総勢何人出たのか判らないが、冨田、仁藤、瓜屋、藤本、畑山あたりは確認。 大家はバックダンサーの格好で終演の手繋ぎ挨拶に出ていたって事は、バックダンサーだけだったのかも知れないが、兎に角それぞれ出来る事を目一杯やっていて、秋元才加にトイレに流されてしまいそうな気の抜けた動きをする者は居なかった。
粗が無い訳では無いが、よくやっていたと思う。
特に目に付いたのは冨田。
他で見たときはピンと来なかったが、チームKでの冨田は実に良かった。
部分出演でその片鱗しか見えなかったのは残念だったが、仁藤の評価が高いのも理解できた。 じっくり見たい。
畑山も、あやふやな部分はありつつも、常に目は生きていた。
三回公演の三回目なので、曲間は長めに時間をとって喋らせているのだけれど、佐藤と野呂が良い仕事。
状況に依ってボケたり突っ込んだりキレたりする野呂も良かったが、仕込んで落とす佐藤に感心した。
野呂は膨張しているのが目に付いたが、三回公演の三回目でもしっかり動けているし、喋っても頭は回っているし、目も死んでいない。
ユニットコーナーはチームKのメンバーで休演部分を補っているのだけれど、これも良かった。
秋元や大島の華やかさは無いのだけれど、格落ち感は無く、そこに秋元や大島が入ることを知らない人が見れば違和感を感じないくらい自然に歌って踊っていた。
やる気は漲っているが気負い込んだ重苦しさは無く、目に入るもの全てが輝きを放っていて、舞台から一瞬たりとも目が離せない。
公演が終って外へ出たら、急に酒が飲みたくなった。
酒が飲みたいというか、誰かと祝杯を挙げたい。 そんな気分にさせる、今年一番の素晴らしい公演だった。
下書きのまま、気がつくと一週間経ってしまっていた。
まだまだ続く晩夏の特別編。 今回は「小林香菜、二宮金次郎を語る」の巻。
そこら中に二宮金次郎の銅像がある町で育った小林は、二宮金次郎像が好きだ。
しかしと言うか当然と言うか、二宮尊徳先生が何をした人かは全く知らない。 知らないどころか伊能忠敬と混同している始末。
例の展開で「絵に描いてみましょう」。
出來た絵がまた小林ならではのうろ覚えどころか虚構の二宮金次郎。
オマケに表記が「金じ路」 しかも足偏に各じゃなくてマロ。 簡体字作った中国人もビックリだ。
好きな事を語る小林は、空前の良い笑顔。
前回のレビューを書こうと思って覗いたら、更新されていた。
今回は「お絵描き大会」
最初のお題は「天国」と「地獄」
描き忘れて描き足した地獄の鬼はネコにしか見えない。
小林が描くと、むしろ地獄の方が楽しそうなのが面白い。
次なるお題は「100年後の未来」
何故かヒト(・・・のようなもの)を描く小林。
100年後の自分なのだそうな。
「100年後の未来」と言われて、「100年後の世の中」ではなくて、「100年後の自分」を描く所がまた小林らしい。
次回も引き続きお絵描き大会。 次々回、9/25更新分から宇宙編スタートとのこと。
サニーデイ・サービスの「万華鏡」でスタート。 一般客のジュークボックスリクエストで掛かる曲はベタな物が多いが、ミズノ氏の選曲センスは実に良い。
折井はホットパンツだけれど足元はブーツ。 夏のような秋のような。
「小さい頃から治らない癖は何かありますか?」と言う質問に、
「うつ伏せになって、なるべく小さくなって布団を頭からかぶって寝ること」
と答えていた。 例によって薄倖そうなエピソード。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、期間限定の「お月見スイーツ」を注文。
これはアイス・グリーンティーと最中と白玉のセット。
感想を言う為に、曲の間に急いで食べようとして飲み込めず。目を白黒させて狼狽えるさまが微笑ましかった。
大展望台では、座るところが基本的にカフェしか無いので客は基本的に回遊しているのだけれど、ステージの前に居るその時々の客の濃淡にあわせてしゃべり方や客の煽り方を変えられるようになってきた。
今日もミズノ氏ともども良い仕事。
9/5分も併せて更新。
# テッド [折井さん、趣味が弓道と私と同じなので是非1度は観に行きたい。でも不思議と金曜日は抽選に当たるので行けません。]
今回まで、間繋ぎ企画のお絵描き大会。
間繋ぎと言ってもそこは小林。 期待に違わぬ小林っぷりで今回も楽しく。
先ずは前回の続きで「100年後の未来」。
年老いた自分じゃなくて、未来の世の中をって事で描かれたのは動く歩道だらけの世界。
動くのが面倒臭いから飛行機もヘリコプターも電車価格で乗れる世の中。 埼玉の奥地から通ってくる小林らしい発想。
何やら家らしきものが描かれているのだけれど、これはスーパー。 スーパーがあれば暮らしていけるのだろう。 安上がりでよろしい。
次のテーマは「大ブレイク」。
小林的「大ブレイク」とは、テレビと雑誌とCD。
テレビはクイズ番組。 例に依って「KAアイドル(クイズ大好きアイドル)」と注釈付き。
小林が出られるクイズ番組となると、「史上最低のクイズ王決定戦」くらいしか思い浮かばない。
CDは3人くらいのユニットで、あくまでセンター。 ソロじゃないのは「歌の下手なのが目立つから」。
謙虚なんだか傲慢なんだか微妙なところがまた小林らしい。
最後のお題は「埼玉県」。
なにやら丸いものを描く小林。 書き足された注釈は「草加せんべい」
小林が「草加」を漢字で正しく書けた事に驚いた。
次週からいよいよ「めぐりあい宇宙編」。
この次週予告のページに小林的地球図を持って微笑む小林の写真が使われているのだけれど、初回に撮ったと思われる表紙のページの硬い笑顔と較べていただくと、小林がこの現場に順応してきているのがお分かり頂けると思う。
劇場の小林は更に凄い訳だが、サッパリ観に行けない現状では、その片鱗が窺えるだけでも有り難い企画。 長く続く事を祈らずにはいられない。
# かな推し [私もペトリ堂さんのこの日記が長く続く事を祈らずにいられません。]
台風が近付く中、東京タワーへ。
この天気の中東京タワーに昇ろうという日本人は少ないらしく、外国からのお客さんが目に付く。
雨と言うこともあってか、折井の髪は両肩にサラリ垂らしたストレートで大人っぽく。
エレベーターが着いて暫くすると客がワッと増えて、波が引くようにすーっと減って行き、またワッと増える。
この繰り返しでステージ前の客もかなり増減するのだけれど、この客の満ち引きに合わせてさり気なく喋り方を変えている。
その所為なのか何なのか、東京タワー内に居る人の数そのものが少なくて、ステージ前を通りすがる人は少ないながらも、ジュークボックスリクエストを書いていく率は高かった。
今日の折井のお勧めの一曲は、星野みちるの「ガンバレ!」。
「この曲で何度泣いたかわからない」と折井。 我々も何度泣いたかわからない。
歌詞は秋元なので然程感興を催すものではないが、星野みちるの声は胸に迫るものがあり、何度聞いても涙腺が刺激される。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「一寸冷えてきたので」てんでホットミルク。
「久しぶりですねぇ」とミズノ氏。
去年の春、小林さくらの代打で初めてこの仕事をした折井が頼んだのがこのホットミルクだった。
あの時は緊張していて碌に口も付けられなかったが、今日は曲が掛かっている間に口に運ぶ余裕があった。
唇に膜が付いたのか、一と口飲んでから一瞬たじろぐ折井。 微笑ましい光景。
そろそろ昼休みと言う時間に、ワニブックス@モバイルのメールマガジンが届いた。
「あぁ、今日は小林連載の更新日だったなぁ・・・」ってんで、読んでみたら
「本日は白石美帆さんの連載を更新云々」
ズッコケた。
そんなこんなで小林の「よのなか入門」も回を重ねて14回。
今回から「〜めぐりあい宇宙編〜」がスタート。
以前、小林に地球の絵を描かせたら、地球に台が付いていたことがあったのだけれど、今回はそのあたりを掘り下げて「小林的宇宙観」を探るところから。
地球ではなく「地球儀」ではないかと問いかける担当編集氏に
「私が見る地球はこうですよ!」
と言い放つ小林。
実際の地球は土台とかは無くて、宙に浮いていて・・・と説明する担当編集氏に
「何で宙に浮くんですか!?」
とトドメを刺す小林。
で、まぁさらに奇想天外な遣り取りがありつつ、小林的地球図が描かれる訳なのだけれど、これは是非ご自分の目で確認していただきたい。
地球儀的地球図に「光」「朝」「太陽」「夜」等の文字を配して地球を表現。
とぐろを巻いた蛇の上に乗った亀の甲羅に象が乗り、その上に半球状の地球が乗った古代インドの地球図よりさらに抽象的であり、遠近法を超克したキュビスム的視点を意図せず駆使して「宇宙=地球」と言う小林的世界観を表した怪作。
小林先生、「なぜ地球に太陽がひっついているのか」と担当編集氏に問われて曰く
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「・・・、・・・・・・・・」
近代どころか、近世も中世も飛び越えて、先入観や予備知識無しに直接事物と向き合う古代ギリシャの哲学者と同じやり方で、自分を取り巻く世界を捉える小林。
我々が知識(だと思い込んでいる「情報」)として知っている事に照らして小林の言動を見ると奇異に感じることはまま有るが、それを取っ払って小林の言に耳を傾けると、実に示唆に富んでいる。
試しに図書館(もしくは本屋)に行って、ディオゲネス・ラエルティオスの「ギリシア哲学者列伝」をパラッとめくってみて欲しい。
小林より小林っぽい逸話が沢山見つかるはずだ。
小林宛のファンレターを劇場のインホネーション(※小林語で「インフォメーション」の意)に預けに行ったついでに、カフェで暫し観覧。
話には聞いていたが、既に公演にあぶれた人が中の音に聞き耳を立てるような状況ではなく、何をしに来たのだか解らない人たちが歓談しており、MCどころか歌すら聴き取れない。
居るだけ不愉快なので、ユニット曲が終わったあたりで退散。
ユニット曲の小林パートは奥が担当。
小林の真似ではなく、上から目線の鼻持ちならない子供っぷりを常軌を逸した可愛らしさで帳消しにする奥ならではの持ち味を出していた。
佐藤の喋るときの立ち方や客との向き合い方が綺麗。 喋る姿がさまになってきた。
秋元は大きくは無い画面でも、どこからどう見ても秋元。 大胆且つ繊細。
宮澤の足の長さを生かした動きが美しかった。
重心の高さを上手く活かした腰づかいの妙。
仁藤の自己紹介はカフェでも聞き取れた。
張らなくても通る声質なのか。
宮澤の「澤」の字が間違っておりました。
失礼致しました。
例によって東京タワーへ。
駅から歩く道すがら、コンビニエンスストアでお茶を買おうと思ったら「東京タワー割引入場券あります」の貼紙。
通常、大人820円のところ、740円になる。 たかが80円、されど80円。 毎週昇ることを考えるとバカにならない。
週末の東京タワー。 給料でも出やがったのか、いつもよりカップル率高目。
折井が冒頭で簡単にプロフィールを紹介するのだけれど、「AKB48と言うアイドルグループを卒業して・・・」のくだりで、隣に居たカップルが「おー、スゲえ!!」と盛り上がっていた。 AKBもメジャーになったと言うことか。
秋が深まり、空気が澄んできた所為か、薄曇りながら千葉の奥のほうまで見渡せた。
晴海埠頭あたりの水面に映る船の灯りも見えるくらい。
断続的に通り掛るカップルがリクエストを書いて行き、立ち止まる人が少ない割りにリクエストは多かったようだ。 一と組足を止めると、釣られてもう一と組足を止めるのが面白い。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、珍しくアイスココア。
いつもは事前に考えているようだったが、今日はその場で選んでいた。
例によって「あっという間」に届いたアイスココア。 曲の間に口に入れて目を見張る折井。 それだけ美味しかったと言う事らしい。
こうした表情の細かい変化も楽しい。
折井のプロ意識が垣間見られるのは、話を広げにくいリクエストや挙動不審な客が粘着したときの対応。
ほとんど負の感情を出さず、冷静に対処している。
目を覆いたくなるような瞬間ってのが、行けば一度はあるのだけれど、目を伏せることは有っても、表情には殆ど感情を表さずに遣り過ごしている。
プロだ。
# カギ [やっぱり冨田さんですよね(^_^)。我が意を得たりという感じです。冨田さんはほかの公演でも頑張っているのですが、K-..]
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