家を出て西の方へ。 ひたひたの引っ越しの手伝い。
駅前でとりあへず昼飯。 私はカツ丼、ひたひたは親子丼。 味噌汁と鰹のたたきの小鉢と漬け物が付いてどちらも500円也。 安い。
荷物が付く前に部屋の片づけ。 ニッパーくんの部屋(六畳一間、便所・台所付き、風呂無し)に転がり込むため、荷物を運び込む場所を作らねばならない。 先ずはニッパー君のものを押し入れと天袋に押し込み、備蓄食料をベランダの物置きへ。
運送屋が到着し、段ボール二十数個と洗濯機、冷蔵庫、電子レンジその他が運び込まれたのだけれど、その時点で部屋の3/4は荷物で埋め尽くされていた(笑)。
先ず、食器棚とラックを作って仕舞える物はしまってしまうことにしたのだけれど、ドライバーもネジもどこへしまったのやら荷造りした本人にも判らず、片っ端から段ボールを開けていったら最後のヤツに入っていると言うお約束のオチが付いたりしてドタバタしたものの、八時頃には棚を買わないとしまえない本・CD・ビデオなどを除いた殆どの段ボールを解体する事に成功した。
・・・と言っても十数個の段ボールが部屋に残された(笑)。
御苦労賃とし高円寺でごちになり、お土産まで貰って帰宅。 有難うございました。
都内へ移動し、西日暮里のコインパーキングに車を停めて谷中の怪しい中華屋「ラッキー」で昼飯。 餃子とやきそばで530円也。
混まないうちにイナダ邸へ移動。 帰りに六合村の尻焼温泉河原露天風呂(無料)に入った。
ここは川床から沸き出した温泉を塞き止めて川全体が温泉になっており、浅い所は数十センチ、深い所は二メートル、温い所は水、熱い所は熱湯になっていて、好みの深さ・温度のところにつかっていられる。
客もフルチンの爺ぃからぴちぴちぎゃる(死)までさまざま。 独りで来て、半日くらいぼーっとしていたい。
イナダ氏一押しの安くて旨いホルモン屋で晩飯を喰って解散。
「20plus」へ。 二部の作品は会場設営の途中で見ただけだったので、じっくり見ようと思っていたのだけれど「近所でペトリのケースが100円で出ている」と言うので取るものもとりあへず店へ走り購入。
金を下ろし損ねたのでバス代が足りず帰りは雨の中駅から家迄歩いた。
浅草へ。
三社祭の初日を撮影。 機材はライカD−IIIにジュピター3 50mm/f1.5。 フィルムはネガカラー、フジの400。
露出計を家に忘れて来たのでヤマ勘露出。 やはり大抵の人はAF一眼レフを使っています。 確かにそうでないとピントは辛いですね。
上野へ移動して某オフに参加。 マルイの前で待ち合わせて上野の昇龍という中華屋へ。
ここの餃子は巨大で一個が普通の店の三倍くらいある。 11人で行ったので席が分かれてしまったのだけれど、幸い小食なグループだったので餃子三枚、肉ニラ炒め、五目チャーハンで済んだ。 ひとり頭1275円。
店を出てからマクドナルドで暫く時間を潰した後、カラオケ屋でオールナイト。
十一時半に店に入ったのに1時半までくっちゃべりっぱなしで誰一人歌わないと言う訳の判らない珍しい経験をした。
歌が始まらないまま日付けが変わった。
もう終わり、失業してふた月経った。 そろそろ働かないとマズイんだけど、何をするにも、こう、何と言うか、馬鹿々々しさを感じてしまって、どうにもやる気が起きない。
元来自分を売り込むことに胡散臭さを感じているので、「あなたのセールスポイントは何ですか?」などと聞かれても何と答えてよいやら見当がつかない。
逆に「あなたの短所は?」なんて聞かれても、まさか「厭世主義と虚無主義を克服できないことです」なんてぇ事をしゃべるわけにも行かないし・・・。
で、職安で紹介された所の面接に行って来た。 11時からって事になっていたのだけれど丁度忙しい時間帯らしく、暫く待たされた後、店の奥で面接。
みっちり一時間、根掘り葉掘り聞かれてぐったりした頃合に開放された。
結果は後日PHSにかけてくれるそうな。
新橋まで歩いて立ち食いでかき揚げうどんを手繰ってからカメラ屋を三軒梯子して素見。
いったん帰宅して着替えたあと、夕方から市ヶ谷へ。
法政の貧乏くささを守る会主催の「5.26 法大 3万 朝帰り集会」へ野次馬的に参加。
これは学内を小奇麗にした上で規制を強化し法政を上智・青山化してブルジョアお上品大学にしようとする大学当局の陰謀を粉砕して、貧乏臭くて自由で居心地のよい法政の校風を守ろうとするイベントで、非常に貧乏臭い飲み会であった。
待ち合わせてキャンパスに入ると開会挨拶がはじまったところで、そのあと各サークルの連帯挨拶、学内デモとつづき、のどが渇いた頃合に漸く飲み会は始まった。
自ら「貧乏」と名乗るだけの事はあって、非常に貧乏臭く、酒はビールとワインが少しであとは合成酒と焼酎(甲類)。 つまみは乾き物が少しあるのみ。
どうにもしょうがないので自分で買出しに出かけた。 新見付橋を渡った外濠の向うにコンビニとハナマサ(24時間営業の肉屋)が並んでいるのだけれど。 とりあへずハナマサでサラミソーセージ゜(太さ10センチ、長さ40センチ)と徳用チーズ、漬物、キムチを購入。
となりのコンビニで割り箸と紙皿、ウーロン茶を購入。
そして夜は深けて行った。
嗚呼、これが青春・・・ (C)吉田拓郎
わたしもあらかた片付いたのを見届けた後、家に帰って昼まで寝ていた・・・ら
ひたひたから電話がかかってきて、二時に錦糸町で待ち合わせてヨ○バシを素見してから谷中の例の店で餃子とマーボー豆腐と焼きそば。
久しぶりに連れ出したローライコードを振り回しながら谷中、根津、千駄木界隈をぶらぶらしつつ上野へ。
いい加減暗くなってきたところへ雨までふってきやがったので、荻窪の某カメラ屋へしけこんで管を巻いたあと、広東風で晩飯。
注文する係りの人にひたひたが無脊椎動物アレルギーだと言うのを忘れていたため、烏賊だの海老だの牡蠣だのが拷問か嫌がらせのように出てきてしまって、さらには私がレートを読み違えたがために立て替えてもらうことにもなってしまって、ひたひたには二重に申し訳なかった。
今度埋め合わせします。 ・・・いつになるやら判りませんが。