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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1998-11-04

_ HP開設

開設しました。


1999-11-04

_ おかげさまで

このサイトも今日で一周年です。 思えばOSが飛んだり、怪我をしたり、荒らされたり、置き引きに遭ったり、楽しい事てんこ盛りの一年でした。 怪我はほぼ治りまして、今月の頭から怪我をする前の部署に復帰しました。 ネタ涸れなので古い奴を掘り起こして来て「八木山の一夜」をアップしました。 自分で読んでもあんまり面白くないですね、すいません。 またちょこちょこ変えて行きますので今後とも宜しく。


2002-11-04 昨日は恵比寿、今日は国立。

_ 一昨日の処方

ロキソニンダーゼンフロモックス。 毎食後1錠づつ、たっぷりの水と共に服用。

_ プレミア企画撮影会(木塚咲/佐藤ともみ)@恵比寿南一公園

朝起きて金策、夏のうちにブレーカーを何度となく上げた親からOS入れ直しの為の資金を引き出す事に成功。 これを元手に参加。
恵比寿の駅を降りて動く歩道を歩いてガーデンプレイスの入り口の所の橋(アメリカ橋)を渡った所のしょぼい公園。 こりゃねぇだろう、場所を選ぶ際に現場確認をしているのか甚だ疑問。 兎にも角にも受付を済ませて撮影会には参加。 今日はめづらしく、佐藤さんがパンツで木塚くんがスカート。 木塚君は爪先も踵も高いロンドンブーツみたいなのを履いていて歩きにくそう(苦笑)。
公園の遊具や木陰、ガーデンプレイスの入り口を転々とした後、公園と線路の間の道路で撮影。 ここは「万人の万人に対する闘争」に陥りがちなのだけれど、今回はそう殺伐とはしていなかった。 ・・・と言うのも、一人常軌を逸したガッツキっぷりの客がいて、「こうなっちゃいかん」と言う抑止力が各自の心に働いたのではないかと思われる。
どんな狂い方だったかと言うと、白髪まじりで七三分けにした40がらみの黄色い服を着たその男は一眼デジカメでモデルの顔前30cmくらいまで接近し、3分間(もしくはそれ以上)ボソボソ何やら指示を出しながらずーーーーっと張り付いてる。 勿論その間他の客は撮れない。 で、撮り終えてもカメラを下ろすだけでその場からは退かないから、いざこちらが撮ろうと思ってもその野郎がフレームに入っちゃう。 1日で何度そいつを退かしたかわからない(苦笑)。
ここまでのド根性野郎になると、普通は業者の方でやんわりと注意するか他の客が撮りやすいように計らったりするものだと思うのだけれど、業者のひとは何もせず、客も諦めムード。 ついでに言うと、えらい方のスタッフの人はレフの当て方やモデルの立ち位置と太陽の位置の関係なんかが判っているのでいいんだけど、下っ端くんが実にレフ当てが下手糞で辟易した。
以前ここの業者からメールでアンケートが来た中に「お好きな撮影会業者とその理由」って設問が有ったので
りえくらぶ撮影会
理由:客がガツガツしていないので撮りやすい。

フェニックス 理由:スタッフが写真の事を良く判っている。

・・・と答えておいた。 逆に言うと客のコントロールが下手で写真の事なんざ判ってねぇんじゃねえか?と言う事になるのだけれど、あまり改善されてはいなかった様に思う。
ただここはモデルの選考だけは良いので文句を言いつつもなんだかんだで行ってしまう。

_ 木塚/佐藤、性格の違い

2人とも見事に性格・振る舞いが違うので撮る側としては非常に面白い。 佐藤さんは1対多のコミュニケーションに長けていて、客あしらいが非常に上手く、各撮影者にほぼ均等に目線や表情を配る。 木塚くんの方は1対1のコミュニケーションを撮影者それぞれと細やかに取るような感じ。 佐藤さんは「陽」で笑顔に華があるのに対し、木塚くんは「陰」で憂い顔に妙がある。 佐藤さんが真顔になったり木塚くんがお茶目な顔をしたりもするのだけれど、基本的な部分は変わらないように思う。 2人でバランスが取れていて良いコンビだと思うし、2人ともプロとしての仕事をきちんとしている所にも好感が持てる。

_ 月蝕参加以後の木塚くんの変化

「役者は歌って踊れてナンボだ」と誰だか忘れたけどそんなような事を言っている人がいたのだけれど、歌と踊りが必須で更に演技もしっかり出来なきゃいけない現場にいる為か、動きも表情も格段に良くなっていて驚いた。 ポーズや表情のバリエーションも増えて、「ああしてこうして」ではなく流れを作って自然に動いていた。 頭のてっぺんから爪先まで神経が行き届いて、ポーズに柔らかい線が出ていたのも良かった。 只、真顔・憂い顔が増えたため私は大喜びだったのだけれど、笑顔を撮りたい人はチト消化不良だった様子。 ポーズの方も月蝕っぽい怪しさが醸し出されていて私は満足したのだけれど、普通にかわいい写真を撮りたい人は困ったかもしれない。

とは言え、撮る側から「笑って」とか「かくかくしかじかのポーズで」と指示が出ればそれに沿うように動いてくれるから、モデルとコミュニケーションを取れる人は撮りたい写真を撮れていたようなので問題は無かったと思う。

木塚くんはこの先も機会があれば可能な限り撮って行きたい。

_ 撮影機材

現地へ行ってからRTSIIの電池が切れている事に気付いた。 しょうがないのでフジカST605を露出の基準にする事にした。 サブでライカD-III+ズマリット50mm/f1.5とペトリV2+コムラー24mm/f3.5. ブローニーはローライコード(トリオター75mm/f3.8付)とプラウベル・ロールOP(アンチコマー75mm/f2.8付)。 フジカにはオートタクマー35mm/f2.3、EBCフジノン55mm/f1.8、ジュピター9 85mm/f2、スーパータクマー105mm/f2.8.

今回は参加者が多かったので広角はあまり使えず、望遠中心になってしまった。

_ BiBi@一橋大学国立キャンパス

昼から国立へ。 BiBiを観に行って来た。
駅前で傷口隠しの帽子を買ってから開場へ。 客席には悪い人がちらほら。 入り口でビラを配っていた女子が司会。 はじめにバックダンサー2人を従えた仲智美さんが登場。 これはまぁ良かった。 仲さんが引っ込むと司会の2人が出てきて男子2人組のユニット「LEGEND」を呼び込み。 初ステージって事だったんだけれどこれがまたメロメロ。 音程とリズムは変幻自在のズレ。 ダンスは太極拳のような緩慢な動き。 歌の途中に挟み込まれるラップは、さながら「痴楽綴り方教室」。  これは今年一番だ(・・・と、このときは思った)。
頭を抱えたくなる時間は漸く終わり、司会がBiBiを呼び込み。 今日も2人欠席で4人体制。 なんだか良く判らない理由で欠席ってのにはどうも良い思い出が無い訳ですが、こちらは「自分のバンドが忙しい」とか「自分のところの学祭が忙しい」とか理由ははっきりしているそうです(苦笑)。
玉野仁美さん(デジドルエッグ)松橋絵里さん(デジドルエッグ)なべちゃんの日々のツッコミ常連ですね(苦笑)。 玉野さんは場違いなくらい普通に可愛い。 松橋さんは日焼けに失敗したとかで訳の判らない日焼け痕が出来ていたのだけれど、素晴らしい太腿。 松島絵美クラス。 逸材です、たまりません。
カンペ有りで一曲、自作自演の質問コーナーをやった後カンペ無しでもう一曲。 歌も踊りも結構ちゃんとしていた。 歌が終ってBiBiの4人がはけたら、司会が〆るでもなく、そのままイベントはカットアウト。 業者に丸投げの企画らしく、変な終り方をしても学生スタッフは我関せずといった顔。 BiBiの4人がもう一度出てきて11/23の東京理科大の告知をしようとした時には客は半分くらい帰ってしまっていた。 ロビータイム無し、ガッツキ禁止にするならイベントの構成くらいしっかりやるべきだと思うんだけど、やることもやらないでいてからにメジャーぶって権力だけ濫用したがる輩が多い。 苦笑いしつつ昭島でやる「きたがわ(ひらがな)氏のところのイベント」へ移動。

_ R−17@昭島駅前モリタウン

理容組合のイベントだったらしい。 R−17の他はR&Bの女の人とナントカジャズダンススクールの人達が出演。 便所で用を足して戻ってきたらジャズダンススクールの人たちの群舞が始まっていた。 これにはゲンナリ。

漸くR−17が出てきてMCを交えて2曲。 思っていたより格段にちゃんとしていた。 左側の大塚さんが良い感じ。 2曲目はモモーイ(生きてる方)作詞作曲の「いちごいちえ」(くしよし)だったのだけれど、こう言うオリジナルが知られてなくてとっつきやすい曲ってのはヲタ以外の民間人には借り物に聞えないだろう。 こう言うイベントには良い選曲だと思う。

R−17が引っ込むと再びジャズダンススクールの連中の学芸会。 踊りが下手って訳ではないのだけれど、身内以外にどう見せるかってのをまるで考えていない独り善がりな構成でゲンナリ。 ジャズダンススクールのスタッフはちゃんと踊れているかには感心があるようだったけど、一般の客がどんな受け取り方をしているかには興味が無いらしかった。 そう言う風にやるなら閉じた環境で内覧会でも発表会でもやってくれ。

_ 終了後

串揚げ喰い放題のために立川へ移動。 イベント抜きでこれのみに参加した人が2人。 そのうちの1人である次元堂先生は今日も不可解な言動と措置入院一歩手前の行動。 今日一番面白かったのは次元堂。

_ 今更乍ら

02 10/15 月蝕歌劇団第43回公演「メトロポリス -遣欧使節団篇- 」千秋楽(番外編)のレポをアップ。 どうにもftpの調子が悪い。 ソフトに問題はないようなので、モデムか回線の所為だと思われる。
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# 墨田ペトリ堂 [備忘録 「スーラと新印象派 清澄な光と色彩の世界」 10/26-12/8 損保ジャパン東郷青児美術館(新宿)]

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2006-11-04 予定外のもろもろ

_ AKB48 1stコンサート 「会いたかった〜柱はないぜ!」(マチネ)

行かれなくなった友人の代わりに外苑へ。
ベルコモンズの隣の立ち食いそばで腹拵えをしてから日本青年館に向かう。 このベルコモンズの隣の立ち食い、立ち食いにしては少々値が張るが、なかなか旨い。 刻み生揚げのトッピングがお勧め。
閑話休題、日本青年館。 本多芸能のいつもの面子が背広を着ていて驚く。 冥途の土産にパンフレットなぞ買ってみる。 開演まで仲間とぐだぐだ時間潰し。
昨日は開演がかなり押したらしいが、今日はほぼ定刻にスタート。 AKB48劇場名物の太い二本の柱を模したハリボテが視界を塞いでいるが、曲の途中で左右にはけて行く演出。
下手側三列目だったので、ホールにしては距離も近くで、且つスピーカーで視野がケラレないギリギリの位置だったので細かいところまでよく見えた。
今日のマチネはユニット曲をやる面子を弄る「シャッフル公演」だったので、変わった面子で演るのを見られた反面、ただでさえ出番の少ない面子から更に出番を奪う結果となり、出る面子が偏りすぎて冗長。
「クラスメイト」では、半年振りにこの曲を歌う中西を見る。 あの頃は平和だった・・・。
「あなたとクリスマスイブ」は増田と大江。 キーボードの弾き語りは無しで、階段に座った大江の横に増田が立つ形。 大江の歌が聴けたのは良かった。 上手い。
秋元、宮澤、篠田で「キスはダメよ」。 大迫力。
「星の温度」では、シャッフルと銘打っている割にオリジナルのオリジナルである板野が出てきたが、これは良かった。
チームAとチームKの2nd以降の曲に関してはそれぞれ相手チームの曲を。
「投げキッスで撃ち落とせ」はチームKで。 河西がド嵌りで良かった。
「Blue rose」はチームAで。 峯岸は何を演っても水準以上の出来になる。 小嶋がおっかなびっくりマイクスタンドを蹴っていたのが微笑ましかった。
「Bird」は増田メインで、後に白い大堀と黒い野呂。 野呂がこう言うピッチピチの衣装を着ても「罰ゲーム感」を漂わせなくなった。 動きにキレが有るし、表情も柔らかく、堂々としているからだと思う。
「禁じられた2人」は大島パートを高橋、河西パートを中西。 声量に差のある2人を並べても不自然に聴こえないで且つ「生っぽさ」もある音作りに驚く。 高橋は声量を持て余している感はあるものの、音域の広さと歌の上手さは頭抜けている。 ただ、大島と比べてしまうと少々情緒に欠ける恨みがある。 声量は無いが、中西の歌は儚げで好きだ。 科白部分は「前略おふくろ様」みたいだったが。
「渚のCHERRY」はチームKの小野メインで、後に奥、早野、松原。 奥の動きが大人びてきた。
「ガラスのI LOVE YOU」は高橋パートに大島(優)。 チームAに代演で出たときに難しかった曲としてこれを挙げていたのを思い出した。 小林は何をやっても小林の色が濃く出る。
「雨の動物園」は、ライオンの着ぐるみ衣装の松原パートに「動物に例えるとライオン」の戸島。 この人は楽しいと口角筋が締まるので、楽しんで演っていたのだと思われる。
増田メインで科白部分が大阪弁になった「小池」。 この人も器用に何でもこなす。 この「シャッフル公演」で出番が多いのも頷ける。
「転がる石になれ」をチームAでやっていたが、これは興醒めだった。

ここでMCが挟まり、「13曲続けて聴いて頂きました。」ってんで驚く。 ここからまだまだ続く。
「制服が邪魔をする」の衣装のスカート部分が変わっていて訝しく思ったが、「涙売りの少女」「Virgin love」を挟んで「シンデレラは騙されない」が来て、フラメンコ風の非対称のスカートであった事に気付く。 MCで一呼吸置いてから井上ヨシマサで押す構成は上手い。 横の方にいた井上ヨシマサ原理主義の友人も満面の笑顔で踊り狂っていた。

佐藤由加理の訥々とした、一言々々を噛み締めるような挨拶で〆。 この人が長く喋るのは珍しいが、良い人選だと思った。

最後に「青空のそばにいて」を「PARTYが始まるよ」で着ていたものを思わせる色使いの新しい衣装で。 温故知新。

アンコールは「スカート、ひらり」「桜の花びらたち「AKB48」。 このあたりの構成も上手い。
程よく盛り上がったところで一旦掃けて暗転。 ダブルアンコールはコールリーダー気取りが音頭を取るまでも無く、会場の其処此処から自然に拍手が始まった。 明転して「会いたかった」。 選抜メンバーが先ず出てきて、残りの16人が後から出てくる構成。 劇場と同じように手を振りながら上手下手に掃けて終演。 マチネは良い気分で終われた。

_ AKB48 1stコンサート 「会いたかった〜柱はないぜ!」(ソワレ)

友人がチケットを余らせていたので譲っていただいて観る事が出來た。
入場後、ロビーの奥で宇佐美友紀を見かける。 元気かどうかは判らなかったが、窶れ果てては居なかったのでとりあへず安心した。

席は後から5列目くらいだったが、通路際ということで視界も良く、全体を見渡して観る事が出來た。 感謝。

ソワレは通常公演なので、セットリストは同じながら演る面子が違う。
折井と星野の「あなたとクリスマスイブ」を観ることが出來たのは嬉しかった。 AKB48の凡ての曲の中でも、この曲が一番好きだ。 あと何回見られるだろうか?
「キスはダメよ」の峯岸は相変わらず凄いが、板野の動きが柔らかくなっていて驚く。 机と椅子の並べられた、ライトの当たらない後の方で、曲にあわせて踊ってみせる浦野が哀しくも美しかった。
「星の温度」。 何故秋元に演らせない。
「渚のCHERRY」は間奏部分の名物だった「峯岸センセイの下克上コーナー」が無かった。 成り上がったからもういいのか?。
「小池」は例によって篠田メインだが、オーバーエイジ枠を中心に後を固めていたので折井や星野や浦野をたっぷり見られた。
「転がる石になれ」はチームKで。 やはりこうでないと。
ここから先はマチネと同じ構成で同じ感想。現時点で出来る事は凡て盛り込んだ感じで、良いコンサートでは有ったと思うが、やはり劇場で見たい。 二時間半にも及ぶコンサートのレッスンをしながら通常公演もこなしてきたメンバー各位には敬意を表したい。

_ 今日の星野

自己紹介が楽しい。
マチネ→「永遠の17歳、星野みちるです。」「あ、間違えた。 夢見るスター星野みちるです。」
ソワレ→「よく年齢不詳だと言われます。 星野みちる17歳です。」
言い切って訂正しないままニコニコと終了。

_ 「秋葉原の天地は複雑怪奇」

終演後に劇場支配人戸賀崎氏より組替えについての発表。

1) 現在のチームAとチームKに、12月からチームBが加わる。
2) 新年度からは「ばら組」と「ゆり組」に分けて公演を行なう。
3) ばら組=秋元才加、今井優、浦野一美、大島麻衣、大堀恵、小野恵令奈、
  折井あゆみ、河西智美、小嶋陽菜、小林香菜、駒谷仁美、高橋みなみ、
  野呂佳代、平嶋夏海、増山加弥乃、松原夏海、峯岸みなみ、渡邊志穂。
4) ゆり組=板野友美、梅田彩佳、大江朝美、大島優子、奥真奈美、川崎希、
  佐藤夏希、佐藤由加理、篠田麻里子、高田彩奈、戸島花、中西里菜、
  成田梨紗、早野薫、星野みちる、前田敦子、増田有華、宮澤佐江。

戸賀崎氏が中西を読み飛ばしたまま発表を続けてしまい、最後に中西が残って漸く気が付くハプニング。
中西は泣きそうな顔をしていた。 惨い。(※実際泣いていたらしい。)

メンバーもその場で知らされたのか、抱き合って喜ぶ者、泣き出す者、呆然とする者悲喜交々。
客の方もあまりの事に笑うに笑えず、泣くに泣けない複雑怪奇な表情で会場を後にしていた。

_ 見果てぬ夢

「つまり彼は真白だと稱する壁の上に汚い様々な汚點を見るよりも、投捨てられた襤褸の片に美しい縫取りの殘りを發見して喜ぶのだ。 正義の宮殿にも往々にして鳥や鼠の糞が落ちて居ると同じく、惡徳の谷底には美しい人情の花と香しい涙の果實が却て澤山に摘み集められる……。」永井荷風「新橋夜話(見果てぬ夢)」より

会場後方から全体を俯瞰すると、其処此処に人間のエゴが見えてくる。 隣に婦女子が居ても辺り憚らず踊り狂ったり、ボードやら提灯やら模造紙やらを頭上高く掲げたり、椅子の上に立ち上がったりetc...。
集団の中の一人である事を閑却して幼稚な自己顕示で存在を主張するさまは、さながら「蜘蛛の糸」であった。
まぁ、何を書いても蛙の面に小便。 所詮は縁なき衆生である。
これからも惡徳の谷底で人情の花と涙の果實を探しつづけようと思う。
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2007-11-04 研究生より、第8の刺客。

_ AKB48 チームB公演(マチネ)

メールが当たったんで昼頃に秋葉原。 握手会の所為か夜から売れて、昼は10時に来て鼻毛抜いてても買えたらしい。

松岡の代役が入る為か、リハーサルは長目で、12時を廻っても未だ続いていた。

入場抽選はまぁそれなりに悪く、下手ブロックの片隅へ。

「嘆きのフィギュア」は左右の移動があるので然程気にならなかったが、「涙の湘南」になったら浦野だけでなく井上すら見えない。 これは誤算だった。
身を乗り出せば影くらいは見えなくも無いが、そこまでやるのも大人気無い。

昨日は爆発コントみたような髪型だった柏木。 今日は鬢の辺りをピンで始末したストレート。 これは良かった。

片山は今日もゆる巻きにしたポニーテール。
いつも編み込み二つ縛りか編み込みストレート(あれはアレで良かったが)。 髪が細くて変化が付け難くかったの所為か少々変化に乏しすぎる気がしていたが、このポニーテールは成功だと思う。

或る日突然変わった訳ではなく、私が見ていなかっただけで元々良かったのかもしれないが、ここのところ柏木が実に面白い。 久しく見ていないが中西がそうであったように、劇場の隅々まで何かを届けようとする強い意志が感じられる。 これはカフェで見ていても、恐らくモニター越しに伝わると思う。

「会いたかった」で走りこんで来た中に際立って黒いのが居てあっけにとられたが、それが松岡の代役の渡辺茉莉絵。 黒い黒いと言われてきた仲川より黒い。 明らかに人工的に焼いた、仲川とは真逆の不健康な黒さ。 黒より黒い黒。
自己紹介で名前が明らかになると、劇場の其処此処から「マリエックス」の声。
AKB48劇場はジャンプ禁止です。 お間違いの無いよう、宜しくお願いします。

これまで研究生には感心させられる事が多かったが、この「第三のワタナベ」はいただけなかった。 準備期間の長短は有って、いきなり入って一と公演丸々遣るのも大変だとは思うが、振りは小さくてあやふやで小さく纏まった感じ。 移動してもぶつかる事暫し。
パフォーマンスの拙さの割に世馴れたMCが鼻に付く。
まぁこの辺は「良し悪し」より私の嗜好による「好き嫌い」に係ってくる部分だし、浦野が「ニュータイプだ」と言っていたように、これ迄のAKB48には無かった種類なので、食いつく人は居ると思う。 全否定はしない。

自己紹介のお題は「帰ってたら先ずすること」
「家の鍵を締める」と言う早乙女。 劇場公演を終えて帰宅すると家族は既に寝ているらしい。 遠距離通勤お疲れ様です。

母親に今日有った出来事を報告する、と平嶋。
こう言うところからも平嶋が真っ直ぐ育っている事を感じる。

「柏木ちゃんにメールを打とうとしてやめる」「いつも苛めちゃうけど、好きなんですよ」と多田。 それを頷きながら聞く柏木。

受けると思った話が滑って「ありゃシーンとなっちゃった」と狼狽える片山。

「恋のPLAN」の後の間繋ぎは渡辺茉莉絵への質問。
「何でそんなに黒いのか」「サーフィンでもやっているのか」と訊く井上。
元々は白いが、顔色が悪く見えるので焼いている、と普通に説明する渡辺茉莉絵。
これが伏線となる。

「背中から抱きしめて」は柏木を目で追ってみる。 歌う表情が良くなって居る事に驚く。

松岡が休みで無しだろうと思っていた「リオの革命」の英語科白部分は浦野が。

母音の強いパングリッシュみたいな発音だが、浦野らしく、過剰な感情が篭っているのが面白い。

「リオの革命」→「JESUS」の流れで、明らかに振りが違うのが居て、ふと見ると渡辺茉莉絵。 良くも悪くも目立つ。

「スカート、ひらり」着替え待ちで、再び渡辺茉莉絵への質問。 …と言うか、風紀委員の浦野さまによる査問会。
身も蓋も無い事を矢継ぎ早に訊く浦野。
「それはさっき奈瑠が訊いた」と井上が口を挟んでも構わず続けたのは根多を仕込んだかららしく、「何故黒いのか」「何故茶髪なのか」「耳たぶの絆創膏は何か」。 何を訊かれても渡辺茉莉絵は「ちょい強めで」
同じ研究生って事でか話を振られた佐伯は「私はちょい弱めなんです」
佐伯の株は上がった。


2012-11-04 川崎から広小路へ

_ 『キミと星空に未来を描いた日』(Bチーム公演)

川崎駅前のショッピングモール、ラゾーナ川崎の5階にある「プラザソル」にて、ヒロセプロジェクト・第13回目公演『キミと星空に未来を描いた日』を観覧。 客席も舞台も、奥行きはあまり無いが幅は有る、思ったよりしっかりした劇場。

全席自由だったが、私が好んで座る舞台も客席も見渡せる席は例によって不人気で、あらかた埋まった中でもぽっかり空いていた。

裏にいる裏方はどうだか判らないが、場内整理や物販などに携わる、表に出る裏方は総じて若い。 場内を廻る物販や膝送りのお願いなどで押しが弱いところはあったが、仕事そのものはきちんとしていて悪く手馴れたところが無く、好感が持てた。

客層はキャストの父母や家族、この送り手の固定客と思しき筋、そして客演のジュニアアイドルやプレアイドルの客など種々雑多。 センターブロックの最前列と二列目は子供用になっていたが、その後ろにズラリ雁首を並べるアイドル方面と思われる出席確認強要系田舎大尽客。
この手合いが早くから並んで最前列に陣取る為に、後ろに座った子供が見えないと言う御意見が寄せられ、対策として子供席が作られた由。 良い対応だと思う。

山田渚の初舞台と言う事で観に行った訳だが、そのあたりを抜きにしても芝居として面白かった。
キャストはアイドルからミュージカル系子役から叩き上げの役者まで多岐に渡り、ダンスや演技のレベルもバラバラ。 出来る人は出来る人なりに、出来ない人は出来ない人なりに、それぞれの懊悩や苛立ちを抱えて稽古を続けて来たのではないかと終演後の挨拶からも窺い知れたが、それを上手く纏めて客前に出して来ている。
張られた伏線も丁寧に回収され、多少強引なところはあるが無理の無い展開と結末。
以前上演した芝居の世界を敷衍しつつ、身分で雁字搦めになった社会の改革を試みる下層階級出身者が絶望からクーデターを企図していくさまとそれを鎮める為に異世界から召喚された主人公の活躍を縦糸に、孤児院の子供たちを中心としたその世界の人々の人間模様を横糸に物語は進み、クーデターの芽は未然に摘み取られて一滴の血も流れず、誰も死なない(捕まらない)玉虫色の結末にはなっているが、社会の変革ではなく個々人の意識を強く高く持つことで未来を切り開こうと言うメッセージは、こんな世の中だからこそ胸を打つ。

劇中で使われる曲も凝っていて、孤児院の子供たちが歌い踊る曲はアコーディオン、祭りのクライマックスの群舞の曲はパイプオルガン、奏でる楽器で身分と階級を暗示。

山田渚は宮廷女官三姉妹の一人で、台詞もそれなりにある役。 上手いとまでは言えないが役には成れていたと言うか、役の人生を生きていた。
芝居が詰まらなかったら山田渚だけ見ていようと思ったのだけれど、思いの外芝居そのものが面白く、珍しく没入して観てしまったので山田渚に限って書くことはあまり無い。
それは芝居の中の役としてきちんと機能していたと言う事でも有り、実に上手く廻した芝居だった。
脚本、配役まで含めた演出、音楽、照明や音響。 裏方の仕事もしっかりしていて不快なところは一つも無い。

終演後に劇中曲で構成したライブ。
樂日と言う事でAチームBチーム取り混ぜて全員出演。 Aチームの岡崎みさとも見る事が出来た。
山田渚は上手側に行きっぱなしだったので碌すっぽ見えなかったが、下手側に来た岡崎みさとが凄かった。
バケツやモップ、雑巾などを持って歌い踊る曲があるのだけれど、岡崎みさとが振り回すとボロ雑巾もレースのハンケチの如くふわりひらりと翻る。
人を押しのけて前に出るような振る舞いはしないのだけれど、飲まれた人波の中でも目を惹く。
山田渚も同じように人波に飲まれがちなのであるが、こちらはくっきりした動きでそれと判る。
この二人の群衆の中での突出の仕方も面白かった。

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2013-11-04 「自信を持ったほうがかわいくなれる」

_ UTB+ 2013 12月号

渡辺美優紀・吉田朱里
表紙と巻頭グラビア12ページ12カット、見開き2箇所。 撮影は桑島智輝。
大道具小道具持ち込みつつ、すべてスタジオでの撮影。
衣装は修道女風のもの(中に黒ビキニ)と光沢ビキニの上にフェザーコートを羽織ったのと2パターン。
造形美としては吉田朱里が明らかに勝っているのだけれど、訴求力では伍して来る渡辺美優紀。
意図してやっているのか、そうでないのか判然としない、すべての仕草と表情に隠された意味があるように思えてしまう蠱惑。
12ページ目の手の組み方に見る性格の違い。
吉田朱里は渡辺美優紀に引き出されてか良い表情。

川口春菜
来年のカレンダーからの7ページ9カット、撮影は佐藤裕之。
雑誌展開となるとどうしても水着中心になってしまうのだけれど、四季の移ろいを12カットで表現するのがカレンダーであり、勿論服を着たカットもきちんと撮られている。
13パターンの衣装のうち、浴衣の着付けが美しくないのは瑕だが、生地と柄・小物と髪のあしらいは良い。
7ページ目の、木漏れ日の中で佇む横顔が秀逸。

真野恵里菜
7ページ9カット、こちらも来年のカレンダーから。 撮影は先日出た写真集と同じく長野博文。
真野恵里菜は本人の魅力や仕事振りもさることながら、マネージャーの宰領、匙加減が上手い。 出し惜しみせず、安売りもせず。
植物や白い衣装を見ると長野の色なのだけれど、屋内のカットではあまり気にならない。
お仕事モードの表情ではありつつ、妙なポーズ指定はしていないので紋切り型にはなっておらず、上手く撮って貰えている。

森川葵
6ページ8カット、撮影は桑島智輝。
衣装は3パターンだが髪は明らかにウィッグなので何かと思ったら、主演映画の為に丸めたとのこと。
写真展のギャラリートークで安達祐実が桑島智輝を「何でも撮れちゃう」と評していたが、このグラビアがまさにそれで「こんな感じで」を具現化したような8カット。
3・4ページ目が面白い。 路上であったり屋上であったりスタジオであったり、光の状態が異なるところで撮った4カットの色調を揃えて組んである。 巧いのだけれど技術偏重ではなく、一枚々々が写真として見られるものになっている。

木崎ゆりあ
6ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
木崎と言えば「丸顔」なのであるが、それを殺しすぎずに映える角度を捜して撮った8カット。
安易に髪で隠すのではなく、顔の両脇に垂らすことで印象を操作し、首の傾げ方や撮影する角度で更に修正。
俯き気味に振り向いた最後のカットが良い。

岡田奈々
6ページ9カット、撮影は山口勝巳。
「かくあるべし」強めな頑なさを逆手に取ったようなパッケージ撮り。 人となりは全く感じられないが、造形美は余すところなく。
撮られ慣れていないこともあってか、口の開き方に多少の差異があるくらいで表情の種類は皆無と言ってよいくらいの退屈さなのだけれど、美しくはある。
ブツ撮りとしては満点で、ポートレートとしては落第。 但し、それはモデルの側の引き出しの無さ、頑なさに起因するもの。
カメラと臆せず向き合えているのは良いが、凝り固まりすぎるのは考え物。

西野七瀬
6ページ7カット、撮影はMARCO
私は禁忌としてきつく躾けられた世代なので、屋外撮影分の引きのカットで見られる「串刺し」(※背景の縦の線が被写体の身体を貫くこと。首の辺りを横切るのも「首切り」として避けられてきた)は許容しがたいが、寄ったカットはよく撮れている。
引いたカットは「串刺し」だけでなく、構図の切り方そのものが甘く、被写体を真ん中に寄せすぎていて詰まらない上に、他のカットと組みにくい。
西野七海の「食えない感じ」は、よく出ている。

柏木ひなた
6ページ11カット、撮影は桑島智輝。
文化系・体育会系とりまぜて衣装3パターン、カメラの前に素で立てていて、求められた表情も作れる強さ。

下野由貴
指原莉乃企画のHKT48グラビア連載、6ページ7カット。 うち見開き1箇所で、ここに指原莉乃。 撮影は桑島智輝。
HKT48の恵まれているところは、さまざまなメンバーに光を当てようとしてくれているところ。 それぞれをきちんと見てきている指原の差配なので、安心して見ていられる。
今でこそ売れっ子の指原であるが、初めは猫背で引き攣り笑顔の冴えない研究生だった。 下積みの苦労も、売れたからこその苦労も知っているから出来るアドバイスもある。 「自信を持ったほうがかわいくなれる」はけだし至言。

衣装は古典的メイド服と部屋着の2パターン。 二人で並んだカットは部屋着なので、指原が上手く逃げた格好。
下野は奥二重なので、光の強弱で表情が大きく変わる。 強すぎず弱すぎず、頃合を見計らったライティングで歳相応の可愛らしさを引き出している。

岸野里香
5ページ7カット、撮影はHIROKAZU
体格の良さを美しさに昇華すべく、水着とボディコンシャスなワンピース。 結果は兎も角、狙いは良い。
直接的な見せ方はせず、歳相応の色気と可愛らしさを引き出そうとする営為。
真正面から撮らないと言う事は、まぁそう言う事なのであろう。

鈴木友菜
写真集からのアザーカットで6ページ8カット、見開き1箇所。 撮影は唐木貴央。
流石に撮られなれてはいるが、自分を見せることには慣れておらず、表情も単調で面白みは薄い。
私には欠伸の出る8カットだが、このモデルが好きな層にはこれで良いのだろう。

Juice=Juice
6ページ9カット、撮影は熊谷貫。
事務所側の要求であろう「顔見世グラビア」にも応えつつ、メンバーそれぞれの生きた表情も捉えた意欲的な6ページ。
コンセプトは統一しつつ銘々に合わせた衣装やロケーション、道具立てまで含めて味わいたい佳品。
しっかりお膳立てをした上で動かして撮っているので、どのカットも写真になっている。

矢島舞美
6ページ6カット、撮影は鈴木さゆり。
何と言うか、オーバー目に撮りすぎたコダクロームみたいな色。
グラビアがデジタルに切り替わった頃は色味の美しくないものも当たり前のようにあったが、漸く世の中変わってきた。
アウトフォーカスの演出がわざとらしいのはいただけないが、美しいものを美しく撮ろうとした姿勢は良い。

道重さゆみ
7ページ9カット、撮影は西田幸樹。
芸暦10年にして10冊目の写真集からのアザーカット。 歳相応の美しさ・可愛らしさを引き出すことに注力している。
光の操り方の巧さは流石に西田幸樹で、晴れた日の水辺で撮ったカットでも表情が死んでいない。
横からであったり後ろからであったり、射し込んでくる光で美しく陰翳を描き出した佳品。
9カット目が素晴らしい。 眼福。

総評
佐藤裕之祭りであった前号とは打って変わって多彩な顔触れ(桑島智輝多目ではありつつ)。
好き嫌いで言えば嫌いな写真もあるが、それは良否ではなく好悪の問題であり、写真表現の許容度の広さは貴重。
グラビア誌も増えたが、指名買いをして公開しないのは未だUTBとフォトテクニックデジタルの2誌のみ。

_ UTB 2013 4月号

鈴木愛理
表紙と巻頭グラビア。 高校3年間にしたグラビア仕事の集大成としての写真集からの10ページ12カット、撮影は西田幸樹。
もはやどんな衣装でも(それが面積の小さい水着でも)表情に揺らぎが無いのだけれど、西田幸樹の技術とセンスがそれを最大限生かしている。
光の射し込む位置、影の落ちる場所、陰翳の出方などを見ると、モデルの立ち位置、撮る距離などがcm単位、もしかするとmm単位で修正されている。 1カット目の遠景と近景の対比、背景の縦横の線、文字情報etc...さまざまなものの配置・配光。
「おやっ」と目を凝らすと、ピントの置きどころ、深さ、あらゆるものがさり気なく的確で、一枚の写真からさまざまな発見がある。

指原莉乃
7ページ9カット、撮影はサトウノブタカ。
白のタンクトップに股上の浅いデニムのパンツであったり、ニットのチューブトップであったり、どきどきして然るべき衣装であり、指原にも指原なりの凹凸はあるのだけれど、何故だか扇情的にはならないのが面白い。
顔の真ン中で胡坐をかいた鼻や、とんがらかした口すらも可愛らしく思える愛嬌もありつつ、反面同じそれが小憎らしくもある。 貧相と言えば貧相だが、絶望的な貧相でもなく、多少の肉は付いているのだけれどそれが色気に結びつくかと言えばそうとも言えず、生娘感はこれっぱかりも(これは余計な先入見に支配されてしまっているからでもあるが)無いが、薄汚れてもおらず、蠱惑的でもなく、Femme fatale 的要素も無いのだけれど、妙に気になる。
圧倒的に可愛い訳ではなく、「一寸可愛い」、しかしその「一寸」が圧倒的であるというなんだかよく分からないダークマターのような指原莉乃の魅力がもやもや漂う7ページ。

日南響子
6ページ8カット、撮影は長野博文。
なんとも捉えどころのない猫のようなモデルを上手く踊らせて撮る長野らしい6ページ。
まったく噛み合っていないインタビューから読み取れる「『変わっていると言われる』=変わっている私で居たい」は矯めようとするとおかしくなってしまう部分であり、このグラビアに於いては上手く生かしていた。

倉持明日香
6ページ8カット、撮影は門嶋淳矢。
道具立ても撮り方も凝っていて、モデルを生かす工夫は充分感じられるのだけれど、それが上がりに結びつかない難しさ。
これ見よがしなポーズや表情が撮る側の営為を台無しにし、上がりを詰まらなくしている。
前後のページと見比べると、ここだけポッカリと詰まらない。
佐藤夏希の件もそうだが、ナベプロに採られてしまったが故の不幸と言うものを矢張り感じざるを得ない。

山田奈々
6ページ7カット、撮影はHIROKAZU
肉感的なところは生かしつつ、ゆったりした部位は構図でぶった切って上手く隠している。
前半は身体の線の美しさを、後半は表情の深みを追った構成。
水着のカットは敢えて正面からは撮らないことで硬いなりに柔らかい表情を引き出している。
こうした「素材を生かす営為」が重要なのであるが、これを理解していない編集者や事務所関係者があまりにも多い。

太田夢莉
5ページ8カット、撮影はHIROKAZU
笑顔は一種類、立てば棒立ちなのだけれど、華がある。
現状では何が出来る訳でもないのだけれど、ニッコリ笑って突っ立っているだけでも絵になるし、カメラと気負い無く向き合えているのは良い。

森保まどか・指原莉乃
指原莉乃企画のHKT48グラビア連載、6ページ7カット、見開き1箇所(ここに指原)、撮影は桑島智輝。
指原も脚は細くて長くて白い方だと思うが、森保は輪を掛けて白くて長くて細い。 さながら守口大根。
足を前後に重ねて立つ、所謂「モデル立ち」をしても太股の間に隙間が出来る細さ。
5ページ目上段などは其れを生かして撮っている。

伊藤万理華
6ページ7カット、撮影は熊谷貫。
カメラと向き合う強い意志を持ったモデルと、モデルと真正面から向き合って撮る熊谷貫。
笑顔はぎこちなく、ポーズも硬いのだけれど、横からの風に髪を靡かせつカメラと向き合う5ページ目などを見ると、資質の確かさは感じられる。
今、この時期にしか撮れない9カット、眼福。

志田未来
6ベージ8カット、撮影は佐藤裕之。
屋内と屋外で4カットずつ。 屋内での光の廻し方、弱い光の使い方はいつもながら上手い。
役ではない自分でもカメラの前に立てる志田未来。 巧まず衒わず良い表情。

プー・ルイ(BiS)
5ページ4カット、撮影は栗山秀作。
栗山秀作が秘術を尽くして撮った東坡肉のような4カット。 三枚肉を使いつつ脂っ気は抜いてあって(毛糸で縛っているのもそのあたりの暗喩か)、インタビューもピリッとくる癖のある人柄を食べやすく調理。

植村あかり、宮本佳林、室田瑞希
いやまぁ酷いものである。 呆れた6ページ8カット、撮影は本田龍介。
宮本佳林さえ可愛く撮れていれば良いと言うことなのか、植村と室田の蔑ろにされ加減は目に余る、特に室田の扱いが酷い。
宮本を主役にして脇に廻すにしても、ある程度は脇を生かさないと主役も光らない。
5ページ目の芯の無いブレボケも見苦しい。 被写体のブレで動きを出したいのであればシャッタースピードを遅くする工夫をすれば良い。 極端な前ピンにしてボケさせる芸の無さ。
6ページ目も醜悪。 妙にポーズと表情が硬いと思ったら、スカートの裾を押さえさせ、ヒザを重ねてスカートの中が写らないようにしている。 写っちゃ困るならハナッからそうならない構図を切りゃ良いだけの話で、その程度のことも出来ない下衆で野暮で下手糞ってのはどうにも救いようが無い。
この稼業から足を洗った方が良いのではないか。

鞘師里保
6ページ6カット、撮影は栗山秀作。
現状で見掛けだけ大人っぽく撮ろうってのに無理があり、悪くは無いが良くも無い。

真野恵里菜
7ページ9カット、撮影はオノツトム。
ハロープロジェクトからの離脱に際して新機軸を打ち出そうということなのか、これまでとはガラリ変わった写真集を製作、そこからのアザーカットで構成。
イメージを変えたいのは分かるが、一寸無理をしすぎた感。
企画倒れでもやれるだけの事はやっておこうとする真野恵里菜の心意気のようなものが感じられるのが救い。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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