だいたいいつもの時間にいつもの場所へ。
渡辺抜きのチームB公演と言うこともあってか、列は短め。
新しい人が増えた所為か、これまで見られなかった形での横紙破りが横行。
地べたに座り込む者多数。
今日もBLT(…と言うか付録の生写真)の販売が有るので、チケットのみ目当ての客数は読めない。
9時を廻ってBLT購入列とチケット購入列が分けられると、歩道を塞ぎ、地べたに車座になって写真交換会だか自慢大会だかをしていたproletariatではなさそうでいてLumpenみたいな連中は揃ってBLT購入列へ。
入場抽選はそれなりで、下手五列目。 舞台中央の死角は増えるが、センターブロック後方よりはこちらの方が良いかもしれない。
影アナは井上。 たどたどしいと言うか、何と言うか。 下読みした方が良い。
田名部の髪型があっさりしたストレートになっていて、良い感じ。
今日は渡辺が休みで浦野も途中までと言う事も有ってか、生歌率が高く、各自の表情もやる気がみなぎった感じだが、若干表情は硬め。
今日も柏木の自己紹介に茶々を入れる片山が楽しい。
片山のツッコミに膨れたり反論したりする柏木も良い表情。 手元のメモには「柏木、一人上手。」と書いてある。
かつての峯岸のように、喋りながらマイクをこねくり回す松岡。 実年齢より若く見える。
「Blue roze」は、柱で浦野と渡邊が見えないので、井上と米沢を見比べる。
初演から暫くは、チームKの影を引き摺っていた感じだったが、二人とも自分の歌い方を見つけたようで、それぞれ良い顔で歌っている。
今日も蹴り倒して引き戻すと上を向いてしまう米沢のマイク。 それを直すところまで含めて自然な流れになっている米沢の動き。
「禁じられた2人」は、柱で柏木が見えず、仲谷中心に。
マイク音量のバランスが悪く、柏木の声が良く聴こえない。
生音中心の日はこう言うことが良くあるが、各メンバーの声量の違いまで考えて調整するのがプロの仕事だと私は思う。 いただけない。
ハウリングの収束が比較的早かったのが救いでは有った。 以上、余談。
声量も安定していて、科白部分の表情も良い仲谷。
生歌になると一寸苦しそうな柏木。 歌の最中は良い表情なのだけれど、科白部分にかかると、苦しげであまり美しくない。 科白廻しには神経を遣っているようだが、表情がおざなりになっていないだろうか。 このあたりが少々残念では有る。
「雨の動物園」は目の前に来る平嶋中心に。
今日のように気負いが先に立って表情が全体的に硬いような日も、平嶋はいつも通りの柔らかく明るい表情を絶やさない。
公演前に何が有ったのか深読みしたくなるような日の平嶋は、居てくれるだけで救いだ。
渡辺が休みなので、片山の歌は多め。 上手過ぎず下手過ぎず良い感じ。
増田のような巧さは無いし、高橋のような説得力も無いが、片山の歌は聴いていて安心できる。
「夏のフルーツと言えば」と言うお題で、キウイフルーツを胡瓜と混同していた事が露見するも、突っ込まれないうちに上手く話を流す仲川。
「夏の花火の思い出」と言うお題に移り、好きな花火は線香花火とヘビ玉だと話す片山。 ヘビ玉について熱く語るも、賛同を得られず。
片山の貧乏臭い話には夢が有る。
「シンデレラは騙されない」の衣装に着替えた平嶋、柏木、渡邊、井上に入れ替わり。
井上が柏木のドタキャン癖を暴露。 必死に言い訳をする柏木が楽しい。
「シンデレラは騙されない」は今日も片山の魅惑の三白眼を堪能。
曲の最後の決めポーズの睨むような表情がほぐれて笑顔になる瞬間が実に良い。
終演後にスクリーンを下ろしてPVを上映。
柱で殆ど見えなかったが、それでも秋元は秋元として確認できたので、「BINGO!」の時のような、コマ切れどころか挽き肉みたいで、映っているのかいないのか判別出来ないような悲惨な事には成っていないようで安心した。
CDは八月八日発売。 手売りイベントは、前回転売屋の店内ループが横行して揉めたヤマギワのみ。
握手会は守備範囲外なので、正直なところ対岸の火事だが、出待ち禁止が混乱に拍車を掛けない事を願う。
久しぶりにメール抽選でアタリを引いたので、ゆるりと朝寝をして秋葉原。
いつもより一時間遅く着いたが、名古屋でイベントが有る所為なのか列は短めで、難無く当たらなかった方のチケットを確保。
今日もBLTの付録写真販売が有るので、九時過ぎに列を分離。
あちらさんは三時半まで延々並ばなければならない。 ご自愛頂きたい。
抽選入場の籖運はそれなりに良く、柱際乍ら中央ブロックの三列目を確保。
下手側が死角になるが、それはまぁ仕方が無い。
影アナは仲谷。 抑揚は無いがそつ無く、滑らかに読んでいた。
相変わらず左膝にべたべたとテーピングのの片山。 動きに差し支えているような印象も無く、表情が曇るようなことは無かったので、さほど深刻ではないのかもしれないが、なかなか直らないのは少々心配ではある。
柏木が前髪を眉が見えるくらい、少しだけ短くしていた。 これだけで表情に幅が出てくる。
汗が目に流れ込んで辛そうな仲川。 三曲終わる頃には、毎度滝のような汗を流してこの世の終わりのような表情になっている。
自己紹介の際のお題は「海に行きたいか山に行きたいか」と言うものだったが、「つまらないから答えたくない」と柏木。 折角考えてくれたのだからちゃんと答えろと片山が駄目出し。 この辺りの掛け合いも予定調和では有るが、やはり楽しい。
駄目出しした割に片山の答えもいい加減な物で、柏木の逆捻じを食らうも、適当に受け流す。
「Blue roze」は久しぶりに四人が見える位置で。
井上の動きはキレを増しており、動きに意識が行ってしまって表情が固まるような事ももはや無く。
浦野のロックねえちゃん振りもだいぶ板に付いてきている。
渡邊の動きは綺麗でそつも無いのだけれど、箍が外れないと言うか無理をしないと言うか、少々面白みに欠ける恨みが有る。
「禁じられた2人」の柏木がなかなか面白かった。 仲谷の科白に合わせて、ちゃんと芝居をしている。
柏木本人の科白部分も、今日は表情まで意識したものになっていたように感じた。
「雨の動物園」は真ん中が見えるので片山中心に。 渡辺が休みなので片山の歌パートは今日も多め。
押しつけがましくない程良い上手さ。
歌の後の間繋ぎMCは「花火の真似」。 片山の演る線香花火が微妙で、すったもんだしているうちに時間切れ。 段取りが飛んで切れる片山が楽しい。
「転がる石になれ」でノリ過ぎて振り付けを間違える浦野と言う珍しい図が見られた。
漸く見られた。 映像作品としては面白い出来だったが、相変わらず秋元は並び大名のような扱い。
小道具として使われているポラロイドのSX-70で写真を撮る小嶋陽菜の表情が、オフショットでよく見られる素で面白がっているときのそれで面白い。
上映する際に暗転したところで、BLTのオマケ写真目当てで並びに行く連中がドヤドヤと退場。
実に見苦しい。
抽選入場の籤運は最悪に近かったが、ぽっかり空いたセンターブロック下手柱際に潜り込む。
影アナの仲谷は「MC頑張ります。」
片山の膝のテーピングが無くなっていたので、先ずは安心。
自己紹介のお題は「都市伝説」。
「ここ(AKB48劇場)にも出るんです、ティアラを付けた女が!!」と、浦野を都市伝説に仕立てる渡邊。
「まぁティアラ馬鹿とも言いますけど。」
むくれる浦野。
「都市伝説なんか知らないし、そう言う質問をする意味がわからない」と、またも回答を拒否する柏木。
たしなめる片山を「片山さんと絡むのにも飽きた。」と返す刀で袈裟懸けにバッサリ。 二の句が継げない片山。
文字だけで書き連ねると殺伐とした感じになってしまうが、実際はそれほどの事も無く、柏木の「俺様プレイ」を楽しんだ。
「Blue rose」のマイク蹴り倒しで、あらぬ方向にマイクが倒れてしまった米沢。 うろたえずに立て直していたが、表情は素に戻ってしまっていた。 何食わぬ顔で出来ると良いのだけれど、なかなかそうも行かないのだろう。
「禁じられた2人」の柏木は、目を細めると表情が苦しげになりすぎるのが疵だが、見応えはある良い出来。
「雨の動物園」の後のMCは、「夏バテで頭が廻らない」とこぼす片山の仕切りがグダグダで、そのグダグダッぷりが楽しい。
頭が廻らない片山の頭を両手で掴んでグルグル廻す野口。
浴衣着替え待ちのMCで、喋っている野口の髪を弄りつづける柏木、横から止める多田と言う図が面白かった。 多田が止めてもむきになって弄り続ける柏木と、我関せずな野口と、ひたすら止めようとする多田
清楚で可愛らしいイメージを自ら叩き壊して行く柏木が楽しい。
浴衣に着替えた連中が出てきて交代。
仲川の発案だったか、難しい言葉を出して行こうという事になりなるが、知的に見せようと喋れば喋るほど痴的になっていくドタバタ。
一朝一夕と言ったまでは良かったが、意味を訊かれて「一つの石を投げると鳥が二羽・・・」と一石二鳥と混同しているのがバレて赤面する平嶋。
昨日今日と田名部に注目してみたが、予想以上に良くて驚いた。
こと動きに関しては、チームBの中でも出色。
ソワレの終演後も、手繋ぎ挨拶でメンバーがはけた後にPV上映。
Over17組でまともに映っているのは大島優子と小嶋陽菜だけ。
判りやすい面子だけ抜き出して並べた潔い造り。
「売らん哉」もここまで行くと気持ちが良い。
例によって仕事帰りに抽選外で入場。
汐留の日テレイベントやら、ハイタッチ会やら、劇場手売り会やら、接客系のあれこれが重なり、立ち見ながらそれなりに見やすい客の量。
菊地に前髪が有ったり、多田が普通の二つ縛りだったりしたが、これはなかなか良かった。
今日の片山は編み込みストレート。 弄り過ぎたのか細い吊り眉になってしまっていて(本人曰く「いじってません」とのこと)、真顔でねめつけ乍ら歌うと一寸怖い。
相変わらず手首にギプスらしき物を着けたままの渡辺。 ゆるく握ったような形のままになっていて、動き難そうだったが、表情は良かった。
自己紹介のお題は「やってみたいスポーツ」。
ここのところ拒否権を発動する事の多かった柏木が珍しく答えて曰く「スケートです。」
「ちょっとちょっとー」と、早くも異議申し立ての片山。 言おうとしていた答えを取られたらしい。
開演直前に片山が「あー、どうしよう、スケートで良いや。」と言っていたのを聞いて、それにした…と。
「まゆゆ(渡辺)が答えている短い時間にどれだけ凄いスポーツを考えるか期待している。」とプレッシャーを掛ける柏木。
片山は、やけっ八で「騎馬戦です」と答えるも、メンバーからも客からも「それはスポーツなのか」とツッコまれて、グダグダで終了。
意地悪をさせると、やはり片山より柏木に一日の長がある。
今日も客と柏木に翻弄される片山。
間に挟まった渡辺の答えは「柏木由紀ちゃんが得意な乗馬です。」
乗馬なんか出来ない柏木が珍しくうろたえて否定するも、渡辺はかまわず「今日も柏木由紀ちゃんの得意な乗馬パワーで頑張ります」と〆。
「Blue rose」は、マイク蹴り倒しでまたも米沢のマイクがおかしな事になってしまい四苦八苦。 何故米沢のマイクだけこうなってしまうのか。
「禁じられた2人」の柏木の科白部分。 客席を見渡しながら語っていたが、これは良かった。
「雨の動物園」の歌の後の繋ぎMCは、先日時間切れで飛んだ「花火の真似」。 客に弄られても、しらっぱくれて進行する片山が良い仕事。
次の曲を紹介する際の「もうすぐ夏という事で」が「もう夏という事で」に変わったが、今日は立秋と言う皮肉。
「シンデレラは騙されない」は片山を観察。
前述の吊り眉が利いていて、唇の端を吊り上げて睥睨するような表情が凄みを増していた。
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付きあい残業で離脱し損ねたが、今日も秋葉原。
八階に着くと、「ふしだらな夏」が始まった頃合。 中に入る手も有ったがとりあへずカフェ観覧。 劇場握手会のCDを買ったりしつつ、のんびりと。
MCは殆ど聞き取れなかったが、渡辺が柏木に送ったメールに剣もほろろな返事が来たとか何とかいうのは聞き取れた。
片山相手だと強気な柏木も、こと相手が渡辺となると勝手が違うらしく、一々うろたえる様が微笑ましい。
「僕の打ち上げ花火」の足踏みをして八つ刻むところで、肩幅に足を開く柏木と殆ど開かない片山の違いを見る。
カメラは天井からぶる下がっているので、遠くから撮っている割に足元まで映っていて、こうして俯瞰した状態で見ると、長い手足を振り回す、柏木のオカズの入った動きが目に付く。 美しくは無いが、動きとしては実に面白い。
何時如何なる時も破綻しない渡邊は、優雅では有るが法定速度からはみ出さない、無理をしない、隙を見せない感じで、面白みには欠けるが、こう言う人が公演の質を底上げし、支えている訳で、楽日まで目に焼き付けて行こうと思う。
ずらり16人並べて見ると、片山の慎ましやかな動きの美しさが、地味な分目に付く。
この手のイベントは性に合わないのだけれど、折角なので一度くらいはてんで参加してみる。
九時から開始という事で、終演後に「僕の太陽」のPV上映が始まったところで下に降りて整列。 劇場帰りの知己に「何をやっているんだ」と冷やかされつつ時間潰し。
九時を廻って八階へ上がると奥の非常扉の辺りに長机が設えられており、準備が出来たところでメンバーが呼び込まれる。
手前から浦野、井上、仲川、松岡、米沢の順・・・だったと思う。
舞台上で動いていると少年のような仲川が少女らしい整った顔立ちだったり、浦野が小さかったり、井上は矢張り大きかったり、松岡の鼻が高かったり、至近距離で見るとまた印象が変わる。
笑うと目が木喰仏みたいになってしまう米沢は、至近距離で見てもそのままだった。
特段話すネタがある訳でもなく、意のままにならぬマイクスタンド相手に日々四苦八苦している米沢に軽くエールを贈ったくらいで、さらさらっと握手をして下に降りると、未だ九時半前。
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握手会三昧の一日で、公演はソワレのみ。
ボーダーが何時になるか見当が付かないので、とりあへずだいたいいつもの時間にいつもの場所へ。
やはりいつもより長めの列が出来ていたが、早めに割込み防止券を配ってくれたので、まぁなんとかチケットは買えた。
ご新規さん達には生き馬の目を抜く殺伐とした現場に来ているという自覚が無いから、相変わらず割り込まれる隙を作って間隔を空けて並んでいる。
割込み防止券を配るのがもう少し遅ければおそらくチケットは買えなかっただろうと思う。
私は手元に小銭が有って、気分に余裕があるとたまにやる位なのだけれど、チケットの代理購入が不可能になった昨今は入場権利モノの当たりを求めて血道を上げる向きも多いようだ。
そんな現生利益にくっつき過ぎた当たりばかり入れるから殺伐とするのであって、もっとおかしなものを増やせば平和に楽しめるのではないかと思う。
そんな訳で幾つか考えてみた。
「小林香菜に怖い話を出来る権」
怖い話をするそぶりを見せただけで泣きが入る小林に怖い話を聞かせて差し上げられる権利。
但し、泣いた時点で即終了。
小林ファンの人には何のメリットもなさそうな権利だが、好事家には喜ばれると思う。
「片山陽加のブリッコを五分間聞ける権」
「柏木由紀の指差し攻撃を受けられる権」
「奥真奈美とにらめっこが出来る権」
「スタッフルームでモニター観覧出来る権」
開演前はマツイビルでのんびり。 タバコを吸いながら公演が見られる。
「カフェのアイス食い放題権」
「カフェの売り子になれる権」
「石谷さんの作ったアイスを食べられる権」
「八階からエレベーターで帰れる権」
但し一人で。
「大江朝美がリンゴを食べるのを見ていられる権」
話し掛け不可、食べ終えたら終了。
「松岡由紀と五分間会話出来る権」
日本語不可。
先日ドン・キホーテの出口で団扇を配ったり握手会をしたりしていた表題のグループの公演が始まったと言う事で、見に行ってきた。 終戦記念日まではロハで見られる。
オリジナル曲が2曲で、あとは新旧取り混ぜてアイドルソングのカバー。
終了後に握手会。
ふらんす亭と活力屋の上(要するに雑居ビルの一室)にあり、凸の字型のステージの周りを丸椅子に座った客が取り巻く形。
後方の立ち見スペースではティーシャツやタオルが売られていて、ガチャガチャも有る。
カップ式の自動販売機でジュースが飲み放題になっている。
もっと大変なものを想像していたのだけれど、思ったよりちゃんとしていて、一部嫌いな曲が有った程度で、さほど不快感は無く。
オケも機材もカラオケのそれなので、そんなに良くは無いが、これまで見てきた見るに堪えないモロモロに比べれば遥かにちゃんとしていた。
大人数で歌う歌のパート割りが無かったり、工夫の余地は有る。
カラオケから持って来たオケとオリジナル曲のオケの録音レベルがあまりにも違うのだけれど、それを調整せずにやっているのは頂けなかった。 それ以外で業者に起因する不愉快なことは一つも無かった。
手売り握手会三昧の一日で、公演はソワレのみ。
チケットを買ってから半日ぶらぶら潰して劇場へ。
抽選入場の籖運は良くも無く悪くも無く、椅子席はあらかた埋まっていたので隙間の多いところを見繕って立ち見二列目。
折井あゆみ見たようなのが居て、目を疑う。
成仏しきれない折井の生霊でも出たのかと思ったら、佐藤由加理だった。 前髪をパツンと揃えて側頭部で一つ縛り。
高橋みなみの頭頂部で噴火していた一つ縛りの結び目が後ろにずれて、若衆髷みたいなポニーテールになっていた。
小林が舞台の上でドタドタ歩かずに流れの中で移動していて感心するの巻。 小林は今日も実に楽しそう。
「ビバ! ハリケーン」は髪を躍らせながら踊る秋元才加が兎に角凄い。
夏風邪の戸島は最初の四曲は休みで、「ビバ!ハリケーン」の最後のところへ何食わぬ顔で合流。 そのまま自己紹介へ。
「理想の先生」トカ何とかそう言うお題。
「小林香菜ちゃんみたいに、誰も聞いてなくても一生懸命喋る先生が良い」と峯岸。
こう言う褒めてるんだか貶してるんだか判らないような話でも、喜ぶ小林。
「アイドルなんて呼ばないで」は前田より成田のほうが私は面白い。
ポンポン隊は戸島が休みで、篠田も出たり引っ込んだり。
最初は動きが鋭すぎてポンポンが全く躍らなかった秋元も、だいぶ加減して振り回せるようになっていた。
「僕とジュリエットとジェットコースター」の大島優子。
これまでのユニットやソロの曲と違って激しい動きなので、振りの細かいニュアンスの付け方や表情の変化が判り難いのだけれど、この曲でも良い仕事をしている。
中西や佐藤や小嶋も、それぞれに味のある動きだし、佐藤(亜)も初めて舞台に立った割に破綻の無い動きが出来ている訳で、その中で合わせながらどう変化を付けて行くのだろうか。
「ヒグラシノコイ」の増田と高橋は、歌が喧嘩をしなくなったので、落ち着いて聴ける。
高橋の髪の結び目が後ろにずれたので、これまで寿老人もみたいに上に膨らんでいたチューリップハットが、斜め後方に伸びてルチ将軍みたいになっていた。
「愛しさのdefense」では、前半お休みだった戸島が出て来た。 今日の戸島はユニットと全体曲数曲のみの登場。 喋ると鼻が詰まった感じだったが、動きは普段と変わらず。
主観で踊る板野と客観で踊る戸島が裏表なのが面白いが、私には戸島の方が面白い。
「向日葵」との切り替わりで、向日葵の振りをしながら捌けて行く戸島の動きがまた淫靡で楽しい。
増田と松原が棒組だった頃、増田が休んだ日の松原の歌が凄い出来で、Flipper's Guitarのライブ盤で初めて小沢健二の歌声を聴いた時の驚きを思い出したりしたものだが、「天気読み」を聴いて驚いたように、松原の歌い方もだいぶ安定して味のあるものになっていた。
ステップだけで踊る部分の秋元のきびきびした動きが目を惹く。
鋭い動きから柔らかい動きまで、表現に幅が出た秋元に感心しながら観る。
早野や野呂や成田は第一ボタンから弾けていく「竹内先輩」のカキワリみたいな制服風衣装も、秋元が着ると第二第三ボタンから弾けていくのが面白い。
「デジャビュ」の顔の横で影絵の狐みたいな手付きをする部分も、駒谷がやると「こーんこーんこんちくわ」と狐が憑いたような挨拶をしていた頃を思い出す。
「BINGO!」着替え待ちのMCでの小林。
月曜から日曜まで英語で言うとどうのこうの言い出して、小林がやらんとする事を察知した大島優子が他のメンバーが制止。 小林にやってみろと促す。
「サンデー、マンデー、チューズデー、ウェンズデー、サタデー、ホリデー・・・」
盛り上がる客席。
大島がじゃぁ今日は何だと訊くと、小林先生答へて曰く
「ホリデーですよねぇ」
更に沸く客席。 間違えたけど受けたから良いやと割り切る小林。
そもそも「日曜から月曜と言っておいて「サンデー」から始まる時点で間違っている訳だが、そんなのは吹っ飛んでしまった。
終演後、手繋ぎ挨拶だけの為に「BINGO!」の衣装に着替えて出てきた戸島に背後を取られて驚く松原。
いつもの時間に着いて、まぁここなら安心して買えるかな…と言う感じ。
昨日よりは緩い並び。
なんとかチケットの購入には成功。 長い一日が始まる。
一度くらい行っておくか…と言うことで握手会へ。
入り口から入って階段を上り、会場の手前で握手券を回収、その後目当てのメンバーの列に並ぶシステム。
実態をどれだけ反映しているかは判らないが列の長さにはそれなりに差が有り、複数枚握手券を持っている熱心な人々は自分の行きたい列の人が途切れそうな頃合を見繕って突っ込んで行ったり、並ぶ人数が少ないメンバーのファンはお茶を挽かせないように何周もしたり、美醜取り混ぜて様々な人間模様が見られた。
私はと言えば、例によって例の如くで会話らしい会話も成立しないまま遭えなく終了。
確認したいことが一つ確認出来ただけでもまぁ良かった。
外は暑いし行くところも無いので早めに劇場へ。 今日もBLTの増刊号…と言うかオマケ写真とイベント参加券の販売が有った為、カフェでは大交換会。
六時半を回り、いつものように整列して入場抽選。
比較的早く呼ばれて下手柱際乍ら三列目。 下手の視界は塞がるが、近い方を取った。
影アナは小林。 途中までは滑らかに読んでいたが、一度つっかえるとあとはメロメロで、「カミカミですいませんでした」と謝って、名乗らずに〆。
久しぶりに見る早野はサラサラのストレートで、表情も柔らかく。
昨日と同じく、夏風邪の戸島は四曲目の終わりでさりげなく合流して自己紹介から。
自己紹介では研修生のところで声援が凹まなくなってきた。
「アイドルなんて呼ばないで」
「そのうち○△□も」の部分で若干表情が曇る奥。
早野、小林、奥、成田と並ぶと、成田だけ浮き上がる。
「僕とジュリエットとジェットコースター」は佐藤由加理が面白い。 大島優子にしろ中西にしろ川崎にしろ、それぞれ歌詞の内容に合わせた深刻な表情で歌っている中、佐藤由加理の深刻に成り過ぎない軽みが救いになっている。
「ヒグラシノコイ」の出口。 前回見たときは未だ硬さが目立ったのだけれど、だいぶこなれて表情も柔らかく、歌もだいぶ安定してきた。 歌い方も面白い。
この世ならぬどこかを見ているような大江。
ここへ来て急に痩せたように見受けられるのが少々心配では有るが、声や表情には明るさが戻ったように見受けられて安心した。
「愛しさのdefense」」は戸島が矢張り面白くて、そちらにばかり目が行き勝ちなのだけれど、駒谷の繋ぎ目の無い滑らかな動きも綺麗だし、大人びた増山の伸びやかな動きもまた面白い。
「向日葵」は大堀を見る。 生娘には出せない色気。
歌の後のMCでは、大堀が「夏といえば恋」と、はしゃぎながら話し始めるも、松原が延々遮り続ける演出が楽しい。
何故喋らせてくれないのかと拗ねる大堀に、「危険な香りがする」と松原。
この辺りで大堀に溜まった鬱憤が、後で爆発する
「夕陽を見ているか?」の早野の帽子の被り方が上手い。 顔がきちんと見えて、且つ見た目にも違和感無く。
このあたり峯岸は帽子に被られて顔が埋もれてしまっていたりする。 まぁ顔のパーツが下に寄っている峯岸の場合は顔全体が隠れてしまう訳ではなく、それはそれで可愛らしくあるのだけれど。
話し飛んで「BINGO!」着替え待ちMC。
小林が、家庭科の教員免許を持っている大堀に聞いて欲しいってんで、一週間の曜日を英語で言うってのを再び。
なんで家庭科の先生に英語を見てもらうのか、そもそもそこからおかしいのだけれど、小林そのものが根本的におかしいので、細かいところは気にならない。
「合ってるって人もいるし、間違ってるって人も居るんですケド」と前置きして、昨日同様「サンデー、マンデー、チューズデー、ウェンズデー、サタデー、ホリデー・・・」
鬼の形相で「ホリデーは違うよねぇ、それに一つ(実際には二つ)足りないよねぇ・・・」と、下手の袖に小林を追い詰めてカーテンの向こうへ閉じ込めて暫し説教。 「脳内パラダイスでやったよねぇ、何回も何回もやったよねぇ」と大堀。
それを聞いてやり直す小林「サンデー、マンデー、チューズデー、ウェンズデー、・・・、・・・願いが叶うよ」(歌詞参照のこと)
その場に居る全ての人間が唖然としている間に裏を通って上手から出てきてsnook付きで「なぁーんちゃって」とおどける小林。 こいつは何処でこんな西洋あかんべぇを覚えたのだろうか。
こんなのはほんの一部で、書き切れない壮絶なドタバタがあって満腹の一日。
あまりのことに口を半開きにして目を見開いて「なにを考えてるの」か何か訊く成田。
小林さま頭を指差し乍ら答へて曰く、「この辺に脳みそがあって、この辺らに細胞があって・・・」
客席がざわめくと
「みんな普通の人間です」「これでも生きてます」
そんなこんなで客の脳みそがとろけたところで、研修生の成瀬の誕生祝。
ケーキの蝋燭を一と吹きで消し切る成瀬。 これが若さか。
14歳をどんな年にしたいかと訊かれると「13歳で後悔したことを取り返したい」とか何とか。 どよめく客席。
終演後は例のPV上映。 「ご覧下さい」を「ご利用下さい」と最後まで言い間違えて大堀に睨まれる小林。
今日は小林絡みだけでも5千円分くらいの満足感は有った。
お盆って何との問いに
「おはぎとかたべるんじゃないの」
お盆に海に行くと溺れると言う話に
「どぼんだから?」
明け方まで呑んでいた重い頭をなんとか起こして、九時半にいつものところへ。
映画の舞台挨拶と重なったりなんだりで、客の數は思いの外少なく、楽にチケットは買えた。
抽選は例の如くで、端の方ながら四列目。
浦野の髪型が透いて毛先を軽くした長めのボブになっていて驚く。 さっぱりして良い。昼はエクステンションを付けていたのか、それとも公演の合間にバッサリやったのか、その辺りは不明。(FCブログによると、本当に切ったようだ)
編み込み二つ縛りか、編み込みストレートのどちらかであることが多かった片山が、ポニーテールと言う新機軸。
毛の量が少なくて細いのでどうなるかと思ったが、意外に良く似合っていた。
相変わらず最初の三曲が終わると汗だくだくで、顎からしたたり落ちるの仲川。 息は荒いが目は死ななくなってきた。
最初の頃はがさつな感じがどうにも受け入れ難かった仲川も、私が慣れたのか仲川が変わったのか楽しく見られるようになってきた。
野口の「ぐっさんじゃんけん」。
ソワレは「今日負けた人は罰ゲームです。」「マクドナルドで『スマイル下さい』と言って、店員さんが笑ったら、『頼んだもの早く出して下さい』と言って下さい。」
ハードルが上がってきた。
挨拶を始めようとしても騒ぎ続ける客に「長い!」とキレる片山。
寝ないと生きて行けないので、昼まで寝ているとか、昼ドラを見てからまた寝るとか、いくら寝ても寝起きは悪いとか。
普段は弱い朝も、日曜は違うと田名部。
獣拳戦隊ゲキレンジャーと仮面ライダー電王を見るために頑張って早起きすると言う発言に盛り上がる客席。
アンコールのTシャツ。 何故か野口の物だけ襟刳りが伸びてしまっている。
気がついたら仲谷が居なかった。
終演後の影アナも渡邊。 ちゃんと下読みをしているらしく、滑らかに読みつつも其処此処に関西弁のイントネーションが入ったり、規定の文章と渡邊なりの挨拶とが上手く繋がっていたり、良い仕事だった。
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いつもより一時間から遅くいつもの場所へ。
今日もユルイ並び。
何とか昼夜のチケットを確保。
オマケには興味が無いのだけれど、映画そのものの出來は良いらしいので、何時見に行くか悩みどころ。
籤運良く、三列目中央。 近くて視界も広い。
奥は側頭部で二つ縛りにして、額に二本触覚を作り、残りのうしろ髪をふわふわとゆるく縦ロール。
マリー・アントワネットとか、イライザとか、そんな感じ。
楽屋では佐藤由加理とか川崎に「ナメック星人みたい」とからかわれていたらしい。
ベラスケスの描くマルガリータ王女に似ているような気がしたが、帰宅して図録を見たら奥の方が断然上だった。 一軍だ二軍だと世はかまびすしいが、奥と小野を並べてどちらが一軍かなんてのは実に馬鹿馬鹿しい。
蹴鞠焼けの板野と大島麻衣は見事な小麦色。 ひまわり組になってから大島麻衣を見るのはこれが初めて。
初期の頃のような内側にゆる巻きにしたロングヘアが懐かしい。
事務所の納涼会でボーリングに行った小林は真面目にやったのに11点だったそうで、事務所の人に「こんなところまで来て個性を出さなくて良い」と言われたそうな。
小林の奇っ怪極まる投げッぷりについては、増田が言及。
ふわふわで暑そうな奥とは対照的に、さっぱりアップにした早野。 「アップにして涼しいので今日は頑張ります。」
「アイドルなんて呼ばないで」は成田と早野の次に奥が肉感的で、一番薄っぺらいのが小林ってのがまた面白い。
小林のソロパートは、もう少し生歌感が欲しい。 上手さなんざ誰も期待しちゃいないんで、歌入りオケが強すぎるとどうも楽しくない。
下手糞でも殺人音波でも悪魔の子守唄でも死霊の盆踊りでも良いから、小林の歌が聴きたい。
前回はもっと厭そうにやっていたような気がするが、今日は意外に楽しそうにポンポンを振る板野。
やりたい事とそうでない事の差が表情にあからさまに出るのがまた楽しい。
「僕とジュリエットとジェットコースター」への繋ぎ部分へ来ると、一転してやる気のある表情になる板野。
矢張りやりたいのはこっちらしく、正直で良い。
今日も深刻に成り過ぎない佐藤由加理が良い味。 やるべき事はやり、決めるべきところはきっちり決めて、決して三味線弾いてる訳ではないのに見える余裕。
「ヒグラシノコイ」は大江と増田。 この組み合わせが一番落ち着いて聴ける。
増田すら視野に入っていないような大江の歌への入り込み方が凄い。
久しぶりに板野で見る「愛しさのdefense」。 情感たっぷりの戸島のねっとりしたのと比べると薄味だけれど、16歳の板野にしか出せない可愛らしさはある。
上手いけれど詰まらない印象があった板野だけれど、なかなか面白く進化していた。
初めて大島麻衣で見る「向日葵」。 次に何時大島を見られるか判らないのでじっくり見ておく。
歌の後は先日テレビ番組の企画でマラソンをやらされた大島の苦労話など。
色々教えるから来年は是非やれと言う大島に、「近道するタイプなので絶対やらない」…と大堀。
「デジャビュ」の終わりで大島麻衣が涙ぐんでいて驚いたが、大島ロックオンカメラは無かったのでひとまず安心。 「辞めます」って日には必ずそのメンバーのみを追いかけるカメラで動画を撮っているが、商品として発売されたのは宇佐美友紀だけ。 他はどうなったのだろうか。
外は暑いのでコワイ話をしますと小林。
佐藤が同級生とドライブに行ったらそこは心霊スポットで一反木綿に追いかけられたとか(「星野みちる一反木綿事件」を思い出した客が軽くざわつく)、川崎がイベントか何かで行った大阪のホテルの風呂で天井から何かに覗かれたとか、さほど怖くもない話ではあったが、スタッフが悪戯で照明を暗くすると、脱兎の如く駆け出して下手の袖に逃げ込もうとしてカーテンの手前でスタッフに追い返される小林。
「Lay down」の後のMCは例によってグダグダで終わり、「BINGO!」の衣装に着替えた連中と入れ替わり。
最近挑戦した事と言うお題だが、「ファッションセンター・シマムラ」にはまっていると話す成田。
シマムラだけあれば済むかもしれないと熱く語る成田に、「秋元才加もそんなことを言っていた」と大堀がボソリ。 さもありなん。
シマムラを知らない(シマムラすら無いとはどんな埼玉だ)小林にシマムラの何たるかを説明したり、盛り上がってきたところで「CMソングもあるよね」とうっかり話に入ってしまってから「田舎だと思われると厭だから話に入らなかった」「鈴丹みたいなものかな…敦ちゃんの好きな」前田の秘密をばらしてしまって慌てる大島。
初めて屋形船に乗ったと言う奥の話から、今日もこばやし祭り。
船は全部ヨットだと思っていたとか、屋形船ってのは親方が乗っている船で、なんで料理を作るおじさんとおばさんしか乗っていないのに屋形船なんだろうと思っていたとか、奇想天外な話がテンコ盛りで満腹。
小林の言う「親方」が何を指すのか、それが非常に気になる。
多分、小林の脳内での「おやかた」は、「やかた」に「お」を付けた丁寧語なのだろうと思う。 しかしそれが何を意味するのかはまったく判らない。
そうそう良い席に恵まれる訳もなく、それでも何とか座れて中央ブロック最後列。
影アナはソワレのみ出演の中西。 「止むを得ず」が読めずに蹴躓き、「一リットルの牛乳が二日で無くなる、ちがうちがう、ちがうちがうちがう」と狼狽えて言いたい事が纏まらず、規定の文言で無理矢理〆る中西。
誰が影アナをやっても、毎度「止むを得ず」でつっかえている訳で、原稿にはルビを振るなり平仮名にするなりした方が良いと思う。
久しぶりに見た中西は今日もリミッターを外した扇情的な動き。
自己紹介のお題は「私の健康法」
マスクをして寝ることです・・・と奥。 これはなんと言うか、ツボだった。
小:「私の健康法はこのAKB48劇場で歌って踊ることです。」
小:「みなさんも適度に早起きをして、適度に並んで、適度に劇場に来て下さい」
たまには正しい事を言うのかと思いきや・・・。
奥:「香菜ちゃん『適度に』って言葉を知ってるなんて凄いね」
小:「『適度に』って、『一生懸命に』って事ですよね?」
大間違いだ。
小:「では一生懸命並んで下さい」
殺す気か。
松原:「小林香菜ちゃんが私の為だけにソロライブをしてくれるのを見る事です」
その恐るべき内容が、このあと明かされる。
承前。
「アイドルなんて呼ばないで」は板野のポンポン隊に注目してみる。
千切れたポンポンカスが前髪に絡んで表情が曇る。 こうやって喜怒哀楽が生で出て、くるくる変わる表情が魅力なのだろうと思う。
「僕とジュリエットとジェットコースター」は中西が凄すぎて中西にしか目が行かない。 何喰って生きてるんだか判らない位白くて細いのに、リミッターが取っ外れたような大きく早く華麗な動き。
ただ立っているだけなら飛びぬけて美しい訳でも無い容姿が、動き出した途端別の何かに変わり、目が離せなくなる。
「ヒグラシノコイ」は増田有ってのものなのだなと、聴く度に思う。
上手いが小回りの利かない大江や高橋を相手に、がっぷり四つに組んだ上で、相手の良さを引き出しつつ自分の味も出している。
「愛しさのdefense」は板野が面白くて其の辺り中心に見る。
この曲は
こってり → 戸島、佐藤(N)、宮澤
あっさり → 板野、駒谷、増山
と言う感じで、組み合わせ次第で情念の濃さが変わるのが面白い。
私の好みとしては、戸島、佐藤(N)、宮澤の「鬼こってり、マー油多目」だけれど、板野、駒谷、増山の「あっさり、キャベツ多目」もこれはこれで美味しくいただける。
また一軍二軍の話になってしまうのだれけど、一年から板の上に立って経験を積んで来た、表現者としての個々人の能力のレベルそのものに極端な差は無い訳であって、良し悪しより好き嫌いに係ってくるものを上下に分けようとするのがそもそも間違っている。
鯛焼きのあんこが好きな人も居れば、尻尾のカリカリが好きな人も居るという事だ。
「向日葵」の歌の後のMCは、誰も止める者が居ないので大堀の汲めども尽きぬエロ大堀っぷりが出っぱなしで、松原と成瀬は引き気味。
デートをしているかと訊く大堀に「したこともない」とにべも無い松原。
フェチ話で眼鏡、それも黒縁にぐっと来る・・・と熱弁を揮う大堀。
「(胸を指しつつ)この辺から何か出てくるのよ。」
この色気は生娘には出せない。
黒縁眼鏡で私が先ず思い出したのが宮田陽さんだったが、多分大堀の言わんとするのとは違うと思われる。
「デジャビュ」の大島の憂い顔が実にどうも凄い。
この人は美しく見える角度が広いので、上下左右何処から切っても隙が無い。
歌の後はマチネに続き、小林主導で「コワイ話」
でかい合わせ鏡のあるところではやらない方が良いと思うのだけれど、やっちまったものは仕方が無い。
奥に振るも今ひとつの盛り上がり。
「いっぱい生きてきためーたん何か有る?」と大堀を年寄り扱いする小林。
小林がどう言う生き物であるか、経験則で知っているチームKの連中とと、未だに戸惑っているチームA連中の違いがまた面白い。
チームAでも、篠田や大島は小林で上手く遊んでいる。
「Lay down」の最後のほうで、増田の耳元に囁くように歌う大堀。 マチネでこれをネタにして、「ホンマにやめて欲しい」と笑っていた増田が、ソワレでやり返していた。
歌の後は「初挑戦した事」か何かのお題での話。
増田がアメリカ製ホームドラマの吹き替えみたいな口調で喋くり倒していたが、これがまた見事なものだった。
「こう言うのはやり切らなアカン」とこの手のネタ披露では兎角グズグズになりがちな周りの連中に釘を刺していた。
「BINGO!」衣装に着替えた連中と入れ替わり、大江が悩んでいる事が有った時に10駅分くらい歩いたと言う話をしてそれなりに盛り上がり、その話で終わりでマチネでやり過ぎた小林は緘口令かと思った頃合に大島がネタ振り。
ここから再び小林独演会で、歌姫と称して他のメンバーのパートとか、ユニットの歌真似から始まり、その場に居た連中も巻き込んで振り真似大会。 DJと称してインチキ臭い「ヒップホップな切り口でお願いします」な感じの珍芸。
ニヤニヤする大島の横で呆れ顔の大堀が「本ンッ当、ヒドイ」と吐き捨てると、それを聞いた小林に「えっ?ホント凄い?」と素で訊き返され、「どんだけポジティブなんだ」と更に呆れる大堀。
考えてみるに、大堀のキャラ立てにも小林は貢献している。
それが大堀の望む形かどうかは、また別の話。
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昔はこんなことも書いていたのになぁ・・・と感慨に耽りながら、久し振りに書いてみる。
AKB48がまぁ水着グラビアと言う事で、複雑な気分ながら通勤途中のコンビニエンスストアで表紙を確認。
立ち読みされない綺麗なうちに・・・とも思ったが、職場でバレるのも得策ではないと言うか洒落にもならないので我慢して退勤後に駅の売店で購入。
表紙は左から小野、高橋、篠田、河西、板野と言う判り易い顔の並び。 撮影は藤代冥砂と言う事で、表紙以外はキレイキレイには撮ってくれない。
表紙を捲るともうそこは藤代冥砂の色。 表紙の面子以外には、前田、大島(麻)、峯岸、成田そして小林。一般大衆に人気のある連中に水着映えする大島(麻)と成田が入るのは判るが、そこに小林と言う好事家向けの顔付け。
可愛く撮ってくれない藤代のお陰で一番の貧乏籤を引いたのが峯岸。 高橋とカキ氷を食べている写真のみ例外的に可愛く写っているが、あとは藪睨みだったりピンぼけだったり。
後半の見開きページでガチャピンの顔真似をしたような半目の写真が涙を誘う。
逆にどう撮っても破綻しない小野は全カット当たり。 これは凄い。
「初水着」だの「初ビキニ」だのと躍る文字の割に、一番訴求力の有るカットは前田と小野が一つのパンを両端から齧る奴だと言う皮肉。
ピーカンの浜辺で撮った水着の写真以外は、それなりに面白く撮れている。
少なくとも先日発売のB.L.T.U-17よりは余程まともに撮れている。
峯岸以外は。
今回のスピリッツのグラビアは、全く以って峯岸の無駄遣い。
こちらも水着グラビア。 表紙とセンター16P。
表紙は秋元、大島(優)、大島(麻)、前田、渡辺の5人。
グラビアページは、表紙の5人に加えて、登場順に増田、小林、宮澤、奥。 佐藤(由)、中西、篠田、峯岸、小野、柏木。
表紙の5人は1Pづつ、あとの連中は1/3Pだったり、1/4Pだったり。 小野の扱いが悪い上にハズレカットってのが珍らしい。
中にはインチキ水着も有りつつ、グラビアとしては中々の出来。
表紙は秋元の表情が若干硬いものの、撮られ慣れている両大島と渡辺が良い写り。
水着の上に何か一枚羽織った集合写真からプロフィール写真への流れは良く、中西と佐藤の顔が白すぎる以外は上手く撮れている。
特に小林は「実は可愛いのではないか」と錯覚させるくらい。
見開きに全員横並びでジャンプしているベタな写真からひとり一人の写真へ。
扱いは小さいながら、宮澤が実に味わい深い表情。 峯岸もぽってりした唇が上手く撮れている。
はすに構えさせてゴツく見えない様に撮った秋元も、まぁ良い出来。 出来ればアラを隠すのではなく、上手く生かして撮って頂きたかった。
柏木は撮られ慣れていない所為か、素材の良さが生かしきれておらず、ちょっと残念。
増田にピントが合っているものの、被写界深度が浅すぎて中西がピンぼけだったり、残念な点も無くは無いが、全体的に見れば良いグラビアだった。
21日の分を、日付を跨いで書いてしまったので此処に書いてある。
あしからず。
例によって仕事歸りに秋葉原へ引っ掛かる。 「当日券販売中」の立て札を横目に見つつチケットを買い、まぁなんとか見える位置に陣取って開演を待つ。
渡邊が思いきった短髪で驚く。 井上はすっきりストレート。 浦野はまた巻き髪に戻ってしまった。
片山はいつもの編み込み二つ縛り。
野口の「ぐっさんジャンケン」、今日の敗者の罰ゲームは
「近所の仲の良い友達に『こんど引っ越すんだよ』と言って下さい。」
自己紹介のお題は「遠足に持っていきたいお菓子」
「袋いっぱいのキャンディーちゃんを…」と言ったところで、これまでの人生で友達にキャンディーを配ったことがあるのかと片山に突っ込まれて、人に物を施すことなど欠片も頭に無い柏木がうろたえるの図。
「キャンディーちゃんなんてそんなキャラにも無いことを…」と追い打ちを掛けようとした片山は、「それを言うなら『柄にも無い』だろう」と年下の平嶋に足下を掬われた挙げ句、最年少の多田にまで「もうやめとけ」くらいの事を言われてグダグダで終了。
柏木と片山の泥仕合は毎度楽しく見ているが、やりすぎると馴れ合い感が鼻に付くのでその辺り考えた方が良いと思う。
今日の平嶋のツッコミも、その辺りを考えての事なのではないかと感じた。
なんで校外学習におやつを持っていってはいけないのか…と、可愛く憤る渡辺。
ピルクルを持っていくのかと訊かれると
「ピルクルは、飲み物なので、ナイススティックを、持って行きます。」
文節を短く切って話すのが渡辺流。
「駄菓子を持っていきます」「かばやき太郎とか」「デカビタ味のラムネとか」
今日も貧乏臭い話が良い味の片山。
誘いの隙を作っているのに柏木に突っ込んで貰えず、戸惑う片山。
この辺りの駆け引きはいつもながら柏木が一枚上。
「ビックリマンチョコを持っていく」・・・と田名部。
「みなさん『溶けるだろう!』と思っているでしょうが、私はクーラーボックス持参で行きます。」
力の入れどころがどこか間違っているような気がする。
「Blue rose」の米沢のマイクは漸く安定。 米沢も曲に集中出来ていて、途中で素に戻る様な事も無くなっていた。
髪型の所為か、顔もすっきりした印象の井上。
「禁じられた2人」は柱で碌すっぽ見えないので、踊る二人の影を見る。
柏木の身のくねらせ方が何時の間にかゆっくりしたものに変わっていた。
「雨の動物園」は、平嶋だけ自分の着ぐるみのモチーフになっている動物に合わせた動きになっている事に今更気がついた。 意識の高さには毎度感心する。
歌の後のMCは、「没ネタ供養」。 これまで滑ったネタのお蔵出し。
何度やっても駄目なものはダメで、今日もゆるくグダグダで終了。
舞台中央の視界を捨てて下手を取ったので、今日は片山中心に見る「シンデレラは騙されない」。
客を睨め付けるようにしていた表情もだいぶ柔らかくなり、三白眼でも無くなってしまって少々喰い足りなくはあるが、間奏部分で柏木と顔を見合わせて微笑む余裕も出ており、また違った面白さは出て来ている。
チームBに関しては厳しい意見も散見されるが、先任伍長三人が下支えしてきた事もあって公演そのものの最低限の質は保たれて来たし、最近は漸く個々人のキャラクターもはっきりして来て、見応えの有るものに成って来ている。
こと「成長過程を見る楽しみ」に関しては、メンバーの能力値が上がって或る程度出来上がってしまった感の有るひまわり組公演よりチームB公演の方が上であり、見世物としての質の高さに於いてひまわり組公演に劣っているとしても、チームB公演に見る価値が無いとは、私は思わない。
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付いたファンの多寡があからさまに出るので当初は声援の音量が凹むことの多かった連中にも、最近はそれなりの数の固定客が付いて来た。
その所為かそれぞれの表情も良くなって来ており、キャラクターもはっきり付いてMCも三列目になって静まり返るような事も無くなった。
はっきり書いてしまえば、早乙女や田名部を見ていても痛々しさは感じなくなったし、仲川もこの世の終わりの様な絶望的な表情を舞台の上でしなくなった。
ただ、「AKB48をめぐる妄想」8/22分の「AKB48劇場で何をしたいのか」で指摘されている通り、目の前の客しか見ていない感じはするし、柏木が最前列に来た自分のファンに、いつもは過剰に元気なその若造が仕舞いには俯いてしまうくらいの濃厚なサービスをしているのを目の当たりにした日には流石に驚いたりもした。
ただこれは目に見える形で自分の客を掴まなければのし上がれないようなシステムの中にいる以上仕方の無い事ではあり、人気の度合いを日々様々な形で計られていれば、舞台の上で演る事の質を向上させるより釣った魚にエサをやるのに力点を置きたくなるのも判らないではない。
結果としてその近視眼的なやり方が、長期的に見て何をもたらすのかなんて事は考える余裕が無いのだろうし、日々の公演にも慣れた分、移籍組の3人も以前より重みが無くなってしまったのかもしれない。
三人とも、特に平嶋あたりはそれなりに客では苦労して来た(している)訳で、身を以って知っている馴れ合う事の危うさを後輩に伝えていただきたいと思う。
テレビ電話が始まる以前のチームAは、突発的に有る接客イベント以外は基本的に不可触な存在であったし、「ファンレターとモノをいただきました。 ありがとうございました。」なんて事があったのを思うに、チームKだって似たようなものだったと思う。
然るにチームBは客があからさまに入らないスカスカの公演なんざ知らない(知りようがない)し、人気のあるメンバーはテレビにも映るし雑誌にも載るし接客業としてのアイドルとしての仕事は山ほど有るし、勿論浮き足立つより浮き足立たない方が良いし、小さく纏まらない方が良いのは自明の理ではあるのだけれど、客の方も送り手側もそれを望んでいない状況に居ると言う不幸。
先日、久し振りに客の振る舞いが見渡せる位置でチームBの公演を観たのだけれど、アルミ製の華奢なお立ち台上でステップ踏んで踊るは、手拍子は音量ばかり大きくて丸で揃わないは、それでいてMCへの介入はしつこいは、ひでぇもんだった。
まぁチームAもチームKもさして変わらなかったけれど。
どうせ日曜は遠方と婦女子限定公演で、東京に居ても碌な事は無いので、夜行日帰りで酒田へ。
バスはそれなりに混んでいたが、制服で旅をする女子高生と思しいのが居て驚いた。
何故制服なのか。
朝っぱらに酒田に着いて、日曜でバスも走ってないので、歩いて中町へ。
駐車場の片隅ではススキが穂を出して、早くも秋の気配。
吹き渡る風は既に秋だが、陽が昇ればまだそれなりに暑い。 写真を撮りながらケルンへ行き、モーニングをいただく。 コーヒーが旨い。
マスターと落語談義に興じた後、自転車を借りて写真を撮りに出掛ける途中で眼鏡屋さんに寄り、中通りの本屋がお盆に店を閉めた事を聞いて愕然とする。
愕然としたまま台町をうろついて写真を撮る。
相生町から中町のはずれに戻ったところで雨。 丁度開店時間だったので寿司屋へ。
茶豆と水なますをいただきながら、東北泉の出品酒をちびちび。
茶豆は固いが、噛むほどに旨い。
東京の飲み屋で頼んだ枝豆がすぐ無くなるのは、噛んでも味がしなくてすぐ飲み込んじまうからなのではないかと思った。
水なますってのは、白身魚と薬味を叩いたのに味を付けて、団子状にして氷水に浮かせた物。
「なめろう」みたいな物だけれど、氷水で〆めたのがミソ。 この間作ったときは手抜きをしてフードプロセッサを使ったが、なめらかに成りすぎて美味しくなかったとの事で、今回は包丁で叩いたもの。
成る程、身の形が有る程度残っているので、歯ごたえかしっかりしている。
この時点で私は既に半泣き。 旨い。
水なますを平らげたところで握りに突入。 カネタタキ、オーヨ、カヤカリダイ、モーヨ、カサゴ、フグ、イシダイ、その他白身オールスターキャストでお届け。
途中で酒を補給。 「あとは白身だけだからさっぱりしたので行きましょう」てんで、今度は杉勇。
ワラサ、サワラ、マグロ、トロ、カキ、タラバエビ、ガサエビ、生シャコ、〆でなにやら白身のヅケ。
味噌汁の具はイギスと焼き茄子と白身のしんじょ。 この組み合わせがまた旨い。
生きてて良かった。
観光用貸し自転車がロハで借りられるのは有り難いが、どうもメンテナンスがなってない。
今回借りた一号車は空気が完全に抜けていて、中通りの自転車屋さんで空気入れを借りてその辺はなんとかしたが、呼び鈴はもげかけていて鳴らないし、驚いたのはリアブレーキが固着した事で、流石に危なくて乗ってられないので返却。
中通りのジェラート・モアレさんへ行き、持って行った「マグナムの撮った東京」展と「カルティエ=ブレッソン」展の図録を出して暫し写真談義。
ブレッソンの写真に見入るご主人の「凄いが、凄すぎて見ていると疲れる」と言う意見に大いに頷く。 コミコミ○万で買ったというライカM3+エルマー50mm/f2.8を借りて川っぺりで試写。
撮りやすくて泣く。 手から放れないのをひっぺがして返し、来ていた写真好きのお客さんに拉致されてアンセル・アダムスのオリジナルプリントを見せていただく。
いやぁ、凄い。 見ると気が滅入るくらいのプリント。 ゾーンシステムなんざ糞食らえと改めて思う。 こう言う理詰めの写真は凄いけれど性に合わない。
時間も時間なので辞去してケルンへ。 アイスコーヒーをいただく。
水出しなので香りが良くてすっきりしていて、何も入れなくても旨い。
東京で飲む、あの泥水見たようなのは何なんだろう・・・と悲しくなる。
ト一屋で魚の煮付けと茶豆、清水屋の中の大谷閣の総菜屋で鶏レバーの煮たのと茄子の味噌炒めを購入。 駅へ向かう。
なんたら言う魚の煮付けは、食べてみたらブリの小さい奴。 淡泊で旨い。
茄子味噌は紫蘇の入ったさっぱりしたもので、茄子が良くて味噌が良いから気取らぬ味ながら旨い。 レバーも、東京で食う臭いのとはちがって、薄味ながらしっかり旨い。
この大谷閣の総菜は料亭とは思えない気取らぬ味付けが好きで良く買っているが、今のところハズレは無い。
ビールはヱビスと黒ラベルを買ったのだけれどこれは失敗で、両方ヱビスにすれば良かった。
茶豆の味が濃すぎて、黒ラベルを飲んでも炭酸水みたいな味しかしない。
楽しいのは新発田あたりまでで、新潟駅の乗り換えで走らなきゃならない事を考えると、そうそう酒も飲んでいられない。
新潟での乗換えで大荷物抱えて走って疲労困憊。
ぼーっとしたまま東京へ。
次に行かれるりのはいつだろう。
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帰宅してFCブログの早野の書いたのを見て驚く。
フィッシュアイドルを応援しようってんで、研究生の佐藤(亜)を応援するようなしないような歌の歌詞が書かれているのだけれど、「魚に似ている」とか「死んだ目さかなめ」とか、我々が書きたくても憚られて書けないようなことがあっさり書いてある。
写真を見る限り満更でも無さそうな佐藤(亜)。
エラが張っているのが高田彩奈。
エラ呼吸しているのが佐藤亜美菜。
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定時で上がれたので秋葉原。 石丸ソフトワンへ行ってみたが、握り券は売り切れ。 その足でソフトツーへ行ったら翌日分は有ったので、とりあへず一枚購入。
ポータブルCDプレーヤーを持ち歩いていた頃は店を出るやすぐに包装をひっぺがして聴いたものだが、デジタルオーディオにしてからは音楽の持ち歩きは簡便になった反面、家に帰ってあれこれやらないと聴けない。 こういう日はその辺がもどかしい。
帰宅してパソコンを立ち上げて、とりあへず再生してみる。
メールについての詞という事もあってか、電子音を多用したありがちなアレンジではあるが、丁寧に重ねられた音には好感が持てた。 これなら繰り返し聴く気になる。
能書きばかり偉そうな市ヶ谷あたりのインディーズレーベルから出ているアイドルのCDを聴いていて厭ンなるのは、ミックスとかマスタリングがいい加減で聴けば聴くほど悲しくなる事なので、その点は救われている。 ユニバーサルで良かった。
一枚目が空中楼閣の様な生では再現不可能な音域の曲だったので二枚目がどんな物になるのか些か心配ではあったのだけれど、中西、秋元、宮澤それぞれの持ち味が出ていて、初めて耳にしたときは然程訴求力を感じなかったけれど聴けば聴くほど味の出る佳曲。
AKB48本体の曲ではないので、現状では劇場で聴く事は不可能なのが残念。
思想信条上の理由で秋元ソロバージョンが収録されているものを購入。
あて書きでは無いので音域が合わない部分は少々難あり乍ら、力の入れ方抜き方が巧くなっていて、声を抑える部分から声を張る部分への移り変わりも滑らか。
十分聴くに堪える出来。
思えばソロで歌った合法音源が有るのは、AKB48の中では大島優子と星野みちるとこの三人だけ。 給料が出たら中西と宮澤のものも買おうと思う。
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七時過ぎに石丸ソフトツーに着く。 店の前には握手会の案内ポップが置いてあり、とりあへずエスカレーターで六階まで上がり、そこから階段で八階へ行けとの指示。
八階に上がると、くねくねと九十九折りの握手列。 しばし順番待ち。
先日、自室の崩れた地層から掘り出されたチームKのリーフレットでは、誤植かもしれないが確かウエストが65cmと成っていた宮澤が中西並に細くなっているのに改めて驚く。 病的な痩せ方ではなく、表情も明るかったので安心した。
先日の週刊プレイボーイのグラビアでは、宮澤の写真が一番良い表情だったので、とりあへず褒める。 良い顔になってきたと思う。
去年の今頃だったか、日に日に痩せ衰えていく(ように見えた)中西を見て、当時は中西に入れ上げていた友人と「ちゃんと米の飯食えてるんですかねぇ」なんて話をした頃と比べると、今日の中西は相変わらず痩せているながらも血色は良く、目にも力があって生き生きしていた。 ブログに料理の話を書いてくれるようお願いをしておいたが、それがちゃんと飯を食えているかどうか心配だからなのは此処だけの話。
宮澤中西と来て、しんがりに控えた秋元は今日も秋元らしく其処に在り、一枚目の「明日は明日の君が生まれる」の時のような過剰にチョコレート色のメイクではなくなっていて一と安心。 二言三言話して終了。
「今日は何回廻りますか」「五枚あるんですけど時間ありますかね」なんて会話を聴きつつ、さらっと一回握手をして職場へトンボ返り。
すまじきものは…と言うか、そもそも先立つ物が無い。
ぢつと手を見る。
チームB公演二回廻しと chocolove イベントを天秤に掛けて、 chocolove を選択。
昼公演だけでも見たかったが、微妙に時間が被ってしまう。
公式ブログでは「静止画に限り撮影可」になっているが、CDに封入されているイベント参加券には「撮影禁止」と書いてある。
15時から入場順抽選と言う事で早目に行ってみたが、金曜とは言え平日の真っ昼間とあって並んだのは二十人ほど。 そんな中でも四十番近くを引き当てる籤運の無さ。
写真を撮りそうな「やる気のある格好」で来ている客は皆無。 本当に撮影可なのか心配にはなったが、撮禁なら撮禁で仕方がないので成り行きに任せることにする。
時間潰しに裏の浜へ降りて、しばし写真など撮って過ごす。
時折、鯔が跳ねるのだけれど、前触れがまるで無いのでどうにも写真にならない。
集合時間に戻ってみると、白レンズ付けた一眼を首からぶる提げたのが何人も居て、ひとまず安心。
二百人から集まった事を考えれば、四十番凸凹と言う入場順は良かった方だが、低い仮設ステージで幅も狭いので、フジテレビの池広場前のようには行かず、何とか三列目の端っこに陣取る。
ふと見上げると、上のデッキから撮った方が視界か良い。 やんぬる哉…と思っても、後の祭り。
司会役の「なちのん」(佐藤夏希と野呂佳代)が軽く喋ってから chocolove さまを呼び込み。
二人で演る予定調和の根多より、何か考えながら話を繋ぐ野呂の当意即妙の口から出任せと、動揺しつつもなんとか纏める佐藤が楽しい。
上手袖に小嶋駒谷。
時折客に手を振る駒谷と、客なんざ眼中に無く、口を半開きにして楽しそうにステージを見る小嶋。
ここから先は撮るのに夢中で進行なんざまるで憶えていない。
その辺はレポ書き属性の人のところでどうぞ。
結局、「明日は明日の君が生まれる」と「チョコレート」を交えつつ、「メールの涙」三回廻しでみっちりと一時間半。
今日も最後にさらっと握手をして帰宅。
デジカメで撮った方は歩留まりが悪くどうにもならないが、とりあへず何とかなった物をアップロード。
chocolove from AKB48「メールの涙」発売イベント
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