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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-02-07 To be or not to be...

_ たまには

「金がある」と言って見たい給料日前。 毎度のこと乍ら、金欠です。

_ 週末の予定

金が無いので恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館でエルスケンでも見てこよう。 しかし1000円。
東京写真文化館のマイケル・ケンナ展とどっちにするか・・・。 650円。
東京都庭園美術館の建物公開にも行きたい。 これは400円。

_ もし、金が有れば

いや、どう頑張っても無いんですが、新潟の万代シティのイベント「にいがた冬・食の陣 当日座」に酒田商工会議所の例のアレ、S.H.I.Pが出るわけでして、しかもキムチチゲとボルシチがタダで喰えるらしい。 祭りの予感。
万代シティには「レインボータワー」と言う、展望台がくるくる回りながら上がって下りていくと言う非常に恥ずかしい奴があります。 これは一度乗ってみるべき!!。

_ 魔境、新潟

越後から米俵担いで出てきて花の東京で腕試し、3つ未来の大物だ(以下略)のわんこ☆そば閣下が冬の新潟はこんなに怖いぞというのを書いてくれています。 冬じゃなくても充分怖いんですが、冬は更に怖いようです。 新潟に行くときは絶対に一人では行動しないようにしましょう。 怪しい人に声を掛けられたら全速力で逃げましょう。 家族に行き先と帰宅予定を告げてから出かけましょう。

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# ごりぱん [何とか頑張って行って来ます(笑)>新潟]

# そりっち [たけださんに宜しくお伝えください(笑)]


2004-02-07 人生が「インパール作戦」

_ もはやガダルカナル

口入屋が匙を投げてしまい、当分補充兵は来ない。 「死守セヨ、武運長久ヲイノル。」だそうだ。

_ ひさびさに旨い酒と食い物

仙台からお散歩子猫夫妻が上京。 帰宅して着替えてから高円寺の竜屋で呑み。 亭主は病み上がり、細君は身重と言う事で、飲むより食う方が主。
いつも乍ら、この店は何を食っても旨く、勘定も安い。
ここの凄いのは、食べてみると或る程度までは作り方を想像することが出来るのだけれど、どうしても判らない部分が残る事。 簡単なようでありながら、とても真似が出来ない。 大事な客はとりあへずここへ連れて行くことにしている。

_ 牛丼屋の「豚丼」考

キナセさんから松屋の豚丼は何の芸も無く、牛丼と味付けが一緒と言う情報をいただいたが、牛丼屋は豚肉と言う物を馬鹿にしすぎていやしないか?。 牛には牛の、豚には豚の旨さと言うものが有るはずで、牛の替わりに豚を使って味付けは一緒ってのは、安易に過ぎると思う。
昔、闇市で「牛丼」だと思って食ったら何か物足りない、味に突き抜けるものが無い。 店ののぼりをよくよく見たら「午丼」だったなんて小噺があったが、そのくらいの頓知は利かせて欲しい。
個人的には「未丼」が食べたい。 マトンはきついかもしれないが、ラムなら工夫次第で何とかなりそうな気がする。

_ 暗室へ

久しぶりに暗室に入った。 ここの所いつもこんな感じだが、あまりに眠いのでとっとと寝た。


2005-02-07 突然ヒマになる

_ 早目に帰宅

突然ヒマになったが、例によって例のごとく、あしゃにょ殿がちんたら仕事をしてくれる為、30分残業。

_ 浅草お茶の間寄席

早く帰れたので、飯喰いがてら久しぶりに観た。

「たらちね」 桂歌春
テレビ放映では不味い為か、女乞食のくだりは無しで短めに。 一寸喰い足りない。

「童謡」 桂竹丸
この人も久しぶりに観たが、安定していつも通り。 歌にちなんだ小噺を繋いで一席。

「肥瓶」 三笑亭夢丸
飯を喰いながら見る噺じゃないなぁ。 カレーじゃなくて良かった。
お三方共、実に芸協らしい落語。 飯を食いながら漫然と見るには丁度良かった。

_ SHIPホールライブ

今月の20日に行われるライブについて、時間と料金が発表された。

バレンタインSPライブ 酒田市総合文化センター 1:00〜 有料\1000 (学生\500 幼児 無料)

撮影の可不可、チケット販売については、まだ不明。


2006-02-07 AKB48とSHIP

_ 類似点と相違点

項を改める為に敢えて7日の日付で書き始めて見る。
AKB48とSHIP。 この2つの企画に共通する稀有な点は、この業界には珍しく、正業の下地のある、社会性のある大人がやっていると言う事と、非常に悪戯っ気があって、日々なにを仕掛けてくるか判らず、客として気が抜けない事。 メンバーそのものは元より、企画そのものや、さらには送り手にも人をひきつける力があると言うこと。
相違するのは、前者が客からの搾取による目先の利益に囚われていないながらも必然的に資本主義の枠内にあるのに対して、後者は資本主義の枠からはみ出ている事だ。 そして、予算規模。 これは仕方がない。
兎に角、どちらも面白くて目が離せない。 これが終ってしまったら(もしくは変質してしまったら)わたしの生活はどうなってしまうだろう。
ガンダムの一回目の再放送(これが我々にとっての本放送だった訳だが)が終ってしまった後の何を見ても面白くなくて苛々した日々を思い出す。

_ 「桜の花びらたち」CDボックス

昨晩のライブの中で現場責任者の戸賀崎氏から発表されたCDボックスについて、少し書いておこうと思う。
先ず、発表のタイミングの絶妙さに恐れ入った。 発売当日と土日の店舗イベントで客の懐が疲弊した所で敢えて発表。 CDは売れて欲しいが、悪戯もしたい。 そのあたり天秤に掛けてこうしたのだと思う。
中身は同じCDで、ジャケット写真だけそれぞれのメンバーの、それもキス顔の写真になっていて、専用箱に入って26000円。 プレミア無しできっかり20枚分の値段なのがどうかしている。 
これが限定500セット。 購入すると売れ残ったグッズ類とメンバーとの2ショットポラが貰える。
この2ショットポラの撮り方がまた奮っていると聞いたのだけれど、それは書いて良いかどうか判断がつかないので止めておく。
次から次へと飛び道具が出てくるのでワクワクしている。
やってくれますね。 やってくれました。
客として負けてられない。 カッコトジトジ。

_ 恨み節

「結局金の有る奴の勝ちかよ!」って泣き言も耳に入ったり入らなかったりしたが、これ買ったから(もしくは買わなかったから)態度が豹変するようなら、そんなお宮は蹴り飛ばして、毎年曇らせてやればいい

_ 今日から入場方法変更

これ迄のチケットの整理番号順入場から、開場時に十番ごとの籤を引いての入場に変更。
大きなトラブルが起こる前に手を打った英断に拍手を送りたい。
石丸のような完全抽選ではなく、十番ごとってのが新しい。 より多くの人に生のAKB48を見て貰いたいと言う事なのだろう。 期待したい。

_ 求められているもの

財布の耐久力ではなく、人としての器の大きさだ。


2011-02-07 肚の据わり方

_ 週刊プレイーボーイ 2011 07号

AKB48絡みでは、巻頭グラビアページの最後に渡り廊下走り隊7。 投稿連載ページには島崎遥香。
公演も無い、レッスンも無い、メディアの仕事も無い正規メンバーは何処へ行くのだろうか。
巻末グラビアページに「東京モデルズコレクション」と題した提灯記事に板野友美と小嶋陽菜。 提灯記事とは言え、篠田麻里子抜きなのが分からない。
AKB48以外で気になったのは巻中グラビアの川村ゆきえ。 橋本雅司にしては雑な撮り方。 総じてグラビアの質は低い号だった。 立ち読みで済ませようかとも思ったが、平嶋夏海が載っているのでお賽銭のつもりで購入。

渡り廊下走り隊7
6ページ10カット、見開き1箇所。 撮影はTakeo Dec.
多田愛佳と渡辺麻友で1ページ、7人並べて(中央は渡辺麻友)見開き。、2ページ8分割で個別写真、集合で1ページ。
一人だと渡辺麻友、二人だと多田愛佳が横に来て、三人になると仲川遥香が加わる。 更に平嶋夏海と菊地あやか、そして岩佐美咲と小森美果と言う序列なのだろう。
撮られる機会の多寡が表情に出ていて、小森と岩佐は些か硬い。 平嶋の表情は、硬いというより冴えない感じ。 プロダクション尾木(※訂正しました)入りは果たして平嶋にとって良かったのか悪かったのか。 矯められ方がよろしくない。

このグラビアに限らず、撮られる機会の少ない連中は生写真みたいな紋切り型の表情で写る事が多い。
私は売れない連中の売れない要因の一つに、生写真撮影でおかしな癖が付いてしまって、たまにグラビアで撮って貰っても死んだ表情にしかならない事があると思っている。
運営の下らない小銭稼ぎが、モデルとしての資質の芽を摘んでしまっている。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 10号

渡り廊下走り隊7
表紙と巻頭グラビアにポスターも付く。 これに加えて渡辺麻友のみ、合格祈願テレホンカードプレゼントで登場。
7ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
集合で1ページ、何故か玉入れをする見開きに大小3カット、渡辺麻友のみピンで1ページ、あとは2人で1ページ。

撮影の際の動機付けがしっかりしている所為か、グラビア慣れしていない岩佐美咲もそれなりに生きた表情。 平嶋夏海は可もなく不可もなく、悪くはない。

的を射たキャッチフレーズ、生きた表情を引き出すお膳立て、二人一組の組み合わせの妙、判っている人に扱ってもらえる幸福。

ゆきりんの The アイドルクエスト (第6回)
カラー1ページ3カット、モノクロ2ページで対談(写真2カット) 撮影は桑島智輝。
対談の相手が指原莉乃と言う、些かヤッツケな感じのキャスティングでいきなり最終回。 対談本文中にもそれを肯定する記述は有るのだけれど、相手が指原だからこそ見せる柏木の表情も有って、これまでの柏木由紀の写真の中でも屈指の出来にはなっている。
グラビアでの表情の冴えなさ加減には定評のある二人の写真が、5カット全てハズレ無しと言うのも凄い。
カラーで大きく使われているカットは、柏木の美点である「ホスピタリティ」が写真に現れた稀有な一枚。 普通のグラビアでもこれが出せれば良いのだけれど・・・。

荻野可鈴
巻末グラビア3ページ11カット。 撮影はTakeo Dec.
少ない誌面に詰め込んだ窮屈なグラビアだが、写真は総じて構図も表情も良いし、割り付けも上手い。
浴衣に丹前を羽織り、頭に手拭いを載せて振り向いたカット。 若干前ピンだが、一と齣にシャッタースピード以上の時間を閉じ込める事に成功した一枚。 眼福。

杉ありさ
5ページ12カット。 撮影は栗山秀作。
遣り方は少々強引だが、季節感のあるグラビア。
栗山がプレイボーイで撮った岩佐真悠子と較べると、撮り方が優しい。
こちらを見てからあちらを見直すと、岩佐真悠子の肚の据わり方の凄さが判る。 こちらはこちらで良い出来ではあるのだけれど。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# K [些細なミスをいちいちつっこむのはどうかと思ったのですが・・・なっちゃん、太田プロじゃなくて、プロダクション尾木です。]

# 墨田ペトリ堂 [些細では有りません、重大なミスです。 ご指摘有難うございます。 訂正しました。]


2016-02-07 大賢は愚なるが如し

_ 里咲りさ『R-and U』発売記念イベント ミニライブ&特典会 (タワーレコード錦糸町店)

興味はありつつも見る機会がなかったのだけれど、折良く近場で、それも撮れる機会があったので足を運んでみた。

それなりに隙間はありつつも、イベントスペースはほぼ埋まった状態。
PAからライブから特典会まで一人でやるので歌いながらスピーカーの向きを調整し、喋りながらPA卓を弄り、曲出しもする。
弾き語り一曲を含め計五曲、合間にはこれまでのインストアイベントを振り返るフリップ漫談なども織り込んで飽きさせない。
里咲りさ
どんなことをやるとフリの客が足を止めるか迄店内の状況を観察しながらライブを演っているのも面白い。

特典会の対象商品は自家製CD-R、五曲入りで1200円。
ケースには入れず、歌詞カード兼ジャケットに挟んでのり付きビニールカバーに封入。
客は中の曲と特典に用がある訳で、ケースを省けば利益率も上がる。

そんなところも含めて面白いインストアイベントであった。
里咲りさ

_ 今日の一枚

里咲りさ
里咲りさ
ノボフレックス ノフレクサー 240mm/f4.5 + ペンタックスK10D
1/40s f5.6 iso=800
その他の写真はこちらに。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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