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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-09-12 人を喰った話

_ 部屋の片付けをしていたら

大学のときの「学費延納願」の控えが出てきたのだけれど、理由がひどい(苦笑)

これでよく受理されたなぁ。

_ 「板ちょこ」復活

各所で既に取り上げられてますがうちでも解散をネタにした板ちょこがCOCOaと名前を変えて復活。 しかし「板ちょこ」名・関係いたします、ホームページ等を公開されております 皆様方には、今後「8月20日以降」の公開・名前・肖像・文書、個人・団体に関する 一切を使用する事をお断りいたしますので御配慮いただきますようお願いします。などと訳の判らない高圧的な事をのたまっておいて、COCOaサイト内には「板ちょこ」の文字列が幾つも使われています(苦笑)。 自分達で使う分にはいいんですかね?。

しかし旧板ちょこサイトと構造が一緒だ(笑)。

_ ヴァンヴァン3第2回ファンの集い

森田有希・森谷佑子・久野さやかの3人のファンの集いが9/23に成田ゆめ牧場を会場に開催とのこと。 詳細はこちら

_ 鉄ヲタの夢

その成田ゆめ牧場にあるのが鉄ヲタの夢を具現化した趣味の軽便鉄道羅須地人鉄道協会 まきば線。 610mmのナローゲージのトロッコ列車を通常はDL、年に数回はSLが牽引します。 行かれる方はこれには乗っておくべきでしょう。


2003-09-12

_ 給料が出た

わははは、ざまぁみろ愚民どもめ!!

_ 電源ケーブルに蹴つまづいて

コンクリ床に思い切りニースタンプ。非常に痛い。

_ 終業後

都内某所に置きっぱなしになっていた礼服を回収。 ついでに富士ランチで晩餐。 「本日のスペシヤル」820円也。 何度も書くが旨い。 並んでまで表の松屋で定食食ってるやつらは馬鹿じゃねぇかと毎度ながら思う。

_ 明日から

後輩の結婚式への旅。 先ずは喜多方へ。

_ アイドルサイボク

わんこ☆閣下が松浦亜弥をアイドルサイボーグと呼んでいることに対抗して私が考えたのが「アイドルサイボク」。 対象は諸般の事情により書けない。

_ 私の居ない間に・・・

目黒で文字通り「おいしい」イベントがある。
第8回 目黒のさくま祭り である。
ちらしによると・・・

い・・・狗も歩けばさんまを食べる
今年も岩手県宮古港から新鮮さんまが五〇〇〇匹。炭焼きで食べ放題!
生さんまのお持ち帰りもあり!宮古物産展もあり!
幸福は目黒にあり!

ろ・・・論よりすだち
おなじみ徳島県神山町からは芳醇すだちが増量一〇〇〇〇個。
炭焼きさんまに搾って良し!生ビールに搾れば喉ごし良し!
徳島県物産展も良し!論ずるより搾るが良し!

は・・・花より大根
炭焼きさんまの旨さを引き立てる大根おろしは栃木県高林産。
高林物産展では栃木の太陽を浴びて育った新鮮牛乳とコシヒカリをプレゼント!
太陽サンサンご機嫌さん!

に・・・憎まれっ子世は満足じゃ
さらに入場無料「目黒のさんま寄席」
フリーマーケット、駄菓子屋台、ペットボトル駄菓子交換、
白バイ展示会大道芸コンテストと今年も大満足!


さんまは12時から生でも配布。 焼いたのも配るだけじゃなく「さんま食べ処」ってのがある。
FMが入るラジオ持ってけば、さんま食ってて寄席会場へいかれなくても88〜89MHzで聴けます。
ブラ房、らく次、志の吉、勢朝が面白いのは私が保証します。
残念ながら私は今年も行かれない。


2004-09-12

_ ねて曜日

昨晩、フィルム現像をしながら呑んだズブロッカの所為か、朝から吐き気と頭痛で身動きが取れず、水だけで夕方まで過ごした。
寝たり起きたり。

_ フィルム現像

ダークバッグ内での現像リールへのフィルムの巻取りが上手く行かず、APの現像タンクは35mm専用にして、ブローニーはキングのベルト式タンクで現像していたのだけれど、余りにも現像ムラが酷いので、APのタンクをもう一度試してみる事にした。
上手く入っていかない原因は、フィルムの角が引っ掛かる所為だと思われたので、ダークバッグの中で端を斜めに切って巻いたら上手く入った。 現像ムラも無く、良いネガが上がったが、現像液の使用量が100ml増えた。 まぁ、これで安定するなら我慢できる量ではある。

_ パジャマレンジャー公録@中野ZEROホール視聴覚室

九月上旬ではあるが、今年最後の公開収録とのこと。 まぁ、つかえる部分があまり無いだろうし、出演者を揃えるのも一苦労だと思う。 社長以下、スタッフ全員寝不足っぽい顔をしていたのが気になった。 矢鱈忙しそうではあるが、ご自愛いただきたい。
出演者とのポラ撮影希望者は18:50から、希望しない者は19:10から入場と言う事になっていたが、ポラ撮影を希望しておいて19:10以降にのこのこ現れるのが何人もいて、スタッフの人は大変そうだった。
始まってしまえばりえくらぶ(ピースモア)特有のいい感じにヌルい進行。 北見綾野さんと類家明日香さんのタレントスキルの高さが光っていた。
前回とんでもない事になっていたゲームコーナーや撮影タイムはそれなりに考えて補正されていて、客の不愉快な介入も見られなかった。 物販が始まってすぐに会場を出てしまったので、その後どうなったかは判らないが、それまでは和やかな進行。
仕切れる娘が居て、オチを付けられる娘も居るのだから、下手に企画を仕込むより、出演者のフリートークを増やした方が面白いように思った。

_ 朝昼晩飯

電車に乗ったら気分の悪いのも治まってきたので、帰宅途中に上野駅ガード下の「つるや」できしめん。 この店には20年から来ている。 あの頃に比べると各段に旨くはなったが、値段も上がった。 これが今日の朝昼晩飯。

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# ☆北斗星☆ [↑ 物販といっても、商品をしっかり用意してきていたのは 類家さんだけでした。まあ“いつもの客”ばっかりで市販の 商品..]


2005-09-12 語るに落ちる


2006-09-12 大井町→秋葉原

_ AKB48 チームK公演

梅田が休み。 長いので心配だ。
激しく動く人なので、じっくり直して万全で復帰していただきたい。
・・・と書いている間に、劇場支配人のブログにて「怪我が完治するまで休演」との発表。
お大事に。

籤運はそれなりで、なんとか椅子席最後列に潜り込んだ。
大堀と大島が完全復帰したので、大分欠落感は無くなった。 大島はともかく、大堀は顔色が悪いというかメイクの乗りが悪いというか、万全では無さそうな感じ。
「Blue rose」のスタンドマイクの音量が何時に無く不安定でハウリングを起こしたり、シールドが絡まりかけて袖からスタッフが捌きに出てきたりしていた。 声はまだ本調子では無さそうな大堀だったが、動きは良かった。 美しい。
よく聴くCDのジャンルと言うお題で、多分環境音楽みたいなものを好むと言いたかったのであろうが「森のさえずりみたいなの」と言い出す高田。 最近の高田は実に面白い。
この日は「林檎と梨の違いが判らない」と言い出す宮澤、「梨って山梨出産ですよねー」「(林檎が)青くなるまえに採ったのが梨」と言い放つ河西、果ては「好きな本」だか何だかで「学校で流行ってる『涼宮ハルヒの憂鬱』・・・」と言ったのに驚いて客が奇声を発したのを笑われたと勘違いして羞恥に身悶える小野恵令奈なんて図まで見られた。
チームKのMCは間繋ぎとしての役割を果たしているだけでなく、それだけでも十分セットリストの一つとして私の「見に行く動機」の一つとなっている。

河西はMCでのカマトト振りも微笑ましいが、「禁じられた2人」の歌い方から身のこなしから目の置き所表情の付け方迄、総じて良くなっていて驚く。
河西に限らず、休演の穴を埋めた経験が本人のみならず全体に良い影響を及ぼしているように感じた。

_ 「暴いておやりよNなっち」

小野が「なっち(佐藤)の歌を作ってきた」とかで、披露。
大島が歌うのにあわせて小野がちょこまかと踊る。

「なっち〜なっち〜 Nなっち〜♪」

これそのまんまの節なので、「おまえはエザキマサルか!!」と心の中でツッコミを入れながら微笑ましく見た。


2008-09-12 すっかり、秋。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

サニーデイ・サービスの「万華鏡」でスタート。 一般客のジュークボックスリクエストで掛かる曲はベタな物が多いが、ミズノ氏の選曲センスは実に良い。

折井はホットパンツだけれど足元はブーツ。 夏のような秋のような。

「小さい頃から治らない癖は何かありますか?」と言う質問に、
「うつ伏せになって、なるべく小さくなって布団を頭からかぶって寝ること」
と答えていた。 例によって薄倖そうなエピソード。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、期間限定の「お月見スイーツ」を注文。
これはアイス・グリーンティーと最中と白玉のセット。
感想を言う為に、曲の間に急いで食べようとして飲み込めず。目を白黒させて狼狽えるさまが微笑ましかった。

大展望台では、座るところが基本的にカフェしか無いので客は基本的に回遊しているのだけれど、ステージの前に居るその時々の客の濃淡にあわせてしゃべり方や客の煽り方を変えられるようになってきた。
今日もミズノ氏ともども良い仕事。

_ 更新情報

9/5分も併せて更新。

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# テッド [折井さん、趣味が弓道と私と同じなので是非1度は観に行きたい。でも不思議と金曜日は抽選に当たるので行けません。]


2010-09-12 舌の根

_ 戸島花ブログ 始動

事務所を辞めたのを期にブログの更新を停止し、「おそらく、新しくブログはやりません」と書いていた戸島花が舌の根が乾いたのかアメーバ・ブログにてブログを開設。 細かいことは言わず、素直に喜んでおこうと思う。

とじまはなぶろぐ

とりあへず 期間限定(一ヶ月くらいかな) とのこと。
十月あたり何らかの動きがあるかもしれない。

_ 週刊プレイボーイ No.38

AKB48絡みでは、巻頭グラビアページの中程に倉持明日香、投稿連載ページに佐藤亜美菜。
厚着をした佐藤亜美菜はモノクロながら訴求力の高い写真。 厚着でこそ映える娘も居る。

倉持明日香
フレンチ・キスからの3号連続グラビアの掉尾、4ページ5カット。 撮影は小塚毅之。
そのスタイルの良さは折り紙付きで、ポージングに関しては悪くないのだけれど、相変わらず表情が一本調子で変化に乏しい。
これはグラビアをどう構成するか考える側の責任でもあるのだけれど、この仕事をしていくなら自分で何とかしなければならない事でもある。
前後のグラビアと見比べると相対的に然程の遜色は無いのだけれど、絶対的なレベルとしては高くない。

_ 週刊ヤングジャンプ 40号

巻頭から巻末までブチ抜きでグループアイドル総浚えグラビア。
気になったものを幾つか。

スマイレージ
寺田の悪癖であるどう読むのか判らない表記で始まり、4人揃って同じ髪型だった頃はどうとも思わなかったが、表記が片仮名になり髪型に変化が付けられてから少し興味が湧いてきた。
ショートにしたての頃は違和感もあったが、こっちが慣れた所為か福田花音は見るたびに良くなっている。
夏休み明けの小学生のような小川紗季の黒さも、慣れれば面白い。

bump.y
始まった頃は桜庭ななみにおんぶに抱っこの抱き合わせ商法だと思っていたので印象としては良くなかったが、そうでは無い事がわかって来るとともに見方が変わった。 実に面白い。
クローンと言って良いくらい似ていた松山メアリ以外の4人も慣れれば見分けは付くし、若草物語のような感じでPVも微笑ましい。
文明の利器で見られると思うので、とりあへず見るだけ見ていただきたい。 AKB48がソニーに置き忘れたものも、其処にはある。

ももいろクローバー
相変わらず写真映りの悪い高城れにが哀しい。 他の連中はそれなりに。
有安のジャンプの高さ、動きの激しさの割りに涼しげな表情の早見。

全体的に詰め込みすぎで窮屈ではあるが、表紙に夫々のグループから一番人気では無い娘を引っ張り出すなど、企画としては面白い。
ただまぁグループアイドルだけがアイドルでは無い訳で、この手の企画になると真野恵里菜が常に蚊帳の外ってのが解せないし遣り切れない。 やっている事も目指すところもそう離れては居ないと思うのだが。

ゆきりんの The アイドルクエスト
カラー1ページ、モノクロで対談3ページ。
紆余曲折ありつつも生き抜いてそれなりの位置に居続ける国生さゆりの一と言一と言には、矢張り重みがある。
柏木のプロフィール欄を何気なく見ると

劇場デビュー前に'07年春のツアーに大島優子の代役として出演

の記述。 そう言えばそんな事もあった。
もう一人の抜擢組は今どの空の下。

_ 週刊ヤングジャンプ 41号

AKB48絡みは表紙と巻頭グラビアにフレンチ・キス、リレー連載に渡辺麻友。

フレンチ・キス
7ページ21カット、撮影は桑島智輝。
柏木は眩しがりで胴長でX脚、倉持は色気過多で表情が単調、高城は阿呆面になり勝ちで安産型。 三人三様粗は有って、そのうちの何かしらは出てしまうグラビアが多かったのだけれど、今回は最小限に抑えられつつ美点は引き出されている。
柏木由紀はその特質である「柔らかい表情」が引き出されているし、倉持明日香も撮る角度を変えて多様な表情を引き出して貰っている。 高城亜樹は・・・、まぁそれなりに。

まゆゆ漫画家計画
カラー1ページ4カット、モノクロ1ページで製作過程のレポート、更に見開き2ページで渡辺麻友先生の玉稿を掲載。
やりたい事をやらせてもらっている所為か、何時に無く生気に満ち溢れた、「生き物」として写った写真になっている。 これが先ず凄い。
画力は同人作家レベルだが、渡辺麻友のどうかしている部分が生きて面白いものにはなっており、余技としては可也のレベルのもの。

_ 雑誌レビュー UTB 10月号 後半グラビアページ

プレゼント用チェキと封入トレカ一覧から。
嗣永桃子のプレゼントチェキが一と際目を惹く。
ももいろクローバーとスマイレージの余白の埋め方が上手くなっているのが面白い。

宮澤佐江
ボーイッシュなものとガーリィなものと極端化させて5ページ6カット、撮影はTANAKA。
極端にしすぎた感は有るが、固定化しつつある宮澤のイメージを壊さずに別の一面も提示しようとする試みは良い。

渡り廊下走り隊
グラビアというより写真付きインタビューと言った趣の2ページ10カット。 撮影は藤丸修。
平嶋夏海の顔も漸く落ち着きつつあり、多田愛佳の顎の線も大人びて来た。 現場の楽しさは伝わる構成。

AKB48(小森美果、梅田彩佳、佐藤すみれ、米沢瑠美、仁藤萌乃)
AKB48からシングルのカップリング曲を歌うアンダーガールズの5人。 撮影は桑島智輝。
小森美果は撮りにくいのがありありと判る一枚。 一寸、怖い。
スタジオの部材や構造物を使って上手く撮っており、撮られ方の上手い佐藤すみれは何時も通りに、あまり上手くない米沢や梅田は何時も以上に綺麗に撮ってもらっている。
仁藤萌乃に至っては空前の出来。 仁藤はブログの文章にも味があるのだけれど、それは別項にて。

AKB48おひとり様(片山陽加)
カラー1ページ、モノクロでも1ページ、更には携帯サイトで毎週更新。 この携帯サイト掲載分が面白いのだけれど、それはまたいずれ。
この連載初のロケは和装にて柴又と浅草で。
ヨーロー堂の店先の浅草ジンタの蓄音機付き自転車の前で佇む片山の図。 嵌っている。
片山は十代にして顔の構成が出来上がっていたので、この先数十年は極端な劣化をしないと思われる。

川口春奈(撮影:藤本和典)
高田里穂 (撮影:長野博文)
Mizca (撮影:藤本和典)
村上友梨 (撮影:西條彰仁)
2ページのグラビアが4本。 高田里穂と村上友梨のものは写真の出来も良いだけに一寸食い足りない。

少女団地 Vol.14 (三吉彩花)
アライテツヤの連載グラビアは今号も2ページ2カット。
団地の建物の描き出すはっきりした直線を上手く組み立ててモデルを配置、浮き立たせている。 上手い。

佐藤千亜妃
屋内と屋外、動かして撮ったカットと止めて撮ったカットを取り混ぜて5ページ7カット、撮影は細居幸次郎。
1ページ目のクローズアップが秀逸。
ピントは薄いが合わせるべきところにきっちり合わせている。

スマイレージステージ (和田彩花)
スマイレージ2ページ連載の初回は和田彩花。 撮影は佐藤裕之。
ピントの厳密さと言う点に於いては困った出来。 動きの少ない被写体をきっちり切った構図で撮った写真で極端にピントを外すってのはいただけない。
道具立ては面白いし、和田彩花の表情も良いだけに惜しい。

鈴木愛理
最新写真集から8ページ9カット。 撮影は西田幸樹。
光が強いカットも、眩しいなりの表情になっており、光を背負わせたり木陰に入れたり秘術を尽くして多彩な表情を引き出せている。
これで曇天だともっと良いのだけれど、世間的には晴れた昼間の写真の方が受けるのだろう。 曇天(雨天)の西田幸樹の写真は実に上手いのだけれど。

_ 更新情報

コラム置き場に

    「戸島花、SDN48入り」の噂への、わたくしの見解

をアップロード。

_ 雑誌レビュー UTB 10月号 読み物ページ

真打の長講一席は最後にして、それ以外から。

つぶやきとストリーミングが生み出す「つながるアイドル」
ツイッターと USTREAM を活用するアイドルについての、村山義典による3ページに渡る署名記事。 よく書けている。
客とライターとイベンターの三足の草鞋を器用に履き分ける村山ならではの多面的分析。

連載あれこれ
℃-ute、Berryz工房、AKB48に続き、ももいろクローバーとbump.yの連載もスタート。
モバイルサイトとの連動企画でもあり、ヤッツケ記事にはなっておらず押し並べて良い出来。

大島優子 リアルロングインタビュー
これは買って読んでいただきたい。 大島優子の「なんだそりゃ」と思っていた部分の大半は腑に落ちた。
聞き手と語り手の呼吸の、ピタリ合ったインタビュー。

_ 雑誌レビュー UTB 10月号 総括

前半グラビアページは見応えのあるものが並んだが、後半は細切れのものが多く消化不良。 写真の質は高いレベルで安定しており、見るに堪えないものは無かった。

読み物ページは大島優子のインタビューの切り口の鋭さと深さに感服。

1200円と言う価格は雑誌として許容しがたいのだけれど、隔月刊であることと質の高さを考えれば仕方が無いかな・・・とも思う。
内容を確認せずに指名買い出来る数少ないグラビア誌でもあり、なんとか売れて存続していただきたい。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# @香菜 [こういう事なら舌の根は乾いたままでいいですね。 相変わらずの戸島節ですが、そろそろ落ち着いてほしいと思うのは戸島ファ..]


2011-09-12 塗り絵

_ 週刊ヤングマガジン 2011 40号

奥仲麻琴
7ページ19カット、撮影は小塚毅之。
この雑誌の塗り絵のようなグラビアには些か辟易していて、余程の事が無い限りは買わなくなってしまったのだけれど、今回はその「余程の事」だったので買ってみた。

ヤングマガジンらしい、青少年のリビドーを刺激することに重きを置いた構成。
ここ半年くらいの間に随分大人びてきた奥仲麻琴と、ヤングマガジン側が描いた絵図との間に齟齬をきたしており、奥仲麻琴の「今」とはかけ離れたグラビア。
先入観抜きにして撮れば、もっと違ったものになっていたのではないか。

以前から漆喰で塗り固めたような肌の描写であったり、おかしな色見であったり、写真と言うより塗り絵に近いグラビアは受け入れ難かったのだけれど、それがカメラマンではなくアートディレクションに係る問題なのではないかと指摘を受けて腑に落ちた。 確かに、誰がどうと撮ってもこうなる。
化学調味料を大量にブチ込んで元の味が分からない感じ。

最初から状況設定の枠に嵌められた中で、奥仲麻琴は与えられた役割も演じつつ、2ページ目の小さな扱いの写真の中では「奥仲麻琴」としての顔も出している。 この辺りは褒めて良い。
然し乍ら、狙いのあからさまな、一と昔前の心交社のようなセンスで組み立てられたグラビアは、講談社として如何なものか。
そして、結果的に良く撮れた写真より、元の構成案上で必要な写真を大きく使うような硬直したセンス。
久しぶりに買ったヤングマガジンは思っていた以上に旧態依然としたものになっていた。

小森美果
4ページ6カット、撮影は飯塚昌太。
こちらも塗り絵グラビア。 生命の息吹が感じられない。
グラビアとなると固まってしまってその不可思議な部分が出て来ず、怪しさだけが出てしまうきらいのある小森だが、今回はそれに塗り絵が拍車を掛けて「白塗りオバケ」みたようなのになってしまったカットすら有る。
そんな中でも1ページ目とか2ページ目上段左などは珍しく柔らかい表情。
このあたりは小森の撮影に臨む際の心の持ちようと、そんな小森を分かった上でどう撮るか、主に後者に係る問題。

手島優
4ページ6カット、撮影は井ノ元浩二。
当節はこうした゜あからさまなモノが流行るのだとは思うが、ヒネリの無さには眩暈がする。
下品な格好をすれば色気が出るとでも思っているのだろうか。 手島優は撮り方次第で随分変わるし、下品さを感じさせずに扇情的な表情を出す事もできる。
素材を矯めて殺した勿体無いグラビア。 これもカメラマンの所為だけとは言い難い。

YM7のやっぱり負けたくない 第19回
高城亜樹に自慢できる趣味を身につけて貰おうと言う企画の前編。 今回はセグウェイとリカンベントタイプの自転車に挑戦。
昨年の週刊プレイボーイは、柏木由紀の人気におんぶにダッコで他の連中は並び大名扱いだったが、今年のヤングマガジンは個々のメンバーと向き合い、それぞれのキャラクターに合わせて企画を組んでくれている。

頭は弱いが運動神経だけは秀でている高城亜樹にセグウェイとリカンベントを宛がうってのも的を射ている。
セグウェイはともかく、多分キュロットなのだとは思うが、リカンベントに股おっぴろげてスカートで乗ると言う恐ろしい図。
これが構図の妙で危なげない写真になっているのは流石。 私が書いている字面ほどの危うさは無さそうに写っている。
そして楽しいことをしている高城亜樹の表情の良さ。 それが印刷の悪いモノクロページの小さな写真で伝わりにくくあるのが瑕だが、良く出来た3ページ。

グラビアの出来はいただけないが、AKB48絡みの企画を読むためなら十分買う価値は有る。

_ 更新情報

コラム的な殴り書き

断末魔

を更新。
照れる平嶋夏海が愛らしかった。

_ 短評

秋の交通安全運動のポスターの大島優子がべら棒。
この手のお役所仕事のポスターはだれがやっても仕事の性格上どうにもならないのだけれど、これは凄まじく良い。
大島優子、つくづく厭な女だと思う。 凄過ぎて褒めようが無く、貶しようも無い。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [purchase propecia <a href=http://dstvmediasales.com/sitem..]


2015-09-12 とりあへず写真のみ

_ 今日の一枚


藤井美音(Chelip)
ペトリ C.C Auto 55mm/f1.8 + ペンタックスK10D
f5.6くらい
1/320s
iso=800

_ 今日のもう一枚


井次麻友(Chelip)
ペトリ C.C Auto 55mm/f1.8 + ペンタックスK10D
f5.6くらい
1/320s
iso=800

_ 今日のさらに一枚


小室志織(PIP:Platonics Idol Platform)
ノボフレックス ノフレクサー240mm/f4.5 + ペンタックスK10D
絞り開放
1/320s
iso=800



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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