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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-11-04 昨日は恵比寿、今日は国立。 [長年日記]

_ 一昨日の処方

ロキソニンダーゼンフロモックス。 毎食後1錠づつ、たっぷりの水と共に服用。

_ プレミア企画撮影会(木塚咲/佐藤ともみ)@恵比寿南一公園

朝起きて金策、夏のうちにブレーカーを何度となく上げた親からOS入れ直しの為の資金を引き出す事に成功。 これを元手に参加。
恵比寿の駅を降りて動く歩道を歩いてガーデンプレイスの入り口の所の橋(アメリカ橋)を渡った所のしょぼい公園。 こりゃねぇだろう、場所を選ぶ際に現場確認をしているのか甚だ疑問。 兎にも角にも受付を済ませて撮影会には参加。 今日はめづらしく、佐藤さんがパンツで木塚くんがスカート。 木塚君は爪先も踵も高いロンドンブーツみたいなのを履いていて歩きにくそう(苦笑)。
公園の遊具や木陰、ガーデンプレイスの入り口を転々とした後、公園と線路の間の道路で撮影。 ここは「万人の万人に対する闘争」に陥りがちなのだけれど、今回はそう殺伐とはしていなかった。 ・・・と言うのも、一人常軌を逸したガッツキっぷりの客がいて、「こうなっちゃいかん」と言う抑止力が各自の心に働いたのではないかと思われる。
どんな狂い方だったかと言うと、白髪まじりで七三分けにした40がらみの黄色い服を着たその男は一眼デジカメでモデルの顔前30cmくらいまで接近し、3分間(もしくはそれ以上)ボソボソ何やら指示を出しながらずーーーーっと張り付いてる。 勿論その間他の客は撮れない。 で、撮り終えてもカメラを下ろすだけでその場からは退かないから、いざこちらが撮ろうと思ってもその野郎がフレームに入っちゃう。 1日で何度そいつを退かしたかわからない(苦笑)。
ここまでのド根性野郎になると、普通は業者の方でやんわりと注意するか他の客が撮りやすいように計らったりするものだと思うのだけれど、業者のひとは何もせず、客も諦めムード。 ついでに言うと、えらい方のスタッフの人はレフの当て方やモデルの立ち位置と太陽の位置の関係なんかが判っているのでいいんだけど、下っ端くんが実にレフ当てが下手糞で辟易した。
以前ここの業者からメールでアンケートが来た中に「お好きな撮影会業者とその理由」って設問が有ったので
りえくらぶ撮影会
理由:客がガツガツしていないので撮りやすい。

フェニックス 理由:スタッフが写真の事を良く判っている。

・・・と答えておいた。 逆に言うと客のコントロールが下手で写真の事なんざ判ってねぇんじゃねえか?と言う事になるのだけれど、あまり改善されてはいなかった様に思う。
ただここはモデルの選考だけは良いので文句を言いつつもなんだかんだで行ってしまう。

_ 木塚/佐藤、性格の違い

2人とも見事に性格・振る舞いが違うので撮る側としては非常に面白い。 佐藤さんは1対多のコミュニケーションに長けていて、客あしらいが非常に上手く、各撮影者にほぼ均等に目線や表情を配る。 木塚くんの方は1対1のコミュニケーションを撮影者それぞれと細やかに取るような感じ。 佐藤さんは「陽」で笑顔に華があるのに対し、木塚くんは「陰」で憂い顔に妙がある。 佐藤さんが真顔になったり木塚くんがお茶目な顔をしたりもするのだけれど、基本的な部分は変わらないように思う。 2人でバランスが取れていて良いコンビだと思うし、2人ともプロとしての仕事をきちんとしている所にも好感が持てる。

_ 月蝕参加以後の木塚くんの変化

「役者は歌って踊れてナンボだ」と誰だか忘れたけどそんなような事を言っている人がいたのだけれど、歌と踊りが必須で更に演技もしっかり出来なきゃいけない現場にいる為か、動きも表情も格段に良くなっていて驚いた。 ポーズや表情のバリエーションも増えて、「ああしてこうして」ではなく流れを作って自然に動いていた。 頭のてっぺんから爪先まで神経が行き届いて、ポーズに柔らかい線が出ていたのも良かった。 只、真顔・憂い顔が増えたため私は大喜びだったのだけれど、笑顔を撮りたい人はチト消化不良だった様子。 ポーズの方も月蝕っぽい怪しさが醸し出されていて私は満足したのだけれど、普通にかわいい写真を撮りたい人は困ったかもしれない。

とは言え、撮る側から「笑って」とか「かくかくしかじかのポーズで」と指示が出ればそれに沿うように動いてくれるから、モデルとコミュニケーションを取れる人は撮りたい写真を撮れていたようなので問題は無かったと思う。

木塚くんはこの先も機会があれば可能な限り撮って行きたい。

_ 撮影機材

現地へ行ってからRTSIIの電池が切れている事に気付いた。 しょうがないのでフジカST605を露出の基準にする事にした。 サブでライカD-III+ズマリット50mm/f1.5とペトリV2+コムラー24mm/f3.5. ブローニーはローライコード(トリオター75mm/f3.8付)とプラウベル・ロールOP(アンチコマー75mm/f2.8付)。 フジカにはオートタクマー35mm/f2.3、EBCフジノン55mm/f1.8、ジュピター9 85mm/f2、スーパータクマー105mm/f2.8.

今回は参加者が多かったので広角はあまり使えず、望遠中心になってしまった。

_ BiBi@一橋大学国立キャンパス

昼から国立へ。 BiBiを観に行って来た。
駅前で傷口隠しの帽子を買ってから開場へ。 客席には悪い人がちらほら。 入り口でビラを配っていた女子が司会。 はじめにバックダンサー2人を従えた仲智美さんが登場。 これはまぁ良かった。 仲さんが引っ込むと司会の2人が出てきて男子2人組のユニット「LEGEND」を呼び込み。 初ステージって事だったんだけれどこれがまたメロメロ。 音程とリズムは変幻自在のズレ。 ダンスは太極拳のような緩慢な動き。 歌の途中に挟み込まれるラップは、さながら「痴楽綴り方教室」。  これは今年一番だ(・・・と、このときは思った)。
頭を抱えたくなる時間は漸く終わり、司会がBiBiを呼び込み。 今日も2人欠席で4人体制。 なんだか良く判らない理由で欠席ってのにはどうも良い思い出が無い訳ですが、こちらは「自分のバンドが忙しい」とか「自分のところの学祭が忙しい」とか理由ははっきりしているそうです(苦笑)。
玉野仁美さん(デジドルエッグ)松橋絵里さん(デジドルエッグ)なべちゃんの日々のツッコミ常連ですね(苦笑)。 玉野さんは場違いなくらい普通に可愛い。 松橋さんは日焼けに失敗したとかで訳の判らない日焼け痕が出来ていたのだけれど、素晴らしい太腿。 松島絵美クラス。 逸材です、たまりません。
カンペ有りで一曲、自作自演の質問コーナーをやった後カンペ無しでもう一曲。 歌も踊りも結構ちゃんとしていた。 歌が終ってBiBiの4人がはけたら、司会が〆るでもなく、そのままイベントはカットアウト。 業者に丸投げの企画らしく、変な終り方をしても学生スタッフは我関せずといった顔。 BiBiの4人がもう一度出てきて11/23の東京理科大の告知をしようとした時には客は半分くらい帰ってしまっていた。 ロビータイム無し、ガッツキ禁止にするならイベントの構成くらいしっかりやるべきだと思うんだけど、やることもやらないでいてからにメジャーぶって権力だけ濫用したがる輩が多い。 苦笑いしつつ昭島でやる「きたがわ(ひらがな)氏のところのイベント」へ移動。

_ R−17@昭島駅前モリタウン

理容組合のイベントだったらしい。 R−17の他はR&Bの女の人とナントカジャズダンススクールの人達が出演。 便所で用を足して戻ってきたらジャズダンススクールの人たちの群舞が始まっていた。 これにはゲンナリ。

漸くR−17が出てきてMCを交えて2曲。 思っていたより格段にちゃんとしていた。 左側の大塚さんが良い感じ。 2曲目はモモーイ(生きてる方)作詞作曲の「いちごいちえ」(くしよし)だったのだけれど、こう言うオリジナルが知られてなくてとっつきやすい曲ってのはヲタ以外の民間人には借り物に聞えないだろう。 こう言うイベントには良い選曲だと思う。

R−17が引っ込むと再びジャズダンススクールの連中の学芸会。 踊りが下手って訳ではないのだけれど、身内以外にどう見せるかってのをまるで考えていない独り善がりな構成でゲンナリ。 ジャズダンススクールのスタッフはちゃんと踊れているかには感心があるようだったけど、一般の客がどんな受け取り方をしているかには興味が無いらしかった。 そう言う風にやるなら閉じた環境で内覧会でも発表会でもやってくれ。

_ 終了後

串揚げ喰い放題のために立川へ移動。 イベント抜きでこれのみに参加した人が2人。 そのうちの1人である次元堂先生は今日も不可解な言動と措置入院一歩手前の行動。 今日一番面白かったのは次元堂。

_ 今更乍ら

02 10/15 月蝕歌劇団第43回公演「メトロポリス -遣欧使節団篇- 」千秋楽(番外編)のレポをアップ。 どうにもftpの調子が悪い。 ソフトに問題はないようなので、モデムか回線の所為だと思われる。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
# 墨田ペトリ堂 (2002-11-04 03:57)

備忘録 「スーラと新印象派 清澄な光と色彩の世界」 10/26-12/8 損保ジャパン東郷青児美術館(新宿)

# viagra (2010-03-11 04:38)

この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.htm?info=viagra viagra 8-P



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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