落ち着いて立ち読みしてみたら、いきり立って噛み付く程の事は無かった。 つまらん。
あの程度のうそならまぁいいかな・・・と、どうせペトリなんざ使やしねぇんだろうから間違っていても仕方ないかな・・・と。 モウドウデモ良く成ってしまった。
Pで親爺に「素人に一眼レフを使わせるとしたらどれが良いですかねぇ?」と聞くと、「余ってるペトリを貸してあげれば良いじゃない」と言われた。 ダメだ荻窪に行こう(笑)
なかなか捗らない。 下準備から水洗・乾燥まで2時間近くかかってしまうのと、流しか狭いのと矢鱈眠いのと。 そもそも暑過ぎる。T-MAXデベロッパー9:1希釈現像とアグファ・ロジナール50:1現像を比較検討しているのだけれど、コストを考えるとD-76の粉の奴を1ガロン分作ってそれを更に希釈するのが一番安上がりのようだ。 最新鋭の微粒子フィルムなんざ元から使わないんだからD-76でも十分用が足りる。
着衣率の高いグラビア誌として一部で高い評価を受けてきた「スピカ」が潰れてしまい、最期っ屁として総集編が出た。 水着より服を着ている写真の方が良いものが多い。 木塚咲で8ページ使っているのだけれど、P3下とP5の写真が良い感じ。 榊安奈と松井彩の写真も良い。 松井彩は、ただつっ立ってるだけでエロい。
また仕事だ。 喰うためには仕方が無い。
明日を乗り切れば週末はプリントと撮影三昧。 帰宅してから暗室に移動→朝からりえくらぶ祭り→六本木で新井敬子さんのライブを観賞→呑み、・・・と言う流れ。
残業長引く→電車の中で意識が飛ぶ→ヨドバシへ寄るのを忘れる→帰宅が遅れる→グズグズしているうちにヨドバシ閉まる→仕方が無いので都内某所へ移動→D-76を溶いただけで睡魔に襲われ、記憶飛ぶ→朝
七時過ぎに石丸ソフトツーに着く。 店の前には握手会の案内ポップが置いてあり、とりあへずエスカレーターで六階まで上がり、そこから階段で八階へ行けとの指示。
八階に上がると、くねくねと九十九折りの握手列。 しばし順番待ち。
先日、自室の崩れた地層から掘り出されたチームKのリーフレットでは、誤植かもしれないが確かウエストが65cmと成っていた宮澤が中西並に細くなっているのに改めて驚く。 病的な痩せ方ではなく、表情も明るかったので安心した。
先日の週刊プレイボーイのグラビアでは、宮澤の写真が一番良い表情だったので、とりあへず褒める。 良い顔になってきたと思う。
去年の今頃だったか、日に日に痩せ衰えていく(ように見えた)中西を見て、当時は中西に入れ上げていた友人と「ちゃんと米の飯食えてるんですかねぇ」なんて話をした頃と比べると、今日の中西は相変わらず痩せているながらも血色は良く、目にも力があって生き生きしていた。 ブログに料理の話を書いてくれるようお願いをしておいたが、それがちゃんと飯を食えているかどうか心配だからなのは此処だけの話。
宮澤中西と来て、しんがりに控えた秋元は今日も秋元らしく其処に在り、一枚目の「明日は明日の君が生まれる」の時のような過剰にチョコレート色のメイクではなくなっていて一と安心。 二言三言話して終了。
「今日は何回廻りますか」「五枚あるんですけど時間ありますかね」なんて会話を聴きつつ、さらっと一回握手をして職場へトンボ返り。
すまじきものは…と言うか、そもそも先立つ物が無い。
ぢつと手を見る。
兎に角時間が無いので手短に。
アップトゥボーイ 2010年 10月号の大島優子を見てから、ケッコウと言ったり死んだりした方が良い。
アイドルグラビアの、ポートレート写真の一つの到達点が、そこにはある。
たくし上げたワンピースの裾、寝転んだワンピースの胸元。 見せず隠さず。 仄めかしと暗示。
週刊ヤングジャンプ 39号に、指原莉乃の企画グラビア。
撮影場所、調度品、衣装・メイクから撮影機材まで凝りに凝って造り込みつつ、被写体の個性を引き出した佳品。
指原莉乃は相も変わらずブログでたわけた感想を述べているが、実際の出来は指原の儚げな美しさと強さを切り取れている。
指原のコメントは照れ隠しのようにも見えるが、ダメ人間であることにした自分に逃げ込んでいるようにも見える。
ダメ人間は逃げ場ではない。
ざっくりと散文的に。
今回の副題は「久々のPIP定期公演は、高城桃花・御坂ゆき乃の合同生誕祭!夏休みの最後に会議室で沸くしか!」
贔屓の生誕公演と言う事で進物など仕込みつつ、いつもの「踊る会議室」へ。
こう言うときは銀座と言う立地が有り難い。
並び並ばせるのにも慣れてきて、恙無く整列→入場。
出囃子からメンバー入場。 会議室の時計はここ数ヶ月5分遅れのままだ、濱野の手元の時計で進行している様だ。
生誕公演と言う事で出番もやる事も盛りだくさんなのであろう。 御坂の挙動が如何にも怪しく、さながら操り三番叟。
それでも糸が絡まるような事も無く、動きも徐々にほぐれて大過なく。
とっ散らかることもあるが、おどおどした所は無くなって来た。
さらに怪しく、衛星中継でディレイが掛かっているかのようなズレで踊っているのが居て、よくよく見たら山下緑だった。
立ったまま踊るだけで四苦八苦していたのが、ついにここ迄来た。
石川が髪色を暗くしていた。 リーダーとしての決意の表れであろうか、前に出て仕切るより、俯瞰してフォローする場面が増えた。
小林が2006年式板野友美のような、自動空戦フラップ付きの髪型。 高い位置の二つ縛りが動くたびに撥ねて目を惹く。
北川に良い変化。 やるべき事はきっちりやった上で楽しめている。 自信が持てるようになった故の事であろう。
濱野智史の投資はインフラから衣装に移行。 誂える程の贅沢はしていないのでサイズが合っていないものも有るが、曲のイメージに沿ったものにはなっているし、センスは悪くない。
濱野本人は例によってティーシャツにバミューダ、無精髭に寝癖という出で立ちではありつつ、着た切り雀だったパタゴニアティーシャツではなく、沖縄で入手したと思われる別のティーシャツに変わっていた。
自分の客を認識し始めたのと、歌い踊る中で客席を見るゆとりが出てきたのとで、釣った魚への餌付けが始まった。
これに囚われ過ぎると客席を大掴みで見られなくなるので注意が必要なのだけれど、PIPには舞台監督としての視点を持つスタッフが居ないのが危うい。
柚木は評価が高い割に三味弾いてやがる感が鼻に付いて碌すっぽ見ないで来たのだけれど、周りのレベルが上がってきたり外部イベントで格上と当たったりしたのが刺激になったのか、目の色が変わってきた。
さらりと踊っているのだけれど、割と踊れているメンバーでも鎧袖一触にするシームレスな動きと切れ。
客席を見渡しても目配りの三点バースト。 流さず一寸ずつ止めて客を確実に仕留めて行く。
柚木は鮎は鮎でも琵琶湖の鮎で、外に出さないと大きくならない。 どんどん外部イベントやライブに出して格上にぶつけて欲しい。
帰省していた柚木と乗り込んだ橋田・福田と自腹切って連れて行った濱野とで沖縄の話しで繋いでから生誕企画へ。
御坂は「ラッパ練習中」、早い動きではあたふたするところもあるが、表情には出さない。
息継ぎにもあやうさがあるが、こちらも表情には出ない。得体の知れない大物感。 鳳雛。
高城は危なげなく「夜風のしわざ」。 きっちり歌い切って聴かせる。
運び込まれたケーキの蝋燭の火を吹き消させるのは定石通りだが、PIPはここからが違う。
メンバーが一と匙ずつ掬って食べさせて行く。
主役の二人でもう一曲歌ったあとは通常公演に戻り、空井・濱野・羽月で一曲ずつ。
難しい曲だったので不安そうに出てきたところは猫背のタヌキ然としていた羽月だったが、歌い始めると背筋もシャンとして貶す所の無い歌いっぷり。
オケの音量にマイク音量が負けてしまうバランスの悪さは気になったが、ハウリングの収束は大分早くなってきた。
ただ、モニタースピーカーが無い事によるトラブルは散見され、マイクが入っていない事に気付かなかったり、オケの音を取り損ねたり。
終演後は「追加発注したポロシャツが届いていない」との事で、2ショットチェキ会のみ開催。 最初期の時間と体験を換金する種のアトラクションは無くなったが、客の求めているものと提供できるものを勘案してこうなったのだと思われる。
前回までの反省を踏まえ、システムを変えて流れを良くしていた。
まだまだこんなものでは無いと思うが、柚木の凄みが垣間見られたのは収穫だった。
本人は手を抜いているとは思っていないのだと思う。 周辺状況が柚木の尻に火を付けつつある。
うっかり寝過ごしたが、バスの接続が良く、なんとか開場する頃合いに到着。
講釈師でも噺家でも、その芸風によって付く客筋は異なるのだけれど、今日はは「楽しい時間を過ごしに来ている客」が多かったように思う。
私も久しぶりに声を出して笑った。
「円山応挙の幽霊画」 一龍齋貞寿
貞寿さんは「サザエさん」の花沢さんのような、「洒落小町」のガチャ松っつぁんのような、ざっかけない感じなのだけれど、狙っていない色気があるのが面白い。
召し物も清潔感は有りつつ華美ではなく、読み物の邪魔にならないような物を選っている。
南左衛門先生のに教わった「円山応挙の幽霊画」を掛けたのだけれど、稽古風景や酒席での様子など、師の人柄を伝える楽しいマクラをたっぷり振ってから。
他所で聴いたものと設定が異なっており、応挙が描くことになる花魁が臥せっているのが行燈部屋(あんどべや)。 髪をおどろに振り乱し、饐えたような臭いすらする惨状。
生きているうちに幽霊として下絵に描かれた姿と、息を引き取ってから全盛の姿で夢枕に立った本当の幽霊としての姿の対比の妙。
為にする演出無しにゾクリと背筋を寒からしめる話術。
良いものを聴いた。
「幸助餅」旭堂南左衛門
貞寿さんのマクラを受けて、講談界の東西交流や稽古会が始まる以前から稽古に来ていたことなど、たっぷり枕を振ってから「幸助餅」。
かっちりした講釈の口調で有りつつ、上方ことばの柔らかさもあり、聴きやすい。
気前は良いが優柔不断で見栄っ張りな幸助にやきもきさせられたが、最後の最後でハッピーエンド。
時計を見たら一時間以上経っており、まさに「たっぷり」。
心地よい疲れを感じつつ外へ出た。
# ホセ [地球には優しくありませんが、液温に気温を合わせるのが良いです。最悪でも、フィルム現像をする場所はそうしたほうが無難で..]
# なべちゃん [結構いいのがありますね http://search.auctions.yahoo.co.jp/search?sb=d..]