西新宿の芸能花伝舎で学園祭だかなんだかが有るので、祝日だけれど大した並びじゃ無かろうと多寡を括ってゆるりと朝寝をして秋葉原。
前夜の深酒が祟って起きられなかったと言うのが正直なところ。
八時前には着いたらもうそれなりに並んでいたが、なんとか昼夜のチケットは買えた。
もう少し遅く来た友人はキャンセル待ちになっていたが、キャンセル待ち17番までは抽選枠内で入れたようだった。
まぁそれなりの籤運でそれなりの席へ。
菊地は全ての音符にスタッカートが付いたような動き。
オーディションだとかで本日全休の浦野一美の代役は研究生の成瀬理沙。
成瀬理沙は先週平嶋夏海が学校行事で休んだにも代役を勤めているので、二週連続でチームB公演に登場。
米沢瑠美の代役にはこちらも研究生の瓜屋茜。 佐伯美香も入れると研究生が三人。
場数を踏んでいる成瀬に比べるとやはりぎこちない瓜屋。 顔は引き攣り加減でも目立った失敗はないのは褒めておくべきだろう。
いつもより高い位置でポニーテールにした片山。 柏木は爆発コントのようなヤケクソな髪型。
例によって訥々と自己紹介の佐伯。
目を見開いて声を震わせて「シラケナイデクダサイ」「オネガイシマス」
この声でタワシとかゴム紐を売りつけられたら、たぶん買ってしまうと思う。
お洒落についてのお題で喋る根多のみつからない仲川がカタコトの日本語で挨拶をしていた。
TPOに合わせて服を撰ぶと言う平嶋にTPOの意味を訊く仲川。 同じ「物知らず」でも、覚えると使いたがる小林と「ふーん」で終わってしまう仲川。
こう言うところは見習った方が良い。
「渚のCHERRY」は米沢の代役で瓜屋が入っていたが、今日は下手側の早乙女が実に良くて、渡辺麻友を喰わんばかりの勢い。
渡辺には持って生まれた「華」と言う物があるので、そうそう喰われはしないが、今日の早乙女の出來は際だって良かった。
シャボン玉発生器の調子が悪く、上手側は殆ど機能せず。
声量が無いのを自覚している渡辺はマイクを極限まで口に近付けて歌うが、マイクの側面が鼻先にくっつかんばかりなのが何とも可憐。
井上のスカートには横方向に強い張力が掛かっているようで、箱ヒダが目一杯横に広がっていて危うい。
そんな井上の衣装が何事もなくて、何故サイズにはゆとりの有る筈の柏木にだけ災難が降りかかるのだか不思議に思い、今日は柏木の動きを注意してみる。
柏木は他の連中より動きが大きくて早く、手足を縦横に振り回すので瞬間的に衣装に掛かる力が大きいのだと思われる。
連日の災難に見舞われたにも関わらず、動きの伸びやかさは失われていなかった。
今月もB.L.Tが紅梅キャラメル商法で生写真を売り捌き、近隣からの苦情で遣る場所が無くなったからか、もうすぐ開場時間だと言うにカフェには有象無象がトグロを巻いて大交換会。
便所の脇の通路には要らなくなった雑誌本体が其処此処に積まれ、地べたに座り込んでババ抜きみたいに取引き。
落合が中日に行った時のような一対複数のトレードが行われているさまに涙。
終演後に劇場を出たら、まだ交換会を遣っていたのには流石に呆れた。
澱んだ厭な空気の中抽選待ち。
籤運は割と良く、死角はあるが近くて見易い席を確保。 メモを採るには、ちと気まずい。
オーバーチュアで幕が開き、薄暗がりの中に仄かに人影。 早めにポーズを取って固まっている菊地。 ぎりぎりまで楽な姿勢で待つ多田。
多田はどんな時でも常にどこか醒めていて、冷静に何かを見ている。
「涙の湘南」は、浦野も米沢も居ないのと片山が死角に入るのとで柏木と井上を観察。
柏木は高い声を出そうと力むとスマボコ型の目の下瞼が競り上がってジェリービーンズみたいな形になってしまって、少々凶相になるきらいはあるが、それ以外は曲に合わせた表情になっていた。
柏木に関しては、もう殆どツッコミどころが無い。
ゆる巻き二つ縛りが良く似合う井上。
衣装ははち切れんはかりで危ういが、顔はそれほどプクプクしておらず、表情も多彩だし動きも大きくてキレがある。
瓜屋が何かに似ているような気がして、暫し考える。
シロウアカリ。
「恋のプラン」後の間繋ぎは「男の人に歌って欲しい曲」だか何だか。
それらしい曲が続いた後、何故か「イヌのおまわりさん」を歌い出す片山。
それはデモの時に公安に向かって歌う曲です。
先週いろいろと災厄に見舞われた柏木が萎縮しているのではないかと心配していたのだけれど、杞憂だった。
むしろより大胆に且つ繊細に歌って踊っていた。
メールが当たったんで昼頃に秋葉原。 握手会の所為か夜から売れて、昼は10時に来て鼻毛抜いてても買えたらしい。
松岡の代役が入る為か、リハーサルは長目で、12時を廻っても未だ続いていた。
入場抽選はまぁそれなりに悪く、下手ブロックの片隅へ。
「嘆きのフィギュア」は左右の移動があるので然程気にならなかったが、「涙の湘南」になったら浦野だけでなく井上すら見えない。 これは誤算だった。
身を乗り出せば影くらいは見えなくも無いが、そこまでやるのも大人気無い。
昨日は爆発コントみたような髪型だった柏木。 今日は鬢の辺りをピンで始末したストレート。 これは良かった。
片山は今日もゆる巻きにしたポニーテール。
いつも編み込み二つ縛りか編み込みストレート(あれはアレで良かったが)。 髪が細くて変化が付け難くかったの所為か少々変化に乏しすぎる気がしていたが、このポニーテールは成功だと思う。
或る日突然変わった訳ではなく、私が見ていなかっただけで元々良かったのかもしれないが、ここのところ柏木が実に面白い。 久しく見ていないが中西がそうであったように、劇場の隅々まで何かを届けようとする強い意志が感じられる。 これはカフェで見ていても、恐らくモニター越しに伝わると思う。
「会いたかった」で走りこんで来た中に際立って黒いのが居てあっけにとられたが、それが松岡の代役の渡辺茉莉絵。 黒い黒いと言われてきた仲川より黒い。 明らかに人工的に焼いた、仲川とは真逆の不健康な黒さ。 黒より黒い黒。
自己紹介で名前が明らかになると、劇場の其処此処から「マリエックス」の声。
AKB48劇場はジャンプ禁止です。 お間違いの無いよう、宜しくお願いします。
これまで研究生には感心させられる事が多かったが、この「第三のワタナベ」はいただけなかった。 準備期間の長短は有って、いきなり入って一と公演丸々遣るのも大変だとは思うが、振りは小さくてあやふやで小さく纏まった感じ。 移動してもぶつかる事暫し。
パフォーマンスの拙さの割に世馴れたMCが鼻に付く。
まぁこの辺は「良し悪し」より私の嗜好による「好き嫌い」に係ってくる部分だし、浦野が「ニュータイプだ」と言っていたように、これ迄のAKB48には無かった種類なので、食いつく人は居ると思う。 全否定はしない。
自己紹介のお題は「帰ってたら先ずすること」
「家の鍵を締める」と言う早乙女。 劇場公演を終えて帰宅すると家族は既に寝ているらしい。 遠距離通勤お疲れ様です。
母親に今日有った出来事を報告する、と平嶋。
こう言うところからも平嶋が真っ直ぐ育っている事を感じる。
「柏木ちゃんにメールを打とうとしてやめる」「いつも苛めちゃうけど、好きなんですよ」と多田。 それを頷きながら聞く柏木。
受けると思った話が滑って「ありゃシーンとなっちゃった」と狼狽える片山。
「恋のPLAN」の後の間繋ぎは渡辺茉莉絵への質問。
「何でそんなに黒いのか」「サーフィンでもやっているのか」と訊く井上。
元々は白いが、顔色が悪く見えるので焼いている、と普通に説明する渡辺茉莉絵。
これが伏線となる。
「背中から抱きしめて」は柏木を目で追ってみる。 歌う表情が良くなって居る事に驚く。
松岡が休みで無しだろうと思っていた「リオの革命」の英語科白部分は浦野が。
母音の強いパングリッシュみたいな発音だが、浦野らしく、過剰な感情が篭っているのが面白い。
「リオの革命」→「JESUS」の流れで、明らかに振りが違うのが居て、ふと見ると渡辺茉莉絵。 良くも悪くも目立つ。
「スカート、ひらり」着替え待ちで、再び渡辺茉莉絵への質問。 …と言うか、風紀委員の浦野さまによる査問会。
身も蓋も無い事を矢継ぎ早に訊く浦野。
「それはさっき奈瑠が訊いた」と井上が口を挟んでも構わず続けたのは根多を仕込んだかららしく、「何故黒いのか」「何故茶髪なのか」「耳たぶの絆創膏は何か」。 何を訊かれても渡辺茉莉絵は「ちょい強めで」
同じ研究生って事でか話を振られた佐伯は「私はちょい弱めなんです」
佐伯の株は上がった。
雨のそぼ降る中今週も行列。 こんな陽気なので少な目。
大阪方面へ行った向きも多かったようだ。
籤運良く、前の方へ。
「嘆きのフィギュア」は四人均して観るつもりだったが、渡辺麻友が予想以上に良かったので渡辺中心で。
付くべきところに肉が付いてくると共に、骨格もしっかりしてきたようで、折れそうだった手首なんぞも適度な太さに成長。
動いて止まれる身体が出来てきたので、綺麗に動いてぴたりと止まり、身体機能に余裕が出来た所為か表情も豊かになり、客席にぐるり目配り。
視線を流さずに少しづつ留めるのがまた良い仕事。
井上はゆる巻き二つ縛り、片山はポニーテール、柏木は側頭部で一つ縛り。
米沢は両側頭部で大きくボリウムを持たせて二つ縛り。 怪我が癒えて復帰した米沢だが、足首にはまだサポーター。 動きは悪くなかった。
片山のキャッチフレーズ…のようなものが「もぎたて、採れたて、産地直送」(ポーズ付き)に変わっていた。 佐伯の初々しさが人気なのであやかってみたとの事。
お題は「冬に楽しみたいこと」とかそんな感じだったが、佐伯の答えは「貯金」。
今日もなんだか判らない。 良い味。
仲川の髪型が、ウルトラの母みたいのから、鬢の辺りを始末した普通のストレートに変わった。 ちょっぴり女の子。
柏木は風邪を召されたご様子で、思うように声が出ず、一寸苦しそう。
激しい曲では顔がいつもより紅潮していたようにも見えた。
仲谷がアンコールの途中で退場。 一寸心配ではある。
渡辺が良い。 見れば見るほど良い。
昼はストレートだった浦野が、夜は髪にボリウムを持たせていた。 こう言う細かい工夫が嬉しい。
仲川の髪は元に戻っていた。
松岡が「やる気ぃ! 元気ぃ!! マツユキィー!!!」と遣ると、客が「ウィィィィー!!」と叫びながら右手でテキサスロングホーン。
祝祭だ。
「最近変わったこと」とか何とか、そんなお題。
「魚の煮物が出来るようになりました。」と、井上。
ご飯が美味しく食べられるのは結構な事ですが…。
スネークフィンガー。
「ドレッシングがイタリアンから青じそにかわりました。」と瞬きもせず佐伯。
片山のキャッチフレーズ…のようなものは、
「もぎたて、採れたて、産地直送」(ポーズ付き)
から、
「もぎたて、採れたて、新鮮です。」(ポーズ付き)
に変わっていた。
ことあるごとに「昭和」「昭和」と言われて、昼公演では「平成2年生まれなんです!!」と憤慨していたが、矢張り昭和の薫りが漂う。
半田健人のように自らの意思でそうなっている訳ではなく、内側から滲み出る昭和の佇まい。
比較的ゆったりした造りの「恋のプラン」の衣装ですら横方向の張力か掛かっている井上はさておき、渡辺や柏木に体形の変化が現れつつある。
渡辺は動く筋肉と止める筋肉が付くと共に骨格もしっかりして来て、怪我をし難い身体つきになりつつあり、柏木は長細い棒の様だった体形に量感が増してメリハリが付いて来ている。
柏木と同様の変化が仲川にも現れていたのには驚いた。
こう言った変化を見越しユニットを割り振った訳ではないと思うが、可愛らしい動きもサマになりつつある。
「渚のCHERRY」は、ギラギラした動きの後の三人と渡辺の吊り合いが取れてきた。
渡辺は曲ごとに求められる動きが出来るようになって来ており、隙が無い。
立場が人を作ると言う事の好例。
昼公演の自己紹介のお題は「冬に楽しみたいこと」だか何だかだった訳だが、締めに入った浦野が「3rdステージがやりたいです。」とその場には居ない秋元康へ。
そろそろお下がりではないセットリストも宛がってやって頂きたい。
メールが当たったので久方ぶりのひまわり組。 籤運良く前の方へ。
小嶋のベストの下の方のベルクロが外れていた。
薄暗がりの中で歌う一曲目の「Dreamin’ girls」が終わると直ぐに脱いでしまうし、下にブラウスも着ているので差し障りは無かったが、下に着たブラウスもずれていたのがまた小嶋らしかった。
しかし、痩せた。 痩せたと言うより窶れた。
大島優子の髪がショートになっていて驚いた。
「ビバ!ハリケーン」の様な、思い切り動いて良い曲の秋元の動きの切れは実に見応えがあり、何度見ても飽きない。
自己紹介のお題がオカルティックな物で辟易する。 怖がりながら話しているのも居たが、口の端にでも乗せるって事は、まだ怖い目に遭い足りないと見える。 本当に怖い目に遭ったら、話題にもしないものだ。
高橋みなみと増田有華は、この手の話をこう言う場ですべきなのかどうか、お祖父さんなりお祖母さんなりに訊いてみると良い。
そもそもこう言う話をするだけでも客席の空気は冷え切る訳で、止めていただきたい。
お題に関する話を、何故か板野に語りかけるように話す峯岸。
板野と河西は、夏の間の蹴鞠焼けの肌の色も褪せて、漸く白くなりつつある。
「アイドルなんて呼ばないで」のポンポン隊。 板野友美が厭そうな顔をしていない。 今日は機嫌が良いらしい。
意味深な表情で「そのうち×××も…」を口ずさむ峯岸みなみと、微妙な表情でやり過ごす小野恵令奈。
「僕とジュリエットとジェットコースター」は、一緒に演る面子によって「攻め」になったり「守り」になったりすると大島がファンクラブサイトのメンバーブログで書いていたが、今日は攻めの日だったのか、大島が凄かった。
大島が単位時間あたりに詰め込んで来る仕事量の迫力に圧倒されて「ハッ」と息を呑むこと暫し。
「大島優子、おそろしい子!!」(白い目)
動きや歌には影響していなかったが、小嶋の表情が実に辛そうで気になった。
そんな中、今日も超然とした佐藤由加理。
「ヒグラシノコイ」の高橋みなみは、髪型が変わってから帽子の変な膨らみが無くなった。
増田の喉が本調子でなかった時は、珍しく生歌率低めだったりしたのだけれど、今日は生に近かったと思う。
増田はマイクの使い方が巧くて、口パクかどうかはマイクが口と正対しているかどうかよくよく観察しないと判らない。
「愛しさのdefense」は、宮澤が良くて驚く。
沈み込みが深くて、大きくくねって大きく踊る。
脚が長い分、重心が高いのに、軸がぶれない。
後半のサンダル履きの曲で観察したら、秋元と同じく、五本の指でしっかりと掴むように履いていた。
「向日葵」は、声の出ない大堀のパートを歌入りオケで誤魔化さずに残りの三人で歌って居た。
これは良い趣向。
「竹内先輩」→「そんなこんなわけで」→「デジャビュ」の三曲は大島優子と秋元・宮澤あたりを中心に。
秋元と宮澤が並ぶと壮観。 柔の宮澤と剛の秋元。
「夕陽を見ているか?」では、ブーツの履き方に個性が出ている。
履きやすいように上三つの穴に靴れ紐を通さない佐藤由加理、上二つの穴に靴ひもを通さない小嶋陽菜、靴紐を結ばない成田梨紗。
「Lay down」では、いつもとは逆に佐藤由加理が大堀を襲ったり、増田や宮澤が大堀に反撃したりしている横で、峯岸や小嶋もなにやら始めており、同時多発的に色々なことが起こっていて非常に面白い。
「夕陽を見ているか?」と、この後の「BINGO!」と「僕の太陽」を休んだ大堀が、この曲だけは出ていた。
矢張り大堀が居ないと始まらない。 好き放題やっているようでいて、きっちり踊るべきところは踊り、歌うべきところは歌っている。
出だしから中盤までは辛そうな表情が多かった小嶋だったが、最後の二曲は楽しそうに歌って踊っていたので、ひとまず安心。
八月から「出ます」「出ます」と言われながら、蕎麦屋の出前みたいに先延ばしになっていたAKB48絡みの書籍が漸く発売になった。
原稿の締め切りから時間が経ってしまっているので、内容として旬を逃した感は有るが、AKB48から公に出る書籍に宇佐美が載るのも「あんな事」があったからにはこれで最後だと思われる事を考えれば、出るタイミングとしては絶妙と言えない事も無い。
客のインタビューの幾つかは蛇足なのではないかと思えなくも無いが、「人は良い事も悪い事もしながら生きている」と言う当たり前だが忘れがちな事を思い起こさせてくれたと言う点に於いては無価値ではなかった。
反面、メンバーや送り手へのインタビューは読み応えがあり、弁えた聞き手が突っ込むべきところは突っ込み、突っ込んではいけない柔らかい下腹部のようなところはさらりと流しつつ、触れるだけは触れていたり、良い匙加減。
嘘が嫌いで正直だが、素直ではなく、容易に心を開かない戸島の戸島っぷりなんかが実に良い。
インタビューのページの写真も私の嗜好には合っていて、星野の出っ歯丸出しでクシャクシャの笑顔とか、惡代官みたいな秋元康とか、積み重ねた苦労が滲み出た折井とか、宇佐美の胡座をかいたような鼻を真正面から撮ったものとか、さり気なく本質を抉り出した写真が多い。
流石に宇佐美の写真はもう少し斜めから撮ってやって欲しくはあるが、星野の写真は取り繕わないとっつき易さが上手く出ているように思う。
出来上がってみて驚いたのは、出した原稿が一字一句修正を喰らわずに載った事。
腹が太いのか、何も考えていないのか、そもそも読まなかったのか。
いくら探しても見つからなかった岩波文庫の「帝国主義」が、現物を貰ってきた日に思いも寄らぬ本棚の隅から出てきた。
まぁ、読んだら逆に纏まらなかったと思うし、参考にしようと思った部分を読み返したらイリイッチ・ウリャーノフ先生の偉そうな物言いがどうにも鼻についてものの五分で放り出してしまったので、見つからなくて却って良かったかもしれない。
本質的にボルセビッキとは肌が合わないらしい。
ともあれこの本、買いだと思う。
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「今日ばかりは…」と残業を勘弁してもらって町屋へ。
駅前のムーブ町屋ホールにて、二つ目昇進披露の会。
同時に二つ目になった辺りは紀尾井ホール(小ホールだけど)昼夜二回廻しで満員御礼とか、博品館劇場で家元がゲストとか、紀伊国屋ホールでゲスト談春・志らく…と派手に花火が打ちあがる中、ムーブ町屋。
ゲストは談幸・左談次・ぜん馬・龍志・さこみちよと言う面子。
「スタンダードが一番強いと思うんです」
前に吉幸さんはこんな事を言っていた。 スタンダードナンバーの名手をズラリ揃えての披露目ってのが、吉幸さんらしく思った。
酔漢の不規則発言でざわついたりもしたが、あたたかい空気の中で進行し、トリが吉幸さんで「蜘蛛駕籠」。
マクラから何時に無く早口でどうなるかと思ったが、噺に入ればしっかり持ち直したのでホッとした。
腕ッこきの師匠連の後なので、普段は感じないアラが見えたりもしたが、300人の客をきっちり笑わせていたのには感心した。
普段は多くても一束くらいの客の前で演ることが多いので、小さく纏まってしまうのが心配だったのだけれど、寄席は寄席なりに、ホールはホールなりに、箱の大きさにあわせて出来ていた。
良い披露目だった。
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遠方から来た人々と「遠方から来た」ことになっている人々を取り混ぜて優先枠の客120人の抽選入場が終わった後に、我々「近郊枠」の抽選。
自動的に12巡以降の入場になる公演ってのも馬鹿らしくはあるが、出したメールが当たったので見ることにした。
公演を観るにあたっての時間的距離的ハンデなんてのは都道府県の区割りで決まる物ではないし、見に来ている顔ぶれが固定化している現状ではさほど意味が有る制度とも思えないが、「地方枠も有ります」と言える広報面でのメリットはまだまだ有るのだろう。
抽選はまぁそれなりだが、席があらかた埋まってからの入場なので碌な席は無く、見えないのと近いのを天秤に掛けて近いのを取り、下手三列目の柱の影に座る。
久しぶりに柱の陰に座ったが、眠くなるくらい見えない。
「嘆きのフィギュア」は出だしで菊地が正面に来るくらいであとは仲谷と多田がカケラくらい見えて、渡辺麻友は影くらいしか見えない。
悔しいので渡辺麻友の影を見てみる。 影の動きを見ていても進歩は伺い知れて、すーっと動いてピタリと止まっていた。
「涙の湘南」は上手側の片山しか見えない。
今日の片山はポニーテールを横に持っていったような側頭部でのゆる巻き一つ縛り 。井上と被るので変えたそうだが、周りから「『現代的だね』と言われる」とこぼしていた。
「会いたかった」でメンバーが走り込んでくると、しばらく見ぬ間に髪型が変わったのがちらほら。
菊地と野口が鬢の辺りを始末したストレートになっていた。 良い。
ストレートにして頭頂部で二つ縛りにした米沢。 うしろ髪がずいぶん伸びて、背中の真ん中あたりまで来ていた。
松岡:「やる気ィ、元気ィ、マツユ気ィ!!」
客:「ウィィィィィィィィー!!」
テキサスロングホーンは親指と小指だけで人差し指は立てないんだが、そんなことも知らん奴が多くてゲンナリ。 それじゃ「グワシ」でございますよ、旦那。
浦野がハッスルに於ける高田延彦のような役回りになってきて、客の煽り方はより巧妙に。 良い仕事。
赤襟とかスカひらの衣装で柏木の衣装が体型に合わなくなりつつある、凹凸が良い方向ではっきりして来た。
レッスン中に米沢が怖がられていたと言う話から、浦野が例によって井上奈瑠のおもしろエピソードを暴露。 「米ちゃんが怖い」と泣きながら抱きつかれた…とニヤニヤ。 むくれる井上、どこ吹く風の浦野。
以下、渡辺麻友式に雑感箇条書き。
・時々醒めた表情で客席を見回す多田。
・衣装の乱れを浦野に教えてもらって、礼儀正しく謝意を表する多田。
・面白い動きと表情で歌っていた野口にも、だいぶ情緒が出てきた。
・思い切り動いて流れまくる松岡由紀。 前衛書道みたいな豪快さ。
・そして派手にすっ転ぶ松岡。
・何事も無かったように踊り始める松岡。
・井上が最近益々Munchener Weiss wurstな感じ。
・前頭部で一つ縛りにした仲川。 ギタレレ漫談のぴろき先生みたいな髪型。
・歌っている時の柏木の表情が変わった。 表現に拡がり。
・今日も客から「昭和」呼ばわりされてむくれる片山。
・平嶋の声が入ると、目立たないパートでも居るのが判る。 倍音の強み。
・まばたきをしない佐伯。
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諸般の事情でにっちもさっちも行かない金詰り。
三連休も落語を観に行ったのとチームBの遠方公演を観た以外は家で大人しくしていた。
時間だけはあるので、パソコンの中身の掃除と、ジャンクで買ってきたスキャナのテスト。
なんとかコツが掴めたので、二晩で数十枚スキャン。
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