久し振りにキャンセル待ちではない当たりを引いて秋葉原。
抽選入場の籤運は悪過ぎない程度に悪く、立ち見二列目ながらそれなりに見渡せる位置を確保。
陰アナは仲川。 たどたどしいが、然程噛まずに読んでいた。
導入部の小芝居では暗くて見えなかったが、明転して一曲目が始まると、研究生に格下げになった早乙女が当たり前なのだが当たり前に居て驚く。
正面に来る事が多かったので、じっくり観てみたが、辛かった。
動きも丁寧だし、表情に現われた暗さは無いのだけれど、一生懸命が空回りしているような痛々しさが有って、楽しくは観られなかった。
これは早乙女本人だけでなく、ほぼ全篇出ているがユニットだけは外すと言う中途半端に中途半端な扱いをしている送り手側にも責任の一端がある。
佐伯の休演は仕方ないとしても、研究生の整理と早乙女の降格を一遍にやったので、ユニットコーナーの「てもでもの涙」と「鏡の中のジャンヌ・ダルク」に皺寄せが来てしまっていた。
ご機嫌ななめなマーメード
小道具のビーチボールを客席に落として狼狽える指原、目を見開いて驚く柏木。
指原も猫背で申し訳無さそうに踊っていた初期の頃からすると、姿勢も動きも格段に良くなっていた。
しかし、トチった時のバツの悪そうな表情が私は好きだ。
天使のしっぽ
野口の動きが面白い。
理詰めで尻尾を操っている。 これが見納めになるとは・・・。
パジャマドライブ
仲川は自分のペースで踊っているが、平嶋と渡辺の動きは微妙に同期している。
渡辺は踊ると何かが降りてくるような感じ。 細い割に勁い動き。
平嶋は、独り者でも孫を持ったような気分にさせる。
純情主義
かつて井上が居た位置に仁藤。
ボローニャソーセージの有ったところに鶏の笹身を持ってきたよう感じで、一寸バランスが悪い。
ここに仁藤を嵌め込む意味が判らない。
仁藤が下手とかそう言う事ではなく、任に合ったパートを割り振られない不幸。
バックダンサーで石田、瓜屋、小原、中塚、野中、そして早乙女。
片山の歌は、歌オケ無しで聴きたかった。
てもでもの涙
佐伯パートは仲谷。
この曲に限らず、突発的に穴が開くと仲谷にお鉢が廻る事が多く、「神様、仏様、仲谷様」と言うか「仲谷、仲谷、雨、仲谷。」と言うか、よくやったと思う。
仲谷の凄いのは、曲によってまるで別の人のように見える事で、この曲を仲谷がやる事を聞いてはいたのだけれど、実際出てきたら暫く誰だか判らなかった。
然し乍ら、この曲に関しては如何せん準備期間が短く、完全に消化するには到らなかったように思う。 それでも決めるべきところはきっちり決めており、次の公演が間近に迫っている事を考えれば上出来。
鏡の中のジャンヌ・ダルク
早乙女パートに小原。
振り付けは覚えられたようだが、目まぐるしく変わるフォーメーションは把握し切れなかったようで、時折固まったり目が泳いだり。
今日も田名部が良かった。 精確で綺麗な動き。
曲の後の間繋ぎでは、漸く後輩の出來た指原が嬉々として小原に駄目出し。 こうして人間としての小ささが出ても、指原だと厭な感じはしない。
何となく気まずい空気は有り、間繋ぎでも一歩引いた感じの早乙女。
浦野だけは自然に早乙女に話を振っていた。
全曲終了後、野口から千秋楽を以って辞める旨、挨拶。
多田が口を押さえて嗚咽を堪えつつ、大粒の涙を溢していたのと、掃け際に田名部が抱きついて泣いていたのが印象に残った。
Sturm und Drang な11ヶ月だったが、最後の最後で運営側のドタバタに振り回されてしまった感がある。
相変わらず楽しくはあったが、公演の質としては明らかに低下しており、千秋楽を前にした客席の盛り上がりをよそに、醒めた気分での観覧となった。
セットリストとしては確かに素晴らしかったが、それに寄りかかった運営、それに酔ってしまった客。
同一公演を11ヶ月引っ張った弊害も直視すべきだと、私は思う。
小林のよのなか入門も回を重ねて33回。 「小林香菜グラビアアイドル化計画」も、いよいよスタジオにて撮影。
撮影は門嶋淳矢氏。 ちゃんとしたプロを使っているのに驚く。
小林さま はと言えば、板についているような、ついていないようなテニスウェアで登場。
知っている人にはお馴染みの、知らない人には驚愕の「テニス部部長 小林香菜」の逸話を挟みつつ撮影。
どうラケットを振っても、お屠蘇気分で羽子板振り回し振り回されしているようにしか見えない小林を、どうにかシャキッとさせようとするが、どうにもならないものはどうにもならない。
諦めて路線変更。 とりあへず可愛く撮る方向にシフト。
ここで編集氏に天からの啓示。 ローアングルから脚を撮る方向に更にシフト。
白くてそれなりに細い、守口大根のような小林の脚を低目から抉り込んで撮っているのだけれど、斬り込みが足りないのは事務所NGか?
それでも小林の写真としては画期的な事だが、そこはかとなく色気のようなものが漂っていなくもない写真に仕上がっている。
分散力は豊富にあるが、集中力は無いに等しい小林が、なんだかんだで時間の掛かるグラビア撮影に堪えられるかどうか。 続きは次回更新にて。
MCなどで急にまともな事を言い出し、ブログの誤表記も減り、本まで読み出したと言う事で、このまま行くと小林ならではの面白味が減殺されてしまうのではないかと言う危惧もあるようなのですが、小林の面白味は一寸やそっとでどうにか成るようなヤワな物では無いと私は考えています。
変なものを拾って食ったのか、モノリスに触れたのか、何がどうしてこうなっているのかは判りませんが、進化している事だけは間違いないと思います。
ほぼ定刻にスタート。
今日の折井は赤と黒のチェックのワンピース的なものに、白いフワフワした素材の鍔付き帽子。
スカートの丈が短いので膝掛けを使用。
カップル、家族連れ共に多く、リクエストを書いて行く人の割合も多かった。 その所為か、ジュークボックスリクエストは19:55頃には締め切り。
このイベントの主たるお客さんは、その日偶々東京タワーに来た人であり、毎週のように来る方が少ない。 その「偶々通りすがった人」の足を止めるのがDJミズノ氏の選曲であり折井の喋りである訳だが、折井の喋りに余裕が出るようになってから、良い循環で動いているように思う。
リクエストの締め切りから5分少々、八時になるとライトアップがタワーの足元からのライトで照らし出すオレンジ色のものから「ダイヤモンドヴェール」と言うタワーそのものに取り付けられた17段のライトを光らせるものに切り替わり、窓から入ってくる光が無くなる分、展望台内も少し暗くなる。
この瞬間を捉えて話を拡げる折井。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、2/15までの期間限定メニューである「ビタースイート・バレンタイン」を注文。 今週もあっという間にお届け。
この「ビタースイート・バレンタイン」、コーヒーゼリーの上にチョコソフトとブラウニー、ハート型のクッキーなどが載ったサンデーで、630円。
曲が掛かっている間にせっせと口に運ぶ折井。 齧ったクッキーが割れて膝に落ち、一瞬固まる。
東京タワーのホームページに有るフォームからのリクエストで、ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」が掛かっていた。
ジョー・ダッサンではなく、ダニエル・ビダルだったのが東京タワーらしいように感じた。
リクエストブックには3000曲収録されている訳だが、凝った曲を掛けたいならこちらからのリクエストがお奨め。
今週も読み易いもの読み難いもの取り混ぜてリクエストが集まっていた訳だが、直前のリクエストで話を盛り上げておいてそのまま読み難いものに移り、楽しい雰囲気を保ったまま押し切っていた。
タワーを出て駅への道すがら、増上寺の境内で振り返ると、本堂の右肩に17段のヴェールを纏った東京タワー。 冬空に映えていた。
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今週からいよいよ水着グラビアの撮影。
前回のテニスウェアでの撮影は、良く言えば alternative 、悪く言えばグダグダであったのだけれど、今回は打って変わってしっとりと。
柳多留だったか、古川柳に
「好きだったアイドル 雑誌で肌を売り」
とあるように、好きであればこそ、見たいような、見たくないような複雑な気分になる。
そのグラビアの出来が悪いと精神衛生に於いてスコブルよろしくないのだけれど、今回は実にどうも、綺麗に撮れていた。
編集氏も、茶々を入れずに写真で押す展開。
グラビアの仕事が出来る嬉しさと、カメラマンと一対一になる不安と、人前で水着になる羞恥と面映さと、色々な感情が綯い交ぜになって、儚げな良い表情。
不安やら何やらが噴出した末に出た表情の柔らかさは、パンドラの匣の底に残ったのが希望であったように、通奏低音としての優しさが現われたものであろうか。
白いワンピースの水着なのだけれど、動ける筋肉を柔らかく脂肪が覆っているので、丸みを帯びた身体の線は前評判通り美しく、味わい深い表情と相まって、想像以上にグラビア映えしている。
AKB48は(半ば建前化している部分もあるがそれはさておき)劇場公演が活動の根幹にあるので、ぽっと出の研究生以外は世間一般のアイドルと較べて身体の造りがしっかりしている。
小林も勿論そうで、身体の線が出る水着になっても生き物としての強さが有るので陰惨な印象は受けないし、モノクロの企画ページとは言えそこはアップトゥボーイ、やっつけ仕事の野卑なグラビアにはなっていない。
一人の仕事となると、大抵薄着になり、本人以外の思惑が見え隠れして居たたまれない気分になる事もまま有るが、今回の小林のグラビアからはそう言った生臭味はして来ない。
次回更新も水着グラビアの続編。 19日更新予定との事。
刮目して待て。
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久し振りに出した予約メールが久し振りに当たり、久し振りに秋葉原へ。
本日の休演は篠田と大島。 大島休演の影響は大きく、おやつ公演はキャンセル待ち80番台でも抽選対象内でチケットが買えたようだが、大島が出演するソワレのチケットが抽選対象内で買えたのはキャンセル待ち25番まで。
籤運良く、四順目で入場。 二列目中央に残っていた空席に潜り込む。 ここで運を使い果たしたらしく、22日のB公演は6通出してキャンセル待ちすらかすらず。
影アナは藤江。 多少つかえつつ。
星野の歌声が耳に付いて気が付いたが、BGMがチームAですらなかった頃のチームAの「PARTYが始まるよ」公演の音源だった。
オーバーチュアから幕が開いて一曲目、舞台中央に立つ高橋みなみがライトで浮かび上がり、歌いだす。 背中がゾクリとして、思わず居住まいを正す。
「高橋みなみさえ居ればチームA」、知己の言葉を思い出し、噛み締める。
AKB48としての川崎も、多分今日で見納め。
髪を染めていると、頭頂部のプリン面積で美容院へ行く頻度が判るのだけれど、川崎は何時見ても手入れが行き届いていた。
髪にしても、私服にしても、装飾品やその他諸々についても、自己演出に投資を惜しまないからこそ見えてくるものがあり、それはアパレルブランドをやるにあたって必ず生きてくる。
アクセサリーのスカルの目に、スワロフスキーではなくジルコニアを使ったりする事から見ても、既に生きて来つつあるように思う。
板野は顔付きもメイクも大人びた感じ。 頭頂部でお団子にした変な髪形でありつつ、すまし顔を崩さずに居るのが面白い。
小嶋は些かお疲れのご様子で、激しく動く曲の後では辛そうな表情も見られたし、お肌の調子もよろしくないようではあったが、歌っている最中は実に楽しそうであり、間繋ぎでもよく喋っていた。
バックダンサーは知らない顔ばかり・・・になってしまったと思っていたら、かつての中西優香のように一人だけ動きが異質に切れているのが居て、よくよく見たら菊地だった。
この先のし上がる度に蒸し返して叩かれるだろうとは思うが、これだけ出来ていればある程度の雑音は抑えられると思う。
研究生の内田が面白い。
高橋みなみと並んでもさらに背が低い。 重心の位置はもっと低い。
先日観たチームBの「パジャマドライブ」公演では、準備不足もあって精彩を欠いた感のあった小原だが、今日は格段に良く、安定していた。
向こうでは浮いていた臍ピアスも、こちらでは気にならず。
「なんスけどねぇ」 喋っても「ス」が片仮名になる高橋。
「黒い天使」
より上背のある高城と並んでも引けを取らぬ藤江の脚の長さ。
前田が化けていた。 前回見たときも良くなっているとは思ったが、ここまで出来るとは。
顔の横でのマイクの向きや角度、表情。 どう見えるかまで考えて、見せる事を追求しているから、三人並んでも存在感は頭抜けている。
この曲以外でも、前田は常に前田の顔をしていて、綺麗に見える角度が増えていた。
最早一瞬たりとも不安げな表情などは出ない。
「ハート型ウイルス」
小嶋は居るだけで有り難い。
伊達や酔狂でドラマの仕事をやっているわけではなく、間奏の科白部分も演じ切れていた。
「恋愛禁止条例」
宮崎もよく動けているが、腕っこきの二人に挟まれると流石に分が悪い。 柔の峯岸と剛の高橋。
歌オケのレコーディングを入念に行なったのかもしれないが、峯岸のソロパートがちゃんと歌になっていた。
峯岸と宮崎のパートの間に、セリに腰掛けて高橋が台詞の無い小芝居。 これも良かった。
「ツンデレ!」
蓮っ葉な恰好がサマになりすぎた感もある板野。
表情は気だるげでも、首から下はきっちり動いていた。
モデルの仕事が増えた所為か、心持ち顎を突き出し加減なので尊大な印象を客に与えるが、一時期見られたようなダラケた感じはしなかった。
同じ回を観ていた友人は「まだ飽きていないからではないか」と言っていたが、ともあれ板野を見直した一日。
佐藤(亜)は体形も顔もスッキリして、肌も綺麗になっていた。
ここでも低重心が際立つ内田。
動きは悪くない。
「真夏のクリスマスローズ」
篠田が休みで瓜屋が入り、佐藤(由)・中田・小原と言う渋好みの面子。
佐藤(由)は、どんな曲でも持ち味の「軽み」が出ていて、居るだけで安心する。
曲が終って捌けて行く時の歩き方にも、佐藤の味が出ていた。
小原は曲ごとに違う自分になれている。
バックダンサーで菊地が出てきたが、矢張り動きに切れと華がある。 別格。
「ひこうき雲」
「曲中で振り回す布切れは指定のものに限り、指定された曲の指定された部分のみで使用可」と入場前にこまごまと説明があったが、現場で見て納得。
これをのべつ頭の上で振られたら後の客は何も見えないし、別のもっと大きなものを振り回された日には客同士で揉めても不思議は無い。
「やってはいけない事」を決めてもらわないと善悪の判断すら出来ない輩が如何に多いかが、この事からも判る。
アンコールになると汗だくで息も絶え絶えの高城。
最初は皆こうだった。
気が付いたら、所属事務所だったドレスコードから戸島の名前が消えていた。
大江のブログにて中西里菜、成田梨紗、私大江がやらせていただいてる携帯サイトにて☆戸島花ちゃんがGPブログに登場☆いたします★と、携帯サイトでのブログ開始は告知されたが、事務所のほうはどうなってやがるんだか判らない。
ソフトバンクの端末からは見られないので、私は次の展開を待つしかない。
公式ブログを斜め読みにして、当該記事を見落としてました。
そんな訳で出してしまいました。
出禁ですかねぇ・・・。
しかし、当たりませんな。
ブログとかそれに類するものを書いていると、優先的に見られると思っている頭の悪い人もいるようですが、そんなものが有ったら、提灯記事を書いているブログはもっと有る筈です。
客の分母はどんどん増えている訳で、当たらない時はまるで当たらない。 これは仕方の無い事であります。
書かれているブログが提灯記事ばかりだと言う事では勿論無く、書く事に利益が伴うなら熱心に更新を重ねるブログがもつと有る筈だと言う事。
曲解する向きも有ると思うので一応書き足しておく。
前回に引き続き水着グラビア。
先週は白のワンピース水着だったが、今週はピンクのビキニ。
憂いを含んで仄かに甘かった先週とは打って変わって快活な表情。 ポージングも元気に。
出るべきところは出て、引っ込むべきところは引っ込んでおり、脚が長いのでスタイルを補正する為の小細工も要らない。
写真としての出来が良いので、先週以上にキャプションが少なく、写真のみで押す展開。
AKB48のメンバー(及び元メンバー)のグラビアは何らかの手段でチェックしてきたが、こと「均整」と言う点に於いては一番かもしれない。 それくらい、良い。
小林はやらせればそれなりに何でもこなすが、解釈においてどこかしら何かしら間違っている事も多かったのだけれど、今回のグラビア企画の水着撮影の部分に関しては、ほぼ完璧なポージングと表情。
小林は生物(なまもの)なので、実際に劇場で見て貰わないとその良さが伝わり難いと思っていたのだけれど、グラビアでこれだけ出来れば何かしらの取っ掛かりには成りそうな気がして来た。
23日発売のUTB本誌での扱いが気に成るところだが、携帯サイトのグラビアの反響次第では本誌での扱いが良くなる事も有り得る。
そんな訳で、まだ見ておられない向きは、是非ご覧いただきたい。
これまでのどうかしているバックナンバーも読めるので、月額315円払っても損は無い。
5分ほど押して始まった。
バーボンの瓶を片手にフラフラと、目の有った人に片っ端から
「どうでぇ兄弟、一杯やらねぇか?(意訳)」
と声を掛けている米兵が居たり、ルックダウンウィンドウで下を見ている時、父親に後から「わっ!!」と脅かされて泣き出す男児が居たり、今週も様々な人が展望台に来ていた。
これを見ているだけでも飽きない。
季節ネタのバレンタインデーの話から。
妙に活き活きと手作りチョコレート廃止に到る経緯について語る折井が面白い。
昨年もスタッフさん達にチョコレートをあげたが、気が付いたら3/14を過ぎていて、お返しを貰いそびれた。 今年はその時期にスタッフさんたちの周りをうろうろして、お返しを忘れられないようにしたい。 ・・・と力強く語る折井。
リクエストの集まりには今週も波が有り、誰も居ない時には誰も書かないが、誰かが書き始めるとどんどん寄ってきて書いて行く。
20:15頃、締め切り。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「いつもより暖かいので」と、オレンジジュース。
言われてみれば妙に暖かい夜で、珍しく展望台の窓も開け放たれていた。
オレンジジュースは今週もあっという間に、一分半で到着。
大分安定した折井の喋りだが、ここのところ更に進歩していて、感情の揺らぎが喋りに出なくなっている。
流石に長い事見てきているので、微細な揺らぎが見える事もあるのだけれど、普通のお客さんはたぶん気付かないだろうと思えるレベル。
思えば、折井が今年度の東京タワーイメージガールに決まった事が報道されたのは4月の上旬だった。
来年度は誰に成るのだろうか。
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前号巻末の予告に
表紙は真野恵里菜+カラー増ページ! 特典も大充実
・・・とあったが、2月号のカラーグラビアが、前半45P+後半23Pだったのに対し、4月号のカラーグラビアは前半45P+37P(巻末にカラーグラビア的なものが2ページあるが、目次には載っておらず、割付けとフォントが他のページと異なり、このページだけ色校も雜なので、本文とは別の広告か何かであると判断。)と確かに「カラー増ページ!」
その分定価も上がった。 1000円を超える定価は、購買層として社会人を想定しているのだろうか。
真野恵里菜 (photo=kouki nishida)
写真集からのカットと撮り下ろしの写真で構成。
晴天の屋外での写真や、スタジオできっちりライトを当てて撮った写真は意識して目を見開いた表情になってしまっているが、曇天時や屋内での写真は、柔らかい表情になっている。
画面構成とピントの置き場が巧いので、絞りを開けて近接で撮った写真が実に良い。
前田敦子 (photo=MARCO)
ロケ地が吾妻橋の水上バス乗り場であったり、常盤堂の店先であったり、仲見世であったり、伝法院通りであったり、浅草一丁目一番地であったり、浅草の判り易い部分なのだけれど、衣装や小道具も含めて、前田によく合っている。
可愛らしく作りこんで撮っていないので、およそ可愛らしくない表情の写真も有るのだけれど、その分前田の様々な表情を見ることが出来る面白いグラビア。
小池里奈 (photo=tomoki qwajima)
ニコパチの元気な表情とポーズのものを間に挟みつつ、始めと終わりをモデルとして役者としてスイッチの入った表情の写真で挟んだ構成。 組写真として面白い。
小池里奈の「可愛いだけじゃない部分」を上手く引き出している。
忽那汐里 (photo=naoki rakuman)
ピントは割と雜だが、モデルの動かし方と瞬間の捕らえ方がが上手く、良い表情を押さえている。
野球場でボールを投げたり打ったりしている写真が良い
清水くるみ (photo=takeo DEC)
太陽を背にした写真が5枚中4枚。 この敢えて逆光で撮った写真が面白い。
グロスを塗った常に半開きの唇の光り方から見て、多少白レフか何かで起こしているのだと思うが、目の開き方が自然なので柔らかい表情になっている。
光の当たり方の変化で、目と口の開き方が変わるのも面白い。
鈴木愛理 (photo=shunsaku satoh)
枯葉の下から草が芽吹き、冬から春への季節の移り変わりを感じさせる廃線のある風景の中での8ページ。
落葉樹と枯葉の茶、常緑樹と草の緑に、生花で彩りを加え、衣装は3パターン。
枯葉の上にチェックの毛布を広げたり、小道具にも手が込んでいる。
光を上手く使って、眩しげな表情をさせず、眩しげな表情をしてしまっても、破綻しない角度から上手く表情を拾っている。
ただ写真を詰め込みすぎた感が有り、それが少し残念。 大きく見たい写真が幾つか有った。
それでも、前半カラーページでは一番味わい深い写真。
ランダム封入トレカ一覧とプレゼントポラ一覧、自社広告3ページの後、後半グラビアページ。
前田敦子のトレカとポラは、ほぼ同じ構図。
遣り繰りの大変さが窺われる。
AKB48の新曲「10年桜」の選抜メンバーからの7人を1ページずつ。
北原里英
ジャンプさせて上死点あたりでフワリと止めた写真。 巧い。
良く言えばかっちりした、悪く言えば固まり過ぎた表情の多い北原の、珍しく柔らかい表情。
倉持明日香
正面を向いてシナを作ってペタリと座らせて撮った一枚。 左足の角度と膝の位置が絶妙。
指原莉乃
首が前に出て猫背に成りがちな指原の悪癖が出ないようなポージング。 良いところだけ出ている。
藤江れいな
座りポーズで手足の長さを上手く見せている。
ともすれは吊り目が強調されがちな顔も、心持ち斜めから綺麗に撮っている。
松井珠理奈
とても小学生には見えない顔立ちだが、仕草や表情に有る隙は年相応。
出来上がり過ぎた分、撮り難そうな顔なのだけれど、このグラビアも他の6人と較べると引出しを上手く開けて貰えていない感じ。
松井玲奈
白ホリで撮る写真なんか詰まらないと思っていたのだけれど、こうしてライティングまではきっちり決めて撮った写真を纏めて見ると面白い。
この写真も影が生きている。
宮崎美穂
白くて薄い餅肌とビー玉のような瞳。
素材の良さだけではない事をさり気なく主張する左手。
柏木も「ナマモノ」で、劇場で見せる凄さが静止画ではなかなか伝わらない。
眩しいと下瞼が競り上がって蒲鉾型になる目、標高は高いがしっかり根を張った団子鼻、スラリと長いがX脚 etc...、動いていると幻惑されて見えない部分が、静止画だと写り過ぎてしまう。
撮られ慣れていないのが表情に出ている写真も有るが、それがプラスに振れて、1ページ目は白バックで儚げな表情、4ページ目は黒バックで物憂げな表情。
4ページ目が柏木の本領。 これがコンスタントに出せれば、仕事の幅も拡がると思う。
アライテツヤの連載も5回目。 また1ページに成ってしまったが、今回も一枚で決める構図切りの巧さ。
柔らかく廻る光と、降り注ぐ強い光と、その二つを手前から当てた光で調和させている。
撮影は桑島智輝。
初水着だけあって、表情は硬目で、ポーズもぎこちない。
その硬さの中で、目と唇に語らせた二枚目が味わい深い。
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時間が無いので、まずは手短に。後日追記予定。 予定と言うか、追記します。
そろそろ更新されてるかな・・・と、昼休みに覗いて見て驚いた。 写真が大きくなっている。
今回は青と白のストライプのビキニ。 上に羽織ったスエットをじらしながら脱いで行く。
そう、脱いで行く。
するとそこには!!
<つづく>
小林に「よのなか」と言うものを学ばせる企画だったのだけれど、ここへ来て小林の使い道を試行錯誤する企画になりつつある。
「小林の使い道」と言っても、小林を加工してランプシェードや絨毯や石鹸にしてしまおうと言う訳では勿論無く、小林の特異な個性をどうやって万人向けに調理できるかってな感じ。
絵画はまるで向いていないようだが、短歌とグラビアはかなりの可能性が有りそうだ。
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# @香菜 [初めまして。 いつも楽しく読ませて頂いております。 (モバメより)ついに香菜が本を読み始めたようです。成長している..]