下書きは幾つかあるのだけれど、纏める気力と時間が無い。
断片だけでも並べてみる。
まったく期待しておらず、そもそも私の部屋にはテレビが無い(居間には有る)ので見ないことにしていたのだけれど、知己が熱く語りだしたので見てみることにした。
なるほどこれは凄い。
秋元の手になるものの通例に違わず、内容は薄っぺらなのだが、構成は流石に上手い。
それぞれの役が本人のキャラクターに合わせて設定されているので、棒読みでも噛みまくりでも判っていればそれなりに絵になる。
大島は別格として、前田が良かった。
AXのランキングは大人の事情の腐臭がしすぎて憤るのを通り越して哂うしかない。
そんな訳でランクにもれた曲の思い出など。
佐藤由加理の「帰郷」
まぁ世間的には駄作と言われていて、実際そうなのだけれど、佐藤由加理に限ってははまっていた。
ゆるい曲に合わせてニコニコとヘラヘラの中間くらいの表情でたゆたいながらカクカクと動く様は、見ていて和んだ。
買わないで貶すってのも如何なものかと思ったので、とりあへず購入。
AKB48 遠距離ポスター
オマケポスターは4種類。 Type A は表が今週の表紙の面子で、裏が柏木。 Type K は表が宮澤で、裏が高城。 Type B は表が宮崎で裏が前田亜美。 Type 48 は表が多田で裏が仁藤。
私の買ったものには Type 48 が入っていた。
Type B は表が団子で裏が串みたいな感じで面白い。 宮崎の身体の線を消すポージングマジックが涙を誘う。
AKB48 (前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、板野友美、松井珠理奈、渡辺麻友、島崎遥香)
表紙+11ページ。 撮影は今村敏彦。
表紙と前半3ページは集合、間にピンの写真が挟まり、後半の2ページは細かい写真を集めた構成。
なるほど衣装は凄い。 統一感はありつつ、各自にあわせて作ってある。 これは、良い。
肝心の写真はと言うと、営業用の表情ばかりで面白味は無い。 どうして良いかわからずとりあへず笑ってみた島崎だけが生の表情。 小嶋のピンの写真が酷い。
あからさまなレタッチも興醒め、写真の横に臭いキャプションを添える旧態依然とした誌面構成にも幻滅。 裂かれた誌面の割に内容は薄い。 今村敏彦の無駄遣い。
編集者の腕より、編集方針の問題なのではないかと思う。
どうして良いかわからない島崎が入ると、如何に他の連中が撮られ慣れていて、且つやるべき仕事をしているかが分かる。 これだけが収穫。
AKB48 ブレイク・ヒストリー
「創成期から見つめてきた週プレだから書ける、衝撃のエピソードの数々・・・。 いま初めて語られる国民的アイドルグループの成長秘話。」
・・・とあり、眉に唾して読み始める。
聞き書き中心なので、語られた内容そのものは概ね正しいのでは無いかと思うが、証言と証言を付き合わせる手間を掛けていないので、ライターの思い込みや事実誤認も目立つ。 読み物としては価値があるが、単行本化されてこれが正史にされてしまうのは怖い。
例えばオープンから2週間経ってから始めてのファンレターが来たことになっているが、その頃にはほぼ全てのメンバーにファンレターは届いていたはずだ。 当時のメンバーで最後に「はじめてのファンレター」を受け取った佐藤由加理宛てのファンレターを「クリスマスなのでプレゼントもつけてみました」と話しながら友人がカフェでペンを走らせるのを目の前で見ていた私の記憶がまちがっているの"かも"しれないが。
初めて代役が入った経緯についても、映画の撮影で休演が相次いだ事についての説明がスッコ抜けている等々、兎に角、総じて雑。 チームAの客とチームKの客がいがみ合ってたなんてのも一部のはねっかえりの事を全体に当て嵌めてみたり、今日の晩飯に何を食べたのかはもう憶えていないが、昔のことなら幾らでも憶えている死に損ないの客ほど腹の立つ読み物。 正誤表や注釈をつけると面白いかもしれない。
週刊誌の連載読み物としてはこの程度で十分なのかもしれないが、ここまで胸を張れるような仕事ではない。
味噌汁で面ぁ洗って出直して頂きたい。 もしくは豆腐の角に頭ぶつけるか。 10点。
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最近はすっかり書斎派に逆戻り。
劇場に通えなくなって嗜好がどう変化したのか。
01位:平嶋夏海 ↑
02位:前田敦子 ↑↑
03位:峯岸みなみ ↑
04位:小林香菜
05位:宮澤佐江 ↑
06位:高橋みなみ
07位:内田眞由美
08位:河西智美 ↑
09位:北原里英 ↑
10位:板野友美 ↑↑
11位:指原莉乃 ↑
12位:倉持明日香 ↑
13位:近野莉菜 ↑
14位:片山陽加
15位:小嶋陽菜
16位:秋元才加
17位:奥真奈美
18位:柏木由紀
19位:仲谷明香
19位:米沢瑠美
21位:佐藤亜美菜
21位:藤江れいな
23位:石田晴香
24位:菊地あやか ↑
25位:佐藤夏希
26位:田名部生来
27位:大堀恵
28位:仲川遥香 ↑
29位:梅田彩佳
30位:佐藤由加理 ↑
31位:増田有華
32位:藤本紗羅
33位:小森美果 ↑
34位:岩佐美咲
35位:大家志津香
36位:大島優子
36位:小野恵令奈
36位:渡辺麻友
39位:仁藤萌乃
40位:小原春香
41位:松原夏海
42位:多田愛佳
43位:浦野一美
44位:中塚智実
45位:松井咲子
46位:中田ちさと
46位:佐藤すみれ
46位:野中美郷
49位:高城亜樹
50位:篠田麻里子
この順番に隙というわけではなく、漠然とした好感度の集合として見て頂きたい。
横に「 ↑」を付けたのは最近印象の良い連中。 「↑↑」が付いているのはスコブル印象の良い人。
前田と板野は「マジすか学園」での仕事振りが良かった。 特に板野は科白さえなければ百点の演技。
前田は牧歌的なブログ(たとえばこんな)が楽しい。
平嶋もブログが楽しい。 読むとなんとなく安心できる。
小林は目立った動きは無いものの、どうも気になるのでこの位置から下がらない。
チームYJの連中は総じて好印象。 他の仕事で目にしても、良い仕事をしている。
篠田が50位なのは「過剰品質」の一語に尽きる。 嫌いなわけではない。
だらだら書いていたら細切れになってしまった。
とりあへずリンクを貼っておく。
雑誌レビュー UTB 2月号(1)
雑誌レビュー UTB 2月号(2)
雑誌レビュー UTB 2月号(3)
AKB48(菊地あやか、佐藤すみれ、小森美果、前田亜美)(photo=kazunori fujimoto)
「ト・キ・メ・ク・チ・カ・ラ」と題して、新公演から正規メンバーへの昇格が決まっている七期研究生から四人。
この中に菊地あやかが居るのが感慨深い。 「みんなといるときは、いつも笑っていられた」と語る菊地。 「一からはいあがり中」に涙。 今後も大人の事情に翻弄される事がままあるとは思うが、これならやって行けるのではないかと思う。
早々と事務所移籍が決まった佐藤すみれも特徴が強く出すぎる事もある前田亜美も上手く撮って貰えているし、小森美果も珍しくその素材の良さが引き出された写真になっている。
気心の知れた仲間と一緒と言う事もあってか、それぞれの良い表情が引き出されている。
SKE48 チームKII(photo=yoshiro koga)
4ページにチームKIIの15人の全身写真を並べて押し込んである。 井口が巨大なので、横に並んだ赤枝と石田が頭一つ小さいのが面白い。
顔見世グラビアだが、上手く撮って貰えている。 まだまだ撮られる仕事は少ないと思うが、こうしてチームで括っての撮影だと安心できる所為か表情も生きてくる。
桜庭ななみ (photo=kentaro atsuchi)
3ページ5カット。
屋外ながら光線が柔らかい条件で撮っているので、然程眩しい顔にはならず。 2ページ目右上の写真が良い。
身体の線が出ないチュニックだと、自然に視点が顔に行く訳なのだけれど、ここで表情が冴えないと写真にならない。
目を開ける事に一定の意識が持っていかれている写真とそうでない自然な表情の写真とが混在しているが、後者に良いものが何カットか有り、それで辛うじて救われている。
川口春奈(photo=kojiro hosoi)
3ページ6カット。
夜の街で撮ると言うのも、この手の雑誌では珍しいのではないかと思うが、上手く行っている。
クラスの男子と上手く話せないと語るインタビュー部分と、大人びた表情をする写真との落差が激しい。
特に3ページ目は恐ろしいくらいの表情。
脳内で何がどう繋がったのか判らないが、学内自治で悪い事ばかりしていた頃、学友に「やり口はロベスピエールで顔はダントン。 死に方は多分マラー」と言われたのを思い出した。
こんなシャルロット・コルデーになら、刺されても本望。
団地少女 Vol.10 工藤綾乃
アライテツヤの連載グラビアも10回目。 今号も2ページ。
高度成長期の建築様式ながら、改築を重ねるうちに原型を留めなくなってしまっている異形の団地の花壇とも菜園ともつかない中庭での2ページ2カット。
串刺しとか首切りとか、人物写真を撮る際の禁忌を考えると撮りにくい背景だと思うのだけれど、そこはそれ上手く処理して撮っている。
素で立った1カット目と、閉じる口に少し力の入った緊張気味の2カット目の対比。
Mizca (photo=nobuyuki seki)
はて、どこかで見たような・・・と思ったら、元は光岡昌美だった人。 音楽の方向性をガラリ変えるにあたって、心機一転名前も変えたとの事。
写真は面白味の無い2カットだが、インタビューは興味深い。
Wアンナ(photo=kentaro atsuchi)
同じ事務所の二人がテレビの企画でやっているユニットで2ページ13カット。
漫才協会に入ったりはしないだろうから問題は無いのだろうが、ある程度演芸を齧っていればこの名前にはしないだろう。
笑い顔が美しい中川。 呵々大笑しても破綻しない。
村上友梨(photo=kazunori fujimoto)
可もなく不可もなく2ページ5カット。
水着グラビアだが、表情に重きを置いた構成。
2ページ目中央の写真は良い。
脈絡の無さそうな話をなんとか纏めてインタビュー風に仕立てたライターが良い腕。
S/mileage(photo=osamu fujimaru)
2ページ8カット。
ハロプロエッグからの新ユニット。 これで「スマイレージ」と読ませる。 流石に無理があったのか、現在は片仮名表記のスマイレージに変わっている。
ハロプロの前例に違わず、インテリジェンスの欠片も無い妙ちきりんな命名をするのも寺田らしいといえばらしいが、そこが私は嫌い。
とは言え派生ユニットを幾つも繰り出して来つつ、メンバーの面相のレベルは高く保てるところにハロプロの底力を感じる。
私の琴線には全く触れないが、知己が熱を上げるのは判る。 ハズレの無い四人。
真野恵里菜(photo=yoshihisa marutani)
最新写真集からの9ページ10カット。
丸谷嘉長らしい生々しい写真なのだけれど、身体つきが大人びた分その生々しさがマイナスに振れている。
昨年最も期待はずれだったCDは、真野恵里菜の「FRIENDS」だったのだけれど、ステロタイプのつんく♂唱法に矯正されてしまって、本来持っていた良さが掻き消されてしまっていた。
そう言う感じは写真からも滲み出ていて、いただけない。
それでも4、5、6ページ目には捨て難い表情もある。 この時期に丸谷嘉長に撮らせたのがそもそもの間違いだったのではないか。
菅谷梨沙子を沢渡朔に撮らせて見たり、わざわざ持ち味を殺すような人選をするのが謎。
先程、Team_YJ のツイッターに指原莉乃。
みなさんでアイドル5・7・5しましょうとなり、指原も二句。
その1
その2
「らしい」二句だった。
同じチーム解体を伴うものでも、ひまわり組開始にあたっての千秋楽とはまた意味合いの違う千秋楽。
「千秋楽は別アドレスで募集だったよなぁ・・・」と思っていたら、そんなのは昔の話で、メール抽選のみになった現在では通常公演と同じ方式なのであった。
そんな訳で気が付いたときは後の祭り。 三公演とも当選者とキャンセル待ち該当者のみ八階へ上がれる入場規制が掛かる騒ぎ。 昨今の喧騒では感傷に浸るような気分にもなりにくい訳で、これはこれで良かったのかもしれない・・・と思うことにする。
ゆくての道
ばらばらとなり
月 しののめに
青いばかり
(「ゆくての道」 立原道造)
今週も仕方なしに購入。
前田敦子
表紙+巻頭グラビア8ページ。 撮影は Takeo Dec. 、キャプションを秋元康が書いている。
Takeo Dec. は前田が可愛らしく見えやすい定石の角度に拘らず、さまざまな角度からさまざまな前田の表情を捉えており、光の強すぎる浜辺と言う悪条件の中でも写真にして来ている。
秋元の付けるキャプションは挑戦的でありつつも的は外しておらず、苦味は感じつつも笑って読めた。
1ページ目の割付けは良い。 見開きもあるし、ページ構成にある程度の工夫は見られるが、顔の向きが殆ど同じだったり、素材を生かす工夫が足りない。
マジすか学園人物相関図
巻中グラビアページの終わりに1ページ。 オマケで千社札風ステッカーが付いてくる。
前田の役柄の説明に、いつもは介護士を目指すマジメな生徒だが、「マジ」という言葉を聞くと最強に! ・・・とあるが、眼鏡を外すと最強の間違いであろう。
番組公式サイトにあるキャスト紹介の中で、甲本雅裕扮する前田の父親について
「敦子の父。 娘同様、メガネを外すと最強。」
との記述がある。
チームPB
神保町決戦企画のグラビア。 5ページ。
同様のグラビアが掲載されたヤングジャンプでは撮影者として桑島智輝と飯塚昌太の名前が併記されているのだけれど、プレイボーイでは飯塚昌太の名のみが記されている。 これはどう言う事なのか。
メンバーそれぞれに二つ名が付けられ、特攻服の左腕に刺繍が入っているのだけれど、この二つ名に曲が無い。
写真はと言えば、凄むばかりで憂いの無い凶相。 何がどうでもとりあへず絵になる柏木以外は、その魅力の欠片くらいしか引き出されていない。 一番の貧乏籤は仁藤。
衣装良し、モデルも佳し、カメラマンも下手ではない。 しかし哀しいかな、船頭がオタンコナス。
コラム置き場に
それぞれに二つ名が付いているのだけれど、これも巧い。
特に菊地の「純情堕天使」には唸らされた。
暫く休載だったが、ネタ切れと担当編集氏の体力の限界とのことで、いきなり最終回。
よくぞここまで続いたと思うし、そもそもこんな無謀な企画が通った事すら奇蹟に近い訳で、担当編集氏には改めて感謝申し上げたい。
これまでの連載をUTBの誌面から振り返る小林。 やはり目が行くのは体重の増減がもろに出る自分の顔。
いきなり最終回という事もあってか、言動は何時も通り乍ら流石に表情は冴えない。 新チームBではMCを頑張りたいと語る表情は、無理に作ったようでありつつも、とりあへず笑顔。
チームBの新公演が始まったら、とりあへずその「MC」なるものを見に行こうと思う。
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<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010>
■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」上映スケジュール 2月26日 (金)13:30 会場:ゆばりホテルシューパロ/嶺水の間 2月28日 (日)14:30 会場:アディーレ会館ゆうばり/シネサロン
※オフシアター・コンペティション部門のDプログラムにて上映されます。
チケット等映画祭についての詳しい情報は、下記公式HPをご覧ください↓ ■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010公式HP http://yubarifanta.com/index_pc.php/
■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭スケジュール http://yubarifanta.com/2010/chirashi_0123-c.pdf/
<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010サテライト上映>
■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」放映日 ◇スカパー! (スカチャン173) 2/26(金)21:05-22:00 2/27(土)22:00-22:55 ◇スカパー!e2 (スカチャン804) 2/26(金)21:05-22:00 2/27(土)26:00-26:55
スカパー!での放映について、詳しくはこちらをご覧下さい↓ ■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010サテライト上映 http://www.sukachan.com/movie/special/yubari/
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