カメラ・レンズを愛好するダメ人間集団「ロシアンフォーカス」の撮影会、北鎌倉へ。
駅前で集合した後、円覚寺、明月院、浄智寺、東慶寺へ。
他の寺は観光地臭くて好きにれなかったのだけれど浄智寺はうらぶれていてなかなか良かった。
参道に入ると甘露の井という井戸と池が有るのだけれど、その池に架かっている石造りの太鼓橋はぶっ壊れかかって竹垣でとおせんぼうをしてある。 其の脇を抜けてゆるゆると参道を登って行くと拝観料を徴集する小屋とひょろっとした貧相な楼門があらわれる。 めぼしい建物はこれだけなのだれどここの見どころは建物では無く、鬱蒼とした樹木(林の中では椎茸まで作っている)と無駄に多い草花。 そして石仏とトンネル、洞くつ、矢倉。 渋沢龍彦の墓も有るのだけれど如何にも澁澤好みの胡散臭い寺だった。
ちなみに澁澤の墓は見つからなかった、余程奥の方に有るらしい。
プリズムに寄ってから帰宅。
1月末までに入金した人の元へ届き始めているらしい。 私は次の給料で振り込むので未だ先になるのだけれど、届いても見る気になるかどうか・・・。
暗室作業中にピカピカのCDをかけて見たのだけれど、「もう生では聴けないんだなぁ・・・」と思うと、どうにもやりきれない気分になってすぐ消した。 フィルムは現像してあるんだけど、そんな訳でまだプリントしていない。
マジックマッシュルームと大麻らしい。 流石にいろいろやって来ただけのことはあって、比較的安全な物をやっていたようだけれど、持ってりゃ捕まるのは判りきっているんで、何故わざわざ国内でやってたのかが疑問。 オランダ行くなりバリ行くなり捕まらないでやる方法も知っている筈だし、それだけの金もあると思うんだけど・・・。 この件について友達と一寸話したんだけど、「わかぎえふと切れたのと関係有るかも」なんて話になり、ナルホド納得。 捕まりたかったのか?。
酒さえあれば良いです。 ラヴィ・シャンカールも「ドラッグに頼るな。」「私は自分の音楽でハイな気分になれるし、あなたたちを同じ気分にすることもできる。」なんて事を言っております。 椎名も「クスリなんか無くても自由に飛べるじゃないですか。」とかなんとか言ってた。
巷の噂によると、今年もまちがい満載だという漢字の方の北川の「NIPPONアイドル探偵団2003」が発売になったらしい。 私は買いません。 どこのマネージャーだったか「これを真に受けてタレントの価値を判断するクライアントがいて困る」と言っていたのを聴いた事がある。
批評するのは構わないと思うんだけど、審査してランク付けするのはどうも戴けない>
掲示板を巡回したところ、木塚咲→1410位、佐藤ともみ→1069位、かがわりえ→462位・・・らしい。
例によって事後報告になるが、テレビ朝日系列の東北ローカルでやっている「日曜のマゼラン」と言う番組で、SHIPと中町の商店街についての特集が組まれ、今日放送になったらしい。
テレビや新聞の取材からは逃げ回って来たのだけれど、「これまでは地元テレビ局の女子アナを追いかけてましたが、こっちに乗り換えました。 ファイト一発!!」とか、頭の痛くなるようなのが記事になったりして、それも不味かろうと思ったので、今回は出来るだけ逃げ回らないようにした。
取材はまぁ良心的にやっていたとは思うが、それでも向こうで書いた物語の押し付けみたいな物が感じられたので、誘導尋問的に話を振られても向こうの思惑通りの事は喋らないようにした。 さてはて、どんな感じで放送されたのが、来月酒田に行くまで私には判らない。
なにもしないでだらだらと。 帰りに中野のPへ寄ろうと思ったら閉まっていた。
上がって来たので、今日から出来るだけこっちも書くようにする。
ポスターやCDボックス
ことポスターに関しては、50部のみ生産って事だと、昨今の価格競争を勘案しても、とんとんか原価割れだと思われるので、値段に文句を言うのはよしたほうが良いでしょう。
CDにしてもそう。
「こんな馬鹿馬鹿しいモノ作りましたんで、一口乗るなら幾らかく出してださい」
くらいのもんだと思う。
野暮はいけない。
出た給料は根こそぎ家に持って行かれてしまい、定期を買ったら数千円。
会社と家を虚しく往復する毎日であります。
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ほぼ定刻にスタート。
今日の折井は赤と黒のチェックのワンピース的なものに、白いフワフワした素材の鍔付き帽子。
スカートの丈が短いので膝掛けを使用。
カップル、家族連れ共に多く、リクエストを書いて行く人の割合も多かった。 その所為か、ジュークボックスリクエストは19:55頃には締め切り。
このイベントの主たるお客さんは、その日偶々東京タワーに来た人であり、毎週のように来る方が少ない。 その「偶々通りすがった人」の足を止めるのがDJミズノ氏の選曲であり折井の喋りである訳だが、折井の喋りに余裕が出るようになってから、良い循環で動いているように思う。
リクエストの締め切りから5分少々、八時になるとライトアップがタワーの足元からのライトで照らし出すオレンジ色のものから「ダイヤモンドヴェール」と言うタワーそのものに取り付けられた17段のライトを光らせるものに切り替わり、窓から入ってくる光が無くなる分、展望台内も少し暗くなる。
この瞬間を捉えて話を拡げる折井。
カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、2/15までの期間限定メニューである「ビタースイート・バレンタイン」を注文。 今週もあっという間にお届け。
この「ビタースイート・バレンタイン」、コーヒーゼリーの上にチョコソフトとブラウニー、ハート型のクッキーなどが載ったサンデーで、630円。
曲が掛かっている間にせっせと口に運ぶ折井。 齧ったクッキーが割れて膝に落ち、一瞬固まる。
東京タワーのホームページに有るフォームからのリクエストで、ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」が掛かっていた。
ジョー・ダッサンではなく、ダニエル・ビダルだったのが東京タワーらしいように感じた。
リクエストブックには3000曲収録されている訳だが、凝った曲を掛けたいならこちらからのリクエストがお奨め。
今週も読み易いもの読み難いもの取り混ぜてリクエストが集まっていた訳だが、直前のリクエストで話を盛り上げておいてそのまま読み難いものに移り、楽しい雰囲気を保ったまま押し切っていた。
タワーを出て駅への道すがら、増上寺の境内で振り返ると、本堂の右肩に17段のヴェールを纏った東京タワー。 冬空に映えていた。
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客の出足が読めなかったので、早めに秋葉原。
9:30前に着いたが、ドン・キホーテ裏に何やら長蛇の列が出来ていて肝を冷やした。 幸いぱすぽ☆の列では無く、会場であるUDXシアター前に行ってみると、10人ほどの列が出来ていた。
その後、列は伸びたが、それでも最終的には7〜8割の入りで、予想より少ない。 UDXでも4階となると目当てで来ている以外の振りの客は捕まらない。 他のイベントと被っているにしても、先週の就航式の出足と較べると、矢張り寂しい。
CDの販促イベントなので、チケットを購入するとCDの引換券と入場整理券が貰える。 整理番号はランダムになっており、番号は可も無く不可も無く。 幸い視界の開けた席には座れた。
ishimaru soft 本店の閉店に伴い、販促イベントで使える新たな会場を探す中で借りてみたのだと思うが、余りライブイベントに適した箱ではなかった。 (これについては後述)
皮肉なもので、客の分母が大きくなり過ぎて、常打ちの箱を持っていながら活かしきれていないところもあれば、ちょっとしたイベントをやるにも箱探しで苦労するところも有る。
舞台は幕を閉めたまま使わず、舞台と客席一列目の間のスペースを使用。 幅は足りていたが奥行きが窮屈。 ぱすぽ☆は振り付けそのものもさることながら曲中の移動も激しいので、少々危うい場面も有ったが、上手く見切って紙一重でかわしていた。
一曲目の後に自己紹介を挟んだ以外はほぼぶっ続けで7曲。 「少女飛行」と「ウハエ!」はお披露目の時と較べると大分揃ってきた(もっともあの時は首から上しか見えなかったのだけれど)
手持ちマイクの組とインカムマイクの組とに分かれていたのだけれど、どちらも生きていたのには驚いた。 10チャンネルのワイヤレス。
森詩織は、マイクがほぼ等距離で口と正対している。 佐久間夏帆は見栄えを意識してか斜めに持っており、それなりに音は拾っていたが、歌要員としては森のように持った方が良いだろう。
「少女飛行」における、キャリーバッグを使った「コロコロダンス」の既視感は、すわ親治の「ネコダンス」だった。
2部も整理番号はまぁまぁ。 入場時に駆け出したり、椅子を跨いだりする行儀の悪いのも散見されたが、混乱らしい混乱も無く。 客席を含めた全体を見渡せる、1部と似たような位置の席を確保。
BGMは洋楽のポップスが掛かっていたが、途中からハードロックに変った。 より'らしい'選曲。
客は1部と同じく7〜8割の入り。 連日の濃厚な接客系イベントのさなかの接客度の薄いイベントと言う事で回避した向きも居たのかもしれないし、まだまだ客の総数が少ないのかもしれないが、2部の客足は思いの外伸びなかった。 その客席後方では、Pre-dia のお姉さま方が見学していたらしい。
前述の通り本来のステージと客席との間のスペースで演っている為、横幅は足りていても奥行きが窮屈。 フットライト代わりの照明を一列目の客席に取り付けたりもしていたが明るさは不十分で、蜜柑箱よりはましだったが、貧弱なステージではあった。 先日の就航式でも感じたが、一寸詰めが甘い。
高さ30cmくらいのパネルを並べるだけでも違っただろうと思うが、人員的にも予算的にも厳しかったのかもしれない。
ただこれはスタッフのやる気の欠如や怠惰から来るものではなく、単なるノウハウの不足なので、一つひとつイベントをこなして、それをきちんと総括して行けば、経験は良い形で蓄積されて行くと思う。 事実、昨日のイベント後に呈された客の苦言に関しては、ほぼ改善されていたし、スタッフ絡みで不快なことは皆無。
終演後にステージに残されたキャリーバッグは、気が付いたスタッフによってササッと片付けられていた。 裏方に緊張感の有る現場は、客を裏切らない。
1回目とはまた違ったセットリストで、「ウハエ!」から始まり「少女飛行」で終わる8曲。 新曲は漸く耳に馴染み始めた。
聴く度に味わいを増す佳曲。
一見ヘラヘラしているようで、その実ヘラヘラしている岩村捺未だが、ヘラヘラしてばかりはいられない歌ったり踊ったりする部分では、きっちりやるべき事をやっている。 それで居て気負いを感じさせないのが岩村の岩村たる所以。
地味が売りの槙田紗子は、振り付けの起点と終点がしっかりした楷書の動き。 地味であるが故に却って目を惹く。
上背のある藤本有紀美と安斉奈緒美。 大きく動こうと心がけている部分は共通しているが、それぞれの答えの出し方が違うので、較べて見る楽しみが有る。
これは可憐な動きの増井みおと奥仲麻琴についても、楷書の動きの槙田紗子と根岸愛についても言えるのだけれど、共通項が有るメンバーの微細なニュアンスの違いを見る楽しさが、ぱすぽ☆にはある。
藤本有紀美は、比較的地味な顔立ちなのだけれど、歌って踊ると何割か輝きを増す。
関節の可動範囲が大きい玉井杏奈は動きが実に滑らかで、中央に来て踊ると舞台がぱっと華やぐ。
佐久間夏帆は、巧い玉井が横に来ると粗も目立つが、ピンと伸びた指先まで神経が行き届いている。
佐久間の良さは、曲のさなかでも自分以外のメンバーの自己紹介の時間でも、その行動から垣間見られる心栄えの美しさ。 至らないなりに最善を尽くそうとするその振る舞いが胸を打つ。
新曲の振り付けの中でマイクを横に持つところがあって、その持ち方でもそれなりに音は拾えているのだけれど、見栄えに拘ってその持ち方を激しく動く部分に援用するとマイクと口との向きや距離が一定しないので、実際の歌唱よりスピーカーから出力される歌唱はより不安定に聴こえてしまう。(これは返しを聴いて確認した)
森詩織は振り付けがそうなっている部分以外では、口とマイクとを正対させて、ほぼ均一に距離も保っている。 だからどんなに激しく動いても、歌唱にぶれが無い。 この辺りゆるがせにしない所に、森の意識の高さが見て取れる。 初めの頃はあまり興味の無かった森だが、その仕事振りの確かさ故に、見蕩れてしまう事が増えた。
佐久間はマイクの持ち方にしても、ボソッと呟いた一言が波紋を呼んだり滑ったり、良かれと思ってやっている事が裏目に出たりもしているが、「より良く」と言う動機は感じられる。 勿論、動機は結果に対する免罪符にはならないのだけれど、一寸したヒントを与えれば良い方向に転がって行くのではないかと思う。
何時も乍らの手元不如意で、2部までの観覧。
貧弱な設備では有ったが、見応えの有る楽しいイベントであった。
小袁治師が六日目に「柳田格之進」を掛けると言うので、万障繰り合わせて新宿へ。 なんとか中トリ前には潜り込めた。
「子ほめ」菊丸
「二人旅」小里ん
<中入り>
「新聞記事」小せん
「紙切り」二楽
「浮世床 夢」扇好
「漫談」ひな太郎
「太神楽」翁家社中
「柳田格之進」小袁治
小袁治師匠の池袋での独演会が、この噺の根多おろしであったと記憶しているが。 私がこれまで見聞きした落語の中で、最も衝撃を受けたのがあの時の「柳田格之進」であった。
狙って聴けるとあらば万障でも何でも繰り合わせる。
客の入りはそこそこだったが、中入りから前の方にギュッと寄せる感じで詰まってきた。
「二人旅」、「新聞記事」、「浮世床 夢」は好きな感じの柳家の芸。
紙切りで出たお題、「浦島太郎」に「なごり雪」ぼやきながらも「なごり雪」をそれらしく切り上げて拍手喝采。
最近見た太神楽は丸一(鏡味)系統のものが多かったので、久しぶりに見る翁家の芸は新鮮。
出囃子に乗って出てきた小袁治師。 少々いがらっぽそうに咳払いをしつつ喋り出し、「楽屋で馬鹿っ話をしておりまして」などと言い訳をしつつ湯呑を手に取って喉を潤す。
優柔不断と一寸したうっかりと行き過ぎた忠義から始まった不幸の連鎖が、柳田の堪忍によって断ち切られる。
四人の主要人物が人生の底を脱した瞬間、それが柳田が碁盤を両断したその時なのであろう。
取って付けたような大団円は描かれず、碁盤と共に物語も断ち切られて終わるのであるが、そのあとどうなるか考えると、皆不幸にはならずに後の人生を送れる、そんな気がしてくる。 いや、凄い。
久保田万太郎晩年の句
湯豆腐や いのちのはての うすあかり
そんな感じのあと味。
小袁治師の「柳田格之進」。 見たい聴きたい落語そのものだった。 喜怒哀楽綯交ぜの、複雑な感情が押し寄せる。 それでいて草臥れない。
私が今、寄席芸能に求めているのはコレなのだなぁ、と得心する至芸。
沁々と帰宅。
受付開始時間に来る客はそう多くはない。
基本的に撮影禁止なので最前列に張り付く必然性が薄く、(まだ混み合っていないと言うのもあるが)二列目より後ろの方がパーソナルスペースを広く取れるからではないかと思われる。
然程ギスギスしていない。
楽屋か何かになっている上の階から聞こえてくる発声練習を聞くともなく。
しっかり腹から出ているのが解る。 きっちり基礎から仕込んでくれている。
開場時間が迫るにつれ、人が増えてくる。
古い客と新しい客が和やかに混在。
影アナは石川、原稿そのものは従前からのものだが、石川なりに噛み砕いてざっくりと。
開場が20分遅延、開演も連動。
普段の定期ライブはMCも息を整える程度、みっちり詰め込んだ曲で押す構成だが、生誕祭と言う祝祭感も手伝ってか砕けた感じでお巫山戯多め。
脱線して戻ってきたり戻ってこなかったり、そこもまぁご愛嬌。
多少のトチりが有っても全体はブレない。 実に実に、強くなったものだと思う。
途中、道地文子の司会でバラエティ的に。
「石川野乃花のココが好き ベスト3」
「石川野乃花とのベストメモリー」
これを二回に分けて。
しっかり喋れるがグループ内では突っ込まれ役の道地が仕切ることで、各々自由すぎるくらい自由に喋る。
こうして司会を任される、歌い出しを任される、振り付けの見せ場を任される。
それぞれがそれぞれに軽くはない負荷を掛けられており、それを意地尽くでなんとか遣りこなすことで、文字通り「上にあがる」のが目に耳に解る伝わる。
きゃわふるTORANADOのライブの「見応え」の部分は送り手と演者が散らす火花で出来ているとも言える。
石川野乃花がアイドル稼業を始めてからは何度めかの、きゃわふるTORANADOとしては初めての生誕イベント。
これまでで一番、清々しい顔をしていたように感じられた。
次のライブはTSUTAYA O-WESTでの一周年。
「天気晴朗ナレトモ浪高シ」と言った感じで、行く手に立ちはだかるものは大きいが、自信を持って立ち向かえる状態にあると、私は思う。
# Intoxica [「中島と、あと誰?」というお約束のネタが明日は何回聞けるのか。 ちなみに現時点で「大麻所持 中島」で探すと、最有力..]
# Intoxica [先刻お解りでしょうが、「中島らも」を知らない人(もしくは知らないフリをしてる人)が中島「等も」捕まったと思って…とい..]